KOBIさん小湊シマアジ釣行 Vol.1/2 (2003/10/06〜2003/10/22)

KOBIさん
明日は小湊のO沢丸からシマアジ狙いに行ってきます。昨日、今日と同宿ではシマアジは獲れてないようですが、魚影はある様子。シマアジの場所に他の青物もいることから、リレーではなく、1日中シマアジ狙いができるようなので、狙いをシマアジに絞って、やってみるつもりです。この2日間仕掛け作りに精を出して、準備は万端、何とか、3キロより上のクラスを1枚キャッチしたいです。

KOBIさん
シマアジ2枚釣れました。3キロと2.8キロです。体長はいずれも60cm、デカイです。 朝の第1投目からいきなり当たって取り込み成功、驚きました!1枚釣って余裕綽々でしたが、その後は船中音沙汰無しで、一時はタイ狙いに移動したりしましたが、残り1時間となって、またシマアジの場所に戻り、しばらくアタリ無く、あきらめかけていたところに、最後の1流しでアタリ到来。これも無事に取り込んで、計2枚。望んでいた以上の結果となりました。外道にイナダ3本、ウスバハギ1枚、カワハギ1枚、小振りのヒラソーダ1尾、マルソーダ多数でした。嬉しそうな顔した私が小湊O沢丸のHPに載っています。良かったら、見てやって下さい。(魚が重くてちょっと顔が引きつってます。)



管理人
やりましたね!それも良型2枚。その他お土産多数で、しっかりカワハギまでゲットとはさすが、すごいです〜。私は経験が無い釣りなので、もし暇がありましたらタックルや詳しい状況など教えてください。記念にHPから写真取り込んでおきましたよ。今日は早速お刺身ですか?旨そうだな〜、うらやましいな〜。とにかくおめでとうございます。

KOBIさん
管理人さん、ありがとうございます。 小湊は外房でも比較的型の良いシマアジの回遊があるところです。これは黒潮の流路とか、小湊の地形、地理的要因によるのではないかと思われます。小湊でのシマアジ釣りは、オキアミとアミ混合のコマセを使った、2〜3本針のビシ仕掛けで釣ります。針は魚皮バケやウイリー、あるいはオキアミを付け餌としますが、いつも、私はオキアミ餌は使わずに土佐カブラ針を使った擬似針を主体にした全長2m以内の短ハリス仕掛けを数種類持参していきます。今回はハリスは6号と8号で作成していきました。釣り方はウイリーシャクリのような釣法が主体なので、竿はシャクリやすい短めのものが適当です。私はS社のネルビオUを使いましたが、3キロ級に対応するには、このクラスの竿ではちょっとパワー不足の感がありますね。
今回の釣り場は小湊の少し西寄りの天津沖でした。水深は25m。根掛かりの少ない平地の場所らしく、指示ダナは「底からタナを取り、水面下10mくらいまで誘い上げて」というものでした。(春は根の上のポイントだったので、水面からのタナ取り指示でした。)
朝一番が時合であることが多いのですが、今回は、何と!定刻6時の第1投目にヒット。底から誘い上げてきて、底上5mくらいでアタリました。シマアジ独特の強烈なアタリが出て、10m以上糸が引っ張り出されて、漸くヤリトリ開始。最初はシマアジも元気一杯なのであまり無理をせず、糸を巻いたり、出したりの攻防。5分くらいするといくらかパワーが弱まってきたので、徐々に巻き上げることができ、バラすことなく、無事船長のタモに収まりました。
その後は、イナダやマルソーダ等の外道のみでシマアジからのアタリはなく、8時にマダイ狙いにポイント移動しました。マダイは2時間程狙ったのですが、私は外道に良型カワハギを1枚釣っただけ。と言っても、実はこの間半分くらいは仕掛けを下ろさず、船上で余裕の居眠りをしてました。
10時を回って、再度、朝のシマアジの場所に戻ったんですが、マルソーダの猛攻で、しばらくはシマアジの気配は無し。私はソーダを避ける意図で、底付近をピンポイントに狙っていたのですが、「この流しであがります。」とのアナウンスがあった最後の流しで、また強烈なアタリが到来。朝と同様なヤリトリでこれも無事に取ることができました。
今回は船中の2回のアタリはすべて私に来ました。そして、2回ともバラさずに取ることができて、幸運でしたね。サイズも3キロ級2枚と申し分なし。久々に大物釣り気分を満喫した1日となりました。

