ライトタックルアジの仕掛けや釣り方について (2003/09/13〜2003/09/22)

ぎんぎすさん
今日の仕掛けは管理人さんの緑イカタンにヒントを得て緑のウイリーをまいたものを使ってみました。なかなか好感触でした。もうちょっとテストしてみたいと思っています。

管理人
私も最近行ってないのでそろそろかなぁ。間が空くと異常に食いたくなりますよ。緑のウィリーは食うでしょう。私も今度ビシアジの仕掛けで同じことやろうかと思ってました。できれば緑と赤系と白あたりを作っておいて、試してみたいと思ってたのですが、ウィリー巻くのけっこう面倒だし、週末の仕掛けの消耗激しい時にやるのも何だな〜て思って、ウィリー買ったままになってます。

管理人
9月20日(土)、午前中LTアジ行ってきました。釣果は31本でした。中の瀬でしたが北東強風で海壊れかけてます。詳しくは釣行記にて。

KOBIさん
LTアジ釣行記を早速拝見しました。いつもながら、非常に参考になる釣行記です。わずか1時間の時合で30尾超の釣果も流石ですね。バラシが多い時にはクッションゴムは有効ですか。成る程。青イソメは通し刺でタラシ無しでOKなんですね。成る程成る程。タックル等も非常に参考になりました。ところで、釣果の写真を見ますと、アジの首が折ってあるように見えるんですが、アジは首を折って締めるんでしょうか?(これ常識?)やっぱり、締めると味覚がアップしますか?

管理人
そうなんです。いつもエラと胴体の付け根を指で切り離し血を抜いて、暴れさせないようにそのまま首折って締めちゃいます。バケツに1〜2分置いてからクーラーで氷締めにしてます。これは大小に関わらず私は必ずやってます。下ろすと身の色が全然違います。赤味がまったく無く、白く透き通った締まった身になります。もちろん食味にも差が出ると思います。ちなみにサバの場合はエラを内臓ごとひっこ抜いてやはり首折りにします。これでサバも刺身でバッチリです。食ってる時間にモタモタ魚を締めてて船長に怒られたこともありますけど・・・。
今日は荒れてたのでクッションゴムが確実に威力を発揮しましたね。全然違いました。アジは赤タンで食うので青イソのタラシは不要です。色なのか光なのか分かりませんが、付いてれば食っちゃうみたいですね。タラシ無しの方が絶対に掛かりが良いと思いますよ。ビシアジでも私はタラシは無しでやってます。今日はタラシを長くタナが低目の方はシロギスを連釣していたようです。

剥ぎ原さん
A屋さんやK川さんのLTアジ興味あります。LTウイリーでは平塚S三郎さんに何度か行っておりますので。黒鯛や小型マダイも揚り五目釣りを堪能できるのですが、マルアジが多く、これが唯一の難点でした(単に時期の問題かもしれません)。LTアジ1回試して、次は子供連れで行きたいと思ってます。 余談ですが、うちの下の娘は(小3)妙〜に釣ります。サビキのイワシやボートのキスですが、こいつやるな!と思うときが多々あって侮れません。

管理人
LTアジは小柴〜富岡、野島堤防周辺、中の瀬あたりをやることが多いわけですが、水深が10〜25mくらいの場所なのでシロギスが混ざることも少なくありません。T彦丸のS田船長の話ではシロギスもコマセに寄るらしく、コマセで釣れるのは良型が多いとのことです。
一般的にアジはビシの位置で1mから3mの間が多く、八景のヘリポート前では5m以上浮かして入れ食いの経験もあります。(この時は海面からタナを取るよう指示がありました。)仕掛けの長さと潮の速さの関係があるので一概には言えませんが、一般的にはアジの方が高めだと思います。昨日はビシが底に付いてタナを切る前にシロギスが1尾釣れました。
逆にシロギス釣りでアジが混ざることも少なくありません。(何故か頻度はマルアジの方が多い気もしますけど。時期の問題?)しかしコマセを使っていないためか長続きすることは滅多に無いのではと思います。一度シロギス船でS田船長が魚探で「アジ来たよ〜」って言った瞬間から食いだして2桁釣れた日がありましたけど。それも食うのはほとんがフォールで、仕掛けが着底してからだと誘ってもなかなか食わず、投入して着底前に引っ張って行ってしまうのが大半だったと記憶してます。なのでキス仕掛けを巻き上げて中層から落とし込んで狙ったりしてました。

ぎんぎすさん
わたしもLTアジのときはクッションゴムはつけません。バラシ対策は単純ですが当たったら必ず竿を起こして針掛りさせることです。ビシアジのように当たってからそのままリーリングしてくるとLTではオモリが軽いのでアジがオモリを引っ張ってしまい針掛りが甘いのでは?と思います。やはりビシアジと違って「釣る」という感覚が必要です。あと竿も柔らかめのほうが良いとおもいます。
ちなみに私は竿はダイワの早舟マゴチ210を愛用しています。 仕掛けは1m3本針で赤と緑のウイリーを巻いたものを使用しています。

