LTアジ、お昼から食い出し結果オーライ

12月12日(日)、新山下の広島屋からLTアジに行ってきた。
前日は寒冷前線の通過により南西強風となった明くる日曜日、シケ後の釣行で良かった例しはあまり無いんだけど、風向きも北に回ってお天気は良さそう。家にこもって居てももったいないので、何か釣りに行きましょう!先週、久々にカワハギ持って帰ったら、思いの外、家族も好反応。自分も久し振りに賞味したけど、やっぱり竹岡沖のカワハギは美味しいですね。定番料理は一通りやったけど、特に昆布〆が抜群に旨かった。残念ながら我が家では廃棄処分となるボール一杯のキモ、こちらも無事、引き取り手に渡って、一晩で爆食いしたとかしなかったとか。たまになのでアレですけど、数値の方、気を付けてくださいよ〜!(笑)そんな状況により、今週、自前でアサリ剥いてもう一回挑戦してもいいかなって気もしたけど夜になってしまい手遅れ。周期的にはそろそろアジ調達も悪くないな。潮周りを見ると小潮で満潮が9時、干潮が15時ってことは、いずれにしても半日船だとキビシイ予感がするので、今週は久し振りに広島屋の一日船に乗ってみるか!そんな気になって前夜に荷物を纏めた。釣り座は何処でもいいと思って、いつもよりゆっくり目に自宅を出たが、それでも6時30分頃に到着して一番乗り。右舷大ドモに荷物を下ろし、支払いがてら店でお茶でも入れてもらいましょうか。


南本牧の北東面、水深21mから開始。北東風やや強く海はグチャグチャ。

私とタッチの差で常連Nさんがお見えになって左舷ミヨシに。出船1時間前くらいになると3名連れのお客さんが2組、左右に入られて、片舷4名づつの8名で確定し、準備も整った定刻8時、待ちに待った出船。航程15分程で到着したのは南本牧の北東面、僚船はえさ政丸が1隻操業中。8時17分、位置取りが決まるとエンジン流しでスタート。北北東の風やや強く晴れ、風はそんなに酷くはないのだが、この場所、この風向きには弱く、海はグチャグチャとけっこう悪い。水深21mで水色は意外にも濁り潮、指示ダナはいつも通り底上1mで振って2mで待ち、水深変わるのでマメにタナを取り直すようにとの指示。開始後、何度か入れ替えたところ、ドスッ!とバットまで叩き込まれて、キツめに絞ったドラグが思わず滑る。なんじゃこりゃ!?タイでも食ったか?強烈な引き込みをかわしながら巻き上げるが、半分くらい浮かしたところで痛恨の針ハズレ。と、次の瞬間、お隣のお客さんが取り込んだアジ、まさかの40cmクラス。オレのもコレか?何度か投入を繰り返すと再びアタリ。ダメだ!今度は最初の一伸しで口切れ。そして三度目の正直、ようやく海面に浮上したのは後の計測で40cmジャストの良型。型良かったら玉網で救うようアナウンスもあったが、手元に準備しておかなかったので、エイヤッ!思い切って抜き上げたら上顎ガッチリでセーフ。


何度かバラシの後、ようやく取り込んだのはこんなアジ。手前は40cm。

しかし、こんな浅い場所でこんなデカイのが釣れるなんて、まさにライトタックル大アジ。アレで40cmだから、最初のヤツはもうちょっとデカかったのかもしれない。その後、何度かアタリはあったが、モゾモゾと針掛りせずに居なくなったり食い自体は渋め。9時を回ると潮止まりか、船中アタリがパッタリ無くなってしまい、9時15分、船長は移動を告げた。結局、約1時間やって40cmと37cmの2本だけ。アタリの割に打率は半分以下。しかし、こんな良型、釣れると嬉しいけどお味の方はどうなんだろう?(帰宅後、下処理した段階ではお腹の中ラードがギッシリでしたが・・・)南本牧の南東面に回り、水深28mで再開するも、タナ取り直すと35mだったり、相変わらずの難所。船中パラッと型出したが後が続かず。下げ潮で食う予定だったけど、潮流れ始めたらぜんぜんダメだもんね。私もアタリ出せずに四苦八苦、小振りを2尾追加するのがやっと。その後、何箇所か入れてみるけどどうも思わしくない。根岸湾側に回って、内側のクレーンのところは水深23m。ここもしばらく生体反応が無かったが、突然、小振りがポツポツ出始めたと思ったら、これまたすぐに終了。ここで1尾追加して、10時半の時点でまさかの5尾。今日はもしかしてヤバイ?何処も型だけは出すけどアタリ続かず、結局、南本牧を一週して、11時、朝やった北東面へ移動。


