アオリ・スミ・マルイカ談話 (2003/12/04〜2003/12/16)

管理人
KOBIさん、いよいよアオリイカですか?私は初めて行って釣れちゃって以来、餌木30本以上に増えてしまいました。きっと嵌りますよ。この時期は条件良ければ数出るみたいですし、最近の釣果情報では1kg級も出るようになってきたので楽しめると思います。下手な魚より引きますし(要ドラグ調整)、乗ったときの手応えがたまりません。最近2回チャンスがあったのですが、11月16日はシケで中止、11月30日は都合でキャンセル(この日も時化たので出たのかどうか聞いてませんけど)。きっと仲間内にシケ男が居るに違いないと思ってます。

KOBIさん
エギ30本も持ってるんですか!私は当日にK楽園で何本か買おうかななどと思っているんですがねぇ。オレンジとピンクが高確率ですか?まぁ、初釣行なんで、気楽な気持ちで行こうと思ってます。・・・否、まだ行くと決めたわけではありません。カワハギの模様が良ければ、そっちに行くかもしれません。40枚台目標に…ですね。(笑)
アオリの竿も持ってないんです。何にも考えずに、リーディングX130でも買おうかな、などと思っているんですが、もし、オススメの竿がありましたら、ちらりとご教授下さい。選ぶ基準もなにも皆無なんですけど…。

管理人
厳密に言うと37本あります。(笑)全部アオリーQの4号です。そういえば今週のつり丸にアオリの話が出てたような。オレンジとピンクは定番のようですが、潮先がピンクで釣れてて自分が潮尻で同じ色で乗らない時にわざと正反対の色でタナも高めで連発なんて話もあるようです。あと同じポイント流しかえてるとスレるって言うのもあるようです。目先を変えてやると乗ってきたり・・・。でもこれ全部聞いた話です。(笑) 潮色でけっこうエギの腹側と地のテープの色が物を言うようです。澄み潮では金系、濁り潮では赤系、最近流行なのはマーブル系と言う感じです。組み合わせ考えて買い出すとかなりの数になってしまいます。最初に行ったときはピンクとオレンジ持って行ったのですが、ずっとピンク使ってて乗らず、オレンジに変えた途端、スミ、アオリ、スミ、スミ、アオリみたいな感じで乗り出しました。2回目は船中1杯で不発でした。 竿は120〜130cmで軽くて粘りがあってトリガー付きなら良いと思います。但し、釣り座と利き腕の関係でシャクって穂先下げるときに絡んで穂先よく折りますので、できればLDBガイドのものがベターかと思います。確かD社のアナリスターはLDBでしたね。

KOBIさん
早速のアドバイスありがとうございます。アドバイスを参考に釣具屋行って現物見てきます。今週のつり丸もちらっと見てみましたが、餌木の種類って半端じゃないですね。1本1,000〜1,200円くらいですから、×37本ですと・・・(笑)。これは嵌ると、まさにアオリ地獄ですねぇ〜。 今日もS丸が剣崎沖でカワハギを54枚釣ってきちゃって、心中穏やかではなく、再来週はアオリからカワハギに傾きかけているんですが、どっちみち、近々にアオリに挑戦すると思いますので、竿と餌木は見ておくことにします。

管理人
×37と言いましてもサンスイだと安いですし、まとめて買ったわけでもないので、まあそれなりに・・・。白いエギ買ってきて自分でマジックで色塗るのも面白いです。手持ちの色に抜けがあるとつい買いたくなっちゃいますね。私は経験が浅いので、サンスイの店員Mさん(つり丸にも出てました)にしゃくり方やエギの選び方をアドバイス頂いたので、これから実践で試して行きたいと思ってます。竿は1回行ってどんなのが良いのか分かったので作っちゃいましたけど、まだ自作竿で釣ってないんですよ。

シロギスさん
ブラックバスしかりでしょうが、エギコレクション、新しいのがでるとつい手がでてしまうようですね。スミイカのほうの話ですが、スッテとかエギつけるけど、最近私は付けないでテンヤのみでやる場合が多いので買いません。買わないようにしてます。シャクリ方のせいか私は付けてもテンヤのほうが率がいいしテンヤのみで釣れると言い聞かせてシンプルにいきます。(爆)なんかわけわかんないあんなシャクリで乗るのかと思うような人が、スッテとかエギでポンポン釣ることがあるので、「なんでだろー」と思わされます。掛け針で突き刺されていて痛いだろうにシャコを「オレのごちそうだ」と言わんばかりに物凄い力で抱えてたりしますし、ほんとにイカは何考えてるか解りません。

