マゴチちょっと様子見に行っただけ

7月25日(日)、横浜新山下の渡辺釣船店から今期初のマゴチに行ってきた。
梅雨が明け、まさに照りゴチの季節。2週間程前からマゴチが急上昇で凄い釣果が出ていたが、他の釣りが忙しく(笑)、なかなか参戦できないまま日が経ってしまった。昨日はカワハギ釣りに出かけたが、今朝は早くから勝手に目が覚めて、釣行記も朝のうちに書き終えた。今日は特に予定も無いし、11月末のカワハギ以来、宮地船長にもご無沙汰してるので、午後マゴチにでも顔を出してみようかな〜と軽い乗りで出かけてみることにした。横浜のみなとみらい線が今年2月1日に開通したが、利用するのは今日が初めて。最寄の駅から電車に乗って、渡辺釣船店のある新山下に程近い元町・中華街駅までは乗り換え無しの15分強、ドアトゥードアでも30分強で到着するから、個人的には随分楽になった。


予想を超える凄い人。片舷16人程度で32人ほど乗ってます。

11時50分に船宿に到着すると、いきなり船長に「もう終わったよ!喰ってるときに来て欲しかったな〜」と言われる始末。どうやら喰いがひと段落して、低調なペースに戻りかけたところに出撃してしまったようだ。そうは言っても午後船は午前から通しのお客さんも多く、入る隙間が見つからないくらいの混雑。およそ32名くらいだろうか、受付時にご主人から「今日は沢山乗っちゃってすみませんね。」と言われる程だ。船長の言葉通り、午前は振るわず、60cmの大物が出たものの船中9本と低調。どうやら水温も低下したようだ。午後もこの調子じゃ運が良くて1本ってとこだろう。せっかく来たので、アタリが出るまでのあの緊張感を久し振りに味わえればま〜いいやと、今日は肩の力を抜いて雰囲気だけでも楽しもう!


餌はハゼとサイマキ(クルマエビ)を選べますが、私はエビで釣る方が好きなんです。

餌はハゼとサイマキがあるが、サイマキを選択。皮を剥いて食べたくなるような12cm程度の活車えびである。最初に3尾もらえるが、後は船上で1尾100円で追加購入となる。ちなみに、受付時に頂く割引券13枚で1回乗船無料になるが、半日券と一日券を合わせて使えないので、半日券はこれを13枚貯めて半日船一回無料となるシステム。しかしマリネスの割引を使えば半日でも一日と同じ500円引きになるので、半日の場合はマリネスを使った方が若干お得になる計算。そして、この割引分の500円を最初から餌代に回すと考えてしまえば、そんなに追加購入も気にならないと思う。つまらない話ですが、釣行される方はご参考に。

定刻の12時30分に出船となったが、南風が強まり横浜港を出る前から凄い波飛沫を被る。急いで操舵室の裏に非難し、他のお客さんと雑談しながら土砂降りの航行である。船は風波に向かって南下し、13時、富岡は京浜埠頭の護岸際に辿り着いた。舳先を陸に向けて開始のアナウンス。こちらはちょうど風裏になり穏やかだ。潮色は絶好のマゴチ濁り、水深は約10m。下げ潮がトロトロと船は護岸に沿って横流しで、右舷は払い出しとなる。開始早々私の右隣二人目の方がデカそうなマゴチを掛けるが、私を含めて3人がオマツリしてしまいバラシ。残念だがこの人数じゃどうしようもない。餌はサイマキのようだ。船中、ハゼ派とエビ派が半々かハゼの人が少し多い割合。エビ餌の場合は完全にタナを切るのが定石だが、低めのタナじゃ目立たないので、私は意識して高めのタナでアピールしてみる。


最初は富岡京浜埠頭の際。

その後、右舷前方で40cm強の中型が上がったのみで、13時40分、富岡堤防のかなり沖目の10m立ちに移動。ここはもろに風面となり、南からの風波で船が揺れアタリが取りにくい。ここではイカらしきものにかじられたのが1回、上げてみたら餌の下半分が潰れていたのが1回。本命らしきアタリがないままに3匹の餌を消費してしまい、追加で3匹購入。ここでは船中マダコが2杯ほど乗ったのみ。14時40分、根岸湾内の磯子海釣り公園奥の7m立ちに移動。ここでは右舷大艫の方が50cmくらいのマゴチを上げた。左舷でも1、2本上がったようだが、魚体は確認できなかった。いずれもハゼ餌と思われる。いつものことと言えばそれまでだが、この人数でアタリが出るだけでも宝くじ状態、それを掛けるとなるとさらに確率が下がるが、周りでアタリが出ると多少はその気になってくる。

