松輪瀬のイサキ、小型主体も食い良好!

7月26日(木)、松輪港の瀬戸丸からイサキに行ってきた。
私は今週一週間休みなので、OKAZUさんに平日出撃しませんか?と誘惑。じゃ日だけ決めておいて釣り物は前日に決めましょう!LTアジも捨て難いけど、せっかくなら週末混雑して乗る気がしないような釣り物がいいですよね・・・で、タチウオとイサキを候補に挙げていたが、タチウオはここ数日状況↓なので、安定しているイサキで確実におかずゲットしますか!ということに決定。ITAMASAさんも参戦してくださることになり3人で出撃となった。4時20分、船宿に到着するとイサキ船は左舷ミヨシに1名の先客が居られ、我々は右舷ミヨシからOKAZUさん、ITAMASAさん、私の順に並ぶことに。受付の後、港の売店でアミコマセ2ブロックと氷を購入し、船に乗り込む。これ以上、お客さんは増えない様子なので、私は操舵室横まで下がって、十分なスペースを取ることにした。道具は『ライトゲーム64U』と『ミリオネア100SFR』の組み合わせ。PE1.5号、片テンに40号のアンドンビシ、クッション30cm(任意)。イサキに関しては仕掛けのバリエーションが多く、その日その時で何が当たるか、楽しみでもあり、逆に悩みどころでもある。ライトの場合は2m前後の短めの仕掛けが良いと言われるので、一応ビシアジ用に作成した伊勢尼3本針仕掛けも持参したが、イサキ用として作成してあるのはどれも3m4本針。内訳は@オール空針(金伊勢尼4号)、Aオール空針(オキアミカラーのチヌ1号)、Bウィリー3本+空針1本、Cピンクスキン3本+空針1本と言った品揃え。さて、どれで始めようか・・・。


アミコマセ2ブロック購入。水深浅いので、アタリ多ければちょうど良い量。/5時30分、いざ出船。

5時25分、息子(兄)船長の操舵で出船。港前で5時30分まで待機すると、全船一斉に沖に出る。前夜から南西風のため飛沫が上がり、操舵室に非難。航程10分足らずで松輪瀬の中程に位置するイサキ場に到着し、5時40分、開始となった。南南西の風やや強く曇り、海上は多少ダボダボするが、釣りに支障は無い。潮色は濁りだが、茶色味は抜けた感じ。指示ダナは18〜13m、とりあえずビシを20mまで沈め、2シャクリして18mで待ち、その後、シャクっては待ちで上限の13mくらいまで当たりダナを探ってみる。1投目、シャクった竿の戻りが重たいので巻き上げるとネンブツダイ。初めはウィリー3本+先端には持参したイカタンを装着してみたが、枝針のウィリーに食ってきた。その後、イサキはすぐに食い出さなかったが、スイッチが入るまでさほど時間を要さなかった。10分程度コマセを振り続けると、シャクって18mに合わせた途端にズドドドン!と力強いアタリで持ち込まれる。早々に本命ゲットだが、18cm級と噂に違わずサイズは細かい。しかし、食味的にはコレが抜群に旨いのである。もちろん大事にキープ。続いてもう1尾、最初と同じく白色のウィリーに食ってきた。ただ、なんとなく反応が物足りない気がしたので、試しに空針(オキアミカラー)にチェンジ。するとコレが当たりか!20mからシャクって18m決め打ちで間違い無さそう。シャクリ後すぐ食う場合もあるが、多少長めに待っていて食う場合もあるので、あまり小刻みに上下に探るより同じタナに何度も入れ直した方が効果的と思える。

6時くらいからの30分間、活性上がって入れ食い状態。一荷も数回あり、サイズもたまには20cmオーバーが混じり始めたから顔はニンマリ。釣り上げたイサキは元気良く、すぐに飛び出して排水溝に挟まってしまうが、バケツにタオルを被せておくと何故か落ち着いて暴れない。底まで落として水深を測ってみると26m前後なので、ビシダナで底上8mから上で食っている模様。潮回りは納竿まで一回もせず、釣らせながら船を移動させたり向きを調整するから凄い操船、人数が少ないからこそできる技であろう。お陰で道糸が真横にぶっ飛んだきり戻って来なかったり、釣り難い場合も多々あるが、水深が浅いので一旦巻き上げて落とし直せば問題はない。7時を回ると横浜、久里浜方面の船も加わり、ぶつからんばかりの過密船団を形成。潮は速く、風もやや強い中、最接近で2、3m、お互いぶつからず際どい操船は、さすが毎日やっているだけのことはあるな〜と感心させられる。潮周りは大潮前の中潮2日目で干潮が8時10分頃の予報、朝から下げ潮が速めに効いており、風とは逆のミヨシ方向への流れ。仕掛け回収時は上手から上がってくるので、魚の取り込みは少々やり難い。7時を回るとアタリの間が空き始め早くもピークは過ぎたか、当たっても掛からないケースも増え、伸び悩みの時間帯へ。試しに2番目の針と先針にイカタンを着けてみると、餌の着いていない空針に食ってくるし、小さい夜光玉を着けてみたらまったく掛からなくなったので、余計なことはしない方が良さそうだ。


