揚物(フライ他)

白ぎすのフライ


我が家のシロギス料理ベスト1はやっぱりフライではないでしょうか。写真は骨せんべいも添えています。我が家では、揚げたてを塩で頂くのが定番。サクッと軽い歯ざわり、癖の無い味わいは何回食べても飽きることはありません。たまには目先を変えてソースやマヨネーズ、タルタルソースなんかでも美味しいです。フライは唐揚げと並んで子供たちにも大人気です。


皮剥のフライ


我が家のカワハギ料理の定番中の定番、フライを初めて写真に収めることができました。これはシロギスのフライと並んで文句無しに旨いに決まってますぜ!家族全員、昔から大好きで、我が家は揚げたてを塩で頂くのが定番ですが、今日は最初塩で頂き、「ちょっと贅沢」なYEBISUでハーフ&ハーフを飲みながら、マヨネーズでもまた二味頂きました。料理人は余ったら温めて後日食べると言いましたが、何のその、親子で入れ食い、全然余りませんでした。


皮剥の紫蘇巻きフライ


カワハギ料理と言えば定番のフライですが、今日は料理人の一手間が加わり紫蘇巻きフライになりました。とは言っても、下の「梅しそ天麩羅」にするには梅が品切れ、仕方なく青紫蘇を巻いてフライになっただけなんです。お味の方はご想像通りで不味いわけがなく、私も最初は塩で頂き、次は「うめ〜酢」とレモンを合わせたあっさり酸味の効いたタレで、最後は常道のソースと三種類のお味を楽しみながら、ビールをグビグビ。10数枚分、「こんなに揚げて食えるわけねーだろ〜」と言いつつ、子供たちの活性も急上昇、一切れも残りませんでした。次はカワハギの活性が上がって欲しいものです。(笑)


皮剥のアスパラ巻きフライ


旬のアスパラにカワハギを巻いて揚げたフライ。軽く茹でたアスパラを適当な大きさに切り、塩・胡椒で下味を着けたカワハギの身を巻いて爪楊枝で止めます。滑って巻きにくいですが、巻いてしまえば後は普通にフライにするだけです。噛めばジューシなアスパラとふっくらしたカワハギの身がバッチリ。塩やソースでもいいですが、今日はちょっと高カロリーに(笑)タルタルソースで頂きました。これも美味しいですよ!


一生懸命巻きました!


皮剥の肝入りコロッケ


嬉しいことにカワハギが大漁で、しかも身質も肝もバッチリ。翌日、実家に行って肝醤油でお刺身を食べさせようと思ったのですが、うっかり肝を持って行くのを忘れたものだから、後日、料理人は残された肝を使ってコロッケを作りました。レシピを聞けたらそのうち載せたいと思いますが、これけっこう旨いんですよ〜。生臭さが全然無くって、ちょっとクリーミーなポテトコロッケ?肝だと言われれば、確かにね〜って感じで、私、勢いで7個も食べちゃいました。また太りそ〜。


馬面剥のフライ




しょうさい河豚のフライ


小型のフグから選んで、半身でフライにしたのが料理人のこだわりだったようですが、お陰でひとつひとつが大き過ぎず小さ過ぎず、ガブッとかじってちょうどボリューム感がイイ塩梅。揚げ立てにサッと塩とレモン振って頂けば、魚のフライとしては珠玉の一品。もはや余計な説明など不要でしょう。


鯵フライ


アジフライは定食屋さんや揚げ物屋さんで定番ですが、釣ってきたアジでやるフライはちょっとモノが違います。今回は富岡沖で釣れた25cm前後の良型。締めて持ち帰って今日で3日目、熟成された身は脂が回って、お刺身で頂いても最高のコンディションのはずです。揚げ立てに天然塩をチョイと付けて噛み締めればもう幸せ〜!ホントこの釣りは止められません!



