午後LTアジ、上げ潮効いてスイッチON!

8月15日(水)、新山下の黒川本家からLTアジに行ってきた。
実は本日、単独スルメ釣行のつもりだったのだが、朝、目が覚めたのが早過ぎてしまい、時間まで布団でウトウト。その後、予定通りの時刻に目覚ましが鳴ったのはよかったが、無意識に止めてまた眠ってしまったらしく、だいぶ経ってからかみさんに、アレ!行かなかったの?と起こされた。ウソ!今何時?時計を見ると、まだ間に合いそうだけどギリギリだな〜。出船直前にバタバタするのも嫌だし、今日は諦めるとするか。しかし、このまま何もしないで終わるのは悔しいな。そうだ!午後船ていう手があるじゃん。前回撃沈したLTアジ、このところ上げ潮で食ってるようなので、ちょうど今日は午後から上げ潮だし、ちょっくら行ってみるとするか。道具をまとめ、午前船の帰港時間に合わせて自宅を出発。それにしても駅まで歩いただけで、電車を待っている間、滝のように汗が流れ落ちる。いったい気温は何度あるのか?アスファルトの上は低く見積もっても気象庁発表の最高気温+3度は行っているだろう。11時30分、船宿に到着すると妙に静か。午前船、まだ帰ってきてないのかな?と思ったら、船はきれいに片付いた状態で両トモに先客が2名。な〜んだ、船出てなかったんだ。南風の上げ潮なのでトモ寄りが定石。私の場合、左舷は手返しが反対になるので、右舷トモ2番に座ることにした。その後、ポツリポツリお客が見えて右舷5名、左舷3名の8名となり、12時25分に出船。

昼飯に持参した鯛飯(土曜日に釣った鯛)のおにぎり3個。アルミ箔に包んだまま日向に置いて天然レンジ。イイ感じに温まったところで昼食にした。横浜沖堤時代、kim君がよく堤防にご飯とレトルトカレーを持ってきて、熱く焼けたコンクリートで温めて食べていたのを思い出す。あれからもう20年か・・・懐かしいな〜。12時55分、中の瀬Bブイの手前内側辺りでスローダウンすると何度か旋回して停止。アンカーを下ろして船を固定させると13時、それじゃやってみましょ〜!の声で開始となった。南の風そよそよ気持ち良く晴れ、海上は良い凪、潮色は緑ベースでいくらか茶色味掛かってなかなか良さそうではあるが、すべては食い出してナンボ、始まらないと意味が無い。水深は19m、指示ダナは底から1.5〜2mとのこと。今日も1.25mの自作アオリ竿を持参、これが電車では楽チンなのだ。仕掛けは全長2mの3本針、夜光玉などは一切着けていない。中潮の初日で実釣時間内は上げ潮の予報だが、まだ潮が動いていないようで、着底したら1mと2mで振って、その場かもうちょっと上げて待ってみる。アタリが出始めるまでは魚を寄せるつもりで早めに入れ替える。10分、20分と経過するが、生体反応はゼロ。もしかして今日もこのまま終わりじゃないだろうな・・・開始30分を経過し、徐々に不安が膨らみ始めた頃、今日初めてのアタリが出たがすぐにバレた。クッソ〜!すると大ドモのお客さんもバラシ、次にミヨシ2番のお客さんが釣り上げて船中初物か?


