LTアジ、ようやくスイッチ入るも残り時間30分

7月24日(日)、新山下の渡辺釣船店から午後LTアジに行ってきた。
台風6号は南東方向に離れて進んでくれたおかげで、関東地方は直接的に被害を受けることは無かったようだが、この影響により涼しい北東風が吹いて、ここ数日は大変過ごし易い陽気となっている。土曜日、海次第ではイサキ出撃のつもりで朝起きてみたのだが、12m前後の北東強風が残っていて、気圧配置からして日中一杯は止みそうにない感じ。行けば釣れそうな気配濃厚なのでパソコンの前で少々悩んだが、終日のシケ海だと腰の調子に自信が持てず釣行を断念。ホント、今年の夏は例年に比べて腰の具合がおもわしくないのに加えて、五十肩も悪化してそろそろ半年が経過。特に治療もせず自然治癒に期待して不自由な生活を続けているが、釣りには行きたいし・・・で、翌日曜日、スライドでイサキの荷物のまま朝起きる予定だったが、アレッ!目が覚めたら5時半を回ってるじゃないの!?酔っぱらって目覚まし掛け忘れて寝ちゃったか、それとも無意識のうちに止めて二度寝したか?急げば間に合う時間だが、ギリギリというのがどうも好きではないので、止〜めた!再びおやすみなさいであった。しかし、今日は日曜だと言うのにかみさんは仕事、息子は大学、娘は塾で昼間は誰も居らず。なんだかつまんないし、魚食いたいしな〜。ってことで寝坊した日はコレですよ!新山下出船の午後LTアジにでも行ってきましょう!本当は来週、潮周り大きいのでアジかなと思っていたのだが、一週前倒しの出撃となった。


12時25分、いざ出船。潮濁り具合良好、曇天凪で暑くもなく、釣りするにはベストコンディションだが・・・。

11時半に船宿に到着すると、先客が1名さま。桟橋で待つこと15分、ようやく帰港の午前船、なんだか皆さん元気が無さ気に見えますけど・・・恐る恐る聞いてみたら、ナント、平均5、6匹で上乗りさんの10匹がトップだって。マジっすか〜?昨日の午後は頭120尾台の爆食いだったのに、ホント分かりませんね。こりゃ午後も苦戦かな。ここ数回、必ず前日爆食いの翌日に来て苦戦を強いられるパターンに嵌ってしまったようだ。素直に南風で下げ潮が流れれば右舷ミヨシに入るんだけど、先客が左舷大ドモに回られたので、なんとなく右舷大ドモに荷物を下ろしてしまった。これが後で苦戦に輪を掛けることになるとは・・・。右舷胴の間の定位置に上乗りさんが道具を出して、左右4名づつと余裕の人数。相変わらず前置きが長くて恐縮ですが(笑)、12時25分ようやく出船。15分ほどで到着したのが、最近の定番、本牧漁港の真ん前。反応バッチリ出ているようで、一発で場所が決まってアンカー投入。12時45分、ハイどうぞ!のアナウンス。南風で薄曇り、海上は凪、水色は濁りで水深12mと浅くて釣り易い。1回、2回とアタリ出ず、早めの入れ替えで3回目でアジらしきアタリを出すも巻き始めでサヨナラ。小潮の最終日で満潮が11時半頃、干潮が16時頃なので、現在下げ潮タイムのはずだが、場所的にも下げ潮がまったく通さない。その後、何回入れ替えてもアタリ出ません。たまに誘いに反応するのはヒイラギ。ちょっといい引きで上がってきたのは23cmのシロギス。アジより先にシロギス釣れる日は大苦戦というのがジンクス。


いつもの本牧漁港の前、水深12mから開始するも・・・昨日の爆食いは何処へ?(半分予想はしてたが・・・)