朝イチ良型出たものの、下げ潮になると食いはパッタリ。南本牧周りを点々と探るが・・・。

前半戦はまったく釣れないマッタリモードのアジ釣りを久々に満喫?(笑)干潮が15時頃なので潮変わりが期待できないのがキビシイところだが、少し食い出してくれることを願うばかりである。風はだいぶ落ち着いて来たが、相変わらずこちらの面はグチャグチャな海。しかも、下げ潮がやや速めで糸も上手く立たず朝イチに増して釣り難い。水深は21〜23mだが、船を戻すと道糸は斜めに4、5m余計に出ちゃって正確なタナ取りも困難。そんな状況下、地道にコマセワークを繰り返していると11時半、久し振りのアタリだったが水面で落っことし。続いて入れ替えると今度はすぐにアタリが出て、無事取り込んだのは23cm級の一荷。ポツポツではあるがようやくアタリが出始め、12時までに5尾を追加して、お昼でちょうどツ抜け達成。頼むぞ〜!だんだんアタリの間が詰まってきて、コレはちょっと行けそうか?アタってるうちにおかず分釣っちゃってください!と船長。みなさんここぞと真剣モード。本格的なバリ食い時に比べて6割程度かな?今日イチの食いではあれど、アタリが出せないで回収する投入もあって、マシン化には程遠いペース。しかも、食い込みがイマイチ浅いようで巻き上げ中のバラシや抜き上げ時に落ちるのが多くて、伸びにブレーキを掛ける。


昼前頃からやっと食い始め、波っ気があるので置き竿がイイ仕事します。

途中で数が分からなくなったが、たぶん13時で30尾に届いてない感じ。ノルマ達成までもうちょっと。型は23、4cm級主体に時折30cm近いのも混じる分、たまに20cm未満も顔を出す。13時45分、2回目のコマセのお代りに行くと、船長に数を聞かれ、途中で分かんなくなっちゃったんで数えてみます!後でいいですよ!と船長も仰ったけど、自分も知りたかったので、全部バケツに移してカウントしてみたら45尾。15時までこのまま続けば70尾行くか行かないかのペース?と思ったのも束の間、そろそろ下げ止まりか?道糸がまっすぐ立ち始めると見事に失速。時間帯によって私よりペース良く上げて居られたお隣さんもこの時間パッタリブレーキ。下げ潮の流れ始めで食い渋ったアジ様だったが、その下げ潮が止まるのもダメみたいで、今日はなかなか気難しいご様子。強風で水温下がったのかな?その後、完全に食わない訳でもないのだが、波に任せて置き竿でポッツンポッツン程度の追加となり、少し残業の15時15分、道具上がった方から片付けに入ってください!終わってみれば良型交じりの58尾とおかずには十分過ぎる釣果。結果、9時以降から食い渋り、11時半から食い気が上がって14時過ぎての失速。午後船は撃沈した船もあったようなので、今日は一日船作戦で正解だったかも!?


本日の釣果、マアジ 58尾(19〜40cm)。23〜24cm級主体に最大40cm、2番手37cm、32cm×2・・・と良型も交じりました。他、ゴマサバ 2本(34cm、37cm)。

【船宿HPコメント】
2010年12月12日(日)晴れ
午前中は北〜北東の風で海が悪かったが午後からは凪てきました。LTアジ乗合で出船。
朝の内は良型主体に大アジも交じりポツンポツン型を見れましたが、下げ潮が流れ始めて来ると当たりが止まってしまいました。数ヶ所移動をしましたが顔は見るものの続きませんでした。1時過ぎ頃になるとやっと喰いが続くようになり、皆様お土産分は釣って頂く事が出来ました。
アジ竿頭 横浜市の小峰 俊之様 58匹 次頭 豊島区の○○様 57匹


当日は小振りを選んで叩きとなめろうで賞味。まだまだ脂ありますよ〜!翌朝はお約束、ヅケと中骨の出汁で茶漬け。何度食べても飽きません。

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