アオリイカ
アジ(ビシアジ)
アジ(LTアジ)
アマダイ
イサキ(コマセシャクリ)
オニカサゴ
カサゴ・イシモチ
カワハギ
キントキ五目(南房胴付き釣り) New
シロギス
スミイカ(エギ仕掛け)
スミイカ(胴付きスッテ仕掛け)
スルメイカ(直結仕掛け)
タチウオ
ハナダイ(コマセシャクリ)
ヒラメ
マダイ(コマセマダイ、イナダ・ワラサ・メジマグロ)
マルイカ(ブランコ、直ブラ、直結、直結ブラ仕掛け)
メバル(イワシメバル)
ヤリイカ(ブランコ仕掛け)

仕掛けメモ


私が実際に各釣り物で使用している仕掛けをご紹介します。基本的にすべての釣り物の仕掛けを自作していますが、シンプルで使い易く安定した仕掛けを、できるだけ時間を掛けず、必要な数だけ確実に作ることが我が仕掛け作りの基本精神ですので、なんの変哲も無い、どこにでも書いてあるような内容ばかりだと思います。その釣りに精通されたベテランや上級者からご覧になれば物足りない内容かとは思いますが、一応、自分なりのコメントも付記しながら纏めてみましたので、ビギナーの方や新しくその釣り物を始めてみようという方に少しでもご参考になれば幸いです。




 アオリイカ

■ 竿:専用竿、ライトゲーム竿
■ リール:小型両軸リール
■ 道糸:PE1.5号〜3号
海面から中オモリまでの水深でタナを指示する船も多く、或いは自分で底からタナを取る場合においても、道糸は1m毎のマーカーが付いたものが必須となります。PEの先端が半端な長さで切れている場合、指示ダナが変わる度に頭でマーカーの誤差を計算しなければならず、実際、そんなことやっていられませんので、その分、先糸(リーダー)を足して調整するか、思い切って10mの色の変わり目で切ってしまった方が良いです。 3号程度の太目の糸の方がシャクった時のエギの動きは良いのかも知れませんが、時期やその時の模様によっては水深が深かったり、潮流が速い場合もありますので、船中統一するなら何号でも構いませんが、一般の乗合船の場合、1.5号〜2号程度がオマツリやトラブルも少なく無難だと思います。
■ 中オモリ:8、10、12、15号
船宿の規定に合わせますが、指定が無ければ10号で始めて潮流や水深で調整します。最近、色々な製品が販売されていますが、シャクった時にブレたりヒラ打ったりしない、バランスの良いシャクリ専用の中オモリが良いでしょう。
両端にサルカンが仕込まれたものがありますが、使用後によく水洗いし塩分を完全に除去しておかないと、しばらく経って使用する際、気付かないうちに金属が腐食していて、シャクった瞬間、呆気なく壊れてエギをロストした経験がありますので注意が必要です。最近は写真のような中オモリを愛用しています。
■ ハリス:4〜6号、3〜4m
船で長さを統一する場合が多いです。船長はハリスの長さを計算に入れてタナをアナウンスしますので、船長の指示に従いましょう。海楽園は3m、喜平治丸、飯岡丸は4mなど船宿によって異なります。
シャクった時に中オモリとハリスが擦れてハリスがパーマになってしまうことがありますので、ハリスのオモリ側50cm程度を二重の拠り糸にしたり工夫しても良いです。
■ エギ:3.5〜4号
アオリイカ専門でしたら、オールシーズン4号で大丈夫です。私はデュエルの『アオリーQ』を主に使用しています。 ハリスとエギの接続は小型のスナップを使用するとエギの交換が楽です。インターロック式は強度に問題がありますし、ショックで開いてしまうことがありますので、スクリュー式かスナップ式が良いでしょう。大きなスナップサルカンを付けるとエギの姿勢に影響が出たり、イカが嫌って乗りが悪くなると言われますので、使用する場合は強度的に問題が無い範囲でなるべく小さなものがオススメです。


購入時は両端にサルカンが付いていましたが、外してしまいました。道糸側、ハリス側ともスナップサルカンで接続しています。


 アジ(ビシアジ)

■ 竿:専用竿、7:3〜6:4調子万能竿
■ リール:中小型電動リール
■ 道糸:PE4号
よつあみ『ウルトラダイニーマWX8』を使用。タナ取りのため道糸のマーカーは必須です。走水沖や観音崎沖、久里浜沖など、潮流の速い場所を攻めることが多いので、細めの糸の方が仕掛けは立ち易いですが、船が混雑するとオマツリも避けられないですし、中にはやたら太い糸を使っているお客さんも居られるので、他の釣りとの共用を考えても4号程度が無難だと思います。
■ ビシ:130〜150号
130号を使用する船宿が多いですが、攻めるポイントや水深により150号指定の場合や、さらに追加オモリを入れて重くする場合もありますので、各船宿の規定に合わせましょう。
イワシミンチの粗さや型さが船宿によって違ったりしますので、初めての船宿で心配な場合など、網目の異なる2種類のビシを持参したりしていましたが、最近では無料でお借りできる船宿が多いので、自分のビシでやりたいという拘りが無ければ、船宿のビシをお借りするのも手だと思います。
アジビシも各社から販売されており、ポピュラーなところではヤマシタの『クリーンビシ』、ミサキの『横目ビシ』など、変わったところでは『パームビシ』を一回り小型に改造したものなどを使用しています。メーカーによってビシの実重量にかなり誤差があるので、自分が使っているビシが重めなのか軽めなのかは知っておいても損は無いと思います。
■ テンビン:腕長50cm程度の片テンビン
腕長48cmのステンレス平打ちの弓形テンビンを愛用しています。
■ クッション:1mm前後 20〜30cm
ビシアジでクッションは必須アイテムです。あまり長いものだとタナボケしちゃいますので、20〜30cmのものが良いでしょう。大アジが掛かって水面でクッションが切れた経験がありますので、なるべく新しいものを使うように心掛けたいです。
■ ハリス:2〜3号 全長2m
枝素を2本直結した3本針仕掛けが基本。色々やりましたが、枝間は元から70cm、60cm、70cm、枝素長20cmで落ち着いています。ハリスの太さはその時に釣れているアジのサイズや食いの良し悪しで変えても良いですが、あまり太いと食いは落ちますが、細くして食いが上がるかと言うと微妙なところ。手返しなども考慮して標準は2号で良いですが、激渋日に1.5号に落として多少アタリが増えるか、若干食い込みが良くなるかどうかと言った感じでしょうか。時期や場所で良型マダイが食って来る時には2.5〜3号、大サバが多い時にはソレ用に4、5号くらいの仕掛けを持っていると、いざという時、イイ思いができるかもしれません。
■ ハリ:ムツ9〜11号etc
もっとも一般的に使用されているのはムツ針で、アジが20cm以下で9号、32cm以下で10号、それ以上だと11号がだいたいの目安ですが、1種類と言うことでしたら10号でOKです。変わったところでは、ヒネリの無い『アジ船頭』や平打ちの『玄人アジ』なども使用したりします。ウィリーシャクリでアジを狙う場合はグレ・伊勢尼の5号程度で掛かりが抜群に良いですが、食わせとシャクリで釣り方が違うので同じではないと思います。基本的には金針を使用し、チモトに1号程度のソフト夜光玉を着けます。光物は必須ではありませんが、たま〜にあると無いでアタリに差を感じることがありますので保険の意味でも着けています。


 アジ(LTアジ)

■ 竿:ライトゲーム竿、6:4〜7:3調子小物竿
■ リール:小型両動リール
■ 道糸:PE2号
ビシを底に下ろしてから自分でタナを切りますので、道糸は1m毎のマーカーが付いたものが必須です。速潮のときなどは細めの糸の方が仕掛けは立ち易いですが、船が混雑するとオマツリが避けられませんし、アジ釣りはしっかりコマセを振らないと釣れませんので、強度や扱い易さから2号がオススメです。
■ ビシ:30〜40号
30号〜40号指定の船宿が多いと思いますが、東京湾内では現在40号が主流ではないでしょうか?最近は船宿で無料レンタルできる場合が多いので、たまにやる程度なら借りた方が無難かもしれません。この釣りが始まった当初は、アミコマセの船宿とイワシミンチの船宿がありましたが、最近は殆どがイワシミンチだと思います。以前はヤマシタの『ライトビシ』のミンチ用を愛用しておりましたが、現在は自前で手編みのアンドンビシを使用しております。釣友に1個プレゼントしましたが、大好評を頂いております。
■ テンビン:腕長30cm程度の片テンビン
私は吉見製作所の『夢のテンビン』(腕長30cm)を愛用しています。ダイワの『リーディングアーム』を使用した時期もありましたが、コマセを振っただけでビシ接続のスナップが勝手に開いてしまうことが2、3度あって、アレはダメでした。釣友も仕掛け回収したら知らないうちに腕が取れていたことがありましたっけ。
■ クッション:1mm前後 20〜30cm
ライトゲーム用ロッドであれば、胴に曲がり込むのでクッションは必須ではありませんが、竿が硬めの場合や波が高い日、もしくは置き竿で良型がドスン!と食って来る日など、着けた方が良いと思われるケースが多いです。ビシアジで使用するクッションと同様のものでOKです。
■ ハリス:1.5〜2号 全長2m
枝素を2本直結した3本針仕掛けが基本。 一般のビシアジ用の仕掛けでOKです。以前は、秋の最盛期に20cm級の中アジが爆釣モードの時、全長1.2m程度の短い仕掛けを使用して成績を上げたこともありましたが、最近はアジの型も大きいですし、一日の活性の上がり下がりでトータルに考えると、通常仕掛けの方が安定していると思われ、短仕掛けは滅多に使用しなくなりました。低水温期、澄潮時などの激渋モードではハリスを1.5号くらいまで細くして効果が出る場合も多いです。現在では1.7号を基準に入れ食いモードでは2号、食い渋り時に1.5というように状況次第で使い分けています。
■ ハリ:ムツ9〜10号etc
基本的にビシアジと同じです。アジのサイズによって20cm前後までだったら9号、それ以上が多く交ざるようなら10号と2種類を使い分けています。最近、平打ちの『玄人アジ』(9号or10号)がバレ難いような気がしてよく使ってます。