管理人
ほんとにイカは何考えてるか解りませんよね。きっと何も考えていないのでしょう。(笑)私はエギコレクションというほどではありませんが、持っている人は半端じゃない数持ってますよ。ふらっと釣具屋さん行って大して買うもの無いが、エギ1本くらいならちょうど手が出やすい値段ていうのもあります。メーカーさんの戦略にまんまと嵌ってるような気がします。そんなことないか。(笑)しかしあんな現実離れした不味そうな色によく乗ってくると思います。美味そうに見えるんでしょうね、ほんとに何考えてるか解りません。

L ジャケットさん
アオリしゃくり3回やった事があります、エギ何が良いか解りません、1杯しか上げていないので。マルイカは、ウキスッテの選択が決め手ですが、最後にやった鉛スッテ直結は、ウキスッテで当たらない色でも乗ってきました、マルイカから判断すると、動きが決め手と思います。先日TVで、生け簀でヤリイカを釣るのをやっていました。エギ(ウキスッテ中)ピンクを追いかけていました、あの状況下でもエギを追うんですね、イカ類はどう猛です。

管理人
動きは重要ですよね。だって所詮擬似餌ですもんね。私はまだ初心者の域ですが、中オモリの先にハリスが3ヒロくらいあるので、なるべく鋭く短いピッチでしゃくるようにしています。あとはタナを常に気にしてやっています。これは他でも共通要素ですが。やってみて竿が120〜130cmと短い理由が分かりました。マルイカのスッテを買いだめしたのですが、今年は残念ながら行けませんでした。是非来年はと思います。面白さが手に取るように分かる気がして・・・やってみたいです。

KOBIさん
やっぱり、スミイカ釣りではスッテは付けないのですね。何となく、シロギスさんのスミイカ釣りはそうなんじゃないかと思ってました。シロギスさんのシャクリがテンヤの方が率が高いということもあるのでしょうが、スミイカはシャコのテンヤのみで釣ってこそ、江戸前の釣りというのもあるのではないでしょうか。私は、そんな粋なこだわりが好きです。東京湾のフグでもカットウだけで釣っている人は、やっぱりカッコイイですよ。釣れても釣れなくてもネ。

管理人
スミイカでスッテを付けるようになったの何時ごろかでしょうか?昔は付けてなかったような記憶があります。話によると「今日はスッテばっかりに乗った」とか聞くので、効果があるんでしょうね。アオリイカに行っても下手するとスミしか乗りませんし、条件揃うとデカいヤリイカの入れ乗りなんてのもあります。エギ(スッテ)っていうのはイカ類共通に使えるルアーなんでしょうね。だったら活きシャコで狙う伝統釣法とエギングで狙うスミイカと別のゲームとして成立しそうな気がしますね。活きシャコのスミイカ乗合の横でアオリ竿でエギしゃくってる船が居たり、今日はどっちの船が釣れたとかもあったり。そうするとアオリの外道ではなくスミイカを狙うためのエギ選択やシャクリ方の研究が進むかも、なんちゃって。でもシロギスさんは粋にシャコテンヤで決めてくださいね。

シロギスさん
スミイカで今のようなスッテを付けるようになったのは、15年前くらいだと思います。初めて行った時にトモの人がスピニングで投げてダブルで掛けたのをうらやましく見てました。いつか自分も一度はダブルをとか思ってましたが、最近はスッテをつけてないのでもう無理です。でも八景AN丸で船長も初めてというテンヤに2杯掛けなんてことが今シーズンあったそうですから。もちろん狙えるわけないけど。(笑)スッテの原形みたいなのはかなり前にあったようですよ。確かK川本家のサンスポ記事でスミイカに興味もないころに見たような記憶があります。木製の浮きスッテみたいなやつにガス糸巻いたのかな?「スマル?」とか書いてあったかな?
「今日はスッテばっかりに乗った」とか効果がある日もあるようです。でも柴漁港のHB丸ではテンヤのみで他船がそんな状況下でも遜色なく時にはダントツ釣果がでるので釣り方(シャクリ)にもよるのでしょう。
そうそう付けてるとヤリやアオリがのることもありますね。ルアーとして考えるなら、なぜシャコ型ルアーがないのだろう絶対開発すればいいものできそうだけどなぁ。電池内臓で目なんか光らせたりして。目が光ってなきゃダメとかはにわかに信じがたいけど。(爆)

