東京湾でアカムツ? (2003/09/04〜2003/09/05)

KOBIさん
今日のM助丸のタチウオ船で「外道にアカムツ」と載っていましたが、それなりの大きさのアカムツなのだろうか?もし、そうだとしたら、イイですね。今年はタチウオの外道で深海系のシマガツオがかなり混じるというような異変が起きているようですし、ひょっとして、「東京湾でアカムツ爆釣!」とかいう異常な現象が起きたりして。そしたら、私、毎週アカムツ釣りに行っちゃいますよ。・・・という夢のようなことにはならないでしょうね。私、今週末は釣りに行けないんで、テキトーなことを書いてしまいました。

管理人
M助丸のタチウオでほんとにアカムツとありますね〜。コメント本文には出ていないので???ですけど。前に久里浜沖の深みで出るらしい話は聞いたことあります。久里浜沖はオニカサゴも大型こそ出ませんが、30cm級まではそこそこ出るみたいですからね。鶴見のA三丸が寒い時期に乗り合い出してて、昨シーズン乗ってみようかと思ったくらいです。沖がどん深になってますが、攻める船があまり居なければアカムツなども付いてる可能性は十分あるでしょう。果たしてどのくらいの水深でどのくらいの型が上がったかですね。アジの場所あたりにけっこう居たりなんかして・・・。今年はシマガツオかなり居るみたいです。W辺のルアータチウオでも帰り際に反応探して狙ったりしてるようです。

KOBIさん
「アカムツ、アジの場所にけっこう居たりなんかして・・・」とは、さすがは管理人さんって感じですね。実は、一昨年夏に猿島周りの水深50mくらいのところでアジ釣っていて、2尾ほどアカムツを釣ったことがあるんですよ。とは言っても15cmに満たない幼アカムツで、良型のネンブツダイかと思っちゃったくらいの大きさでした。リリースしてもダメと思ったんで、キープして空揚げで食してみましたが、まぁまぁ美味でした。アカムツは幼魚時代は比較的浅場で過ごすということを後に聞いたんで、東京湾辺りでも結構アカムツが繁殖している気がしてるんです。実際、年によっては八景の何とか丸という船宿がアカムツの看板出していることがありますしね。でも、釣りの対象としては、やっぱり最低25〜30cmクラスの大きさが欲しいですよね。小型では食べてもイマイチでしょうし、それに何だか釣るのが可哀相な感じがしますよね。

シロギスさん
昔は九里浜出船で近場でクロムツ、アカムツがあたりまえに釣れたんですがねぇ。私が中学生くらい25年前まではね。実は小学校の高学年くらいから中学にかけて親父にいちばん連れていかれてたのが「しんベ丸」のムツ釣りなんです。店主(船長)に「アンチャンコ、高校行かないならうちに来て漁師になれ。」って毎回言われて、可愛がっていただきました。おまけにただで乗せてもらってました。それで時に竿頭にも。当時はボウズなんてのは考えられなかったし、良い日にはクロなら30尾前後釣れましたね。アカはそこまで釣れなかったけど、良い時は15尾前後は。
一年中で春から秋口がアカムツで秋から冬がクロムツ主体だったと記憶してます。特大狙いではないので深くても200mをちょっとでるくらいの釣り場で、観音崎から真沖、下浦、剣崎までの神奈川県側がほとんど、状況で勝山から富浦と千葉方面も行ってましたね。水深にもよるけどクロが25〜45cm、アカが20〜40cmくらいかな。クロとアカはちょっと場所が違うようで、クロのほうが岩礁のような根がきつい場所で、それこそアシカ島の沖でビシアジ船と接して80〜100m前後を釣ってたこともありました。ビシアジ船で今もたまには混じるでしょうが、ほとんど聞かないのでやっぱり魚影は薄いのでしょう。タチウオはムツの外道扱いでしたよ。アカは観音崎近辺の70m前後は小型主体で、下浦から剣崎の砂地に根が点在するような場所で200m前後だと40cm近いのもでましたね。
漁師は夜にはえ縄漁でとるって聞いていたので、それだけ美味しくて市場価値もあるし、根魚だしそうそう資源回復しませんよね。残念ながら。

管理人
シロギスさん、貴重なお話をありがとうございます。25年前ですか。私は釣りを始めて20年くらいですが、前半は堤防の黒鯛&アイナメオンリーで船はここ5、6年くらいですから、昔の話は全然知らないんです。学生時代に近所のおじさんに何回かアジやタチウオに連れてってもらったくらいです。昔はムツが近場で本格的に釣れたんですね〜。やっぱり乱獲の影響が大きいのでしょうか、なんとか回復して欲しいものです。カワハギが今年は少ないようですが、カワハギも「昔東京湾でも釣れたんだって」なんてことにならなければいいのですが。それにしてもシロギスはシロギスさんがいくら釣っても減る気配ありませんね。(笑)

KOBIさん
25年前まで東京湾でアカムツがそんなに釣れていたとはちょっと驚きです。今はどこでも「アカムツ15尾」なんて釣果はなかなか目にすることありませんもんね。確かにアカムツは市場価値がある魚でしょうし、狭いポイントで夜の延縄漁で獲られたら、あっという間に少なくなっちゃうでしょうね。でも、まだ細々と生き延びているのも間違いないので、いつか、一時でもいいから、アカムツ豊漁なんてことが起きてくれればいいなぁ、などと思っています。
今年は湾口洲崎沖あたりのクロムツは模様がいいようです。先日、夜ムツ乗合を出している勝山のM栄丸にカワハギ釣行した時、沖上がり後に女将さんに「今度、是非夜ムツに来て下さい。」って言われて、仕掛け1組を見本ということで貰っちゃったんで、1回行かねばなりませんねぇ。でも、中深場以深の釣りってしたことないんですよー。

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