今日もアオリ竿を試してみます/序盤、なかなか食い出しません、ヤバイ展開・・・。

このアタリは続かず、ついに13時45分、船長は碇を上げて若干南寄りに移動。ほぼ同じ水深で再開、10分ほどコマセを撒くと両トモのお客さんに40cm級のマサバが食って一騒動。サバが抜けたと思ったら、周りでポツンポツンと待望のアジ様が姿を見せ始めた。そろそろ食い出すかもしれませんよ・・・と大ドモのお客さんと目を合わせる。気持ち潮が動き始め、道糸が右斜め船下に向く。これまで同様、1mと2mで振って待つと穂先がゴゴン!ときてグイグイグイと持ち込まれた。ヨッシャ!食ったよ。取り込むと18cm級の尻尾が黄色くて旨そうなマアジ。これを皮切りにアタリ無しで回収することは殆ど無くなる。始めはシングルが多かったが、徐々に一荷も出始めペースは上昇。最初の一時間が嘘のようにアジ様は一斉にスイッチON、これはまさしく爆モード突入と言えよう。私も周りの皆さんもバラシがかなり多く、お隣さんは玉網で救い始める。気持ちは分かるが、この時合は反応が早いので、大事にやるより回数入れ替えた方が数取れそうな感じ。そう言えば、さっきからテンビンを接続するサルカンに道糸がこんがらかったままだったが、悠長に解いている暇など無い。気になりつつそのままやってたら、コマセ振った瞬間ポワ〜ン!ナナナント、PE切れた!ガ〜ン!テンビンから下一式奉納。予備のセットを取り出し速攻でリペアするとすぐにアタリ。釣れる時は何の苦労も無い。仕掛けがタナに入ってコマセ振れば誰にでも食ってくる。前回の撃沈が本当に悪夢に思える。

15時で33尾。上げ潮が左舷トモ方向に速めに効いてきたのでタナを下げる。1mで3回振ってその場で待つと平均3秒、長くて5秒、早い時は3回目を振る前にもう食ってる。もっと酷い時にはビシが着底してタナを切る間に引っ張られる。アタリが出なければ、もう一度、底からタナを切り直して同じ操作をすれば必ずアタリは出る。ダブルは当たり前、トリプルも頻繁にあるが、とにかくバラシが多い。多点掛けしても巻き上げ中に1尾、2尾減ってしまい、取り込みでまた落としてゼロなんてことも。圧巻?だったのはトリプルで抜き上げたら空中でバラバラ全部落ちたのは最悪、落ちる瞬間の残像が脳に刻まれる。あまり雑にやるとバラシが多過ぎて気分的に萎えるが、丁寧にやってもバレる魚はバレると割り切って、1サイクルに時間を掛けないこと、これしかない。付け餌のアオイソは頭の硬い部分が1cmも着いていれば十分、ボロボロになった餌はいちいち取り替えず、付け足せばOK。コマセも3分の1くらい残っていれば詰め足す必要はない。それにしても個人的にはこんな食いに遭遇するのは3年振り、こうなったら作業、アジ釣りマシーンと化すのみ。15時50分、コマセが切れたので船長に何時までやるか尋ねると、16時とのことだがコマセは入れてくれた。その後、1、2尾追加したところ16時5分前、そろそろ上がりましょ〜!の声で納竿。最後の魚をクーラーに移すと釣果は78尾。寝坊が奏功したか、今季2度目にして大当たり!久し振りに中の瀬の激うまアジが鱈腹食えると思っただけでウハウハ気分で帰路に着いたのであった。


本日の釣果、マアジ 78本(15〜20cm)、18cm級が主体でした。

【船宿HPコメント】
8/12(日)
午前 17〜25p 6〜18尾
午後 17〜25p 11〜40尾
午前船、午後船にも大サバが混じりました

8/13(月)
午前 17〜26p 2〜18尾
午後 17〜26p 29〜51尾
午前船に念願の大サバが釣りました
午前船、午後船アジ、サバ共にバラシ多数、16日(木)営業します

8/14(火)
午前 17〜26p 0〜6尾
午後 17〜26p 5〜34尾
午前船、午後船共に暑い中をありがとうございました

8/15(水)
午後 17〜26p 28〜78尾
午後船二番手の人が76匹と美味しいアジが、入れ食で絶好調でした。
明日の為に残して帰航しました.明日も好漁まちがいない!



【バカうま!中の瀬のアジ!】

刺身だ〜!塩焼きだ〜!


握り寿司だ〜!炙りだ〜!

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