みんなで賑やかシロギス釣り

1月10日(土)、金沢八景の荒川屋からシロギスに行ってきました。
今日はT澤さんと会社のS井さん、お取引先のS尾さん、私の長男と5人で今年初のシロギス釣りです。シロギスさん、W辺さんも出撃とのことで賑やかで楽しい釣りなりそうです。朝5時にT澤さんが車で迎えに来てくれますが、ふと目覚まし時計を見ると5時1分、ヤバイ!携帯電話を見ると着信履歴が。慌てて外に出るとT澤さんは既にご到着。急いで子供を起こしてバタバタ準備。トイレも行かずに5時15分いざ出発。私が「目覚まし鳴ってね〜よ」と言うと、「鳴ってたよ!」と女房。頼むから起こしてくれよ〜。どうやら無意識に止めて寝てしまったようです。T澤さんゴメンナサイ!これで1勝1敗だね。

5時50分船宿到着。既にシロギスさんが到着されており定位置の右舷大艫、そして左舷の艫から数席確保してくれていましたので、我々は左舷艫から並んで入ることに。シロギスさんありがとうございました。相談の結果、私が左大艫、息子が2番、そしてT澤さん、S尾さん、S井さんの順で並びます。今日、日中船は2杯出し。我々の船は左舷7人、右舷6人の13人。W辺さんは右舷ミヨシ、カレイの神様K藤さんは右舷胴の間に入られました。別船もAKさん、K島さんらベテラン勢の顔ぶれが見られます。

今週のシロギスは絶好調。それもこの時期としては珍しく、中の瀬の25m辺りの比較的浅場に群れが固まっている様子です。前日の釣果が144尾、143尾、139尾・・・と連日トップで束台の釣果が上がっています。今日もバリバリ喰ってくれればいいな〜、子供も記録更新させたいし、自ずと期待が膨らみます。


左:青イソが滑って切れないよ〜、右:出船を待つS尾さん、T澤さん。

さて、準備も整い定刻8時出船。船は東に直進、中の瀬に向かいます。8時25分、中の瀬Aブイ周辺で船は停止、既に小規模ながらシロギス船団が形成されており、このところの中の瀬での好調ぶりが伺えます。さて開始のアナウンスが出て第1投です。北の弱風、晴れ、さすがにこの季節冷え込みは厳しく、手が思うように動きません。海上は凪で水色は濁り気味、水深は20m〜25mくらいでしょうか。今日は中潮で干潮が12時30分頃ですので、この時間下げに入っています。船はBブイ寄りからAブイに向かって下げの艫流しとなります。まずは様子見で色々誘いを掛けてみますが、なかなか反応がありません。昨日も10時頃から喰ったらしいのでこれからかな?何とか開始10分後に初めてアタリが出て18cm級を取り込みます。ポツリポツリと9時で4尾。今日はアタリが出ても掛からないのが多いな〜。


左:下げっぱなでギリギリの野島橋、右:中の瀬Aブイ周辺に他船も集結。

9時20分頃、「ちょっと喰いが上がってきたね〜」とシロギスさん。確かにアタリが続くようになりましたが、下げ潮が効いて船の移動が速い。しばらくすると元の低調ペースに。濃い場所通過しただけかな〜。同じ筋を流し換えていきますが、これと言ったパターンもつかめず、なかなか嵌れません。魚の喰い方も今ひとつ活性が上がらず、掛け損ないやスッポ抜けが多い、角ばったハゼ針仕様の仕掛けに変えてみたり、アワセを強めにしてみたり色々やってみます。潮が良いときはテンション掛けて待っているだけでアタリが出る場合がありますが、今日は潮が効いている割にそれも無し。叩いた後、大き目のゆっくりした誘いの頂点でアタリが出て、そのまま引き込まないで銜えている・・・そんなアタリの出方が多いようですし、引き込みを待っていると居なくなっちゃいます。昨日の喰いは何処に行ったんだ!う〜ん難しいぞ。