15時15分、南本牧の水路を戻って、本牧日産の護岸際に移動、ここはトロトロ流れがあって、護岸の角から流し始めて際沿いを離れながら外に出る左舷横流しとなる。1流し目は船中不発。近くを流していた新明丸他2船で型が出た様子。船長同士が無線で連絡を取り合っているようだ。もう一度同じ筋で潮回り。お隣の方と左舷有利だと話をしていたら、すかさず左舷胴の間でヒットした。そしてまたも左舷で1本、2本。船長が玉網を持って走り回る。こちらも一瞬期待したが、払い出しで右舷は全滅。こりゃダメだといよいよ諦め感が濃厚になったところで、16時30分、納竿のアナウンスとなった。今日は最初から釣れる気がしなかったが、やっぱりアタリも無かった。いくら様子見とは言っても、実際に終るとドッと疲れが出るのは、釣れなかった釣りではいつも同じである。


最後は本牧日産の護岸際。

今日は混雑、強風、潮弛いと三重苦になってしまい、ほぼ予想通りの結果に終わった。潮周りが小さいせいか昨日あたりから下り坂に入ってしまったようだが、昨年の冷夏に比べると今年は猛暑で照り込み厳しく、陸で働く人間には酷だが、マゴチには好条件。今後もまだまだ盛り上がりが期待できそうである。昨年早い時期から喰い出した羽田方面は今のところ魚があまり寄っていないという情報だが、こちらも8月に入れば期待大である。次回は潮周りが大きめの日に、もうちょっと空いてる船でチャレンジしてみたいところである。でも自分が行けば一人増えるわけで、乗客数は行ってみないと分かりませんからね〜。こりゃもう平日サボって行くしかないかな!(笑)

【最近の状況】

7月25日(日)
午前.35〜60p 0〜4匹 本牧沖5m
午後.38〜50p 0〜2匹 同所

7月24日(土)
午前.35〜53p 0〜4匹 本牧沖5m 計25匹
午後.35〜54p 0〜3匹 同所 夕方喰い出す。

7月23日(金)
午前.35〜50p 0〜8匹 横浜沖4m 9人24匹
午後.35〜53p 0〜5匹 同所    4人12匹
マゴチ船は連日活発です。横浜沖のマゴチが今年沸いています。当たりもバラシも多数あるので、早めの乗船お待ちしています。

7月21日(水)
午前.33〜56p 0〜9匹 本牧沖5m 10人34匹
午後.32〜52p 0〜6匹 同所    9人20匹 バラシも…

7月20日(火)
午前.33〜50p 0〜5匹 横浜沖5m 7人15匹
午後.33〜47p 0〜4匹 本牧沖4m 9人21匹 バラシもあり
マゴチ船も午前、午後共に順調です。 船着場でハゼが釣れる様になりました。釣り上げたばかりの活きのよい餌は特餌です。当たりも良くでます。チョット早起きし、出船前に釣ってみてはいかがですか?餌の青イソメは少量ですが差し上げています。少しばかりの努力が良い結果をもたらさせてくれるかもしれませんよ…

7月19日(月)
午前.33〜54p 0〜9匹 本牧沖5m
午後.33〜52p 0〜8匹 同所〜横浜沖
マゴチ船も連日絶好調です。 午前船は船中21名様で63匹。午後船は16名様で34匹でした。連休最終日であってもこの勢い止らずまさに大フィーバーでした。当たりもバラシも多数あり、まだまだこれからが本番!船頭も気合入ってまっせ!!

7月18日(日)
午前.33〜56p 1〜6匹 本牧沖6m 16人51匹
午後.33〜53p 0〜7匹 同所    23人44本

7月17日(土)
午前.33〜53p 0〜8匹 横浜沖6m 計32匹
午後.35〜45p 0〜2匹 バラシ多数で苦戦

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