管理人
なるほど、意外と水深が浅いのでビックリです。引きが強そうですね。それにO沢丸のコメントにもありましたが、シマアジは誘わないと釣れない、誘うタナも幅があるのですね。そして土佐カブラというのも面白いです。遠征のシマアジ狙いでデカウィリーというのは聞いたことありましたが、そのときは確か海底でコマセをドバ撒きして待つというものでした。釣り方はKOBIさんお得意のイサキに近いイメージなんでしょうか?カワハギを釣ったのはマダイ狙いの時間とのことですが、これはオキアミですよね?釣り方に非常に興味がありますので、今度サンスイに行ったついでに外房のシマアジの釣り方についてちょっと聞いてみたいと思います。それにしても、見事狙い的中。船中アタリ一人占めでバラシ無しですから申し分無しですね。

KOBIさん
ありがとうございます。前にも書きましたが、小湊のシマアジは昨年5月に1枚釣ってから、4回連続して型見ずでしたから。通っていれば、いい事もあるようです。
今回使用した竿はネルビオUです。やはり、このクラスの竿では魚を浮かせるパワーは少し足りませんね。今回は許容範囲ギリギリって感じでした。それと、リールはD社のミリオネリアCVZ250Fを使ったんですが、ドラグがスムーズに効かなくて、船長から注意を受けました。「ちゃんと確かめてこなくちゃ」って。1年半程前に購入して、前回まではドラグもスムーズに効いたんですが、購入して以来一度もドラグ部のメンテナンスをしてなくて、今回使ったら、ドラグがスムーズに出なくなってました。何とか、手で糸出しをフォローして対応したんですけど。早速、メーカーのオーバーホールに出すつもりです。

KOBIさん
今回は味覚の話です。釣った2枚のシマアジは、1枚分は親類等へおすそ分けして、残りのほぼ1枚分を我が家で賞味しました。昨日までの3日間食べ続けて、やって食べ尽くしました。調理法は、刺身、シマアジ丼、照り焼き、切り身&カブトの塩焼きでした。シマアジは当日よりも、1晩2晩寝かした方が旨いと船長から聞いてきたんですが、確かに釣った当日は身も多少固めで、脂の乗りも行き渡ってないという感じでした。それでも、シマアジ独特のほのかな青い?香りがして、「さすがに旨い!」って感じでした。しかし、身は相当な脂の乗りで、翌日以降は全身トロ状態、腹身なんぞは超大トロ状態となってしまい、風味よりも脂が上回ってしまって、「ちょっと脂乗りすぎ」って感じがしちゃいましたね。決して不味ではないんですけど。ガツガツと刺身を飽食してしまったもんですから、余計そう感じたということもあったでしょうけど。大トロばっかり食べていると赤身が欲しくなるのと同じことでしょうね。脂乗ってたんで、焼き物は美味でしたよ。それと、ヒラソーダはまぁまぁ美味でした。小振りだったんで、脂少なくてさっぱり系でしたけど。あと、ウスバハギも初めて食してみましたが、こちらはウマズラに近い味覚でしたね。

管理人
KOBIさん、2枚の良型シマアジどうやって食べたのかな〜って興味があったんです。そんなに油が乗ってるんですか?それなら刺身ももちろん焼き物は旨いでしょうね〜。天然物のシマアジなんて普段お目にかかれないですもん。ホントうらやましいです。私も明日ちょっとワラサ初心者で出撃する予定ですが、どうなることやら。ビギナーズラックでも起きないかな〜。オキアミなので何かしらお土産は釣れるらしいですが・・・。



