親子でのんびり夏カワハギ

6月22日(日)、久比里の巳之助丸から息子と二人でカワハギに行ってきました。
前から息子が釣りに行きたいと言っていたので、天気が良ければシロギスかカワハギに連れて行くと約束。今年も久比里の船宿は7月の一ヶ月間、カワハギ船を休船するとのことで、6月中に一回行っておきたいとの思いもあり、カワハギに決定しました。今日は全部二人分の準備、大変です。しかも私は前日の釣れないビシアジで上半身の筋肉がパンパン状態。

いつもの時間に船宿に到着すると、先客は左の艫だけ。今日は右のミヨシから二人並んで荷物を下ろすことに。さすがに二人分のアサリは剥けないので、剥き身を2袋購入して、後は時間まで剥けるだけ剥こうということにしました。昨日はトップで8枚、数は出てませんがほとんどが良型とのこと、33cmを始め30cmクラスが何枚か出たそうなので期待が膨らみます。7時30分を回り桶山盛り一杯のアサリ剥き終了、仕掛けの準備に取り掛かります。隣のカサゴ船は連日好釣果、25人以上のお客さんが乗り込んで大盛況。こちらカワハギ船は左右8人づつの16人が集まり、多すぎず快適な釣りができそうです。

さて定刻より早い7時53分、臼井浩喜船長の操船で出船。平作川を下る時はいつもワクワクします。4本の低い橋をくぐり久里浜港でスパンカーを上げます。風は北東微風、海はベタ凪。剣崎沖は只今禁漁期間、さて今日はどこでやるのか。船は沖を右に旋回してスピードアップ、剣崎方向に直進。航程20分、剣崎の北側、下浦沖20mで釣り開始です。下げ潮はトロトロ、潮色は澄み、思ったより条件良好に見えます。

今日は息子にカワハギの面白さを存分に伝えたいので、私は仕掛けを下ろしながら細かいレクチャー。ポイントは根混じりの砂場なので、仕掛けを寝かせる釣り方や誘い、手返しについて指導。開始10分、息子に本命のアタリ。22cmくらいのカワハギを無事抜き上げ大喜び、「ヨッシャ!」。もしかして船中第1号?潮が良いので当たる時間に真剣にやるように言います。私も負けていられないので、ちょっと集中。息子に遅れること10分、ようやくアタリ、26cmの良型を上げます。その後、船中ポツリポツリ皆さん平均に1〜2枚出たところで最初の流し替え。早くも息子は2枚ゲット。仕掛けを立てて当たるのは大半がベラなので、寝かして聞き合わせるようアドバイス。私の教え方が上手すぎるようで、ペースは押され気味。息子は去年カワハギやったときが竹岡沖で大雨の中5枚、今日はそれ以上釣らせることが目標なので、私も力が入ります。


左:初物ゲット!右:アタリが無いので弁当タイム。

9時半を回ると若干潮が淀んできた感じ。少しアタリが遠くなりますが、外道のベラは相変わらず高活性、他にシロギスやトラギスがポツポツ当たってきます。10時を回ると完全に潮は淀み、なかなか本命のアタリが出なくなってしまいました。11時の時点で息子4枚、私2枚とダブルスコア、最後に帳尻合わせられるかちょっと不安になります。この時間帯、誘いがまったく通用しません。周りでは良型がポツポツ上がっているようですが、仕掛けを動かさない方々の方が釣果を上げているようです。”手が合わない”とはまさにこういう状態でしょうか、私も息子もじっと待つ釣りができない性格なので、完全に伸び悩みの時間です。分かってはいても待ちの釣りは真似できません。


終盤戦、誘いは真剣モード。

この状況にようやく変化が現れたのが午後2時。風は東を回り南東に。私の誘いにいきなり乗ってきたのは27cmの本日最大。すると息子にもアタリが・・・差が縮まりません。見た目変わらない海ですが、明らかに状況好転。同じ誘い方でどんどんアタリが出ます。しかし、潮がトロトロとは言え、底潮がほとんど行ってないので、引っ掛かりがイマイチ。痛恨の連続4枚バラシをやらかす。針を6号から5号にダウンで吸い込み重視に変更。息子もバラシを交えながらも目標超えの6枚目ゲット。私はゆっくり食わせて少し強めに合わせるよう修正。最後の1時間、結局9発掛けて何とか5枚だけ追加。8枚まで伸ばしましたが時間切れ、午後3時、納竿のアナウンスとなりました。

長い中弛みがありましたが、私が8枚、息子が6枚、何とか帳尻を合わせたような結果に終わりました。今日のカワハギは良型中心、キスやカサゴも持ち帰り、クーラーの中はけっこうなボリューム。これ以上無いというくらいのベタ凪で最高の釣り日和。親父もやっと最後に面目を保ち、息子も目標クリア。帰るや否やもう「またカワハギ行きたい」と言っています。


2人の釣果。27cm、26cm×2、以下14枚のカワハギ、シロギス最大25.5cm。

【船宿HPコメント】
皮はぎ・・下浦沖、潮:薄濁り、水温:21度
今日は下浦沖を流しました。潮も適度に流れて、一日ポッツリポッツリと食いました。型も良型主体で時折ジャンボサイズも混じり、まずまずといった感じでした。外道も大型のキスとカサゴが船中多数釣れました。トップは栄区の○○氏が12枚、2番手は神奈川区の○○氏で10枚でした。♪♪^.^(浩喜)

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