ビシアジ再挑戦、赤か緑か

5月3日(土)、久比里の巳之助丸からビシアジ行ってきました。
前回3月22日は条件悪く振るわなかったので、再挑戦です。・・・と言うか、そろそろまたあのアジを食いたくなったって感じです。


左:巳之助丸、当日のアジ船、右:用意はバッチリ。

今日はちょっと変わったことを試す計画です。先日、横浜S海釣り館の有名人「店員M」さんと話をしていた時のこと。ビシアジの話になって、「普通赤タン使うけど、ウイリーやってると、イサキやアジが緑系に反応するじゃないですか。ビシアジで緑タンも良く食いますよ。」っていうのをヒントに、釣行前夜、刺し身用のスルメイカを購入しとくよう女房に頼む。帰宅後、早速緑タンの作成にとりかかる。イカの皮を剥いたらイカそうめん状に細長くカットして容器の中で食紅(緑)を混ぜ良く揉む。そして餌持ちをよくするために塩漬けにしたら出来上がり。ちょー簡単。ちなみにイカが新鮮なので、残った分は塩辛を作りました。


赤タンと緑タン、ちなみに左上は吸殻入れ。

到着したら左右艫に先客がいらしたので、右の艫2番に入りました。乗船者は右舷5人、左舷6人の11人です。早々に準備完了、そしてクーラーに忍ばせていた緑タンを周りに悟られぬよう?取り出します。

定刻7時30分出船。今日は一気に剣崎沖を目指します。船長はアマダイでお馴染みの貴則船長です。晴天ベタ凪の海を快走し、8時にポイント到着、反応を見ながら船を立てます。北東の微風、潮は澄み、絶好の釣り日和です。

開始の合図で第1投、水深約90m、今日は大潮でソコリが12:00だから速潮が予想されますが、落しは思ったほど速くありません。問題の付け餌ですが、最初は試しに3本バリの先から緑、赤、赤で様子を見ます。2、3回目の入れ替え後、来ましたアジのアタリが。何と先バリの緑を食っています。そのまま再投入、また緑、そして一荷では緑と赤・・・。今度は先から赤、緑、赤に変更。さすがに先バリに食う率は高いですが、一荷では緑にも食ってきます。う〜ん、なかなか実釣で傾向分析は難しいな。次は3本バリ全部緑にしてみます。まったく問題なく食ってきますが、これが赤より良いのか悪いのか判断ができません。赤で十分釣果を上げている方々もいらっしゃるので・・・。

今日は時間帯によって二枚潮が酷く船中お祭り多発で、手返しのペースが上がりません。仕掛けもどんどん消費してしまいます。ついに8組あった小峰スペシャル仕掛けが無くなってしまいました。やむなく市販の仕掛けに変更します。

今日は基本的にタナは底から3m、1mで1シャクリ、2mで1シャクリ、2.5mで軽くシャクって、3mで待つパターンでリアクションが良かったようです。小峰改造ビシはこれを3回くらい繰り返すと、コマセが1〜2割くらいが残ってきますので、シャクリとビシのバランスは問題無いようです。

時計は12時を指しています。ここまで25本。ちょうど潮止まりの時間ですので、しばし置き竿にして昼飯を食べます。
潮止まり前後には少し渋くなってしまいましたが、今日はタナに合わせた状態で2〜3回小突きを入れるか、一回大きく持ち上げて、タナまでフォールさせるような誘いがリアクションバイトを誘うようで、渋い時間帯もポツポツ追加することができました。もしかすると緑も影響しているのかも・・・。

上げ潮が効いてくると、また食いが活発になってきましたが、上っ潮が速くなってしまい、ラインが艫に向かってすっ飛んで行きます。着底までに水深分+10m以上出てしまいます。お祭りに気を付けながら、3〜4回大きく持ち上げて底取りを繰り返すと仕掛けがようやく立ってきます。ここまで持って来れれば、後は午前中と同じような誘いでアタリが出ますが、どうしても魚を掛けてからのお祭りが多発してしまいます。電動高速で巻き上げても効果あまり無し。釣果に打撃を与えます。

今日試した緑タン、お隣の大艫の方が関心を持たれていたので、一本お譲りしたところ3本追釣して喜んで頂きました。船長も初めて見たって、「それワーム?」って、「緑の食紅です(笑)」、「けっこう食うよね」って言われました。さすが船長、良く見てますね。実験としては釣果も得られましたし、楽しい釣りになりました。今後、潮色によって使い分けたり、アクセントで1個混ぜてみたり、いろいろ効果的な使い方があるような気がしました。

今日の釣果ですが、お祭りによるロストが10本くらい、水面での落っことしを3本やってしまいましたが、最終的には25cm〜32cmの型揃いの中アジが37本、ゴマサバ8本、その他ゲストにヒメなど十分な釣果が得られました。私は電車釣行、帰りはクーラーの重さで体がぶっ壊れそうでした。そろそろ年を考えてキャリー買った方が良いかな。

夕飯はアジとゴマサバを刺身、中アジは塩焼きで最高でした。そして今日はアジの開きを18枚作りました。女房はサバ茶漬けにすると言って、ゴマサバの刺し身を醤油と酒でズケにしているみたいです。残りは竜田揚げにするとか、明日の食卓が楽しみです。


アジ37本、ゴマサバ8本、その他ヒメ。

【船宿HPコメント】
あ じ・・剣崎沖、潮:澄み、水温:17度
今日のアジは、剣崎沖の水深80mラインで、食いは絶好調でした。群れが濃いせいか、一日中ポツポツと食いが続き、平均に35匹前後が釣れて、お客様全員がしっかりとお土産をゲット出来、型も良型なので喜んでもらいました。トップは戸塚区の○○氏が44匹、○○氏が40匹でした。(貴則)

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