シロギス仕掛けの話 (2004/02/23〜2004/02/26)

OKAZUさん
シロギス様、管理人様、一日船でシロギスの仕掛けって、どのくらい用意して行けば余裕持てますか?ちなみに、今回、ぎんぎす様には「既製を持って行きます」なんて言ってましたが、やはり初めてですが、自作持って行こうかなとおもいまして。0.8号の直結です。よろしく御願い致します。

管理人
OKAZUさん、シロギス仕掛けの消費数ですが、1本竿、2本竿で異なるかもしれませんし、個人差があると思いますが、私は標準で10本くらい消費するでしょうか。日によってバラツキはありますよ。根掛かり、オマツリ、手前マツリ、パーマもあるでしょうし、数釣れる時は10〜20尾の間で交換ですし、ちょっと針先鈍いと感じたら即交換です。(ずっと使っているとすっぽ抜けが多くなります。)で、いつも持って行く数は40〜50本ですが、メインの仕掛けは16本くらい、あとは以前から貯まっている船宿仕掛けや既製品だったりします。これは予備ですね。あとは各自の判断でハリのサイズ変えて用意したり、速潮用の仕掛けを用意したり、ビーズ類の有り無しで用意したりだと思います。オモリやテンビンは最低3〜5個くらい持って行きますね。ちなみにビーズ類が付いている仕掛けは絡みやすいから消耗が早いかもしれません。私は現在ビーズ類は使用していません。ご参考になりましたでしょうか?

OKAZUさん
本日、16セット(競技14セット+セイゴ2セット=16セット)、管理人さまにこの間聞いた感じで作りました。後は、既製の地味な物10セット(ボート用?)もって行きます。もちろん、1本竿ですよ。専用の竿無いので、2.1mの真ゴチ用極先調子を使う予定です。大丈夫かな?何度か釣ってみて、専用の竿検討します。ぎんぎす様と御会いするのも楽しみですが、とにかく、“堅干し”やってみたいですからね。ハマッちゃったら、今度誘いますよ〜!

管理人
OKAZUさん、仕掛けたぶん足りるでしょう。先日お話しした仕掛けはあくまでも私の標準仕様です。大きく外れることは無いと思いますので、ひとつの基準として考えて頂いても良いかと思います。仕掛けや針は今後色々ご自分の好みで試してみてください。竿はとりあえず大丈夫でしょう。投げるとすると2.1だと少し横から振らないといけないので、隣の釣り人の道糸に掛けたり方向がブレ易いので気をつけてやってみてくださいね。船下狙いではその限りではありません。専用竿は何度かやってみてご自分なりのイメージができてから選ばれても遅くはないでしょう。長さ、調子など、さすがテクニカル系の釣りでありポピュラーな釣りだから種類が豊富です。色々やってみて楽しんでください。そうそう先日もお話ししましたが餌の大きさと付け方には気を配ってみてください。堅干し目当てだったらなるべく小型狙いですね!(笑)次回楽しみですね、頑張ってください。いつかご一緒しましょうね。

OKAZUさん
まだちょっと時間有りますので、連絡の間が空いてしまっていますが、ぎんぎす様に色々聞いて、出来ればいつかは皆様との話しが成り立つようになりたいですね。その節は、ぎんぎす様よろしく御願い致します。
仕掛けの件、潮が速い時用ですが、雑誌もマニュアルも無いのですが(全く分かりません)、30〜40%(各ハリス)長くした物を2セット予備つくったのですが、取りあえずはそんなんで、良いのでしょうか? 基本仕掛けでもいいのかな?後は釣り方でしょうか。ですよね。楽しみにしながらの、仕掛け作りって小休止の最高の時間潰しです。

KOBIさん
そんなことより、こそっと、耳打ちします。シロギス仕掛けのハリス長くするのは、ダメダメ。こちらのBBSに登場する名人達のトレンドは逆です(理由は正確には分かりません)。30〜40%短くしたものを2セット作らないとダメです。ちなみに私の標準仕掛けの全長は55cm。45cmにできないところが私の限界です。標準仕掛けって90cm長くらいですよね。何故か分かりませんが、もっと短くしても釣れます。まぁ、そういうことで頑張って下さい。

OKAZUさん
KOBI様、ホンマデッカ?標準で多く作ったのが、全長70cmで上から30cmで枝ス(5〜6cm位)、40cmで下針。早潮時用に40%増しの長いの作っちゃった。(勝手な想像で、エヘヘヘ。)標準は良いとして、長いのは良く無いのでしょうか?御意見いただける方オセ〜て下さい。まだ釣ってもいませんから何とも言えないけれど。折角作るので、よろしく御願い致します。

KOBIさん
OKAZUさん、70cmなら大丈夫、大丈夫。70cmの仕掛け使って、枝スに掛かる率が高ければ、もっと短い仕掛けでOK。下針に掛かることが多いようなら、長めの仕掛けをチャレンジって感じでイイのではないでしょうか(あんまり難しく考えずに)。仕掛けも大事だけど、もっと大事なのは誘い方、魚の掛け方とか釣り方ですよね。隣の名人を参考に頑張って下さい。