愛用の手編みビシ40号


 アマダイ

■ 竿:タチウオ竿、7:3〜8:2調子万能竿
■ リール:中小型電動リール
■ 道糸:PE4号
よつあみ『ウルトラダイニーマWX8』を使用。この釣りは根掛かりが殆ど無いので、最近、各メーカーから発売中の2号100mクラスの小型電動リールに1.5号か2号のPEでやってみたい感じはありますが、乗合船だと5、6号の太糸を巻いてるお客さんも居たりで、オマツリのし易さやオマツリした時の復旧作業、強度など考慮すると4号が無難だと思います。
■ オモリ:60〜80号
沈下が速いフジワラ『スカリー』を愛用しています。概ね東京湾側では80号、相模湾側では60号が標準になっているようです。各船宿の指定に合わせましょう。
■ テンビン:腕長30〜40cm程度の片テンビン
私は腕長35cm、吉見製作所の『夢のテンビン』(上州屋オリジナルの線径1mmのもの)を愛用しています。機能的には一般的な弓形テンビンで十分ですが、感度重視で大き過ぎずシンプルな物をお勧めします。
■ ハリス:4号+3号 全長2〜2.5m
@2本針ノーマル
元素は4号で1m取り、親子サルカンを介して枝素3号30cmを接続。先素は3号1mで全長2m。
A2本針ハリス共用
同じく元素は4号で1m取り、親子サルカンを介し、その先に4号70cmを接続、先端に小型サルカンを装着し1.7mの幹糸として用意。枝素は結ばないで幹糸だけ仕掛け巻きに巻いて持参。別途ハリス3号30cmを大量に結んでおき、船上で幹糸とハリスを接続し全長2mとします。この方式の場合、枝素と先素は共用です。また、外道が掛かって巻き上げ時、回転してハリスがチリチリになってしまった場合など、枝素、先素だけ交換できるので復旧も早く効率が良いです。
B3本針
これも元素は4号で1m取り、親子サルカンを介し先素が1.5m。先素の70cmの位置に透明ヨリ取りビーズを介して枝素30cmを出します。枝素が2本の場合、親子サルカンは2箇所に使わず、どちらか1個にした方がバランスが良いような気がします。
■ ハリ:丸カイズ13、14号、オキアミチヌ4号etc
丸カイズ、エビハナダイ、マダイ針など色々試しました。一時期、ケン付きの金オキアミチヌ4号(ヒネリ無し)を主に使用していましたが、最近は2本針ハリス共用型仕掛け&丸カイズ14号の組み合わせが多いです。光物は特に必須ではありませんが、1号程度の小さいソフト夜行玉を着けています。外道が多いときは反応が早くなってしまうので取り外しますが、外道も活性が高いときには何をやっても焼け石に水です。濃い目のピンクはアカボラに効くような気がしますので、おかず釣りたい方は是非お試しあれ。


 イサキ(コマセシャクリ)

■ 竿:ライトゲーム竿、6:4〜7:3調子シャクリ竿
■ リール:小型両軸リール
■ 道糸:PE2号
18〜12m!と言うように中層のタナが指示されますので、道糸は1m毎のマーカーが付いたものが必須です。速潮のとき同じ重さのビシであれば細めの糸の方が仕掛けは立ち易く、特に夏場の剣崎沖はブッ飛び潮の日が多いので1.5号と2号の差は大きいのですが、糸の強度の問題上、オマツリや摩耗で弱ってくると1.5号では高切れしてしまい、ビシや天秤などを失うことが年に数回発生するため、現在はLTアジとリール兼用でPE2号を使用しています。ハナダイ釣りなどコマセシャクリ全般に考えた場合、太目(4号など)の道糸の方が仕掛けの動きも良くアワセも効くので細糸を嫌う傾向がありますが、夏場の剣崎沖のイサキ釣りは潮流や水深などの条件から例外と考えています。
■ ビシ:60号
一番ポピュラーなのはサニービシFL60号。このビシの場合、下は必ず全閉、上を1/4〜1/3くらい開けて、シャクって止めた時にビシの中の水が攪拌されてフワフワとアミコマセが出るように調整します。指示ダナを下限から上限まで3回シャクって回収した時にコマセが少し残っている程度が調整の目安です。
網目が5mmのアミコマセ用のアンドンビシはサニービシのような調整は不要で、アミコマセを目一杯詰めてシャクればちょうど良くコマセが出るように作られており、残念ながら現在は廃版になってしまいましたが、MISAKIの『アンドンビシ極小目』のコマセの出具合は秀逸です。他、YO-ZURIの『アンドンビシ関東型』も使用できるでしょう。MISAKIの『アンドンビシ極小目』60号は、サニービシFL60号より重量があり、潮切れも良いので、潮流が速い時には特に有効です。アンドンビシは外房〜南房のイサキ釣りでは定番でしたが、最近はサニービシを使用する船が増えてきたようです。
LTイサキの看板で、35号か40号のビシで釣らせる船宿もありますが、60号のビシを少し負け気味の竿でシャクる方がシックリ来ますし、軽ければ良いとは考えていないのでNTでもLTでもOKという船の場合は、敢えてNTの60号を使用しています。この釣りは道具が立たないと仕事になりませんので、速潮時などではオモリを足して80号や100号にして応戦する場合もあります。
■ テンビン:腕長30〜40cm程度の片テンビン
私は腕長35cm、吉見製作所の『夢のテンビン』(上州屋オリジナルの線径1mmのもの)を愛用しています。機能的には一般的な弓形テンビンで十分ですが、感度重視で大き過ぎずシンプルな物をお勧めします。
■ クッション:1mm前後 20〜30cm
この釣りは想定する魚が小から大まで幅広い割りに細めのハリスを使うので、不意の大物、例えば40cm級の大イサキやメジナ、イシダイなどが掛かってやり取りする際にはクッションがあった方が安心です。1.2mm30cmのものを使用しています。
■ ハリス:1.5〜1.7号 全長2.8m
真夏、剣崎沖でウリンボ級の食いが活発な場合は、2号で全長2m程度の一回り太くて短い仕掛けでダブル、トリプルの入れ食いになりますが、大型のイサキはハリスが太いと食い渋ると言われますし、その時々の活性の良し悪しなどで使い分けます。初期の激渋モードでは1.5号、標準的には1.7号、全長2.8m前後の仕掛けが安定的に使えると思います。
■ ハリ:伊勢尼3〜5号、チヌ0.5〜2号 etc
コマセシャクリのイサキ釣りは針周りにバリエーションがあって、もっともポピュラーなウィリー仕掛け、空針仕掛け(カラー針使用)、それから餌釣り仕掛けと、大きく分けてだいたいこの3種類でしょう。

@ウィリー仕掛け
チヌ針1号もしくはグレ針5号程度の針に各色のウィリーを巻いた4〜5本針が一般仕様だと思いますが、剣崎沖の小型(16〜18cm級の俗にウリンボと呼ばれるイサキ)を視野に入れるならば、伊勢尼の4号くらいの小針を使用します。私の場合は良型の確率が高い先針だけは一回り大きい5号を使用しています。
ウィリーの色は、一般的には緑、ピンク、白が外せない3色と言われており、これにアクセントの一色を加えた4本針仕掛けがよく見かける仕様ですが、どの色によく食ってくるかは水色によって変わるようです。
これまで何パターンも試してみましたが、剣崎沖のイサキに限定するならばスキンピンク、薄いブルー(197、201)、クリーム、緑(383、K−A、126など)、白の組み合わせで実績が上がっています。他、茶色系など濃い目の色を混ぜた別のパターンも持参し、潮の濁り具合により試したりしています。特定の色に食いが偏るケースにおいて、色なのか場所なのかを判断したいために同じ色の組み合わせで位置を変えた仕掛けで検証することもありますが、意外と場所だったりすることも多いです。