こちらは保田沖の金アジバージョン。型が大きいと3枚に下ろしたり切り身にしてフライにしますが、今回は17cm級の小型が数釣れましたので、開いてフライにした料理人。一般にアジフライって聞くと、このような形を想像される方が多いかもしれませんね。お味の方は言うこと無し!塩で良し、ソースで良し、タルタルソースで良し、何も付けなくても十分美味しいです。


室鯵のフライ


こちらはアジはアジでもムロアジのフライです。お刺身で食べ比べるとマアジとは明らかに違うのですが、フライにしたらマアジに似ましたね。なんでだろう?やはりアジの兄弟なんですね。食感は身の厚いアジフライという感じで、マアジと遜色なく美味しいです。健康上の問題で揚げ物は基本的に控えているのですが、釣り物のフライに限ってはお味見程度に頂いてしまいます。健康上の心配が無ければ、あるだけ全部食べちゃうんだろうな〜。だってこんなに旨い物、お金出したって釣って来なきゃ食べられないんだもん。


墨烏賊のフライ


料理人はイカの揚げ物恐怖症なもので、普段は滅多にイカフライなんてやらないのですが、今回はスミイカが大漁で、フライネタには持って来い。さっと下茹でして、表面に切り込みを入れてから揚げれば跳ねないという記事をどこかで見たらしく、ちょっとやってみようかという気になったみたいです。ということで久々に揚げ物になりました。結果はほとんど跳ねることもなく、無事に焼けどせずに出来上がりました。これを機に少し自信を付けてくれればと思います。もちろんお味の方は期待通りの旨さ。塩とソースとタルタルで食べ比べましたが、塩で頂くのがイカの旨みが引き立ってマイベスト1でしたね。いや〜食い過ぎた。


煽り烏賊のフライ


2005年3月、みんなで剣崎沖のアオリイカに出撃。このとき釣りムーチョさんが釣り上げた2Kgの大物を頂いて帰り、半身をフライで頂きました。何せデカイので、身が薄いところで1cm、厚いところで1.8cmくらいありました。歯応えは硬くなく丁度良し、スミイカより甘みがありましたね。ボリューム満点のアオリイカのフライ、お陰さまで堪能させて頂きました。身の表面に細かく#状の切り込みを入れて揚げたら油が跳ねず、安全に調理できたようです。


かなどのフライ


これはアマダイ釣りの外道で釣れたカナドのフライ。外道が楽しみのアマダイ釣りですが、カナドはホウボウやカナガシラの類でどんなお料理でも美味しく食べられます。今日はフライにしてみましたが、プリプリと締まった身で大変美味しかったです。カナド4尾にアヤメカサゴを1尾加えて10枚のフライでしたが、家族4人だとこれくらいあっという間に無っちゃいますね〜。今度はもうちょっと釣って来るぞ〜!


房笠子のフライ


オニカサゴ釣りの外道で釣れた小型のフサカサゴ。最近は揚げ物としては比較的低カロリーの唐揚げで頂くことが多いのですが、たまにはガツンと衣が付いたフライにして、タルタルソースなんかボッタリ乗せちゃったりして、いかにも体に悪そうな物も食べたくなるものです。(笑)オニカサゴ釣りで小型のフサカサゴが釣れると放流してしまう人が多いですが、お味的には抜群なんですよね〜。まあ浮き袋が無いので放流しても生きて帰れると思いますから無駄ではありませんけどね。



余ったら翌朝、サンドウィッチなんかにしてもマイウ〜。フサカサゴのサンドなんて釣ってこないとあり得ない食べ物ですよね。


狐鯛のフライ


キツネダイを持って帰って食べるまでの経緯は「狐鯛の刺身」の欄に記述しましたが、刺身であんなに旨いとはビックリでしたね〜。同じベラ系でポピュラーなササノハベラやキュウセンも釣りを始めた初期には持って帰って色々トライしたりしましたが、あまり美味しかった記憶が無いんですよね〜。そんなこんなで最近はまったく持って帰らなくなりましたが、もしかしたら時期によって美味しいのかな〜。キツネダイがここまで旨いと同じベラ系のそいつらも今一度見直してみようかななんて気にもなりますが・・・。このキツネダイ、水深が深いせいかまったく臭みが無いんですよ。半身は刺身で堪能しましたので、もう半身は試しにフライで頂きました。予想を裏切らず抜群のお味でございました。


