寒い夜にカワハギの鰭酒でほろ酔い気分

前にK山さんに教えて頂いたカワハギの鰭酒を今度こそ試してみることにしました。

【K山さん談】
カワハギのヒレを水で洗い、干しておくだけで簡単にできます。ぜひ試してみてください。カワハギのヒレは乾燥させた後は、火であぶり、焦げ目を付けてお酒に入れ、電子レンジで熱燗(少し熱くしたほうが美味しい)にして、飲んでみてください。

なるほどなるほど、水で洗って干すだけね。月曜日に釣ったカワハギ8枚分の尾鰭をはさみで切ってよく水洗いし、洗濯バサミでつまんで2日間干しました。ちょっと早いかな〜、でも干せてるから大丈夫だろう。分量が分からないので、とりあえず1枚炙ってみることに。



耐熱カップに炙った鰭を入れて、1合弱の日本酒を注ぎ、電子レンジの強で1分30秒でチン。熱燗の出来上がり。グラスに移します。



どれどれ早速飲んでみると、ちょっと薄いかな〜。でも冷めてくる間にジワジワ味が出てくる感じだな〜。かみさんが一口味見させろと言うので飲ませる。お味の程は?一言「焼き魚くさい!」だって、そりゃそうとも言うよ、焼いたんだからよ。ダメだこりゃ。何だか物足りない感じがしたので、追加でもう1枚炙ってみる。そして最初のと合わせて2枚入れてチン。今度は少し色が出てきたかな〜。



飲んでみるとなかなかイケるではありませんか、ヨシヨシ。最初がちょっと足りなかったんだな。やっぱり冷めてくる頃に味が濃厚に出てくる感じがするな〜。そう言えばフグの鰭酒もこんな味だったかもしれない。さすがカワハギもフグ系の魚なんだなぁなんて妙に感心してしまう。



あっと言う間にご馳走様でした。実はこの後、鰭をリサイクルしてもう1杯行っちゃいました。寒い夜には熱燗で心も体も温まるカワハギの鰭酒でした。今度はオニカサゴでもやってみるか・・・。

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