管理人
15程前ですか?思ったより昔からなんですね。スッテも歴史があるようですが、エギの歴史も随分古くて九州とかあっちが発祥と聞いたことあります。関東では南房総の方では昔から漁で使用されていたようですね。引き船って言いましたっけ?木製のエギでトローリングするアオリ漁法、あれなんか三浦辺りでも昔やってて随分獲れたと何かの本で見たような。タナを変えて何本か引っ張るって言ってたかな。
それにしてもテンヤにシャコなんて誰が考え出したのか、考えた人は偉い!って思います。色々試行錯誤や実験があったことでしょうね。活き餌でイカと言えばアジの泳がせでアオリを狙う釣り方もありますね。ヤエンなんてよく考えたものです。イカ釣りって色々歴史やバリエーションがあって面白いです。各地の歴史や釣法調べたら膨大な論文になっちゃうかも。
シャコ型ルアーって見たことないですね。タコ用のビニールでできたカニは昔堤防でお土産釣るのに愛用してましたけど。バックに入れとけばいつでも出せるし、あんなものでも釣れるから重宝でした。シャコ型ルアー、リチウム電池内臓で光ったらいいですね。目を点滅させたり、胴体発光させたり。(笑)ちなみに活きシャコは目が光るから良いって本当ですか?どっかで聞いたことあるような気がします。

KOBIさん
D社の『アナリスター・アオリ』を買ってきました。エギは控えめに5本だけにしておきました。「エギは100本以上持ってます」と言っていた店員氏にエギは選んでもらいました。エギの号数ってエギの下部についているオモリ?の重さじゃなくて、エギの長さなんですってね。初めて知りました。4.0号だと4寸の長さということなんですね。「昔は何寸って呼んでたんですが、今は何号って呼ぶようになりましたね。」とのことでした。
ついでに、仕掛けや釣り方をレクチャーしてもらいました。忘れないように、この場を借りて復習しておきますと・・・、PEラインは2号くらいが良く、絡み防止のためにフロロカーボン5号30cmくらいのリーダーを付けると効果的、エギは直結ではなくスナップを介した方が効率的。出船前にハリスの長さだけは必ず船長に確認しておくこと。
釣り方については、タナを取った後とシャクリのインターバルは5〜10秒くらい。シャクリの幅はあまり大きくする必要はなし。シャクった時にイカの乗りを感じたらアワセずにイカが逆噴射して引き込みを感じたらリーリングを始めればOK。静止時に乗りを感じた時も引き込みを感じたらリールを巻き始めればよい。アワセは足切れの原因になるのでNGである。リールのドラグはシャクった時に糸が出るか出ないか程度に緩めておくべき。取り込み時は中オモリを掴んだら、即座に竿を船縁の穴に立て、ハリスを緩めずに手繰ること。
イカ釣りに雑なシャクリと雑なヤリトリは絶対にタブー。特にアオリはソフトなイメージの釣りを心掛けること。オマケとして、もしスミイカばかりが乗るようだったら、50cmタナを上げてみる。隣の者がアオリを乗せた時は、すぐに巻き上げてから、すぐ仕掛けを下ろすと、隣で掛けたイカを追ってきたイカが落ち込みで乗ることがある。等々。
管理人さん、何か補足や修正がありましたら、教えて下さい。来週の火曜日にK楽園かK平治丸から挑戦の予定です。初挑戦なんで、何だかウキウキしちゃいますねぇ。とりあえず、何とか1杯釣りたいです。

管理人
ついにご購入とのことで、ハマる準備は整いましたね。(笑)私から補足することは特にございませんです。だって、まだ2回しかやってないし、釣れたの最初の1回だけですもん。「インターバルは5〜10秒くらい。シャクリの幅は小さめ」は私も心掛けています。エギがキュッ、キュッっと動く程度をイメージしてます。中オモリが8〜10号と軽いですし、潮が速いときなどエギが受ける水の抵抗も大きいので、タナ取りには気をつけてます。経験浅いので基本に忠実に、そんなもんです。
エギの種類は沢山あって見た目似てますけど、けっこう水中での動きや沈下速度など個性があるようです。実際に確認はできないのですが、アオリーQ使ってれば間違いないと言われて信じてます。シーズンなのでまた新色など発売されてそそられますが、入れ物にあと3本しか入らないので、我慢してます。とりあえず手持ちのエギで釣果を上げることだと思ってます。でもいつ行けるか・・・なかなかひとりでは行く気がしないので。
K楽園かK平治丸ですね。今は数出るし、型も良型が混ざるようになってるので楽しみですね。キロ級掛けたら地獄にハマることでしょう。(笑)