しきしまはなだいのフライ


洲崎沖のウィリー五目はオキメバル主体におかず大漁。水深120m前後の深場に下ろすと30cm近いシキシマハナダイが3尾も釣れました。このシキシマハナダイ、見た目が派手で持ち帰るのを躊躇してしまう人も居られそうですが、料理法を考えれば美味しく頂けますよ。お味の方は淡白で旨みが薄く、身質もやや水っぽさを感じますので、お刺身など生食はあまりオススメしません。(もちろん食べられますが・・・)フライなど火を通して水分を飛ばすような料理に使うと、もともとボリューム感もありますので見違えるほど美味しく頂けます。


金時のフライ


淡白で癖のないキントキはフライにしても最高の食材。私は塩であっさり頂きましたが、タルタルソースやマヨネーズでもいいでしょうね〜!色々な料理で使いでがあるキントキ、一度に沢山釣れると、鮮度の問題でどうしてもお裾分けで消費せざるを得ませんが、安定供給されたら相当有り難い食材ですよ。まったくもって海に感謝です。


鰆のフライ


脂の乗った極上のサワラ、管理人と料理人はお刺身や塩焼きを堪能し、翌日、子供向けにエビと一緒にフライにしてみました。食材が良いので、何にしてもハズレません。あっと言う間に売り切れてしまい、管理人が味見する間も無く閉店ガラガラ。


鯖そぼろのカレー風味コロッケ


飯物のコーナーで『鯖そぼろご飯』や『鯖そぼろチャーハン』をご紹介しましたが、それでも余った鯖そぼろは冷凍になっていたようで、忘れた頃にコロッケの具になって食卓に登場しました。料理人に聞いたところ、作り方は普通のコロッケと一緒。ただ、挽肉の代わりに余った鯖そぼろを使っただけとのことでした。そしてカレー粉で味付けされたコロッケは食べた感じ、確かにサバっぽい風味はあるのですが、別に生臭くも無く、カレー風味が良く合っていて、これ旨いじゃん!サバの持ち味を前面に出すお料理ではありませんが、大漁で余ってしまった場合はそぼろを作っておいて、忘れた頃にこんな使い方もあるんだな〜と妙に感心しながら、旨い旨いとバクバク食べたのは本当です。


天麩羅盛り合わせ


ライトウィリー五目で釣れた小魚でテンプラ盛り合わせ。まずは揚げ立て第一弾が運ばれてきました。カワハギ、オキメバル、カナドのテンプラ、端っこにシコイワシの唐揚げがおまけで付いてます。今日はオーソドックスに天つゆに大根卸し&生姜で賞味しましたが、塩でもいいですね。家族で「これは何?」魚種を当てながら味比べっていうのも楽しいものです。こういうネタのテンプラはお店では味わえませんからね〜。


白ぎすの天麩羅


シロギス料理で真っ先に思い浮かぶのは天麩羅ではないでしょうか。天つゆで頂くのも良し、塩で頂くも良し。抹茶塩やカレー塩なんていうのもよく合いますよ。暖かいそばに乗せて天麩羅そばなんかも如何でしょうか。写真左下はうどの葉っぱと紫芋、写真右下は蓮根の天麩羅と盛り合わせてあります。季節の野菜も一緒に揚げて、菊水の純米吟醸をお供に今日は久し振りの天麩羅三昧。また明日から一週間仕事だ〜!


めごちの天麩羅


この期に及んでメゴチの天麩羅もないかもしれませんが、何故か今まで載っていませんでしたね。2007年梅雨、金田湾のシロギス釣りは親子で2束超の大漁。外道のメゴチも良型だけをキープして天麩羅やら唐揚げで堪能。流石、江戸前の高級天麩羅ネタ、キュッと締まった身は他では代役は果たせない存在感。脇役のアスパラ、サツマイモもイイ仕事してまっせ。やっぱ冷酒が欲しくなるよな〜ムズムズ。


寅ぎすの天麩羅


久し振りにトラギスを持ち帰ったので、オーソドックスにテンプラで賞味してみましたが、やっぱり素直に美味しいですよね。淡白だけどモチモチふっくらして、適度な身の厚さがあって旨いです。食べる際には模様があまり好きではないのですが、このクラカケトラギスの模様、娘が小さいときに『ウサちゃん』と言ったのが強く印象に残っています。子供の自然な発想には時にハッとさせられることがありますが、そんな娘も今や高校生、その分、こっちも年取ってるわけです。