左:息子は一荷、うらやまし〜、右:シロギスさん「まだ本格的な喰いじゃないね〜。」

11時頃から潮はおとなしく徐々に止まり加減に。釣り易い状態になりますが、アタリはパッとせずのまま。午前中は息子といい勝負、いや負けてるかもしれない。お昼の時点で23尾。息子と釣行すると、前半は親父危うしで後半何とか面目を保つというお約束のパターン。去年、カワハギのダブルスコアの時はマジで焦りましたが、今日は大丈夫かな?喰いが立てば何とかなるんだけどな〜。負けてると焦るから正確な数は聞かないことにしよう。(汗)

1時15分、シロギスさん束突破。見ていて私の3倍くらいのペースで上げていたのは知ってましたが、さすが早い時間に突破してきました。でも狙いはバリバリの2束だから、ご本人ちょっと物足りないかな?私も何とかシロギスさんの半分を目標に頑張ります。船はAブイの南東側に移動、昨日は上げ潮が入ってからこの場所で入れ食いだったようですが、今日は?魚移動しちゃったのかな〜。また元の場所に戻ります。この時間、風は東から南東の微風、一層のベタ凪に。気持ち程度ですが上げ潮が入ってきているようで、アタリも幾分良くなってきました。話によると最近は上げ潮の方が活性があがるらしいので、後半どこまで追い込めるか。風が回ったので後半は左寄りの艫流し、連釣タイムを作りたいところです。


左:S尾さんヨッシャ!、右:T澤さんナイスアワセ!小峰竿が弧を描く。

T澤さんが妙に静かに集中してるな〜と思ったら9連釣中、潮回りまで11連釣でペースを上げてきました。私もアタリは増えていますが、連釣とまでは行きません。左舷は遠めに投げて、あまり高く誘わず仕掛けを小突き、躍らせるような誘いでアタリがよく出るようになりました。ヒットする魚の大半が唇に針掛かりしているので、ヨシ!タイミング合ってるぞ。たまに一荷もあって午前中よりは明らかに好調。息子はあまり遠投できないので、魚に仕掛けが届かないのかな〜、私とT澤さんの間でアタリが出ず悩んでいます。「ちょっと遠めに投げてチョンチョンチョンとやったら、すぐ誘わないで食わせる間を取ってみなよ。」親父にもアドバイスする余裕が出てきました。(笑)すかさず息子にヒット。「ヨシ!あと1時間頑張れば記録更新できるからな!」


親父の新作和竿を使って誘い続ける。この竿優勝やら大物やらで縁起がいいんだから、穂先折るなよ!


私もチョンチョンチョンと誘って遠めでヒット!

寝坊したらしく日中船に乗りそこなったH藤さんは午後船に乗船。潮回りの時に手を振って合図。釣れてるかな〜。当船ミヨシに目をやるとW辺さんが舳先で仁王立ち。釣れてそうだな〜。風は南西に回りそよそよ、北東から南西に回ると喰いが立つこと多いし、折角上げ潮が動いてきたのに残り時間があまり無くなっちゃいました。楽しい時間は過ぎるのが早いもので、あと10分で終了と船長からアナウンス。最後の一流しは親子ともどもアタリが出ず終い。そのまま定刻3時納竿となりました。結局私は67尾、息子は32尾で自己記録更新ならず。W辺さん76尾、T澤さん56尾。竿頭はシロギスさんの125尾でした。別船竿頭がAKさんの114尾とのことでした。有志7人でやった5尾重量決戦はW辺さんの手中に。船代浮いていいな〜。

前日までの状況から期待値が高かっただけに今日は苦戦の感が否めませんが、終わってみればそこそこの釣果になりました。そして2船ともトップは名人の釣技が冴え束オーバー。バリバリの落ちギスもいいですが、渋いアタリを色々考えながら、あの手この手で攻略するのも落ちギス釣りの醍醐味です。今後小柴沖の40m〜50mに群れが固まり、深場で本格的な落ちギス釣りが楽しめればいいな〜と思います。今日は好天に恵まれ久し振りに長男も参戦できました。帰りに店でぎんぎすさんにもお会いできましたし、新作の和竿も見せて頂きました。今日はみんなで賑やかに楽しい一日となりました。みなさんお疲れ様でした。


本日の釣果、シロギス11cm〜22.5cm(18cm級中心) 私67尾、長男32尾、2人合わせて束に一尾届かずでした。

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