黙々と道具を入れ替えること45分、まったく型を出さずに船長も堪りかねて回り直し。しっかしマジ食いませんね。居るには居るけど口使わない状態、よくあることとは言っても、昨日の午後船が頭120台の爆食いとは想像できぬ食い渋り・・・そろそろ頼むぞ〜!13時50分、待てど暮らせど始まらず、止むなく船長は移動を告げた。少し北東に走って、海釣り桟橋の沖合いでブレーキ。ちょっと深めの23m、エンジン流しでスタート。すると1投目からアタリだけは出たが針掛かりせず、コマセ詰め替えて2投目、今度は上手いこと掛かり、やっとのことでアジ様とご対面。14時ジャスト、これが船中初物。ハイ、今1匹上がりました!と船長。長かった〜!これを機に船中あちこちで竿が曲がり始め、ようやく釣りらしい形になってきたのはいいのだが、船首南向きの下げ潮で安定し、流れは後ろから前の完璧なる潮ケツ。ミヨシのお二人連れが好調にアタリを連発させ、真ん中の上乗りさんまではアタリが出るのだが、私まで回ってこず如何とも歯車は空滑り。あまりにも状況に差があり過ぎるので、2m胴の間寄りにに移動させてもらって道具を入れると、なんてことない、一発でアタるじゃん。ちょっとした場所の違いだけど明確な差。一人分コマセが届かなかったみたいだね、と上乗りさん。その後、ミヨシ2に対してこちら1の割合で、依然オモテっ側優勢の中、四苦八苦しながらアタリを出す。が、今日はバレが多くてイカン。底潮が行ってるのかな?タナ上めに取っちゃうと食わないんだよな。で、どうしても低めに取らざるを得ないので針掛かりもイマイチ?ピッタシ2mで先針に食うもんね。


14時、海釣り桟橋沖23mに移動してようやく船中初物ゲットも、南風の下げ潮で完璧なる潮ケツ。(汗)

15時近くになると好調だったオモテっ側もだいぶ間が長くなって我慢の時間。かれこれ終盤16時近くになって、30くらい釣れました?と上乗りさん。バカ言ってんじゃないよ!まだ20だよ!(笑)16時、1匹釣れて21尾となったところ、最後のひと山当てに移動を決断。コマセの容器を中に入れるよう指示が出たので、こりゃベイブリッジまでひとっ走りかな?と思いきや、海釣り桟橋の上手で急ブレーキ。ハイどうぞ!水深17mで再開すると、1投目でアタリ出たが掛からず。アタリだけは出たよ!と上乗りさんに報告。反応真っ赤っかで昨日より凄い爆裂反応だと船長が言う。ホント?何度か打ち返すこと16時10分。キタ〜ッ!コマセ振ってワン・ツー・ドスン!こませ振る前から引っ張っていくのもあり、こりゃ本格的!終盤になってやっと始まったよ。しかも、型が23〜25cm級中心でさっきよりデカイ。十中八九一荷で食うんだけど、相変わらずバラシが避けられず、取り込み時にはほとんどシングル。巻き上げ中に全部居なくなることもあり、今日は税金が高過ぎるぞ!とにかく残り時間あと僅か、如何にトラブらずに同じ動作を繰り返すか。やっぱりこういう時のために赤タンは必要だよ。青イソだと手返しが悪過ぎる。今日は夜メバルに出るようで、16時45分、入れ食いの最中、後ろ髪引かれながら納竿。結局、最後の30分、23尾追加して44尾。ちなみに竿頭は上乗りさんの52尾。今日は潮ケツでアタリ遠く苦戦〜バラシまくりで税率30%だったけど、最後のひと山のおかげでなんとかお仕事は達成!最後の食いがあと1時間早ければね〜。


本日の釣果、マアジ 44尾(18〜26.5cm)、イシモチ(25cm)、シロギス(23cm)、マサバ小。他、ヒイラギ 5尾は放流。25cm前後もよく交じりましたが、如何せん今日はバラシが多過ぎ!3本だけ産卵後の個体が居ましたが、他は皆さんお腹ラードのメタボでした。

【船宿HPコメント】
<午前LTアジ船>18−28cm 0−10匹  本牧沖 目黒区の○○様 反応あるが渋った
<午後LTアジ船>20−30cm 25−52匹 本牧沖 目黒区の○○様 25cm級主体 
アジ船、午前船は反応は出ているのにもかかわらず、やや食い渋り厳しい内容でした。午後は昨日同様絶好調でした。25cmの食べ頃サイズ主体。連日バリバリとは難しいですが、食い出せば勢い止まらずの絶好調です。午後船のお客様の半分は平均40匹以上でした。


翌日のお刺身、脂の乗りは最盛期ですね。甘みがあってウンマイ!翌朝はヅケ丼、翌々朝はあじ茶漬け。何回食べても飽きません!

ホーム目次前のページ次のページ