はぜの天麩羅


田浦沖で釣ってきた落ちハゼで天麩羅。船釣りのハゼは初めてでしたので、ハゼの天麩羅なんて20年振りに食べたかな〜。いつもは主役のシロギスも今日は外道で5尾と肩身が狭いけど、一緒に天麩羅にして食べ比べてみました。う〜ん!両方旨い!それぞれ違った持ち味がありますね。両方旨いからどちらに軍配を上げることも無し。みんなで結局30尾以上食べちゃいました。下ろすのが大変で料理人さんお疲れ様でした。苦労した甲斐があったね。


連子鯛の天麩羅


アマダイの外道で釣れたレンコダイ(キダイ)で天麩羅。15〜20cmのお魚なので半身で一口サイズ。今日は天つゆに大根卸しと生姜で頂きました。元々マダイの本種で味の良いお魚ですから、天麩羅にしたってもちろん絶品。料理人は余ると思ったらしいですが、親子で入れ食い、きれいに完食でした。アマダイ釣りに一回行ってくると外道も色々な料理になって、本当に楽しいですよ。これがアマダイ釣りのもうひとつの魅力なんです。


しょうさい河豚の天麩羅


毎日フグ三昧でもホントフグって飽きが来ませんね。揚げ物系も唐揚げ、竜田揚げ、フライと来たので、せっかくなのでテンプラもやってみますか!どうやって食べてもハズす訳も無く、当たり前のように美味しいです。今回は塩で頂きましたが、色々な野菜と一緒に揚げて、天つゆでやっても格別でしょうねぇ。


鯖河豚の天麩羅


フグ釣りやカワハギ釣りでよくシロサバフグが釣れますが、けっこう皆さん捨てちゃう光景をよく目にします。あ〜もったいない!水炊きにしても美味しいですし、天麩羅にしたら絶品ですよ。是非お試しを!付け合せは穂紫蘇の天麩羅です。


鯖の天麩羅


マサバが大漁で嬉しい悲鳴。料理人は意表を突いてサバを天麩羅にしました。以前、丸十丸の船長がサバの天麩羅が旨いと言っていたことを私が料理人に話していたのですが、それを料理人が覚えていたらしく、我が家初のサバの天麩羅になりました。左側はそのまま天麩羅、右側は青海苔で磯辺上げです。これを塩で頂いたらこりゃ旨〜い!船長が旨いと言ってたのがうなずける一品でした。これも生臭味が出る前の新鮮な魚でやるからこその美味しさかもしれません。


鰤の天麩羅


サバの天麩羅が美味しいのですからブリも美味しいんじゃない?と何かのついでに中途半端に残っていたブリで天麩羅。ネタが良いので何にしても美味しいですよ。ただ、ブリの天麩羅は天つゆより塩の方が断然旨かったです。それと天麩羅は鮮度が落ちてからだとダメです。その場合は竜田揚げの方がごまかせます。(笑)私が根っからの青物好きというのもあるかもしれませんが、意外と青物は天麩羅でも行けますよ。よろしければ一度お試しください。


白ぎすの掻き揚げ


シロギスの身を適当な大きさに切って、玉ねぎ、大葉の千切りと掻き揚げで頂きました。今日は揚げ立てを塩でバクバク。ちょっと食べきれないかな〜なんて心配は無用。野菜がたっぷり入っているから意外とあっさり。こりゃ旨い!この一皿全部平らげてしまいました。シロギス釣りをやられる方々で掻き揚げやったことない方がいらっしゃいましたら、是非一度揚げ立てをガブリとやってみてください。沢山作って余ってしまったら、翌日に天つゆで煮込んで、煮込み天丼にしても美味しいですよ。


いさきの掻き揚げ


実はコレ、イサキを翌朝のお茶漬け用にヅケにしておいたのですが、余った分がその夜、玉ねぎや大葉と掻き揚げになって登場。ヅケにしてありますので、お味はそのままで十分。偶然の産物ですが、こういうのも有りですね〜。シロギスなどで敢えてやってみても良いかもしれません。


甘鯛の掻き揚げ


最初からアマダイを掻き揚げにしようとは思っていませんでしたが、たまたま20cm無いようなチビアマダイが3尾も釣れてしまったので、有効利用のため掻き揚げに!お味はご想像の通り、料理としては相当美味しいですが、言われなければアマダイだとは気付きませんね。左は一緒に釣れた小型のカナドやオニカナガシラの唐揚げです。