管理人
ぎんぎすさんもクッションゴム無し派ですね。引きをダイレクトに楽しむというLTの目的を考えるとそうなりますよね。でも昨日の私のように釣果に響いてしまう日も。そういう時は頑固にならずに付けてしまえばいいわけですからね。
バラシ対策はぎんぎすさんがおっしゃるように当たったら竿を立て気味にしてしっかり乗せて慌てて巻き始めないことです。そしてテンションを一定にゆっくり巻くことだと思います。突っ込んだときは巻かずに竿でいなします。水面ではビシアジのように手で手繰らず、竿で抜き上げると圧倒的にバレが減ります。このためにも仕掛けの全長が重要なのです。
アジの究極のバラシ対策は確実に上顎に掛けることに尽きると思います。上顎に掛かれば緩めようが引っ張ろうが簡単にはバレません。このため上目々々での食わせが大事だと思います。食わせダナが低目だとバラシが増えてしまいます。
ウィリーは私も試してみたいと思っています。ぎんぎすさんはウィリーの時に餌も付けているのでしょうか?

ぎんぎすさん
青いそはつけますね〜。日によりますがこの間は青いそにしか食ってきませんでした。(最初は緑ウイリーに赤ビーズの仕掛けで食ってたのですが3本パーフェクトで掛けたら水面で仕掛けがアジつきで全部切れました。とほほ)今後は餌なしでも安定した釣果を出せるように研究していこうかと思っています。

管理人
ウィリーの効果はどうでしょうか?もしウィリー使うとしたら、付け餌だけの場合より食いが良くなるか、付け餌が不要になればメリットありと言えますよね。餌付きだと実釣で効果を比較するのは難しいかもしれませんが、餌無しで問題なく食ってくれれば一目瞭然ですね。ウィリー五目、イサキなどウィリー仕掛けを使う釣りは色々ありますが、基本的には誘い(シャクリ)と間で食わせますよね。これらの釣りでもアジが混ざったりするわけですが、アジ専門で狙う場合はどうなんでしょう。コマセ振って待ってても食わないとか、誘えば食うとか研究課題にすると奥が深そうですね。潮色や水深との関係とか・・・。

KOBIさん
確かにウイリー仕掛けの誘いは、相応のタナの幅を縦に誘っていく方法が一般的ですので、アジのようにピンポイントのタナを狙う場合にはどうなんでしょうね。でも、付け餌仕掛けと同様に釣っても、通用しちゃうような気がしますけどね。
ところで、以前、管理人さんが「ウイリー買ってあるけど、巻くのがちょっと手間なんで…」というようなこと言ってましたよね。そこで、簡単なウイリーの巻き方を紹介します。これは、一般的な針の軸に巻く方法ではなくて、針のフトコロの最下部にウイリーを結ぶだけという、とても簡易な方法なんですけど、今春のイサキ釣りでも、普通の巻き方のものと遜色ない釣果を得たものですから、まずまず使えると思ってます。これは、市販の『チビ・ウイリー』とかいう名前の仕掛けを見て、ちょっと真似てみたものです。
さて、その巻き方ですが、

●2本重ねたウイリーで輪を作り、『チチワをサルカンに装着する方法(サルカンの穴にチチワを通し、サルカンをチチワに抜くという、一般的な簡易な方法)』と同じ方法で、ウイリーの輪を針の軸に結びます。(ここで、結びを締めこんではいけません。)
●締めこむ前に、ちょっと結びを緩めて、輪の先端をちょっと引っ張り出し、半ヒネリして、もう1回、輪に針全体を通します。
●これで、結びが二重になりますので、次に、結び目の形を整えながら、締めこんで、針へのウイリーの装着は完了です。
●後は、針のフトコロの最下部にウイリーを移動させて、適当な長さ(5mmくらい)にウイリーをカットし、ウイリーの繊維を木綿針のような針でほぐして、フワっと仕上げて完成です。

ウイリーのボリュームを出したければ、3本重ね、4本重ねにして結べばOKですし、2種類の色のウイリーを合わせて結ぶこともできますね。
一般的なウイリー巻きに比べると、針の軸にウイリーが巻いてなくて、出来栄えは非常にシンプルですが、私は、チヌ針とかだけでなく、胴打ちしてキラキラ効果がある小アジ針等にも、このチビ・ウイリーを結んだりして使っています。

管理人
KOBIさん詳しい解説ありがとうございます。何となく簡単にできそうな気がしてきました。次の機会には試してみたいです。
最初餌付きでやって、食い出したらウイリーだけにしてみるとか、試す方法が色々ありそうです。私の興味は普通のアジの釣り方でウイリーだけの針に遜色なく食うかですね。それとアジ用の配色。もしこれが自信付いたらかなりの手返しアップにつながりますよね。ビシアジでも通用したら餌付けで手を真っ赤にせずに済むかも・・・なんて。

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