会社の仲間とシロギスを楽しむ

5月24日(土)、会社の仲間4人で久比里の巳之助丸からシロギス行ってきました。
メンバーは私、お馴染みのN西さん、YAMASHY君、PARK君の4人です。YAMASHY君は昨年夏の忠彦丸の大会以来9ヶ月ぶりのシロギス、PARK君は釣りデビューの午後ビシアジ以来2回目の船釣り、シロギス初挑戦です。果たしてどうなることやら・・・。朝一の京急特急に間に合うのはYAMASHY君以外の3人、先に現場に到着。左右艫に先客が居らしたので、右のミヨシから並んで釣り座を確保。

出船前、Lジャケットさんが登場。「あれ、どうしたんですか?」今日はお出かけの予定とのことですが、様子を見にいらっしゃいました。しばし雑談。カワハギ船にどなたが乗ってるかも、ちゃんとチェックしてましたね〜。今日はN西さんに私の予備の和竿をお貸しすることに、和竿初使用です。今年中に丸節のワンピースロッドを新調の予定ですので、和竿の感覚を試してみようということです。PARK君は初戦は半日船、一日船は初挑戦なので、一日釣りに集中できるかな?目標は30匹。定刻8時、右舷7人、左舷9人の16人でいざ出船です。


左:PARK君に指導、N西さん。右:4人で記念撮影。

天気予報は晴れ時々曇り、北東風とのことで、少し風向きが気になりましたが、沖に出ると何と風は北西風。「予報と全然違うじゃん。」お蔭様で海はべた凪です。航程10分、今日は野比沖の10m前後、すぐ近くに野比海岸が見えます。海岸の人々も確認できる程の距離です。今日は小潮の最後、潮が行かなければ、遠投誘い勝負になるでしょう、YAMASHY君、PARK君、釣果が上がれば良いのですが、ちょっと心配です。


野比海岸のすぐ沖が今日のポイント。

さて、合図とともに第一投、いきなりアタリが出ますが、掛かりません。その後も入れアタリですが、「カツカツ!カッカカン!」というピンギスのアタリが大半で、掛けるのに苦労します。最初に使用した仕掛けは、赤スーパーキス7号、金ビーズの70cm2本バリ、私の定番仕掛けですが、この仕掛けでは小型の魚を確立良く掛けるには苦労します。じっくり大型を狙うか、数を稼ぐか少し戦略に迷いましたが、投入すると先にピンが当たってしまい、大型の確立が低そうなので、今日は小型でもまめに拾う作戦の方が面白いかもしれません。仕掛けを銀丸セイゴ6号、ソフト夜光玉付きの仕掛けにチェンジ。餌の付け方もちょっと深めに。するとやはりヒット率はアップ。しかし、潮が全然効いてないので、食い込み浅く、巻き上げ中のすっぽ抜けが頻発・・・これもけっこうストレス溜まるパターンなんですよ。潮は澄み気味、ピンには夜光玉が邪魔だったみたいで、外すと更に確立アップ。その後、仕掛けチェンジを繰り返し、金丸セイゴ7号(しげき針)、ビーズ類無し、70cm2本バリ、オモリ12号、今日のベストヒットの仕掛けにたどり着きました。

キスのタナは至って低め、今日は誘い上げにはあまり反応しません。シェイク後のリアクションバイトが8割以上でしょうか、シェイク後にラインをふかすと、全遊動なので竿先まで引っ張って行くのもあります。これは見てるだけでも面白いです。その他、仕掛けを少し派手目に手前に小突きながら誘って、止めた瞬間にアタリが出るのも多っかったです。きっと今日は松葉仕掛け(HPのシロギス仕掛けをご参照)が有効な日かもしれませんが、結んでいく暇がありませんでしたので残念です。

12時の時点で45匹、良型はたまに来ますが2割に満たない確立、大半が12〜15cmの魚です。そんな中、N西さんは私と逆の派手系、アピール重視の仕掛けで、上手いこと良型を拾っています。確かに見ていると胴の間から後ろの方々は良型をけっこう上げていますが、ミヨシから私、YAMASHY君、PARK君の並びはほとんどピンばかり。潮は効いていませんし、その差は場所なのか、誘いなのか、仕掛けなのか判断が付きません・・・奥が深いです。

12時半頃、ちょっと潮に変化を感じた途端、気持ち悪いくらい食い込みが良くなり、シロギス君のご機嫌は急上昇。これまで掛からなかったアタリが、ちゃんと針まで食ってくれる食い方に一変、ココゾ!と数稼ぎに入ります。「こう来なくっちゃキス釣りは!」一荷も数回(自慢になりますが、狙った一荷がほとんどです。)、ところがそんな時間帯が続いたのも30分程でしょうか、また元の食い方に戻ってしまいました。終盤少し流れが出てきて抱え込みの潮になり、船下でもポツポツ稼ぎましたが、急に濁りが出てきて、しかも逆潮。最後はあまり数を伸ばすことが出来ませんでした。定刻を少し回った3時10分納竿の合図。私が83匹、N西さん55匹、PARK君33匹、YAMASHY君???匹という成績でした。PARK君は見事目標クリア、「恐るべしセンパー内服液!」。

N西さん、初の和竿はどんな感じでしたか?たぶんシマノのファインクリスタルカーボンで出来た竿などと比べると、竹の方が圧倒的に、アタリが手まで直接響く感触と、掛けてからの魚の動きがダイレクトに実感できたのではないかと思います。確かにメーカー品のキス専用竿は良くできていて、竿が釣ってくれる部分があります。和竿のあの感覚(ゲーム性?)と釣果は相反する要素もありますので、あとは好みと考え方の問題です。

実は今日、マゴチ狙いでもう一本、メゴチ餌の置き竿をやってみましたが、ノーシグナルに終りました。まあ、この潮じゃ仕方ないかもしれません。本格的にキーパーなんて持って行ちゃって荷物重たいだけでした。今日は一日ベタ凪、型には不満がありましたが、外道も含めてアタリ多く、仲間と楽しく釣りができて良かった。久しぶりに船上で飲んだビール、五臓六腑に染み入りました。


シロギス10cm〜22cm、83匹、その他ヒイラギ、メゴチ、小サバなど外道多数の釣果。

【船宿HPコメント】
白ぎす・・下浦沖、潮:澄み、水温:19度
今日も下浦沖に出船!今日は食いましたよ。型も相変わらず良型主体で良く、外道には、メゴチの他にカレイなど多彩で、面白いですよ。食いも一日ポツポツとありました。潮も澄み、水温も安定してきたので、これからが楽しみです。トップは港北区の小峰さんで83匹と大好釣でした♪(美佐男)
★★今年は型が取っても良く、釣果もまずまずで、只今、一番のお勧めですね。★★

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