剣崎沖のイサキ、潮具合良く終日アタリ好調!

7月30日(土)、金沢八景のあさなぎ丸からイサキに行ってきた。
先週、寝坊してイサキ行きそこなったので、今週の釣りモノは特に迷わずコレに決定。7月に入って2度のイサキ釣行は、お魚の活性上がらず苦戦続きだが、毎年、8月の声を聞く頃に食いが本格化するのがパターンなので、そろそろ良い日に当たりそうな気がしなくもないが、今週は潮周りが大きいのが懸念材料か。話は変わって、ご心配頂いている腰痛の具合は、今週一週間は大きな進歩が見られて、ようやく見た目にも普通に動けるレベルまで改善。苦労せず自力で靴下が履けるようになりました。(笑)このまましばらく収まっててもらいたいものだが、こんな調子なので、和竿作りも色々アイディアがあっても着手できず、すっかりご無沙汰。来年こそは2、3本作りたいと思っていますがどうなるか。さて、昨夜も恒例の飲み過ぎにより、耳元で鳴るけたたましい電子音に起こされた。いつも通り、まずは気象状況のチェックのためPCの前に座ると、表はザワザワと凄い音。これ雨か?玄関開けてみると外は強烈な降りっぷり。コリャめげるな〜。気象レーダーを見ると激しく振っている場所が関東圏内で数箇所見られるものの一過性のものと思われ、風は無いので、もしかして最高のイサキ日和になるかもしれず、少し小振りとなったところで傘を差して出発!6時、金沢八景駅を下車、送迎車をお願いすると程無く社長のお出迎え。車中、世間話しながらあっという間に船宿に到着。やおら荷物を担いで店に入ると、見慣れたお顔が!来ると思いましたよIさん!今週はお互い連絡取り合わなかったが、バッタリ会いそうな予感がしていたのであった。左右トモに数名の先客でIさんは右舷ミヨシとのこと、左舷ミヨシが残っていたが、右舷ミヨシから並んで竿出させて頂くことに。受付を済ませたのはいいが、再び激しい降雨となり、とりあえず店で朝飯食いながら待機。今日は一日こんなかな、雨だけならいいけど心配は雷である。


出船前、土砂降りで皆さん船に乗る勇気も湧かず。写真だとあまり分かりませんがスゴイ雨です〜!

出船30分前に近づいた頃、意を決して雨の船上、準備に取り掛かる。だいぶ小振りになってきたけどね。私の後から2名来られて左右5名づつの10名で確定し、定刻7時20分に出船。航行中、雨脚は強まったり弱まったり、しばしの間、キャビンに避難してIさんと談笑。絶対今日会うと思ったんですよ!(笑)8時15分、場所に到着すると、天気のせいか船数はいつもより少なめ?全体に乗客も少なめの中、八景I丸は片舷10名ほど乗って大盛況、相変わらず混んでますね。今日は苦労せずに位置取りが決まって8時17分、開始のアナウンス、18〜12m!あんまり高めは居ないから!と船長。北東の弱風で曇り、この時間、雨はポツポツ程度に収まってくれ、まったく問題無し。海上ベタ凪、水色は濁りで、茶系は入っていないが、前回のスケスケから比べたら天国。本船の前方に着けているN銀丸の左舷大ドモに見覚えのあるカッパの配色。アレッ!?ケンケンさんじゃないの!よく見ると右舷大ドモにはお仲間のK上さん。お二人でイサキ船?と思ったらしっかり泳がせ道具を配備。N銀丸の左右大ドモに入るっていったい何時に家出たの?(笑)すぐに気付いてくれてお互い手を振り合って、自分の釣りに戻る。Iさんと並んで軽快なシャクリを繰り広げると早速アタリ。まずはIさんが初物を取り込む。ワンテンポ遅れて私にも初物。ウリンボはウリンボでも今日のは少しまとも。16〜19cm主体でほぼ入れアタリ。18mからシャクって15m前後でアタリが多い。大潮の2日目で干潮が10時半頃の予報。この時間、下げの速潮を心配したが思ったほどでもなく、十分コントロールできる範囲。アタリもシャクリに反応して、ツボに嵌ると3点、4点掛けもあって順調な食いを見せる。時折Iさんが20cm台半ばのイサキ級を取り込み、コレをイサキって言うんですよ!とドヤ顔。クッ、クヤシ〜!(笑)


現場に着くとN銀丸の左右大ドモにブログでお馴染みのケンケンさんとK上さん。K上さんがこの後スゴイ展開に!