管理人
OKAZUさん、大丈夫ですよ、速潮用の仕掛けなんて用意しなくても。惑わすようなこと言っちゃったかな〜。ごめんなさいね。70cmで作ったのならそれでやってみてください。それで釣れないということは絶対にありませんから。短い仕掛けでも釣れますが、最初はご自分の基準を決めて感覚をつかむ方がいいと思います。だから70cmの仕掛けだけ持っていけばいいと思いますよ。それで枝針ばかり掛かるようでしたら、誘いが遅いと判断して仕掛けは変えないで少し大きめ速めに誘って調整してみてください。カワハギも同じですが正解というのは個人差があるし、要は釣り方と魚の活性と仕掛けのバランスですから、基準の仕掛けはご自分で決めれば良い訳です。KOBIさんのおっしゃるように誘い方、掛け方の方が大事だと私は思いますけど。

シロギスさん
OKAZUさん、KOBIさん、管理人さんのおっしゃるとおり、全長70cmでOKですよ。
私の仕掛けは、一年中基本としているのは2パターンです。(1)全長80cmで上から30cmにエダス(10cm)、(2)全長50cmで上から20cmに枝ス(7cm)です。ハリス、エダスともフロロ系で0.8号が多いですが、食いがよければ1号も使います。天秤は固定のものを使います。針はがまかつのキススペシャルですが、7と8号があれば年中OKです。ビーズ、パイプ、発光玉類、飾りは一切つけてません。
短い仕掛けのメリットは天秤の先から下針までテンションがかっかた状態をつくり易い、誘いがダイレクトにハリスとエサに伝わり易い、誘いを効かせ易いってことです。聞き上げる時も、相模湾標準になりつつある1.2mものバカ長仕掛けじゃ、エサを底から1m切れる高さをとるのも一苦労だしね。(笑)
潮先で抱え込み(道イトが弛んでくる状態)なら短かめ、潮尻で払い出し(道イトが張っていく状態)なら長め、と使い分けるのが目安です。どっちの状態でも70〜80cmなら対応可能なほどよい長さですよ。
仕掛けが長くて(長いにも程が有るって)誘いが効いてないと思われる実話をひとつ。一昨年の春のサンスポ湘南大会でのことですが、その船宿の常連らしき人が左大ドモで、私が4、5人はさんで胴の間でした。その人は朝から「エンジンで流すからミヨシじゃなきゃダメだ。」なんて大ドモ引き当てといて、別の顔見知りの方とわけわからんことを話してて、これは牽制球なのか?(言い訳??)なんか怪しいなとは思いましたが、竿は使い込んだ和竿だし天秤はパイプ式ではない誘導(市販品だと思うけどあまり使ってる人はみないやつ)で、それなりに見えたんですよ。ここまでは。釣り始めてハリスの長さ見てビックリです。なんと初めて見ました竿1本分1.8mですよ。(一昨年の大会規定は1m以内なのに、先ず真人間なら守りなさい)食いはそれほどでもなかったですが、私は50cmで順調に釣れてたし、午前中の潮はトロトロと左寄りのトモ流しになってたので特等席、釣るのかなと見てたけど早々にあきらめモードに突入してました。あーもったいない。潮が止まって風向きも変わり午後からは右舷側(やや前へ出る程度)へ向かっての横流しになりました。そうなると、ようやく払い出しに変わりややペースが上がりだしました。私36尾、その人10数尾、結局は大型が特に多く食ったわけでもなく、自分でもえらく投げ難そうだったし、手前マツリはもちろん他人ともマツルし「無用の長物」でした。

OKAZUさん
管理人様、KOBI様、シロギス様、お手間をとらせました。70cmを結構多めにつくりましたので安心しました。当日、名人に聞いたり実釣しながら工夫してみます。でも、こうやって教えて頂けるから、ビギナーとしては助かります。シロギス様、1.8mは流石に長いですね。ほぼ、ビシアジの仕掛け状態ですね。潮&糸の方向見ながら研究してみます。今回は真面目に楽しく研究してきますっ。(笑)。
前回のメバルに買った0.8号の50mハリス無くなりました。なんか今後絶対にいっぱい使いそうな雰囲気がしてます。明日にも仕事の途中で、買おうって思っています。

管理人
シロギスさん、抱え込みと払い出しで仕掛けの長さを変えるっていう手があるんですね。今ひとつ読みきれないのが、誘ってるときはオモリの重さを感じて操作していますが、テンビンから先の仕掛けが潮の状況にどうなっているのか?ってことです。例えば払い出しでオモリ引っ張ってきているときは仕掛けはその先にあると思いますが、潮の流れはこちら向きだったりするわけですよね。抱え込みの時は仕掛けが船下に入ってきますが、流れは向こう向きだったり。誘ってテンション掛けてる時はいいのですが、動かさずに間を入れた時なんかに向こう向いてた仕掛けが流れでこっちに向かって漂ってくるのか?とか、潮の速さや向きによって仕掛けがどう動いてるのか分かれば有効な誘い方ができそうな気がしますが、なかなか難しいです。
1.8mの仕掛けなんて使う人居るんですね。枝針6本は付けられそう。(笑)それやったら延縄漁みたいですね。あ、でも投げ釣りだとそういう仕掛け使いますね。