ぶつかりそうな程の過密船団。/風が止まると方向が定まらず釣り難い。

9時を回ると潮変わりのようで、上げ方向に流れが変わったような気がする。風はすっかり止んで各船あっち向いたりこっち向いたり落ち着かず、各船スパンカを畳み始めた。道糸の角度も定まらず、頻繁に入れ替えて応戦するが、なかなかアタリが戻らない。10時を回って船首が北に向いて流れはやはりミヨシ方向へ。再びアタリが出始めたものの、2、3尾続くと間が空いたり、朝のような食いには及ばず。何か傾向に変化が生じていないか餌を着けたり、朝一で使用したウィリー仕掛けも試してみるが、やはり空針が安定しており、特に生餌はスズメダイなどの外道の確率が上がってしまい、まったくNG。10時半、50尾に到達、朝の入れ食いタイムよりサイズは細かく、20cmオーバーはすっかり姿を見せない。ITAMASAさんは序盤調子イマイチだったようだが、私の好調アンドンビシの予備をお貸しするとペースアップ?OKAZUさんは終始首を捻りながら曇りがちの釣りにお見受けしたが、なんだかベラとか掛けてるので、それってタナ違うんじゃない?狙ってる魚が違うのかもしれない。(笑)11時半、船団がバラけて船数が激減。もしかして最後の1時間、他の船はアジ場にお土産稼ぎに行ったのかもしれない。この水深だとアジは混ざらない気がするので、きっとそんなところだろう。それも悪くないなと思ったけど、船数減ったせいかどうなのか、終盤イサキの食いが少し上昇。OKAZUさん、ITAMASAさんはウィリーで調子を上げている。こっちは空針のまま可も不可も無いので、そのまま続行。

定刻12時30分まで、イサキを幾らか追加して納竿。たぶん本船はアジは1本も混ざらず、イサキのみの釣果。私67尾、ITAMASAさん35尾、OKAZUさん25尾、竿頭はひとり左舷で釣られた常連さんで94尾と流石の釣果。外道はオキタナゴ(イサキの少し下に居るようで、最初のひとシャクリでスレで掛かることが多かった。)、スズメダイ、ネンブツダイ、ハチビキなど。今日は終始オキアミカラーの空針が安定した食い。ただ、針先までペイントされているせいか、メッキ針に比べて針先の鈍りが早いと思われ、しばらく使っていると急に掛かり損ないやバラシが増え始めるのが難点、水面でもだいぶ落っことした。この手の色付き針を使うときは早めの仕掛け交換をお勧めします。今回は4セットしか在庫を持っていなかったので、そう思いつつも我慢して使い続けるしか無かった。ウィリーは終盤はあまり色に偏りが無かったようにも見えたが、朝の私の2尾は白色に食ってきた。緑色が一番安定しているそうだが、仕掛けのどこに混ぜるかなどでも変わってくるのかもしれない。今日は一般的な全長3mの仕掛けを使用したが、先針に食う率は低く(通常は先針に食う率が高いと思われる)、殆どが枝針。やはり言われているようにLTの場合はビシのサイズ、コマセの出具合などの関係で、短めの仕掛けが有効かも。次の機会には2m程度の仕掛けも準備しよう。またこれで我が家はしばらく魚には困らんぞ!(笑)OKAZUさん、ITAMASAさん、お疲れ様でした!またやりましょう!


本日の釣果、イサキ 67尾(16〜24cm)、18cm前後がメイン、20cm超は8尾でした。外道にスズメダイ、ネンブツダイ、オキタナゴ、ハチビキ、いずれも放流。


中型は塩焼き、小型はお刺身、脂ノリノリでバカうまです!明日は握り寿司ダ〜ッ!

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