やはり、上目のタナで一回り良型が食うようなので、13mまでシャクって少し待ちを入れると私にも23cm級。だが、毎回この戦法が有効な訳では無く、基本は下からのシャクリ。上目を集中して攻めるとスレちゃうのかな?何回かに1回織り交ぜる方が効果的と見える。前回まで15cm以下の極ウリ級が多かったので、今日は一回り大き目の仕掛けを使用しているが、若干フィルターの役割を果たしているだろうか。掛からないアタリが多数、時々、シャクって止めた瞬間、ゴツッと良さ気なアタリも出るがコレが尽く掛からない。Iさんも同じく、いいアタリ出ると掛からないでしょ!パターン変えてみたり試行錯誤しながらも、小の中〜上主体にバケツは徐々に真っ黒け。アタリがあるってウレシイね。上層にマルソーダが回ってしまい、イサキ掛けて巻き上げ中に捕まるとイサキが吹っ飛んでマルソーダが残るというパターン、逆だといいんだけど。そんなで、仕掛けの消費は増えるし、オマツリも増えるし、やや足を引っ張られ気味。9時40分、シャクって止めた瞬間、穂先に絡みつくようなアタリ。巻き上げるとちょっといいかも!回収すると上の方にウリンボが着いてて回収、まだ居るよ。更に手繰り上げると先針にパッと見30cm超の良型が!玉網要るかな?抜き上げて大丈夫か見ようと思って寄せたら、プスッとイヤな感触が!バカモン!良型ハズレたし〜!体高のある太った良型バラしちゃったよ。(泣)10時、第一陣をクーラーボックスに移動するとジャスト60尾。このペースで行ったら2束!?いや、そんなことは無いだろう。一方、N銀丸の船上、K上さんの泳がせ道具にヒット。やり取りの末ようやくタモ取りされたのは4Kg級のワラサ。スゲ〜!餌はウミタナゴ?時刻は10時15分。すると再びK上さんの泳がせ道具が刺さった!今度はカンパチ〜!時刻は10時35分。潮の変わり目に連続ヒットはお見事。


天気予報どうなっちゃったの!?途中からピーカン。暑くてカッパなんぞ着ていられず・・・。

その直後から急に潮がぶっ飛び始めてしまい、これまでの釣り方だとまったくアタリが出ず、道具のコントロールも難易度が高い。エンジンで船を戻すと道糸はトモ方向に真横。仕掛けを回収すると胴の間後方でビシがボコッと浮き上がって海面を滑る。仕方ない、ここで作戦変更、バッグからMISAKIのアンドンビシ取り出してコレに交換。このビシは60号なんだけど、実測の重量は70号相当。金網なので潮受けも少ないし、その場でコマセをポロポロ出しながらタナをキープする速潮時の釣りには最適。前半戦に比べてアタリの数は激減したが、この釣りに変えてからポッツンポッツンと20cm台前半の辛うじてイサキと呼べるサイズがヒットするので、やはりこの釣法は有りなのだろう。12時、第二陣をクーラーボックスへ移動すると87尾。案の定、だいぶペースが落ちてしまったが、この調子を持続すれば束には到達できるだろうか。12時半、松輪の船が沖上がりの時刻を迎え、ここでケンケンさんたちとはお別れ。おつかれさま〜!残った船は4、5隻となり、これから俄かに良型がアタリ始め・・・を期待したが、なかなか速潮も衰えず我慢の時間が続く。14時、ようやく潮が緩んできて道糸が足元に立つようになると、正直なものでウリンボ級が縦のシャクリに反応し始める。Iさんが先ほどカラー針仕掛けで30cm近い良型を食わせたので、終盤、自分も型狙ってカラー針仕掛けに変更。針はトーナメントアブミ1号。終盤戦、さっきバラしたほどの型は食わなかったが、24cm絡み数匹+ウリンボで若干数を伸ばし、定刻15時の少し前、コマセの容器が空になったところで終了。結果114尾。Iさんと並んで二人で今季初の1束突破となった。出船前の土砂降りにはめげたが、現場では強い雨にも降られず、次第に上がってカッパも乾くほどの晴天になるとは予想外。海も良い凪で一日楽しめましたよ。


本日の釣果、イサキ 114尾(16〜24.5cm)、写真に入ってませんがマルアジ 3尾(20〜29cm)、シラコダイ 1尾(19cm、たまには食べてみようか!?)の持ち帰り。他、マルソーダ多数、スズメダイ、ウミタナゴも多数、ネンブツダイ、キンギョハナダイなど放流。イサキは相変わらず小型主体ながらも今日のウリンボは17、8cm級が多くまずまず、20cm超級も15尾入りました。


当日の夜は定番、お刺身と塩焼きで賞味。翌朝は大好物のヅケ丼をかき込んでシアワセ〜!写真でウリンボの小3尾半。
先ほど3枚に下ろした一口干物を30尾分仕込んで部屋干し中・・・まだまだ数日はイサキ料理が続きますよ〜!



ウリンボのお刺身と炙り。お刺身は山葵醤油で甘味が際立ちます。炙りは塩をちょんちょんでこれまたウンマイ!

3枚下ろしの一口干物も大成功!7%20分でOKです。翌々朝、私はイサキ茶漬け、子供はマルアジのヅケ丼で朝から満足!

【船宿HPコメント】
7月30日(土)、17〜35センチ、14〜114匹、港北区の小峰さん114匹、台東区のIさん101匹、アジ、メジナまじり、朝から入れ食い〜!! 必見!本日も竿頭 小峰さんのブログ 更新は明日か明後日かも・・

(社長、リンクして頂きありがとうございます!)

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