OKAZUさん
なんか、いきなり中級者に飛び級した感じです。そんなに甘くはないでしょうが。ただ、イメージトレーニングの大きな材料になったことは確かです。結局いかにアタリを出して掛ける!ってことですかね。当たり前ですが。
KOBI様、そうですね。月2回に今年はなりそうです。秋までは、絶対にカワハギ減りますね(笑)。シロギスは、半日もあるし、東京湾で横浜でも、八景でも近いしで少ないお小遣いも有効に使えそう。三浦半島に1日船の交通費など考えると八景の半日船は、電車使えば2回分乗船料金使えそうですからね。では、次は反省会にも皆さまのご意見を楽しみにしています。

管理人
OKAZUさん、そうですね。半日船もありますからね。八景A屋だと午前シロギス・午後LTアジとかW辺釣船店だと午前カサゴ・午後シロギスなんてのもあるから、コスト節減にはならないけど一日で二種目、食欲を満たす釣りもできますしね。今年、LTアジは面白いし美味しいから絶対やってみてください。マゴチ竿で大丈夫です。

シロギスさん
OKAZUさん、そうなんですよ。イメトレはけっこう大切で、すると潮がどう流れてるか必然的に考えるし状況判断が適格で速くなると思います。で、その日の状況でいかにアタリを早くそして多く出せるかですね。
管理人さん、ご指摘のとおり底での仕掛けの状態は把握しずらいですよね。見ることができないので、以下は想像の話と事実を突き合わせてってことです。
まず、船は受ける潮の抵抗で流される。道具のほうは道イト、オモリ、仕掛けとエサが流される。とりあえず二枚潮なんてこともあるので道イトへの抵抗は無視して、船と底付近にあるものだけで想像します。表面積が圧倒的に大きいために船が受ける抵抗はオモリが受けるものより圧倒的に大きいので、船のほうが流され易く、いっしょに平行移動はしていかないでしょう。その状況で糸を立てて釣らせるのが船長のお仕事になります。
それで「払い出し」では、相対的に船がオモリを引っ張る状態になり、速潮で糸を止めておけばオモリがずっと浮いたままになっちゃって道イト送らないと再着底しないです。自分でも誘いの操作で引っ張るわけですし、このような「払い出し」状況の時に「ガツーン」とか「ギューン」とか一気に引き込む鋭い大きなアタリがでることが多いです。結局、潮は向かってきていますが、相対的に仕掛けとエサも船で引っ張られてたるみが少ない状態だからだと思います。仕掛けとエサが潮の向きと同じにオモリより手前に流されたら、天秤や道糸に絡み上がるはずだし、アタリもでにくくなるはずだけど、実際はそうならないですよね。あくまで相対的にですが、仕掛けとエサは自らにかかる抵抗であっという間に手前へ流されないって解釈できますね。ええっと、ちょっと投げて釣ってる的な話になってますけど。
次に「抱え込み」では、仕掛けとエサは流れていく先にあって、船がオモリより速く流されて接近していくので、弛んだ糸フケをとってさらにオモリを引っ張って誘いをいれるには、頻繁に速くリールを巻かなければダメです。さっきの話と同じで、仕掛けとエサは流れていく先にあっても、それほど流されないことになりますので、常に天秤の先からピーンと張ってるわけではありません。と想像しています。この状況で速潮で置竿で糸フケ取れてないと、底で道糸が仕掛けと同じく流れの先に入るので天秤や道糸に仕掛けが絡み上がります。このような場面目撃するでしょ。投げてもすぐ戻ってきちゃうからダメだとか言う人もいるし。(笑)長くなりましたが、こんなところで。

管理人
シロギスさん、ご解説ありがとうございます。そうですよね、天秤や道糸に絡まないし、良いアタリが出ることが多いから、少なくともオモリより手前に仕掛けが来るなんて稀ってことですね。そんななるまで置いとかないしね。ということは抱え込みでも払い出しでも投げて誘って釣ってる場合には仕掛けが手前に来るケースはあまり無いのかもしれませんね。例外ですが、抱え込みの時に船下でちょっと浮かして待ち気味に誘ってると、仕掛けが船に引っ張られて手前に入ってるのが、魚のアタリ方で分ることがありますよね。実際には底が動いてなかったり、二枚潮だったり、潮の方向も360度あるので、その場その場で的確にイメージするのはかなりの上級編ですね。でもそういうこと考えながら釣ってると実際に見えないだけに面白いです。

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