丸烏賊の掻き揚げ


マルイカの身を細切りにして、玉葱と大葉で掻き揚げにしました。揚げているとイカが油の中でパン!と跳ねるので、料理人は大騒ぎ。昔、イカの天麩羅で火傷したことがあるので、恐い料理ベスト1なのかもしれません。揚げ立ての掻き揚げを塩で頂くと、サクッとした食感の後、イカの甘み、ネギの甘み、大葉の香りが三位一体となってお口に広がり、旨いのなんのって。酒持って来い!って思わず叫びたくなる一品です。


墨烏賊の掻き揚げ


スミイカを玉葱と大葉で掻き揚げにしました。これは言わずと知れた美味しい食べ方のひとつです。油が跳ねるので、私が鍋の周りに新聞紙を持ってガード。何とか火傷をせずに無事出来上がりました。今日は塩であっさりスミイカの美味しさを堪能。仕事で帰りが遅くなりましたが、写真の一皿、軽く行けちゃいました。釣りに行ってはこんなものばかり食べていると、毎日お酒を飲み過ぎちゃいますね〜。ホント贅沢な話ですわ。


麦烏賊の掻き揚げ


塩辛用に干して短冊に刻んだムギイカですが、塩辛を仕込む際にキモと身の分量バランスの都合上、身が余ってしまうことが多々あります。この余った塩辛用の身の利用法はいくらでもあるのですが、その中のひとつが掻き揚げ。写真はムギイカ、玉ネギ、大葉の掻き揚げ。イカの身は干してありますので、揚げる際に油が跳ね難いですし、出来上がりもコリコリした食感が保たれていて大変美味しいです。塩付けてバクバクいくらでも食えちゃいそうですが、健康上の理由により2個で我慢我慢。(笑)


白ぎすの磯辺揚げ


写真左:シロギスの天麩羅に一手間加えて、青海苔の香りが食欲をそそる磯辺揚げになりました。子供たちが美味しい美味しいとバクバク。学校給食の定番、ちくわの磯辺揚げと同じ味だって。それって良いのか悪いのか?(笑)でもそれを聞いて私も子供の頃給食で食べたちくわの磯辺揚げを懐かしく思い出しました。当たらずしも遠からずですが、それだけで片付けちゃシロギスに失礼。時間があれば青海苔、海苔、カレーなどで三色揚げにしても楽しそうですね。
写真右:同じ磯辺揚げでも、こちらは海苔を巻いて揚げた別バージョンです。香ばしい海苔に包まれたシロギスはふっくら柔らかく、こちらも大変美味しいです。長男は山芋の磯辺揚げに似てて美味しい!と言ってバクバク食べてました。普通の天麩羅に飽きてしまったシロギス釣師にもお勧めですよ。


白ぎすのゆかり揚げ


2010年秋、最近はシロギス釣りにはほとんど行かなくなってしまったのですが、アマダイ釣りの外道で良型シロギスが2尾交ざり、他、アカボラ、レンコダイなどの定番外道が少しあったので一緒に天麩羅にして賞味。料理人のアイディアで衣にゆかりを混ぜての天麩羅となりましたが、油で揚げるとゆかりの香りは飛んでしまって殆ど残りませんね。だいたい読めてはいたのですが、普通に天麩羅として美味しく頂けました。


石持ちの磯辺揚げ


イシモチもクセが無く淡白なお魚ですので、青海苔の風味とケンカすることも無く、たまにはこういうのも良いです。手前にある一枚は一緒に釣れたシロギス。LTアジでアジが大漁でしたが、外道だけでもこれだけおかずになっちゃいますから有り難いことです。


皮剥の梅しそ天麩羅


カワハギの切り身にねり梅と大葉を巻いて天麩羅にしました。同じ方法でフライにしても旨いですが、今日は上品に天麩羅にして塩で頂きました。梅と紫蘇は黄金の名コンビ、カワハギの旨さに梅の酸味と紫蘇の香りがベストマッチ。これもお勧めカワハギ料理のひとつす。カワハギ以外にシロギスやアジでやってもたいへん美味しいです。是非お試しください。


