カワハギ乗っ込みで好調

5月27日(火)、会社のN西さんと2人で久比里の巳之助丸からカワハギ行ってきました。
今日は平日、有給休暇を取っての釣行ですが、会社では同じ日に2人休むと、ただでも怪しいのに、このHPでもうバレバレって感じ?とにかく2人とも最近2桁釣果を上げていないので、ツ抜け目標での釣行です。天気予報がこのところコロコロ変わり、前日には雨マークが付いてしまう。当日、朝起きるとやはり雨。出掛けに雨っていうのが一番モチベーションを砕かれるパターンですが、せっかくの休暇、カッパや予備の衣類を詰め、めげずに傘をさして出発。いつもの時間に船宿に到着すると、親父さんのお出迎えで船着き場の門を開けてもらう。そのころには雨は止み、このまま降らないことを祈ります。当然先客はいらっしゃらず、とりあえず左舷のミヨシよりから並んで荷物を降ろしました。女将さんと雑談しながら受付けを済まし船に戻ると、濡れていた釣り座を拭いていて下さったようで、細かいお気遣いに感謝。その後カワハギ船は釣り客現れず、何と47人乗りの大型船、2人で貸し切りとなりました。操船中、ラインが見にくいとのことで、船長の指示で左舷から右舷に引越しを済ませます。


話しながらだと捗らないアサリ剥き。

定刻8時に出発。いつものように久里浜港でスパンカーを上げ、沖を右方向に旋回、今日は剣崎かなと思っていたところ、航程10分足らず、下浦沖でエンジンが落ちます。「あれ?ここでやるのかな?」、早くも「どうぞ〜、水深18mですよ〜」というアナウンス、早速釣りを開始します。潮方向は上げ潮、北西弱風、多少南側からのウネリの影響が感じられますが、全く釣りには影響はありません。あまり経験の無い釣り場ですが、本命のアタリの前にシロギスやショウサイフグなどが勢い良く釣れ始めます。底は細かい根混じりの砂場のようです。程なく本命のアタリ到来、開始30分で3枚、外道が多いですが、まずまずの調子で本命も当たってきます。朝一は本命を含めて魚全体の活性が高く、投入してノーシグナルで仕掛けを上げることはありません。釣れるショウサイフグは25cm前後が主体と型が良いので、リリースするにはもったいない、ですがショウサイは毒フグ、自分で下ろすのは自信が無いので、お土産用にバケツにキープしますが、みるみるうちにバケツが埋まる勢いです。シロギスも掛かるのは良型ばかり、当然キープします。9時を回ると潮止まりでしょうか、若干アタリの間隔が空くようになりましたが、それでもポツポツ色々な魚が反応を見せてくれます。シロギスの一荷、ショウサイフグとカワハギの一荷などなど、N西さんと2人で賑やかな釣りを展開します。11時10分頃、少し潮が効いてきて、本日最大の27cmを取り込み、このところ達成できなかったツ抜けを、午前中にあっさりクリア。その後もアタリはポツポツですが続いてくれて、12時の時点で私が12枚、N西さんが8枚、前半戦まずますの展開です。

後半、微風ですが東から南東に風が回り、前半と180度船向きが変わる。海面は鏡のような凪に。日が射してきて気温上昇、「半袖着てくればよかった。」、上着を脱ぎ袖を捲り上げます。後半戦も前半戦同様、魚全体の活性が高い状況が続きます。カワハギは小型が目立つようになりましたが、ポツリポツリ追釣していきます。1時を回ると、また少し潮が効き始め、艫方向への流れとなりました。ここからN西さんの連釣モード全開、私も負けじと頑張りますが、ペースが追いつきません。N西さんが2枚釣る間に、私は1枚取れるかどうかという、完全な逆転ペース、私は外道係に・・・。お互いに数は分かりませんが、まるで競技をしているようで興奮してきます。「楽しい〜!」。

あっという間に時間は過ぎ、定刻3時納竿の合図。お互いに数を確認すると、まったく同じく26枚とのこと。「こんなことあるんだねぇ、船に2人しか乗ってなくて、しかもこれだけアタリがあって同じ枚数とは・・・」。後半戦のN西さんの巻き返しで、この試合?26対26で同点での幕切れとなりました。(規定により延長戦は無し。 )私は後半戦、バラシが頻発。今日は柔らか目のハリス+ハゲバリ5号で調子良かったのですが、フグに全部やられ在庫切れ、硬調のハリスに変えたのも、微妙なニュアンスが乱れた原因かも知れません。それと今考えると、金バリ+夜光ビーズのせいで外道(特にフグ系とキス系)の確立が高かったということも言えるのかも。釣りをやってる時には思い付きませんでしたね、換えてみれば良かったかもしれません。

ショウサイフグは2人で20本くらい釣りましたが、お土産用キープ以外は放流しました。アジ船に乗っていらした方が料理の本職とのことで全部差し上げました。2人で釣った魚は、カワハギ、ショウサイフグ、キタマクラ、フグ系の魚(名前わからず)、シロギス、トラギス、クラカケトラギス、メゴチ、カサゴ、メバル、ハオコゼ、ウミタナゴ、ササノハベラ、キュウセン、ガンゾウビラメと15目、今日は賑やかな釣果でした。こんなに当たると思わないので、久しぶりに自分で剥いたアサリを使い果たしてしまい、N西さんの予備の剥き身を拝借させて頂きました。これからの時期、1.5倍くらい剥いて行かないと・・・。帰り道、2人で「本当に今日、休んでまで来て良かったよね。最高に楽しかったね。」、横浜では雨が本格的に降り出し、まさに釣りの時間帯だけセーフ、出来過ぎの一日でした。


カワハギ15cm〜27cm、26枚。


左:その他お持ち帰りの外道たち。 右:船宿で記念撮影。

【船宿HPコメント】
皮はぎ・・久里浜⇒下浦沖、潮:澄み、水温:19度
今日はお客様二名様でしたので、地元の海をじっくりやって見ました。潮もおとなしく、朝から型が出て、段々魚が集まって来た感じて、連釣する場面も出て面白かったです。型も18cm前後の中型が良く出て来て、バラシも釣り上げた数くらい有りました。外道もジャンボキス、ショウサイふぐが多数で、その他にカレイ、カサゴ、タナゴ等多彩でした。トップは港北区の小峰氏と鶴見区のN西氏のお2人さんでした。(浩喜)
肝がまだまだ、たっぷりと、入っているので、旨いっすよ!!。大分暖かくなりましたが、上着は1枚多めが良いですね。

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