A空針仕掛け(カラー針使用)
オキアミ色(ピンク系)のカラー針を空針のまま餌は着けずに使います。4号から6号をその時のイサキのメインサイズに合わせて使い分けますが、17cm級のウリンボの活性が高い時には4号オンリー、もう少しサイズが良くて大型も期待できるような時には、良型の確率の高い先針だけ6号、枝針を5号という組み合わせでやったりもします。バリ食いモードの時、手返しアップのためにハリス2号、全長2mの4本針を使用したこともありましたが、釣れ過ぎてしまうので最近は使いません。
『一発グレ』などコーティングされたグレ針は刺さりが良くないのが難ですが、最近、トップレスコート(針の先端だけコーティングしておらず金色の状態)の『トーナメントアブミ』という針を試したところ、半スレ仕様で明らかに刺さりが向上したので、今後はこの針をメインに使用するつもりです。一袋8本入りで定価¥300となかなか高価ですが、何も巻かずに餌要らずなので、トータルコストはそんなに悪くないと思います。
オキアミ色の針も最近は各種販売されていますので、上記の針を中心としつつ、他社のややオレンジ色系、ショッキングピンク系などを実験的に混ぜてみたところ、カラー針で釣れる日であれば特に問題なく食うようです。
カラー針は澄み潮や水温がやや下がったような日には効果が大きい反面、濁り潮が最大の弱点で、澄み潮〜緑系の薄濁りまではアタリが出ますが、ひとたび茶系の濁りが入ると途端にアタリが遠くなる傾向が否めません。こういう時は逆らわずにウィリー仕掛けに交換です。

B餌釣り仕掛け
房総方面のイサキ釣りではアンドンビシにコレが定番だと思います。イサキの平均サイズが大きいので、船宿仕掛けなどではチヌ針2号辺りが標準仕様かもしれません。これにバイオベイトやイカタン(2mm角ほどの小さいもの)を着けて食わせます。東京湾、相模湾でも使用できますが(昔は船にイカタン積んでましたが)、コマセシャクリの場合は殆どウィリーか空針で事足りるので、敢えて餌釣り仕掛けでシャクることは少ないのではないでしょうか。もし餌釣りでやる場合、房総方面より一回り小さい針、チヌ針なら1号、グレ針なら5号程度が良いと思います。


写真左は愛用のビシ類、左から『サニービシFL60号』、MISAKI『アンドンビシ極小目60号』、釣具店特注の40号、YO-ZURIの『アンドンビシ関東型』。写真右はカラー針とウィリー針、上が『一発グレ』4号と『トーナメントアブミ』1号、下はウィリー針で左からスキンピンク、ブルー、クリーム、緑(383)、白で、針は伊勢尼3号、先端用の白だけ4号。


シーズンオフに作り貯め。裏表で1セットなので、とりあえずこれで20組。


 オニカサゴ

■ 竿:専用竿、ヤリイカ竿
■ リール:中型電動リール
■ 道糸:PE4〜5号
この釣りも水深が深かったり、潮型悪かったりが多く、細めの糸の方が仕掛けは立ち易いと思いますが、場所によっては根掛かりが頻発したりしますし、オマツリもあるので、強度的に4号ないし5号程度が無難だと思います。自分はイカ釣りと同じリールを使用するので自動的に4号となります。
■ オモリ:80〜150号
沈下が速いフジワラ『スカリー』を愛用しています。三崎港角田丸では80号、一般的には120〜150号を使用する場合が多いようです。各船宿の指定に合わせましょう。
■ テンビン:腕長50cm程度の片テンビン
腕長48cmのステンレス平打ちの弓形テンビン(ビシアジと同じもの)を愛用しています。
■ ハリス:8号 全長2m
中間の1mの位置に親子サルカンを介して枝素30cmを接続。潮が動かない日など、この仕掛けで長過ぎると感じたなら、元素を50cm程度に詰めたりすることもあります。逆に潮が速くて、もう少し長めの仕掛けが良いと思われる場合もありますが、だいたいこれで通しちゃいます。クッションゴムは使用しません。
水深180m程度まで落とすことがあり、餌の着け方が少しズレた程度で回転して糸が拠れてしまいますので、枝素の接続には軽めの親子サルカンを使用しています。最近はオーナーの『ダブルクレン親子』 3×5号をよく使用しています。
■ ハリ:ムツ針18号etc
個人的には普通のムツ針のようにヒネリのある針はあまり好みではなく、ビシ針やシマアジ針のフトコロを広げて使ったり、色々試しています。最近ではがまかつの『オニカサゴ』(18号のみ)を使用することが多いのですが、この針、赤色に着色してあり、使用中すぐに剥げて来るのがイヤですね〜、普通の銀色仕様で販売して欲しいです。そもそも赤くする必要があるのかが不明。
フサカサゴやユメカサゴなどおかずをゲットしたい場合はムツ針16号程度に抑えて、餌もやや小さく着けた方がヒット率は上がりますが、それをやっていると大鬼は釣れませんので、どうするかは考え方次第。
タコベイトを半分に縦割りに切って着けたり、夜光玉を着けたり、アピールを皆さん工夫しているようですが、私はあまり装飾物を着けるのが好みではありません。たまにオレンジのタコベイトを着けたりしますが、結果がすぐに出ないと外してしまうことが多いです。ミズフグやサメが多い日の光物は論外です。


 カサゴ・イシモチ

■ 竿:7:3〜6:4調子小物竿、メバル竿
■ リール:小型両動リール
■ 道糸:PE1.5〜2号
カサゴ釣りは根掛かりが多いですし、強度を考慮して2号、深場のイシモチ釣りでは1.5号くらいが良いと思います。
■ 幹糸:3〜5号
枝素の接続は直結でも構いませんが、糸拠れを防止できるのとハリスの交換を容易にするため、透明の回転ビーズ、または小型の親子サルカンを使用しています。間隔は下から20cm、60cm、50cmの2本針が標準。3本針を使用したこともありましたが、ほとんど上針は働きませんし、取り回し易さからも2本針で十分です。
回転ビーズ仕様の場合、おのずと幹糸は通しになりますが、相模湾の大型カサゴ狙いの場合は接続に小型の親子サルカンを使用し、幹糸5号、ハリス4号、下針からオモリまでの捨て糸を1ランク細い3号としています。
いずれも幹糸とハリスはバラで持参して船上で結ぶようにしています。
久比里出船ではサバタンと活ドジョウが支給されます。上針にドジョウを着けて根の上部に居る大型のカサゴやメバルを狙うそうですが・・・。
■ ハリス:2〜4号 30〜50cm
食いの渋い日や相模湾の大型カサゴ狙いの場合、下の枝素を40〜50cmくらいの長めにした方が食いが良いです。餌を着けてぶら下げた時にオモリと餌が重ならない点からも、普段から下の枝素は長めに取るようになりました。上の枝素は長いと絡み易くなるので30cm程度に抑えています。交換用に針を結んだハリスを沢山用意しておきます。1釣行で10本以上使うこともあります。ハリスの長さ変えて用意するのが面倒であれば、50cm用のハリスを1種類だけ結んでおき、30cmあるいは40cm用にはその場で詰めて使用しても良いです。少々もったいないですが・・・。
■ ハリ:ムツ針12〜14号 etc
東京湾のカサゴ釣りで12〜13号、イシモチ釣りでは12号、相模湾側の良型カサゴ狙いでは14号を使っています。オーナーのビシ針(ヒネリが無くムツ針より懐が狭い形状)も根掛かりし難く、針掛かりの面からもオススメできます。
■ オモリ:小田原型など15〜30号
東京湾側では25〜30号、相模湾側では15〜20号を使用する船宿が多いと思います。船宿の規定に合わせましょう。
丸型オモリは転がり易いので好きではありませんが、食いの渋い時に微妙な聞き合わせを行う際、オモリが立ったり寝たりしないというメリットがあります。そういう意味ではダイワの雫型のオモリは海底で立ったり寝たりしませんし、巻き上げも軽くて使用感は良いのですが、高価ですので根掛かりでロストするとダメージが大きく、もったいなくて使えません。結局、普通の小田原型を多く使っています。


