下浦沖のシロギス再挑戦、気合入ってます

4月18日(金)、会社の友人N西さんと久比里の巳之助丸からシロギス行ってきました。
先日、金沢漁港忠彦丸の角田船長から「18日からシロギス再開するから…」って電話が入ったので、様子を見に行こうかと会社の友人と話をしていたのですが、忠彦丸のHPでは20日から再開と記載されていました。どっちが本当?16日、17日と休船のため角田船長と連絡とれず終い。結局、みのすけ丸からシロギスに乗ることに決定。釣況もこちらの方が良いだろうとの判断もありました。

朝、到着すると右の艫に先客がいらしたので、右のミヨシにN西さんと並んで座席を確保しました。(今日は何故か左の艫は避けました。)出船時には右舷に3人、左舷に4人の7人となりましたが、十分な間隔が取れますので、お祭りの心配もありません。天気も最高、これでキスが喰ってくれれば楽しい釣りになりそうです。今日は手返しアップを図るため、出船前にジャリメの三分の一程は、はさみで頭を落としておきます。先日忘れた木製餌箱も今日は持参、抜かりはありません。

さて、定刻より10分早い7時50分に出船。いつもの下浦沖へ向かいます。前夜まで南西強風が吹いていましたので、多少はウネリがあるかと思いましたが、南の微風、下浦沖は鏡のような凪です。第一投、水深は15mくらいでしょうか。最初からアタリが出ますが、流れがあまり無いせいか、食い込みが渋目で乗って来ません。

今日は前回の教訓で、ハリス0.8号80cmエダス8cm、丸セイゴ6号の2本針仕掛けを用意し、まずはこれで様子を見ることにします。この作戦がどうやら成功のようで、その後掛け損ないや、すっぽ抜けは多少あるものの、コンスタントにシロギスの釣果が上がります。型はピンも出ますが、20〜23cm級の良型も多く混ざり、アタリから乗せるまでの駆け引き、掛けてからの子気味良い引き味を存分に楽しみます。キスがアタらないときは、必ずと言っていいほどメゴチが掛かりますが、今日のメゴチは臭メゴチ(ヤリヌメリ)ではないので、子供たちのカルシウム源に全部キープすることにします。途中、キスなら大型と思わせるスリリングな引き味をみせたのは20cm超の奇麗な花鯛、N西さんは良型のホウボウもゲストに交え、賑やかな釣果になってきました。高級外道はいつもうれしいものです。

11時を回り、潮止まりが近づくとアタリがやや遠くなりましたが、船長はすかさず金田湾南側のポイントに移動。ここでポツポツ追釣し、お昼の時点で35匹とまずまずのペース。

午後になると南風が急に強くなってきました。風を嫌ってか再度午前中のポイントに移動します。上げ潮が効いてくると、私の釣り座では抱え込みの潮になってしまいましたが、比較的コンスタントにアタリが出ます。気が付くと、掛けてからのすっぽ抜けの確立が増えてしまっているようでしたので、私の定番仕掛けであるハリス0.8号70cmエダス5cm、赤スーパーキス8号に金ビーズの2本針仕掛け(通称赤金)に変更。これは湾内の落ちギスで使用している物で、針が大き目なため、食い込みに至らないケースも多少出てしまいましたが、掛けてからのすっぽ抜けは減りました。そして赤金効果が功を奏したか、リアクションバイトが前より良くなったような気もします。

2時を回る頃、少し走って久里浜堤防より内側の岸壁の前、水深20mに移動。ここではパターンをつかむのに少し時間がかかりましたが、たぶん海底は細かい根が点在、キスのタナも金田湾より少し高目であることに気付き(要は小柴沖と同じ雰囲気)、派手目にタタキを入れて仕掛けをドリフトさせる間にリアクションバイトさせるか、その後、仕掛け分+50cm程度の高めに誘いを入れるとゴツゴツした良型のアタリが出てくるようになりました。

最後は若干ペースダウンしながら終了時刻の3時、この時点で69匹、ポイントが近かったためか、他船の帰りに合わせ、10分延長の間に3匹追加、最終的には72匹で終了となりました。外道は花鯛1枚、メゴチ32匹でした。

今日は一日を通してアタリの数が多く、下浦沖の魚影の濃さを実感しました。掛け損ないやすっぽ抜けをうまくカバーできれば、束釣り可能な日だったかも知れません。こればっかりは腕を磨くしかありません。他の乗船者は皆さん2本竿で座ったまま釣りをされていましたが、私と友人は1本竿で仕掛けを思い思いにコントロールしながら、1匹づつ掛けて行く楽しさを堪能しました。今日は最高の釣り日和の中、内容のある釣りができて本当に良かった。釣果はともかく、釣技的な面でも前回のリベンジを十分に果たせたのではないかと思います。キス釣りは初心者からベテランまで釣果が得られ、手軽で間口の広い釣りです。しかし数釣りや釣技に拘って行くと本当に奥が深い釣り物であると改めて実感しました。

気になるカワハギの釣果ですが、先日、私が乗ったとき最後に型が出た辺りの、浅場の乗っ込みポイントを攻めて、6〜13匹とのことでした。今日は潮も良く水色も澄みぎみでしたので、ベテランさんはやはりツ抜けとなりましたね。今後、南西の強風が吹き、澄んだ潮が入って水温が上がってくれば、更に期待大ではないでしょうか?


シロギス12cm〜23cm、72匹、メゴチ32匹、ハナダイ、エソなど。

【船宿HPコメント】
白ぎす・・下浦沖、潮:薄濁り、水温:15度 
今日も一日中下浦沖へ出船!朝から潮も良く、海も凪だったので釣れました。上げ潮も、下げ潮も適度に流れて、終始入れ食いでとても面白い釣りができました。トップは横浜市の小峰氏で72匹でした♪(美佐男)
★★今年は型が取っても良く、釣果もまずまずで、只今、一番のお勧めですね。★★

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