皮剥の磯辺揚げ


カワハギの梅しそ天麩羅の時に紫蘇が無くなったので、残りが磯辺揚げになって登場。これは下にあるシロギスのそれと同じなのですが、やっぱり思い出す学校給食の味でした。(私だけ?)今日は海苔で巻いてもらえばよかったと後で思ったのですが、もう手遅れでした。(笑)お味の方はもちろん美味しくて、子供たちの喰いも抜群。今晩は皮剥ぎの梅しそ天麩羅、皮剥ぎの兜焼き、皮剥ぎ茶漬け、そしてこの磯辺揚げとカワハギ三昧の食卓でした。


皮剥の南部揚げ


カワハギに胡麻をまぶして天麩羅に。これ初めて食べましたが、料理人が仕事でやっている給食メニューで作ったらしく、家でそのまま再現でした。(笑)南部揚げといえば、もっとビッチリ胡麻をまぶすのかもしれませんが、魚の味が負けないように、我が家では少し控え目に付けてみました。黒胡麻と白胡麻を半々に混ぜて使うと見た目も風味もよろしいようで。見た目通り素朴なお味で大変美味しく頂きました。


鯵の紫蘇巻き天麩羅 ゆかり風味


アジが大漁の折、毎朝、ヅケ丼と茶漬け、夜はお刺身で食べ尽くすのが定番なのですが、数日後、こんな形で食卓に登場。大振りのアジを切り身にして大葉で包み、ゆかりを混ぜ込んだ衣で変わり揚げの天麩羅。油で揚げてしまうとゆかりは香りが飛んでしまいますが、見た目、どこかの料亭ででも出てきそうな上品な仕上がり?塩チョンチョンでガブッと頂けばふっくらしたアジの身と大葉の香りも良く満足感のある一品。


鯵の紫蘇巻き天麩羅 梅肉ソース


カワハギの梅しそ天麩羅のコーナーで「カワハギ以外にシロギスやアジでやってもたいへん美味しいです。」と書きましたが、梅肉を一緒に巻いて揚げると梅の風味が飛んでしまうので、今回は梅肉は巻かずに揚げて、食べる時に梅肉ソースを付ける形にしてみました。こちらの方が梅の風味が鮮明でお勧めかもしれません。もちろん、アジは脂の乗った旬の魚ですから味に間違いはありません。


鯵の変わり揚げ二種


前回はアジフライにしたので、今回はテンプラでもしてみようか!という話になったのですが、料理人の遊び心でカレー風味と青海苔風味の変わり揚げ二種となりました。素材が良いので普通にテンプラにしても十二分に美味しいのですが、日々のお惣菜としてはこういうのも悪くないですよ。


うりんぼの紫蘇巻き天麩羅




笠子の磯辺上げ


アジの変わり揚げをやったとき、外道で交ざった小さめのカサゴも青海苔風味の変わり揚げとなって登場。カサゴを釣って来てわざわざやる料理でもないでしょうけど、料理人的合理性のもとにカサゴがこういう形で食卓に上ることもあるわけです。もちろんお味はGood!美味しく頂きました。


太刀魚の磯辺揚げ・紫蘇巻き揚げ


タチウオは普通の天麩羅でも大変美味ですが、今回は磯辺揚げと紫蘇巻き揚げで賞味。衣の中の身はふっくらと熱々のうちに塩か天つゆで頂きます。夏場の脂の多いタチウオでしたが、『脂は油で制す』ということわざが有るか無いかは知りませんが(笑)、油を使って調理すると素材の余分な脂が抜けて、かえってあっさり頂ける感じがありますね。



2009年9月のタチウオ釣行は小型の食い渋りで大苦戦。辛うじておかず程度の釣果は得られましたが、こちらは逆に脂の乗りがイマイチで、かなりあっさり系。この時期ってこんなだっけ?まぁ、型が小さめってのもあるんでしょうけど、こういう時は定石通り、油を使って揚げたり炒めたりが美味しく頂くコツ。タチウオのテンプラはホクホクと香りもあって、釣ってきたら必ずやる料理のひとつです。