 カワハギ

■ 竿:専用竿
■ リール:小型両動リール
■ 道糸:PE1.5号
よつあみ『ウルトラダイニーマWX8』を使用。道糸は1号以下の細糸の方が潮切れが良く、特に深場では効果的だと思いますが、根掛かり時の強度や混雑時のオマツリなどを考慮すると、1.5号程度が使い易いと思います。太糸の方がアタリが明確でアワセも効くという話もありますが、潮流や水深、混雑具合との相談だと思います。
■ 中オモリ:ゴム張ガン玉0.5〜3号
幹糸の最上部に装着します。1号程度から始めて、その日の潮の状況で釣りながら調整します。魚が上ずって中層専門に狙う場合は食い上げのアタリがとり難くなるので外してしまいます。色々試した結果、『集寄』の類は効果も逆効果も両面ありそうなので、最近は一切使わなくなりました。
■ 幹糸:4号
マダイ釣りなどで使用済みのハリスを持ち帰り、傷の無い部分を再利用したりもします。
■ ハリ:ハゲ針4〜5号
針のサイズは5号主体にアサリの粒が小さい場合は4号に落としたり、魚の大きさよりむしろ餌の大きさとのバランスで調整してます。一般的には小針ほど線径が細くなりますが、針のサイズを餌に合わせるという点から言うと針のサイズで強度が変わらないことが望ましいのですが・・・。最近はハヤブサの『速掛カワハギ』の4.5号か5号をよく使用しています。この針は針先の鋭さも申し分なく、強度の限界を超えると開きはしますが、逆に折れることが無いので気に入っています。色が3色ありますが、塗り物の方がアサリがズレ難い感じがします。
■ ハリス:2.5〜3号 5cm
ポリエステル製の硬い糸を好む人も多いですが、私は色々試した結果、普通のフロロカーボンハリスに落ち着きました。長さは針のチモトからハリス止めに掛ける結びこぶまでが5cmで、変えると訳が分からなくなるので、如何なる場合でも長さは固定でやってます。
枝素の間隔は下から@8cm/12cm/12cm/30cm、A10cm/15cm/15cm/30cmの2種類あれば十分。
■ ハリス止め:ヤマシタYHビーズM
強度や再利用性、総合的な扱いやすさからこれに落ち着きました。色は夜光グリーン、黒、透明などがありますが、夜光グリーンを好んで使っています。
■ オモリ:25〜30号
丸型オモリは海底でも船上でも転がり易いのであまり好きではありません。色など特にこだわりはありませんが、白色オモリはタコが掛かる率が高いと思います。コストなど考えると普通の小田原型が無難ですが、ダイワの雫型のオモリは海底で寝たり立ったりしませんし、巻き上げも軽いので気に入っています。最近は竿とのバランス上、水深に関係無く30号を使用しています。


 キントキ五目(南房胴付き釣り)

※ キントキ五目は2007年7月、南房乙浜港のしまや丸さんからの乗船が唯一の経験なのですが、 キーワード検索によるヒット
  が多いようですので、ここに当日使用した仕掛けを掲載しておきます。初釣行の際には是非ご参考にされてください。

■ 竿:2.1〜2.4m、6:4〜7:3調子万能竿 (当日はリーディングXネライ210Mを使用)
■ リール:中小型電動リール (シマノなら1000番クラス)
■ 道糸:PE4号
■ 幹糸6号
枝間は80cm程度取り、胴付き3本針であれば上から50cm+80cm+80cm+30cm(捨て糸)の全長2.4m、2本針であれば50cm+80cm+30cm(捨て糸)で全長1.6m程度。当然ですが2本針仕掛けの方が捌き易いです。当日、私もオマツリしたついでに途中から2本針に減らして、その後、爆釣モードに!枝素との接続はクレン親子サルカンを使用。幹糸だけ連結して仕掛け巻きにグルグル巻いて持参しました。
■ ハリス:5号、35cm
一度しか経験が無いので仕掛けに関するウンチクは何も無いのですが、私も初体験だったため、大体の想像でこのようなハリス長から全体を組み立てて持参したところ、まったく問題無くバリバリ食ってきました。食い渋りには長めの方がいいとか、細めの方がいいとかあるのかも知れませんが、実際のところは分かりません。
■ 針:ムツ針15〜17号他
当日の支給餌が冷凍のイワシでしたので、17号くらいの大きめが使い易かったです。イワシの頭から刺して下顎に抜くか、下顎から刺して頭に抜くかのどちらか。ムツ針はヒネリがあるので餌が回転しないよう真っ直ぐ刺すのが難しいですが・・・。そういう意味ではネムリ系のヒネリの無い針(極ムツとか)の方がいいかもしれません。
針を結んだハリス(枝素)と幹糸をバラで持参し、船上で親子サルカンに接続(深海結び)する方法をオススメします。幹糸はそう消耗するものでもないので、一日分余裕を見て3〜5組程度作成。別途、針を結んだ枝素を15〜20本くらい用意しておき、魚に針飲まれたり、根掛かりした場合、仕掛け全体を交換するのではなく、枝素だけ新しいものに結び替えると効率的かつ経済的と思います。


 シロギス

■ 竿:専用竿
■ リール:小型スピニングリール
■ 道糸:PE1号
マーカーは特に必要ないので、単色で視認性の良いPEがお勧め。自分はもちろん、混雑時など隣の釣り人からも良く見えるのがひとつのメリット。オススメは『よつあみ/Real Sports G-soul WX8 16lb-1号』
■ 先糸:ナイロン2号 1m前後
着けない人もいますが、私は投入時の穂先絡み防止とクッションの意味もあって必ず着けています。リールの用途がシロギス釣りのみでしたら、接続は特にラインシステムを組まなくても結び目の小さい電車結びなどで強度的には十分です。
■ オモリ:小田原型15号
夏場に超浅場を攻めるときは10〜12号を使用することもありますが、東京湾内は年間通して15号で大丈夫です。オモリの形は色々実験しましたが、小田原型あるいは六角型がもっとも安定していて使いやすいと思います。ナス型、丸型は海底で流れやすいのと、巻き上げ時に大きく円を描いてしまい、オマツリやバラシを招き易いのでお勧めできません。
■ テンビン:自作(ステンレス線0.8mm使用)
ここ数年は自作の固定テンビンのみ使用していますが、市販の小型の弓形テンビン、もしくは、形状記憶合金製の物で十分。テンビンも色々試しましたが、結局は遊動・半遊動などは一切使用しなくなり、シンプルな固定テンビンに落ち着きました。
■ ハリス:0.8号 全長70cm
元から30cmの位置に枝素5cmを直結しています。一年中ほとんどこの仕掛けで通しますが、低水温で活性の悪い時期や潮が速い日には90cm程度の長めが良い場合もあります。ハリスの太さは0.8号か1号が標準。0.6号などに落とすと手返し上の問題が出てきますので、総合的に見て0.8号か1号が扱い易いと思います。
■ ハリ:キス針7〜8号
最近は主にがまかつの『キススペシャル』7号を使用しています。夜行玉などは着けません。


 スミイカ(エギ仕掛け)

■ 竿:ライトゲーム竿、7:3〜6:4調子小物竿
■ リール:小型両軸リール
■ 道糸:PE1号
中オモリを底に下ろしてから自分でタナを切りますので、道糸は1m毎のマーカーが付いたものが必須です。この釣りは如何にエギを海底スレスレにキープできるかが命であり、アオリのようにシャクリによるエギのアクションは関係ありませんので、潮が速くても道糸が立ち易い細糸の方が断然有利です。水深も浅くオマツリもさほど心配要らないので1号程度をお勧めします。
■ 中オモリ:10、12、15号
船宿の規定に合わせますが、指定が無ければ12号くらいで始めてみて潮流や水深で調整します。最近、色々な製品が販売されていますが、シャクった時にブレたりヒラ打ったりしない、バランスの良いシャクリ専用の中オモリが良いでしょう。
■ ハリス:3〜4号、2m
1.5m指定の船もあるようですが、おおよそハリス2m、タナ取り2mで大丈夫です。
■ エギ:2〜3号
イカのサイズがまだ小さいシーズン初期には3号以上では抱きが悪く、2号〜2.5号が活躍しますが、500g、600g級が連発するような冬場には3.5号〜4号でも大丈夫です。シーズン後半、水深が深くなってくるとエギ釣りではタナが正確に取れなくなりますので、毎年、年明け頃からは胴付きスッテ仕掛けが有効になります。エギはデュエルの『プレミアムアオリーQ』のマーブルサクラダイ、ゴールドバレンシアが超定番エギ、これからこの釣りを始められる方は、まずこの2種類をゲットです。
ハリスとエギの接続は小型のスナップサルカンを使用するとエギの交換も楽ですし、糸拠れも防止できます。インターロック式は強度に問題がありますので、スクリュー式かスナップ式がお勧めです。


 スミイカ(胴付きスッテ仕掛け)