KOBIさん
やっぱり、アオリイカはハマる釣りなんでしょうね〜。こりゃ、ヤバイです。カワハギのシーズンに他のハマる釣りを覚えちゃったら、ほんとにヤバイかもしれないです。でも、アオリができれば、洲崎、勝山あたりでカワハギ&アオリの午前・午後通し釣りも可能ですし・・・、しかし、そんな体力あるかなぁ。

管理人
デカイのズシンときてドラグビュービュー言っちゃたら確実にハマるでしょう。(笑)でも、餌付け要らないし、手返しが要らないでしょ、状況悪いときってチョー暇なんです。やることと言えばエギ取り替えるくらいだし、飽きずにしゃくらないと乗らないし・・・。だからできるだけ一人では行きたくないんです。(笑)適当にスミイカなどが乗ってくれれば飽きないけど、あのズシンの快感が忘れられないんですよ。

KOBIさん
行ってきました。360gの本命1杯ゲットです。「何とか1杯は釣りたい」との目標は達成したものの、アタリはこの1回だけで、正直、ちょっと退屈しちゃいましたね。今回はアオリ初挑戦3名で釣行したのですが、3名で2杯、1名オデコになっちゃいました。
釣り場は剣崎〜毘沙門・城ヶ島〜剣崎と周りました。タナの指示は12〜38mまで。浅場から深場まであっちこっちとやりましたね。私が1杯釣ったのは城ヶ島の指示ダナ34mのところです。時間は10時半でした。北寄りの風が結構強くて、剣崎はちょっと海が悪かったですね。ホント、私が剣崎に行くと毎回北風強風です(笑)。
今日のアタリ餌木はオレンジ系だったようです。4杯でダントツトップの方は左舷大ドモ(我々は左舷胴の間)で、すべてオレンジ系でヒットしたようです。ちなみに私の1杯もオレンジ系。友人の1杯はイエロー系、私の隣で2杯釣った方はオレンジ、ピンクで各1杯でした。潮色は薄濁りくらいのようでしたが、ちょっと暗めな感じがしましたね。
ちょっと退屈なんて書きましたが、それなりに楽しい釣りでしたよ。また、近いうちに再挑戦しようと思ってます。餌木の釣りを初めて経験して、また一つジャンルが増えたかなって感じです。この釣りにハマるという感じではないとは思いますが、今後は釣具屋に行ったら、きっと餌木コーナーを覗いちゃうことになると思います。
管理人さんは、土曜日にK平治丸ですか。頑張って下さいね。ちなみに、ハリス長は4m、中オモリは10号という指示でした。下船後に宿で出されるラーメンはとても美味ですし、とてもサービスが良い船宿ですね。

管理人
やりましたね。初物ゲットおめでとうございます。薄濁りとのことですが水温低下したかもしれませんね。この風の中、型を見られたので上々のスタートではないでしょうか。この時期、条件が揃えば2桁もありえます。そして型も一潮毎によくなると聞きます。キロオーバーを目指して再挑戦ですね。
私も今週行く予定ですが、数か型か、できればキロオーバーを1杯ズシンと行きたいところです。
今日の当たりエギはオレンジ系だったようですね。数年前、東京湾ではK8と言ってアオリーQのピンク神話があり、その後アオリーQのマーブルピンクが出て定番になったと聞きます。私が初回に釣ったときはスミ、アオリともすべてマーブルオレンジでした。マニアックになると、他人と正反対の色で乗せる快感とか、良型が好むエギを当てたりとか奥が深いようです。他の釣りと比べて餌や仕掛けに個人差が比較的少ない釣りですし、シャクリ方、タナ取り、エギが三大要素で変動要素が割と単純なので、逆に人と差が出たり奥が深いのかもしれません。
今晩はアオリの刺身で鰭酒でしょうか。アオリは当日でも甘みがあって非常に旨いです。ちなみに冷凍しても味が落ちませんから釣り貯めも利きます。
今年は夏場寒かったので成長が今一と聞きますが、数は当たり年との噂も。春になると2キロ級も珍しくないとのことなので、ズシンと乗せてドラグを滑らしましょう。

ホーム目次前のページ次のページ