KOBIさん(2003/10/20)
明日は釣友1名とともに、小湊O沢丸へ行ってきます。現時点で南房は雨の予報ですが、風は弱そうなんで、何とかなるでしょう。一応、シマアジ期待ですが、ここ10日くらい同宿ではシマアジが釣れてないようなんで、正直、可能性は低いと思ってます。(あんまり入れ込んで行くと、釣れない時にガックリしちゃうんで・・・。)それでも、マダイ、イナダ等でお土産確保は大丈夫でしょう。
あと、ちょっと邪道なマル秘作戦・・・前回、マダイの場所でかなり餌取りが多かったんですが、この餌取りって、ひょっとしたらカワハギかもしれないと思っているんです。実際、そこで25cm級のカワハギを1枚釣ったんですが、今回、状況見て、船長の許可が貰えるようなら、ちょっとカワハギを狙ってみようかな、などと考えています。そんなわけで、カワハギのタックルと塩漬けアサリを少々持参してみるつもりです。まぁ事前に船長の許可を貰っているわけではありませんし、船上でそんな気持ちになるかどうかもわかりませんので、一応、準備していくだけですけどね。看板は『五目釣り』ですから・・・。

管理人
KOBIさん、ネライ210Mのデビューですね。何とか本命ゲットしてきてください。マダイ好反応、ヒラマサも4kgオーバーがたまにドカン!て感じみたいなので油断できませんね。できればシマアジ、ヒラマサ、マダイ、イナダそして・・・カワハギと五目釣りしちゃいましょう。シマアジ釣れ過ぎたら受け取りに参りますのでよろしくお願いします。頑張ってきてください。

KOBIさん
小湊のO沢丸からシマアジ五目に行ってきました。幸運にも、2.8キロのシマアジ1枚ゲット!です。
今日は私と友人を含めて5名で出船、まずは天津沖25mのシマアジ狙いから入りましたが、シマアジのアタリはなく、1時間程でマダイのポイントに移動。2時間くらい船中マダイのアタリもなく、ちょっと嫌なムードが漂い始めた頃、突然、私以外の4名に次々とアタリが到来!私は、隣の方がかなり慎重にヤリトリをしているので、オマツリを避けるために仕掛けを上げて、観戦しておりましたが、何と、姿を見せたのは良型シマアジ!私もすぐにシマアジ仕掛けにチェンジして投入すると、一発で強烈なアタリが来て、2.8キロのシマアジを無事キャッチすることができました。
今日の時合いは、この一瞬だけで、後はまた船中沈黙してしまったんですが、ほんの一時の時合で船中4枚のシマアジ(1.7〜2.9キロ)をゲット(1名の方は残念ながらバラシ)。それも、マダイの場所(水深約55m)でシマアジが回ってくるとは、恐らくは船長も予期していなかった出来事でしょう。ちなみに、私以外は皆、マダイ仕掛けのオキアミ餌にヒットしたものです。
私の釣果は上記のシマアジ1枚と、外道にカワハギ2枚(16、20cm)、ショウサイフグ2尾だけ。友人は1.7キロのシマアジと0.8キロのマダイ1枚、イナダ1本でした。ちなみに、カワハギはマダイ狙いの外道で釣れたもので、専門に狙って釣ったものではありません。マダイの場所でカワハギ狙いというマル秘作戦は今日は出番がありませんでした。
そんなわけで、今回もシマアジ1枚釣っちゃいました。今日は、突然のシマアジの回遊に遭遇して、ほんと幸運という感じでした。



【船宿コメント】
10月21日 水温 23.9度 水色 澄み過ぎ!!
5回当たって、1.7kgから2.9kgのシマアジを4尾GET!お客さん5人で今日も何時もどうりに出船。潮に少しずつ慣れてきたせいか、魚の食いも良くなり今日はシマアジがお客さん5人全員に一回ずつ当たり、4人は釣れましたが、残念ながら一人、魚も大きかったせいか、ハリスを切られてしまいました。(ひじょ〜うにざんねんです!!)でも今日はすごい!?シマアジのボウズ無しかと思うほど順序良く、みんなに当たりました。0.6kg〜0.8kgのマダイ3尾、大型のハタが1尾、あとはイナダなどが交じった。潮にもだんだん慣れてきたので、また明日に期待しましょう!!もう少し潮も濁るとかなり期待できます!!