■ 竿:ライトゲーム竿、7:3〜8:2調子小物竿
■ リール:小型両軸リール、小型スピニングリール
■ 道糸:PE1.5号
胴付き仕掛けでオモリを底に着けた状態でアタリを取りますので、タナ取りは必要ありません。使い勝手の良さからPE1.5号程度がお勧め。
■ 幹糸:4号、70cm
特に長さに決まりはありませんが、ハリスが40〜50cmなので、それより幾分長いくらいが、スッテのカンナが道糸が触れることも無く、トラブルが少ないと思います。
■ ハリス:4号、40〜50cm
通常40cmくらいで構いませんが、潮流が速く乗りが悪いようでしたら50cmくらいに伸ばした方が良い場合もあります。幹糸との接続は小型の親子サルカン、もしくはヨリ取りビーズでOK。
■ 捨て糸:4号、30cm
根掛かりは殆どありませんので、捨て糸をワンランク細くする必要は無いと思います。ヨリ取りビーズの場合は通しになりますのでその限りではありません。
■ オモリ:25〜30号
カワハギ釣りで使用するオモリと同じ考え方でOK。普通の小田原型で十分ですが、ダイワの雫型のオモリは海底で寝たり立ったりしませんし、巻き上げも軽いので気に入っています。
■ スッテ
久比里山下丸船長イチ押しがYO-ZURIの『ウルトラスッテ』。ピンク系とオレンジ系が定番です。この時期、イカは良型主体になってくるので、スッテのサイズはMで良いと思います。


 スルメイカ(直結仕掛け)

■ 竿:専用竿
■ リール:中型電動リール
■ 道糸:PE4号
よつあみ『ウルトラダイニーマWX8』を使用。道糸のマーカーで水深とタナを見るので、1m毎のマーカー付きPEが良いでしょう。この釣りも水深が深かったり、潮型悪かったりが多く、細めの糸の方が落下も早く、仕掛けが立ち易いのですが、混雑時はオマツリもありますし、ギッチリ多点掛けしたときの強烈な重量感を考えると、強度的に4号程度が無難だと思います。
■ 先糸:14号、1.5m
私の場合、道糸の先端のスナップサルカンに3cm程のゴムチューブを被せておき、ゴムチューブがトップガイドに当たるまで巻き上げた時、中オモリが船縁の内側にちょうどよく掛かる長さで先糸を接続してあります。巻き上げ負荷が毎回異なったり、PEが新しくて馴染む前などは特に、回収の度に電動リールの停止位置が数センチ〜数十センチ誤差が発生することがあります。巻き上げ過ぎた場合は最悪で、中オモリのやり場に困り、仕掛け捌きに影響が及ぶことがありますので、先糸を繋ぐことによって、中オモリまでの距離が毎回安定するようにしています。無きゃ無いで何とかなりますので、必須ではありません。
■ 中オモリ:20〜30号
電動巻き上げシャクリや叩き釣りをする際に、イカ角を左右に踊らす働きがあります。地底で地味に乗るような日にはそんな効果も薄く必須ではないと思いますが、回収時の仕掛け捌きの面から、イカの乗りとは関係無く、私はどんな場合でも装着しています。初夏に6、70m立ちの浅場を釣る場合は20号、深場で30号を目安にしていますが、オールシーズン30号でも構いません。フジワラの『イカ中オモリ』に自分でチメを付けて使用していますが、最近はチメ付きも販売されているようです。
■ イカ角:プラヅノ14cm、18cm、ガス糸巻きラッキョウ角8.5cm
@プラヅノ
プラヅノはYAMASHITAの『ピッカピカ針』が超定番、通常は14cm、大型主体であれば18cm。18cmの方が本体もデカイですが、カンナも太いので、大型が多い場合にカンナを伸ばされてのバレは軽減すると思います。他、MISAKIの『タケ型』など、水の抵抗が少ないシンプルな形状でカンナが5本立てのものがお勧めです。『タマゴ針』や『カラフル針』など、色形が魅力的なプラヅノも沢山あるのですが、大抵4本立てなので、スルメの直結では使っていません。色は特にこの色でなければならない!ということはありませんが、ケイムラ、ブルー、薄ブルー、ピンク、薄ピンクを主体に、アクセントでオレンジ、蛍光グリーン、ガス糸巻きレッドヘッドなど1本混ぜても良いと思います。

Aガス糸巻きラッキョウ角
初夏のムギイカ釣りで、金谷沖や剣崎沖で濁り潮が入っている場合、ガス糸巻きのラッキョウ角仕掛けが大当たりすることがあります。裸のラッキョウ角を各色バラで購入してきて、自分でガス糸を巻いて製作しますが、最近では下田漁具からバラのラッキョウ角と7本角、11本角の直結仕掛けの完成品が販売されていますので、自作するのは面倒だけど、試してみたいという方は見てみてください。

角数は特に決まりはありませんが、だいたい8本から15本の人が多いようです。中には25本角を操る名人も居られます。自分の場合、扱い易さから12本角でやっていますが、角間を1.5m取っていますので、仕掛けの全長が20m強になります。これですと、20mくらいの幅の反応であれば、一時にカバーできますし、水深も道糸のマーカー+20mすれば大体分かりますので好都合という訳です。
角間は1.5mと書きましたが、自分の1ヒロ(両腕を広げた長さ)は体格によって個人差がありますので、自分が一手で手繰れる間隔で作ればよいと思いますが、あまり短いと(1m以下とかだと)乗りが悪くなるかもしれません。
■ 幹糸:12、10、8号のテーパー式
スルメイカを多点掛けした時の水の抵抗と竿に掛かる負荷は並大抵のものではありません。名人の仕掛けを参考にして、図のように上部から12号、10号、8号のテーパー式にしています。糸が太いから乗りが悪くなるということも無さそうですが、十分な強度を確保した上で、水の抵抗の軽減、落下速度の向上、船上での捌き易さを考えて、このような形にしています。一番下を6号にしても良いかもしれません。
■ オモリ:120号
沈下が速いフジワラ『スカリー』を愛用しています。150号を使用する船もあるようですので、船宿の指定に従ってください。幹糸との接続ですが、インターロック式のスナップサルカンはシャクリの衝撃で開いてしまいますのでダメです。どうしても使用する場合は、オモリ装着後、ペンチで締めて外れないようにしてください。金具はスクリュー式か通常のスナップ式をお勧めしますが、幹糸の先端をチチ輪にして金具を使わずに装着しても構いません。


上は『ピッカピカ針』オンリー、中は『タケ型』を混ぜて変化を付けたもの、下はガス糸巻きラッキョウ角仕掛けです。
写真のように足が8本の掛け枠ですと、少々重たいのが難ですが、幹糸を繋ぎ直したりして角間がマチマチになっても、だいたい同じ場所にカンナが来るように巻けます。このように巻いてカンナの部分をダンボールで覆っておくと、持ち運びの際、引っ掛けたり怪我をすることも無く安全です。


左が『ピッカピカ針』、右が『タマゴ針』のカンナです。5本立てと4本立てで針数に違いがあります。
右の写真は愛用の中オモリです。スナップサルカンは各種使用していますが、通常のスナップ式がオマツリ時に糸が食い込んだりすることも無くお勧めです。


 タチウオ

■ 竿:ライトゲーム竿、7:3〜8:2調子万能竿
■ リール:小型両軸リール、中小型電動リール
■ 道糸:PE1〜4号
よつあみ『ウルトラダイニーマWX8』を使用。LTの場合は、軽いオモリで仕掛けを立てる必要があるため、なるべく潮の抵抗が少ない1号前後の細糸を使うのが主流です。0.8号指定の船宿も見たことがあります。
■ オモリ:30〜100号
LTの場合は3、40号の鋳込みテンビン、NTの場合はフジワラ『スカリー』を愛用しています。
初期の浅場では30〜40号、秋からの深場では80〜100号程度を使用する船宿が多いと思います。シーズン通してLTやルアー(ジグ)で釣らせる船宿もありますので、好みの釣り方ができる船宿を選びましょう。
■ テンビン:鋳込みテンビン、腕長40cm程度の片テンビン
LTの場合は鋳込みテンビンがアタリが取り易くお勧めです。NTの場合、私は吉見製作所の『夢のテンビン』(腕長35cm)を使用しています。
■ ハリス:6〜8号 1.5〜3m(腕の幅で1〜2ヒロ)
親子サルカンから枝素を出した2本針が主流ですが、タチウオは歯が鋭いため、仕掛けの傷みで針の結び直しが多いですし、一荷で掛かったときに枝針に食ったタチウオの歯が先素に当たって切れてしまうことがありましたので、私は敢えて1本針でやってます。食いが立っている時は2本針の方が一荷もあり数は期待できると思います。いつもはハリスと針をバラで持参し、船で結んでいます。
テンビンとの接続部に水中ライトを付ける人も居ますが、潮の抵抗を増やすだけで、百害あって一利なしと考えています。(やったことが無いので実際のところは分かりませんが・・・。)
強度的には6号で十分だと思いますが、太くても食いは変わりませんし、大型が望めるようなときは8号くらいが安心かもしれません。クッションゴムは使用しません。
■ ハリ:ワームフック/タチウオ専用針
針の種類はワームフックあるいはタチウオ専用針(ストレート)の1/0〜3/0号を使用しています。餌がズレないようにケンが付いている針がお勧めです。ハリスを結んだままではチモトに歯が当たってハリス切れを起こし易いので、透明のビニールパイプ(直径2mmくらい、長さ2cm程度)を針の結び目に被せるように装着しています。カラーの太いゴムチューブが5、6cm着いた市販仕掛けをよく見ますが、昨今の激渋タチウオが相手では、ゴムチューブの太過ぎ長過ぎは食いに影響が出ると思います。食いが悪い場合は透明のチューブも外してしまいますが、このような場合は得てして口の先端に針掛かりすることが多いのでハリス切れの心配はありません。