鯖の紫蘇巻き天麩羅


2005年7月、今年は何を釣りに行ってもサバの猛攻。我が家もさすがに供給過剰となったゴマサバですが、良型はもったいないので、締めて持ち帰ります。で、定番料理はほとんどやり尽くして、どうやって食べようかね〜と色々悩むんですが、これは青紫蘇を巻いて天麩羅にしてみました。サバに脂が無いので、揚げ物が良く合いますよね。今日は出汁、マヨネーズ、醤油を混ぜたソースを着けて頂いてみましたが、かなり美味しかったです。


鯖の天麩羅 にんにく醤油風味


これは大ヒット!LTアジの外道で釣れた30cm前後の半端なマサバでしたが、ニンニク醤油に漬け込んでからテンプラにしてみました。このサバ、細身でバカにしていたのですが、下ろしたら脂乗ってて、これなら〆れば良かったかな?とも思いましたが時既に遅し。料理人の目論見通りテンプラになりましたが、コレがバカウマ!ニンニク醤油がナイスです。今後、我が家の定番料理、間違い無しです。


鯖の天麩羅 にんにくカレー風味


これはアマダイの外道で釣れた35cm前後のゴマサバでしたが、脂っ気ぜんぜん無さそうなので、揚げ物で頂くことに。上は脂の乗ったマサバでしたが、今回は脂の無いゴマサバなので、ニンニク醤油に漬け込んだ後、更に衣にカレー粉を混ぜてテンプラにしてみました。ニンニクとカレーですので、冷めても臭みが出ず、翌日、お弁当のおかずにもなりました。


連子鯛の磯辺揚げ


これも似たようなものですが、衣に青海苔を混ぜて磯辺揚げ風。まぁ素材が良いので、本来そんなに手を加える必要は無いのですが、同じ日に釣れた小魚で揚げ物やったりがあったので、目先を変えてこんな形で賞味してみました。


赤ぼらの磯辺揚げ




皮剥の薩摩揚げ


カワハギが珍しく大漁。どうやって食べようか考えた末、薩摩揚げになりました。前にイシモチでやったことはあったのですが、作るのが大変面倒だそうで、その後あまりやらなかったんです。今回は料理人も重い腰を上げて薩摩揚げ作りに奮起。具は牛蒡バージョンと子葱・青紫蘇バージョンの二種類。予想をはるかに超える旨さで、揚げたそばからつまみ食いでバクバクモードでした。アツアツの揚げたてが特に旨いです。他に枝豆などを使っても旨そう。色々な具で楽しめそうですね。


いらの薩摩揚げ


イラというお魚、これまでカワハギやシロギスの外道で30cmくらいのまでは釣ったことがあるのですが、ベラ系だし見た目が美味しそうじゃないので持ち帰ったことがありませんでした。今回、アマダイの外道で大きなイラが釣れました。いるんですね〜深いところにこんなデカイのが。その引き味はアマダイそっくりで、「こりゃ本命だ!」とニンマリ巻き上げると水面でイメージと違う色。すっかり騙されてしまい、悔しいから持ち帰ったのですが、さてどうやって食べようかな?管理人にも嫌われ、料理人もビックリ仰天。可愛そうなイラですが、こんなに美味しい食べ方がありました。

料理人
白身魚が大漁で処理に困った時には薩摩揚げがお勧めですよ。今までイシモチやカワハギでやったことがありますが、イラは見るのも初めてで、どうしよう?と思い付いたのが薩摩揚げ。イカやエビを混ぜて擂るとさらに風味豊かで豪華な薩摩揚げになります。青紫蘇や枝豆を入れてもいいですし、具を変えて一度に何種類か作っても楽しいですよ。是非揚げ立てをお召し上がりください。

【材料】
1Kg級の白身魚(今回はイラ)、牛蒡、ニンジン、長葱、万能葱、片栗粉(小さじ1.5)、卵(1/2個)、酒(大さじ1)、塩(小さじ1/2)、生姜少々。
【作り方】
@魚を3枚に下ろしたら皮を剥き、中骨を抜いてぶつ切りにしておく。
Aニンジンと長葱をみじん切り、牛蒡は粗みじん切り、万能葱は小口切りにしておく。
B@で用意した魚とつなぎ(片栗粉、卵)、調味料(酒、塩、生姜)を加えて、フードプロッセッサーにかける。
Cフードプロッセッサーから出したら別の容器に移し、Aで用意した野菜を加えてよく混ぜる。
D薄い小判型にして油で揚げる。キツネ色になったら出来上がり。


