初挑戦アオリイカ、地獄へまっしぐら

3月2日(日)、長井漆山港の昇丸から仲間4人でアオリイカ行ってきました。
前日からの荒天で99%船出ないと思ったら、駐車場降りた途端、着替える暇もなくいざ出船。仕立てだったのでトイレ無しの10人乗り、心細いのなんの。お腹の調子に自信がつくまで朝飯は我慢します。

海はサーフィン日和で、3階立てくらいのウネリが来ますが、ストロークが長いので思ったほど気にならず・・・。最初は風弱かったのですが、10時頃北風が強くなってきて、ウネリとぶつかってちょっと海悪くなってしまいました。城ヶ島西沖が不発で、徐々に佐島方面に移動しながら流し替えて行きます。そうこうしているうちにだんだん凪に・・・。

初釣行なので、シャクリ方に全然自信がありません。こんなので本当に乗るの?しかも船の動きと潮流で、ラインが斜めになったり立ったりで、けっこうタナが取りにくい。単調にやっていても飽きるので、初心者なりに工夫してみます。海底は起伏があまり無いようなので、タナは低め(50cmくらい)、そしてなるべくショートピッチで、餌木がフォールしてハリスが伸びきる前にピュッと動くイメージで、しかもシャクリの間隔を一定にしたり微妙に早めたりと色々試してみます。

12時前、初めてやって釣れちゃいました、しかも船中第一号。「マーブルオレンジ」に替えた途端、500g級のスミイカと1kg弱のアオリイカの連発。そう言えば、私、イカの持ち方知りませんでした。スミイカを船内に落っことした瞬間、ブシュッという噴射音とともに大量の墨地獄。船長に「乾くと落ちねーからっ」って言われ、移動時間はすっかり掃除係です。

その後、潮回りの度に乗ったり乗らなかったり、3時までやってアオリ2杯、スミ3杯釣れました(途中で正体不明が1杯外れました)。


今日の釣果は全部この餌木でした。わかんないよね〜、イカの気持ち。

初めてアオリに挑戦しましたが、カワハギやキスのように手返しが要らない分、アタリがなくてもひたすらシャクリ続ける根気と体力が必要な釣りですね。そして今日の釣果は全部同じ餌木、他の色に替えても乗らず、戻すと乗ってきました、偶然かなぁ?当り餌木を見つけるのもアオリの楽しさと言われるのが分ったような気がします。もう一つはアオリの引き、イカがあんなに引くなんて思いませんでした。最初のアオリはABU4600のドラグをフル活用でやっと取り込みました。

最近、寒くて漆塗りがまだ良くないので、アオリ竿(グラスソリッド)製作中です。餌木も釣具屋に行くたびに増えてしまいます。(これって餌木地獄?)たぶん次回の釣行までに餌木が膨大な数になっていることでしょう。
話によるとこれからが大型の時期、あの重量感を再び、次回が楽しみです。


アオリイカ2杯、私が釣ったスミは3杯、1杯は黒鈴会のT澤さんに頂きました。

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