親子でのんびり午後シロギス

4月27日(日)、金沢漁港の忠彦丸から息子と二人、午後シロギス行ってきました。
前日の湿った南風は穏やかな北東風に変わり、爽やかな日曜日です。本当は息子のリクエストで午前・午後の通しでやりたかったのですが、シロギス船は午前中仕立てとのことなので、のんびり午後から半日釣りに出かけました。お客さんは片舷6人づつの12人、私たちは船長としゃべりながら、のんびりやるつもりなので操舵室の横、左の胴の間に席を構えます。いつもの角田船長は仕立の一日船とのことで、今日は若いサトシ船長でシロギスに出陣です。


左:「早く船出ないかな〜」、右:「写真撮らせて」と言ったらシャイなサトシ船長。

船宿の待合室で軽く昼食を済まし、12:30分出船、4時までの短時間の釣りです。最初のポイントは10分くらい走った小柴沖の赤ブイ付近の20m立ちです。何投目かにやっとアタリ、18cm級を抜き上げます。潮回りが悪いためか、潮が全然効いていません。案の定その後が続かず、私が3匹、息子が1匹上げた時点で中の瀬に移動のアナウンス、さらに10分くらい走ります。中の瀬で数が出ていると無線情報が入っているようです。


左:会心の誘いでヒット。右:親子でゲットの図。私はこの日唯一の一荷。

中の瀬は水深19〜24mを流します。こちらは東京航路の脇なので本船の大きな寄せ波がきます。仕掛けを投入すると、魚の活性はこちらも似たような状況で、ポツポツアタリが出ますが、潮が効いていないので、どうしても掛け損ないが多くなってしまいます。水温が上がっているのか、外道にイトヒキハゼとメゴチが多く本命に当てるのが難しい状況です。おまけに赤クラゲの触手が仕掛けにまとわり付いて、手返しが悪くなります。赤クラゲが仕掛けに付いているとシロギスは絶対に食ってくれませんので、タオルで丁寧に落とさなければなりません。これが面倒なんです。これは中の瀬の毎年恒例のパターンです。

ようやく潮止まりが過ぎて下げ潮に入ると、今度は二枚潮、上が左、底がやや止まっている状況で、アタリから乗せにテクニックが必要です。赤クラゲが多いこともあり、船下で誘った方が有利な状況かもしれませんが、船下で仕掛けを動かすと底の潮が効いてないので、手前祭りが頻発します。私は単発でポツポツの中、一荷が1回、連チャンが2回ほどありましたが、アタリまでの間が遠いので数は伸びません。息子は後半、高目の誘いで食わせるパターンがマッチしたようで、ペースを上げ始めました。ところが時すでに遅し、タイムアップの4時を迎えてしまいました。結局、私は16匹、息子は9匹、全体では3〜16匹と低調な釣りに終わりました。

キスはいるにはいますが、まだ活性が本物ではないし、少数で散らばっている感じがしました。思い出せば、毎年GWには天気が悪かったり、活性が低くかったり、人が多すぎたりで、あまり気持ちの良い釣りができたこと無いんですよね。それを考えれば今日は良かった方。穏やかな天気の中、親子で楽しく釣りができたことに感謝。

【船宿HPコメント】
◆午前・午後シロギス乗合◆
午前・7:30,午後・12:30出船・・・\5000(エサ・氷含む) 午前・貸切出船の為休船・・午後・14〜23cm,3〜16匹
八景沖20〜30m前後を攻める。今日は中の瀬へ行ってきました。メゴチ多数混じりで本命はポツリポツリでしたが、凪が続けば有望です。水温もあと1〜2℃アップすればいいよ浅場で本格化です。GWを控えて楽しみな状況になりそうです。今後水温上昇で浅場有望!八景沖〜中の瀬と場所も広く楽しみです!!

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