 ハナダイ(コマセシャクリ)

■ 竿:8:2調子シャクリ竿、深場用マルイカ竿
■ リール:中小型電動リール
■ 道糸:PE4号
底から3〜10m!と言うようにシャクリダナを幅で指示されますので、道糸は1m毎のマーカーが付いたものが必要になります。同じコマセシャクリでも剣崎沖のイサキ釣りでは細めのPEをお勧めしましたが、東京湾ハナダイの秋のメインフィールドである下浦沖は比較的潮は穏やかで、速潮で釣りにならないようなこともあまり無いので、仕掛けの動きの良さ、アタリの出易さ、瞬発的なアワセの操作を考慮し、太目(4号もしくはそれ以上)のPEが有効です。冬場には潮の速い久里浜沖の65m以深へ移行しますが、その頃には使用ビシがFL80号となり、どの道、久里浜沖で潮がぶっ飛んでしまえば道糸の太さ云々のレベルではなくなってしまいますので、ひとりだけ細糸を使ったりするとかえってオマツリの原因になったり逆効果ですので、周りの皆さんと同じく通常道具で通すのが無難と思われます。
■ ビシ:FL60〜80号
一般的なのはサニービシのFLサイズ。このビシの場合、下は必ず全閉、上を1/4〜1/3くらい開けて、シャクって止めた時にビシの中の水が攪拌されてフワフワとアミコマセが出るように調整します。指示ダナを下限から上限まで2、3回シャクって空になる程度が調整の目安です。コマセの出し過ぎはイサキ釣りと同様厳禁であり、魚を早く満腹にさせてしまい口を使わなくさせる要因となります。従って、これはコマセシャクリ全般に言えることですが、混雑船ほどコマセを撒く総量が多い→釣果は伸び難いという傾向は否めません。酷い時にはお腹が空いているはずの朝イチに釣り上げたハナダイがバケツの中で大量のアミコマセを吐き出すなんてことも珍しくありません。ビシの重さは船中で統一されますが、下浦沖の40m未満まではFL60号、久里浜沖へ移行すると同時にFL80号になるのがパターンです。
■ テンビン:腕長30〜40cm程度の片テンビン
この釣りでは感度も重要ですが瞬間的なアワセを行う際のパワーロスを極力抑えたいため、大き過ぎずシンプルで比較的硬めの物をお勧めします。私は腕長35cm、吉見製作所の『夢のテンビン』(線径1.5mmのもの)を愛用していますが、チドリ天秤を使用されている方も多いようです。
■ クッション:1.5〜2mm 30cm
アタリ即アワセという魚を掛けるまでのプロセスではクッションはむしろ無い方が良いと思うのですが、35cm級の大型ハナダイはもとよりショゴやイナダといった青物の美味しい外道も時に多く交ざりますので、装着しておいた方が無難でしょう。ただし、イサキやアジで使うクッションよりもかなり硬めのモノを使用しています。
■ ハリス:2〜2.5号 全長2.8m
船宿仕掛けがそうであるように、一般的には2号で十分なのかもしれませんが、良型を掛けてアワセ切れが連発したりといった苦い経験があり、よほど活性が低い日以外は2.5号を使用しています。食いが渋い日にハリスの号数を落としてアタリの出方が変わるかやってみたりもしますが、ことハナダイに関してはハリスの太さ(あくまでも2号か2.5号かの違いです)が食いに影響するようには思えません。むしろハリスの太さによって仕掛けの動きに影響が出たりはあるかもしれず、極端に太ければさすがにアタリが出なかったりということもあるでしょう。実釣での経験からあらゆる局面を想定しても2号ないし2.5号あれば十分です。
この釣りは案外、枝素の長さがキモで、イサキのようにあまり短いとアタリの出が良くないと思います。船宿仕掛けは17cmらしいのですが、色々試してみた結果、今のところ15cmに落ち着きました。人それぞれのシャクリ方とのバランスがあると思いますので一概には言えませんが、要はシャクった時の針の『踊り方』が重要なのかなと・・・。
■ ハリ:伊勢尼5号、チヌ0.8〜1号 etc
刺さり良さの面ではチヌ針なのですが、掛かり所が悪いと伸ばされることも多いです。個人的にはヒネリが好きではないので、チヌ針を使う際にはペンチでヒネリを戻して平らにしてしまいます。もっとも多く使用しているのは伊勢尼5号で、この針は刺さり良さでチヌ針に一歩及ばないものの、魚を掛けてから伸ばされ難いという強度面での信頼性はチヌ針の比ではありません。ちなみにイシダイシャクリ用の仕掛けも伊勢尼5号を使用しています。
船宿仕掛けはチヌ1号で、針のチモトに2mmくらいの夜光パイプを被せてあるのですが、これがけっこう有効なのかもしれず、自作仕掛けでマネしてみたのですが、どうも針の結び目の部分に段差が付いてしまうのが気に食わず。色々考えた挙句、下の写真のように夜光のエポキシ接着剤(東邦産業のNT夜光プラスタ)をチモトに塗布したりしていますが、これがけっこう面倒でして、工数を含めた費用対効果はナゾです。
ウィリーは食いの良い時はあまり色を選ばないと思うのですが、場所なのか色なのか107(茶)、K−A(蛍光緑)、クリームの実績高く、デフォルト仕掛けは写真のような配色に落ち着き、他に何種類か配色を変えた仕掛けも持参しています。ちなみに船宿仕掛けはピンク、蛍光緑、白、緑だったと思います。
例年、水温の低下とともにカラー針仕掛けが有効な日が増えるはずなのですが、2011年はイサキもハナダイもカラー針はあまり良くなかったようです。原因を色々考えたところ、水色とかそういう問題でもなさそうで、もしかして震災によって福島産のアミコマセが入らなくなり、中国産のアミコマセに切り替えざるを得なくなったことが関係してるのかも・・・。アミコマセの色が国産のものと全然違いますからね(断然茶色っぽいです)。


私の定番仕掛け、元から107、K−A、クリーム、383Bで針は伊勢尼5号。


 ヒラメ

■ 竿:専用竿、6:4〜7:3調子万能竿
■ リール:中型両軸リール、中小型電動リール
■ 道糸:PE3号
よつあみ『ウルトラダイニーマWX8』を使用。バランスからして、手巻き両軸リールにPE3号がベストだと思います。
■ 幹糸:8号 1.2m
幹糸は必ずしも必要ではありませんが、クッションの役割と、もうひとつは仕掛け落下中やイワシが泳ぎ回って針がPEに絡んでしまう場合があるので、それを防止するためにハリスより若干長めに取っています。ただし、大型のヒラメを掛けたとき、幹糸が余計に長いと海面で竿を立てただけでは浮かし切れない場合があるので、長過ぎは禁物です。(丸十丸の船長談)
■ ハリス:6号 1m
ハリスの接続には軽めの親子サルカンを使用しています。最近はオーナーの『ダブルクレン親子』 3×5号をよく使用します。太さは必ず幹糸>ハリス>捨て糸の順になるようにします。
■ ハリ:伊勢尼・グレ12号etc
ヒラメ用の針も色々ありますが、個人的には伊勢尼やグレ針が好みでよく使用します。
イワシを着けたときイワシが暴れて針が回るのを防ぐため、針にソフト夜光玉の1号を通しておきストッパー代わりにします。
三浦方面のヒラメ釣りではシコイワシを使用する頻度が高いので、この場合は1本針でイワシをアゴ掛けにします。たまにマイワシを使用する場合は、餌が大きいので孫針仕掛けを使用します。孫針はイワシへのダメージや負荷を少しでも抑えるため、親針より2回りほど小さい針を使用します。親針のチモトから孫針のチモトまでの最適な長さはイワシの大きさによるので、一概に言えませんが、だいたい12cmくらいが普通だと思います。
■ 捨て糸:4〜5号 50cm
マダイやイナダで使用済みのハリスを再利用したりします。
■ オモリ:60号
普段はフジワラ『スカリー』を使用。城ヶ島沖の荒根を攻める場合など根掛かりが激しい場合は安い小田原型オモリを使用。環境のためには鉄製のオモリが良いのですが、沈みが遅いし、潮の抵抗も大きいような気がして好きになれません。そろそろ意識を変えなければならない時期だとは思ってますが・・・。


 マダイ(コマセマダイ、イナダ・ワラサ・メジマグロ)