管理人
KOBIさん、おめでとうございます。全体的には渋めだったようですね。一瞬の時合いを確実にモノにするところはいつものことながら流石です。しかも仕掛け入れて一発とは凄いです。その後アタリが無かったことから考えると本当に一瞬の時合だったようですね。ここで掛けられるか否かで雲泥の差になっちゃいます。バラシてしまった方は残念でしたが、5人で4枚とは結果的にチャンスは平等に来たわけですね。マダイの場所とのことですが、シマアジ狙う場所はもっと浅場なんでしょうか。HPのコメントではハタも上がったようで高級魚のオンパレード。それにしても型が見られて良かったです。写真一応取り込んでおきました。

KOBIさん
小湊のシマアジの狙い場所は、その時々で異なるようです。昨年や今春は小湊沖の根周り、今秋は天津沖の25mダチ、そして、今日は偶然なのか、小湊周辺の55mダチのマダイのポイントに回遊してきてました。 ほんと、今日のO沢丸は平等な一日でした。シマアジ取ったのは5人中4人ですが、バラシた1名の方もハタをゲット。そして、唯一、シマアジのサイズが一回り小さかった私の友人は、それを埋め合わせるかのようにマダイを1枚ゲット。全員がほぼ平等な結果で終わるというのは、なんかイイですよね。O沢丸の若船長も、常連さんにも、初めてのお客さんにも、みんな平等に接してくれて気持ちイイですよ。

管理人
KOBIさん、今回はたまたま深めだったようですが、25mダチで3kgのシマアジ掛けたらどんなファイトするのか私には想像できません。うらやましいな〜。そう言えばサオの調子は如何でしたか?
そうなんですか、ハタを釣られたお客さんはシマアジバラシた方だったのですね。そして小振りだった方がマダイとは・・・ちょっと残念だけどかなり平和って感じですね。ハタの方は写真には出てませんでしたね。大型のハタって書いてありますがどれくらいあったのですか? いい船宿見つけると通っちゃいますよね。そして今回は気持ち良い釣りをされたようで、良かったです。

KOBIさん
ネライ210Mは使い勝手良かったです。ネルビオUと比べると、バットパワーに格段の差があり、シマアジの引きにも余裕を持って対応できました。ネルビオはやや胴にかかる6:4調子という感じなんですが、ネライは7:3くらいの調子でより竿先に近い部分でアタリを取るという感覚ですね。このため、感度も敏感に感じますし、やや硬質なストレートなイメージの誘いができますね。同行した釣友も240Mを使っていたんですが、こちらは長い分だけ、さらにバッドパワーに余裕があるように見受けられました。実は、210Mを購入する時、ワラサでの使用等も考えて、240Mにしようかとも思ったんですが、釣具店では240は結構長めに感じたので、誘い易さ優先で使い慣れている長さの210を選択しました。実際、240Mを船上で持たせてもらいましたが、それ程に長いとは感じなかったです。これはいつも思うことなんですが、店で実際に繋いでみた感触と船上での実使用感覚とは、微妙に異なりますね。でも、240にしておけば良かったとは思ってませんけど。
ネライの印象はかなりの万能竿ということですね。シマアジ、ワラサからイナダ、イサキ、ハナダイとかまで広範囲に使える竿ですね。当然、手持ちのマダイ、ヒラメも対応可能でしょう。 ハタは目測で50cm級、2キロ弱クラスだったです。

ホーム目次前のページ次のページ