石持の薩摩揚げ


そもそも我が家で薩摩揚げをやり始めたのはこのイシモチが最初なんですよ。イシモチ釣ってこないので他の魚でやってましたが、今回は初のイシモチ釣りで大漁。翌日の夜、我が家の台所は薩摩揚げ工場と化し、下ろした身だけで約1.5Kg、大漁生産モードに入りました。途中でフードプロセッサーがオーバーヒートしてしまい、擦りこぎで手動ネリネリにチェンジ。写真左から『ねぎしそ』、『ごぼうぎんなん』、『枝豆』の3種類を作ってみました。隠し味にイカの擦り身を加えてあります。量が多かったので擦りが足りなかったのと、繋ぎと塩が少々足りなかったせいで、薄味で素朴な出来栄えとなりましたが、揚げ立てを醤油で食べたら美味しかったですよ。翌朝は煮て食べましたが、これまた美味しかったです。上のイラの薩摩揚げで作り方を書きましたが、擦った山芋を混ぜてもモチモチして美味しいですよ。



2009年9月、LTアジでイシモチが余計に釣れたので、久し振りに干したり、薩摩揚げにしたりで頂きました。写真は左側が玉ねぎバージョンで、右側が大葉バージョン。繋ぎは山芋、隠し味に一緒に釣れたアジと剥きエビを加えて風味もアップ。翌日は甘辛く煮付けてお弁当のおかずに。



2011年4月、横須賀沖のビシアジでイシモチが沢山交ざりましたので、久し振りの薩摩揚げ。食べ易く一口サイズのつみれボールとでも言いましょうか。生地はイシモチだけですと旨みが薄いので、こちらもエビを一緒に摺り込んでいます。作り方を取材したら、上のイラの薩摩揚げとまったく同じで、形をボール状にしたところが違うくらい。何年経っても変わらない料理法こそ定番なのでしょうね。


ひめの薩摩揚げ


こちらはヒメを使った薩摩揚げです。アマダイ釣りの定番外道のヒメは小骨が多く処理が面倒、食味もイマイチなので、いつもは釣れる度に放流してしまいますが、今回は20〜25cm級の良型が数釣れましたので、最初からすり身にしようと思って持ち帰りました。今回、具は長ネギと擦った山芋を混ぜてプリプリもっちりした仕上がりになりました。こういうお魚もこうやって手を掛けると美味しく食べられるものです。


ギスの団子揚げ


ギスは小骨が多いので、すり身にして薩摩揚げにしたら美味しそうと思い挑戦してみたのですが、手抜きしてフードプロセッサーですり身にしただけですと、結果的に小骨がまったく粉砕されずそのまま残ってしまいました。やはり骨切りしてからフードプロセッサに掛けるか、フードプロセッサに掛けた後、すり鉢ですった方が仕上がりは良さそうです。お味そのものは塩をチョンチョンつけながら美味しく頂きましたが、如何せんこのお魚は小骨を如何にやっつけるかに尽きますね。


鯖の団子揚げ


これは2004年9月にタチウオの外道で釣れたゴマサバ。マサバと比べると脂が無いので揚げ物で頂きました。これは「鯖の団子鍋」の残りの鯖団子を唐揚げにしたもので、塩を振ってシンプルに頂きましたが、辛子醤油や酢醤油も合いそうですね。具に牛蒡を混ぜても良さそう。サバは締めて大事に持ち帰ると臭味も無く、日持ちしますね。こんな食べ方も大変美味しいものです。


鯵と牛蒡の団子揚げ


アジ釣りも釣れないと悲惨ですが、逆に釣れ過ぎもあとの処理が大変。余りそうな分は当日に声を掛けて取りに来てもらい丸でお裾分け、残りは自宅消費で手を変え品を変え頂くのですが、それでも余りそうな分は団子揚げにして冷凍保存など日持ちさせる手段は色々あり。写真は粗擦りしたアジの身の揚げ団子。一緒に混ぜ込んだ牛蒡の千切りが歯応えも良く。何と言っても揚げたて熱々が一番ウマイですが、日持ちしますので後日野菜と一緒に煮物にしたりとアイディア次第で転用も可能です。


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