■ 竿:専用竿、5:5〜6:4調子万能竿
■ リール:中型両軸リール、中小型電動リール
■ 道糸:PE4号
よつあみ『ウルトラダイニーマWX8』を使用。タナ取りのため道糸のマーカーは必須です。マダイ、ワラサ、3Kg級までのカツオ、メジだったら4号あれば大丈夫だと思いますが、それ以上のクラスの青物(例えば10Kg以上のキメジとか・・・)が食って来る場合は、やり取り中に道糸が高切れした話もよく聞くので、道具や仕掛け全般に渡ってそれ相応の装備が必要です。
■ ビシ:サニービシL80号etc
東京湾ではL80号までが使用可能です。サニービシがもっとも一般的ですが、このサイズ内なら何を使ってもかまいません。サニービシでオキアミコマセを使う場合、コマセの出具合を調整するのがけっこう難しくいつも悩んでいます。オキアミの場合、上は全開、下は0.8〜1cm程度開けるのが一般的ですが、ちょっとした詰め加減の違いや潮流で出方が急変してしまいますので、使いこなすには慣れが必要です。たまにオキアミとアミの混合コマセを使用する場合がありますが、この場合は穴の調整は同じでかまいませんが、アミコマセが抜け易い分、多少詰め気味にしても大丈夫なので、初心者には楽かもしれません。
最近、『喜平治ビシ』や『パームビシ』などのアンドンビシタイプのものを使う人もよく見かけますので、今度私も試してみようと思います。
■ テンビン:腕長40〜50cm程度の片テンビン
私は吉見製作所の『夢のテンビン』(腕長42cmまたは50cm)などを使用しています。
■ クッション:
 マダイ、イナダ 1.2〜1.5mm 1m
 ワラサ     1.8〜2mm   1m
 メジマグロ   1.8〜2mm  50cm
人徳丸の『ロングライフクッション』(ピンク)を使用しています。最初は硬いので手でよく伸ばし、柔軟性を高めてから釣りを始めましょう。メジやカツオの場合は水面で針が外れたとき、クッションを着けていると跳ね返ってきて危険なため、使用を禁止している船宿もあります。このため使用可能な場合でも50cm程度の短めのものを使用しています。
■ ハリス:
 マダイ     2.5〜4号   6〜12m
 イナダ     4〜6号     4〜6m
 ワラサ     6〜10号    6m
 メジマグロ   10〜12号   4m
マダイは3号が標準ですが、剣崎沖の流し釣りと違って、久里浜沖の場合は船をポイントの上にキープするように操船するため、速い潮流に対して少しでも細いハリスの方が有利と言われ、2.5号を使用することも多く、場合によっては2号まで落とすこともあるそうです。食わすことを優先するか、掛けた魚を取ることを優先するか、難しいところです。
ハリス長が任意の場合、私はだいたい8mで始めます。ハリス分+1mとかハリス分+2mと言うようにハリス長を基準にタナの指示が出る場合は、一旦ビシを底まで下ろして、コマセを振りながら指示ダナまで上げて待ちます。海面からビシまでの水深で指示が出る場合は、基本的には指示ダナ+ハリス長の半分まで沈めてストップ、コマセを振って指示ダナまで巻き上げます。
イナダは専門狙いなら5号、マダイと両狙いならマダイに合わせます。ワラサは8号、メジ(3、4Kg級)は10号が標準。メジは4m程度の短めで十分です。
■ ハリ:
 マダイ     マダイ7〜9号
 イナダ     伊勢尼・グレ10〜11号
 ワラサ・メジ  ヒラマサ11〜13号etc
基本的にすべて1本針でやります。枝素を出して2本針でやられる方も多いようですが、回収が面倒なのと仕掛け捌きが悪いので(風が強い日は特に)私はやりません。マダイには金龍の『船マダイ』、ワラサ・メジには金龍の『ヒラマサ』、『大ダイヒラマサ』を使用。夜光玉などは使用しません。
釣れた後は必ずチェックし、チモトに傷がある場合や針先が鈍っている場合は船上ですぐに新しい針に結び直します。


 マルイカ(ブランコ、直ブラ、直結、直結ブラ仕掛け)

■ 竿:専用竿、ライトゲーム竿
■ リール:小型両軸リール、小型電動リール
■ 道糸:PE0.8〜1号
よつあみ『ウルトラダイニーマWX8』を使用。なるべく軽いオモリで仕掛けの沈下を速く、仕掛けを立ち易くするため、潮切れの良い細糸が有利です。本当は0.8号を使用したいところですが、週末の乗合船ではオマツリなども多いですし、多少、強度面を考慮して今のところは1号を使用しています。
■ スッテ:直ブラ、直結ブラ、直結は4〜5cmのシンキングタイプ、ブランコは5〜7cmのフローティングタイプを使用するのが一般仕様
私の場合、シンキングタイプはヤマシタ『チビイカ5』、『チビエビ5』、『おっぱいスッテ』、ミサキ『直ブラスッテ45/50』、ダイワ『MD40〜48各種』、フローティングタイプはヤマシタ『マルイカ7』、『おっぱいスッテ』、ミサキ『エロチカ7』、『ウィリー7』、その他、裸のスッテに自分でウィリーを巻いたものなどを使用しています。

@ブランコ仕掛け
ブランコ仕掛けの枝素接続部(図中A)は透明クロスビーズ、スッテ接続部(図中B)はダイワ『イカフックS』を使用し、スッテの交換を容易にしています。ハリスは通称『ちょっとブラ』と呼ばれる5cm程度から、潮が速い場合は25cmくらいの長めが奏功するケースもあります。

A直ブラ仕掛け
直ブラ仕掛けのスッテ接続部(図中C)は極小クロスビーズ+極小サルカン+ダイワ『イカフックS』の組み合わせ、もしくはそれらが一体化したヤマシタの『YSスナップ』を使用し、スッテ交換の利便性と拠り取り効果(幹糸を軸にした回転とスッテを軸にした回転の両方)を考慮しています。
極小サルカンは、クロダイの落とし込み釣り用の極小サルカン、またはSASAMEの『ダイヤアイローリング12号』(耐力7Kg)を使用しています。直ブラの場合はイカが乗ってからスクリュー状に回転するため、短いハリスが拠れてしまい、以前は途中で切れてしまうことが何度もありましたが、この形に変えてからはそんなトラブルも無くなりました。サルカンなどの金具類を使用するとイカの乗りに影響を与えるのでは?と最初の頃は懸念しましたが、これまでのところ、このお陰で乗りが悪いという実感は特にありません。

B直結、直結ブラ仕掛け
直結、直結ブラでは道糸にリーダーを接続し、一番上のスッテが竿のトップガイドに当たるギリギリまで巻き上げられるようにした方が、手返しの面と糸絡み防止の面からも有効です。 道糸とリーダーの接続部(図中D)はガイドに巻き込んでしまうため、極力結び目が小さく、強度も必要なことからFGノットを採用しています。釣りオヤジ的には○○ノットなどと聞いた途端、難し〜!と拒絶反応を持たれるかもしれませんが、一度憶えてしまえばなんてことありませんので、お得意の電車結びに加えてこちらもひとつレパートリーに加えておけば万全かと思います。
リーダーと上部スッテの接続部(図中E)は極小サルカン+ダイワ『イカフックS』の組み合わせで、現場でガイドに糸を通してから極小サルカンに結びますが、リーダーは何度も再使用しますので、ラインの端切れが出ない深海結びで結んでいます。
幹糸とカンナとの接続(図中F)は幹糸を輪っかにしてミサキの『スナイプビーズ ダイヤ3mm』に通して結びコブ(8の字結び)で止め、緩めれば取り外し可能となっています。
2番目以下のスッテの接続部(図中G)は極小サルカン+ダイワ『イカフックS』の組み合わせに加えて幹糸を4回編み込んでいます。
直結ブラは、仕掛けを一杯まで巻き込んで大きく竿を上げた時に宙に浮かせることができる上から3、4本までを直結、1クッション手繰りが必要な下の1、2本を直ブラとし、波っ気のある日などに下の方に乗ったイカのバラシを低減するためによく使用する形です。最初から直結ブラということで、下の直ブラ部を『YSスナップ』などで作成しても構いませんし、オール直結で始めて、状況によって途中から下の方だけ直ブラに変更したい場合には、カンナに掛けた幹糸の輪っかを緩めて、スッテ頭部の編み込みした幹糸のところに掛け換えてやれば、簡単に直ブラに変更することができます。(図中H、I)但し、このままですと、取り込み時にスッテを持った時、下に続く幹糸が滑って遊動してしまい具合が悪いので、結びコブを作ってストッパーにするなど一工夫必要です。
いずれにしてもこの辺りの接続方法は『つり丸』別冊『今すぐ釣れるマルイカ』に掲載されている永田さんの仕掛けそのまんまですので、そちらもご覧になってください。

