４月２８日（月）、久比里の巳之助丸から会社のＮ西さんとカワハギ行ってきました。
このところだいぶ水温も上昇してきたようですので、ツ抜け目標で再挑戦です。Ｎ西さんは３回目のカワハギ挑戦です。朝到着すると、平日とは言え、さすがにGW、すでに６名程の先客がいます。私たちは左舷胴の間に席を構えました。乗客は左舷９人、右舷７人の１６人です。８時３０分ポイントに到着、剣崎沖の２０ｍ立ちでスタートです。潮がかなり澄んでいて期待が膨らみますが、何と連日の二枚潮。それもかなりひどく、船中お祭りのオンパレード。誰とお祭りするかまったく規則性の無い、かなりひどい潮です。私も5人離れた大艫のお客さんとまで引っかかったり、お祭り解きに右往左往します。投入の度に仕掛けがどちらへ行くやらまったく読めません。そんな中、ポツポツ本命らしきアタリを５〜６回拾いますが、フッキングまでに至りません。上っ潮に邪魔されてしまいます。餌の取り方も非常に悪く、最初のゴンというアタリや仕掛けをフッと引っ張られるだけで、餌に対する執着が無いようです。上潮が速いので、たるませや這わせも上手くできませんし、テンションのコントロールが極めて困難です。よって私はオモリ３０号、集寄を外し、船下の縦の釣りに変更します。そんな中、Ｎ西さんはタタキ後の聞き合わせのタイミングが良く、すでに３枚ゲットしています。１１時、船長が「二枚潮でアタリが悪いので金谷に行きま〜す。」とアナウンス。またいつものパターンか・・・。
只今金谷沖に移動中・・・。「人相悪いよＮ西さん。」
金谷沖も潮色は悪くなく、出そうな雰囲気はあったのですが、いずれも単発で、船中で連続ヒットまでは見られません。こちらは二枚潮というほどではありませんが、そもそも潮が動いていません。そんな中、私も何回目かのアタリでようやくフッキングまで漕ぎ着けて２２cmの初物を抜き上げます。時計はすでに１２時を指しています。その後アタリはたまに出るのですが、やはりフッキングに至らない苛々するアタリばかり、仕掛けやハリのチェンジも頻繁になります。そんな中、Ｎ西さんはここでも３枚を追加しています。立派。１時、船長は何も告げず再び剣崎に移動。風向きが午前の北東微風から南西弱風に変わり、上げ潮に入ったこともあり、状況の変化に賭けてみる作戦でしょうか。確かに剣崎沖は午前中とは潮の状況は変わっていましたが、今度は底潮が速く、またも難しい釣りを強いられます。やはりこちらでも、あと少しでフッキングに持ち込めそうなアタリを何回もロストしてしまい、精神的にも低落ムードから抜けられません。
２時を回った頃、ようやく２枚目のフッキングに成功、こちらは２４cm、まあまあの型でした。３発くらい続けてやられっ放しでしたので、執念で掛けた感じです。その後状況は特に好転せず沖上がりの３時。Ｎ西さんはこちらでも１枚追加して７枚で終了、この条件の中立派な釣果です。私は金谷と剣崎で１枚づつ拾って、前回と同じく２枚の貧果で撃沈。比較的安定して釣果を稼いでいたのが右隣の方でした。あまり細かく叩かずに、仕掛けを大きく揺らす感じの誘いの後、ラインを張り気味に待ち、聞き合わせを繰り返していました。私もアタリ欲しさで真似をさせてもらいましたが、全体のタックルバランスや仕掛けも違うでしょうし、すぐに釣果に結びつくことはありませんでしたが、参考にさせて頂きました。今日は天気は最高でしたが、何しろ潮が悪すぎ。自分の釣り方が合わない（合わせられない）典型的なパターンにはまる。一日悩みっぱなしで、色々変えすぎた結果、一歩間違えばボーズでもおかしくない厳しい釣りに陥ってしまいました。釣りってけっこうメンタル面が影響するのよね。最大の敗因はＮ西さんにブッチギられたことかも・・・。
【船宿ＨＰコメント】
皮はぎ・・剣崎沖、潮：薄濁り、水温：１６、５度
今日は午前中、二枚潮で根掛り、おまつりでやリづらかったです。が、午後からは潮も淀み、当たりも良くなりました。２０m以下の浅場で、ノッコミの魚を狙っているので、型は良型です。取りこみ時に注意すれば良いお土産になります♪トップは１０枚でした。浅場になりつつあるので重りは２５号で良いですね。（浩喜）
肝がまだまだ、たっぷりと、入っているので、旨いっすよ！！大分暖かくなりましたが、上着は１枚多めが良いですね。