いずれの形態においても、幹糸類とスッテはバラで持参し、その日のインスピレーションでスッテの種類と配置を考えて船上で取り付けています。角数は通常5本で、多くても6本までにしています。
各仕掛けの使い分けですが、私の場合、水深の深い初期(だいたい40m以深)は直ブラ主体、イカが入れ乗り状態で手返しを重視する場合(そんなこと滅多にありませんが!笑)や浅場の釣りでは直結または直結ブラ、潮流が速い時、大型が多いときにはブランコ仕掛けというのが目安ですが、最近ではブランコ仕掛けは釣り方がまったく異なるなど、種々の理由で滅多にやらなくなってしまいました。型の良い日にはけっこう効果的な場合もあって、シャクリで大型がグワッと乗ってグイグイ引っ張られ、なかなか巻き上げられないあの釣り味は、直結、直ブラとは一味違って捨て難いものもあるのですが・・・。
■ 幹糸:5号 角間1〜1.2m
40m以深の深場で直ブラの場合は角間1.2m程度、浅場の直結、直結ブラでは全長が1m程度短くなるよう角間1mにしています。太さは4号でも良いと思いますが、強度や捌きの良さから5号を使用しています。細い方が乗りが良いかも?と思って細めも試したことがありますが、結果的にあまり変わらない印象です。
■ オモリ:30〜60号
最近は沈下が速く水の抵抗が少ないタングステン製のオモリを使用するようになりました。現在ではダイワ『トップガン・マルイカシンカー』30〜50号、フジワラ『TGスカリー』30、40号などが市販されていますが、『トップガン・マルイカシンカー』は品薄状態で欲しいと思っても簡単には手に入らないようです。相模湾側や東京湾内房側では30号を使用する船宿もありますが、東京湾三浦側では軽くても40号の船宿が多いと思います。PE0.8〜1.5号までは40〜50号、2、3号は60号、4号以上は80〜100号と言うように道糸の太さ毎にオモリの目安を表示する船宿も増えましたが、なるべく細糸が推奨されるのは言うまでもありません。
私の場合、もちろん船宿の指定に合わせますが、だいたい40号と50号を持参して、混雑具合、潮流、水深などその場の状況に応じて使い分けています。タングステンオモリですと10号重い鉛オモリと同等の機能、それでいて水の抵抗や巻き上げ感は断然軽いというのが実感です。大変高価なので仕掛け繋がずに投げてしまったり、高切れしたりしないように冷や冷やしながら使用しています。ちなみに定価ベースで『トップガン・マルイカ』40号は¥3,100、『TGスカリー』40号は¥3,800なり。


接続部B:ブランコ仕掛けのスッテ接続部はダイワ『イカフックS』を使用。


接続部C:直ブラ仕掛けのスッテ接続部です。左は極小クロスビーズ+クロダイ落とし込み釣り用極小サルカン+ダイワ『イカフックS』、右はヤマシタの『YSスナップ』です。


接続部F:直結仕掛けのカンナ部接続は輪っかをミサキの『スナイプビーズ ダイヤ3mm』に通して結びコブで止めて、緩めれば取り外し可能/接続部G:直結仕掛けの2番スッテ以降の接続部、極小サルカン+ダイワ『イカフックS』の組み合わせ+幹糸を4回編み込み。


接続部H:直結 ⇔ 接続部I:直ブラ に即変更可能。


 メバル(イワシメバル)

■ 竿:専用竿、6:4調子小物竿
■ リール:小型両軸リール
■ 道糸:PE1.5号
食い込みとクッション性を重視してナイロンやフロロカーボンを使用する人もいます。
■ 先糸:フロロカーボン3号
私の場合、道糸(PE)と仕掛け(幹糸)は穂先絡み防止のため、3m前後フロロカーボンの先糸を介して接続しています。3m程度の長竿を使用するので、道糸が頻繁に穂先に絡むと船上でかなり厄介です。所持している竿が旧型のガイドスペック(ガイドが垂直に立っている仕様)のため特に重要です。先糸の先端に極小のスナップサルカンを取り付け、上側の枝素の接続金具に取り付けます。仕掛けを巻き上げた時に道糸と先糸の結び目を竿に巻き込みますので、あまり太い糸ですと結び目が大きくなってしまいます。バランス的にも3号が良いところでしょう。道糸にナイロンやフロロカーボンを使用している場合は特に必要ありません。
■ 幹糸:1.5号
枝間はオモリ側から40cm、100cmで作成しています。捨て糸部はハリスの長さとの関係から、ぶら下げたときにオモリと餌が重ならないようにしています。
枝素の接続は直結でも良いと思いますが、イワシが泳ぎますので、ある程度の糸拠れは避けられません。小型の回転ビーズを使用しても良いでしょうし、私の場合は極小の接続金具(ヨリトリックSS)を使用して、先糸のスナップを接続しています。
■ ハリス:1号 60cm
太さは0.8号か1号、長さは50〜60cmが一般的だと思いますが、細くするより長めにした方が食いが良いような気がします。細ハリスを使用するのはメバルが糸を見るからというより、餌の動きへの影響と、何よりも軟らかい竿と繊細な仕掛けで釣味を楽しむのがイワシメバルの真骨頂だからと考えています。
交換用に針を結んだハリスを沢山用意しておきます。枝素の接続に極小の接続金具(ヨリトリックSS)を使用していますので、先端をチチワにしておくと交換も楽ですし、仕掛け巻きに連結して巻けますので便利です。
■ ハリ:メバル針9〜10号 etc
ヤマメ針(青)がよく使われていますが、色が剥げるのであまり好きではありません。メバル専用針が色々販売されていますが、ヒネリの無いタイプが使い易いと思います。活きイワシ餌の場合、針の色は関係なさそうです。
■ オモリ:小田原型や専用型10〜20号
オモリは特にこだわる必要はありませんが、カジメカラーのイワシメバル専用オモリというのがあり、これは形状的に細長いので根掛かりが少ないと思います。
目立たせないようにするため、派手な色や光を避けるのが定石で、黒塗りや黒艶消し色のオモリがよく使用されていますが、実際、オモリの色が関係するかどうかは分かりません。


 ヤリイカ(ブランコ仕掛け)

■ 竿:専用竿
■ リール:中型電動リール
■ 道糸:PE4号
よつあみ『ウルトラダイニーマWX8』を使用。道糸のマーカーで水深とタナを見るので、1m毎のマーカー付きPEが良いでしょう。この釣りも水深が深かったり、潮型悪かったりが多く、細めの糸の方が落下も早いし仕掛けが立ち易いので、本当は3号を使いたいのですが、ブランコ仕掛けのオマツリは重症な場合も多く、一般の乗合船では4号程度の方が無難だと思います。
■ 中オモリ:8号
最近は(経験上)弛ませ釣りで乗ることが殆ど無いので必須だとは思いませんが、弛ませては張り弛ませては張りの誘いをかけたりもでき、また、回収時の仕掛け捌きの面でもあった方が楽なので、私はいつでも装着しています。釣技上、あまり重要ではないので、何号でも構わないのですが、邪魔にならない程度の8号を使用しています。
■ イカ角:プラヅノ11cm、赤帽ガス糸巻きのFN7
プラヅノはYAMASHITAの『タマゴ針』や『カラフル針』がお気に入りで実績もあります。スルメで定番の『ピッカピカ針』でも乗りますし、特にこれでなければ!ということはありません。色はケイムラ、薄いブルー、濃いブルーは外せません。真ん中辺りに赤帽ガス糸巻きのFN7を入れておくとけっこうイイ仕事してくれて、時にはコレばかりに連発することもあります。他、水色の関係なのか、若草色が好調の日があったり、予備のバラ角を持参して、アタリ角を探したりも楽しみのひとつではないでしょうか。私は予めハリスを結んだバラ角をケースに入れて持参しています。
角数は特に決まりはありませんが、だいたい5本から8本の人が多いようです。私は定宿小川丸の投入器が7本立てということと、仕掛けの全長がほぼ10mになり、水深やタナを計算し易いので、7本角でやっています。
直結の場合は角間1.5mでやってますが、ブランコの場合はハリス分の遊びがあるので、枝間1.2mで作成しています。
■ 幹糸:5号
ヤリイカ中心の釣りで、たまにスルメがダブルで乗ったとしても、5号あれば大丈夫です。透明のクロスビーズを1.2m間隔で7個取り付け、簡単に角の交換ができるようにしています。よくビーズを使うと乗りが悪くなるとか、オマツリしたとき解き難いからNGなんて話を聞きますが、(経験上)特に乗りが落ちるという印象は無く、角交換の利便性と拠り取り効果を優先して使用しています。オマツリした時も、さっさとハリスを切って解いてしまい、新しい角に結び直した方が早くて効率的だと思っています。
■ オモリ:120号
沈下が速いフジワラ『スカリー』を愛用しています。150号を使用する船もあるようですので、船宿の指定に従ってください。


ブランコ仕掛けの収納は、コレと言った決定的な方法が無く困りますが、こんな形で片面に収まるように巻いて、重ねて持参したりしてます。バラの角は事前にハリスを結んでおき、スポンジを敷いたケースに並べて、蓋で押さえつけるような形で収納しています。


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