カワハギ仕立船でゆったり釣行

12月23日(木)、諸磯港の光二丸からカワハギに行ってきた。
12月5日、光栄にもLジャケットさん、光水さん、ベニアコウさんらのカワハギオフ会に声を掛けて頂き、釣行を楽しみにしていたのだが、当日は生憎の大シケとなり釣行中止。その後、あらいさんの取り計らいで本日23日の釣行が再企画された。当初参加予定の方々はなかなかご都合が付かず、結局今日はあらいさん、K沢さんの他、シロギスさん、KOBIさん、ボ2号ことI藤さん、OKAZUさん、烏賊飯さん、そして私の8名での釣行となった。マッチョシゲさんも本日の釣行を大変楽しみにしておられたのだが、急用により釣行断念とのことで、非常に残念である。私はもしかしたら本日が今年最後のカワハギになるかもしれない。昨日の爆釣情報も入っているので、最後くらいは少し良い釣りを願いたいものである。アサリも3Kg剥いたし、いつもに増して気合が入るけど、空回りしなきゃ良いのだが・・・。

6時過ぎには船宿到着の予定で、5時にはOKAZUさん、烏賊飯さんに迎えに来て頂いたが、船宿HPの地図が大雑把過ぎて、現場付近で行ったり来たり道に迷う。右折の目印になっている『あさひ銀行』なんて、良く考えたら今あるはずもない。烏賊飯さんが船宿と連絡をとりながらやっとのことで到着、船宿前で待機していると、やがてKOBIさんが到着。やはり迷ったらしい。ところが船宿から港までが随分遠いらしく、その後、船長に車で先導してもらったのは良いのだが、あっけなく途中で巻かれてしまった。(笑)前途多難である。船長の車を見失った我々は全然違う港に辿り着いてしまった。そこからまた引き返し、一か八か途中右折した道を左折方向に進むと、目の前に違う港が現れた。そこでようやく船長を発見。頼むよ船長〜!やっとのことで到着し、とりあえず一安心。他の皆さんの到着を心配しながら待機していると、シロギスさん、I藤さんが続いて到着。よく分かりましたね〜。時間前に全員揃うなんて奇跡に近いくらい分かり難いのであった。(笑)

あらいさん、K沢さんにご挨拶をして早速船に乗り込むことにした。大きい方の7号船は定員23人の中型船だが、この人数で釣りをするにはゆったり快適である。適当に釣り座を決めるが、アオリ道具を持ってきたI藤さんが左舷大艫に入り、KOBIさん、シロギスさん、私と並んだ。右舷は大艫からK沢さん、あらいさん、OKAZUさん、烏賊飯さんの順に並び、準備を開始すること6時50分、おもむろに出船となった。低速で10分ほど走った7時ジャスト、諸磯港の真沖で早速開始の合図である。北東の風やや強く晴れ。海上は凪、水色は澄み。今日は若潮後の中潮初日で干潮が8時半頃、満潮が14時頃の予報。最初は水深約27mの地が硬い根の中からスタート。まだ日が昇っていないので、カワハギが起きているかどうかと思いきや、1投目からそれらしいアタリが出たが餌を取られた。潮は全然動いていないが、やや強い北東風で艫流しとなっている。10分後、ようやく次のアタリが出て1枚目。20cm級のカワハギだ。


左:日の出とともに出船。右:手前からシロギスさん、KOBIさん、I藤さん。

7時20分、船は南下し、諸磯の南は城ヶ島大橋の西側辺りの沖で再開。こちらに移動すると風とは反対方向からストロークの長いウネリが若干入っていて、1〜1.5m程度の船の上下があり、不用意に糸が張ったり弛んだりがちょっと気になる。今日はあらいさんが大型狙いをリクエストしたのもあってか水深は大体38〜45m強までの深場を流しているようだ。私はたま〜に当たってポッツンポッツンと上げるのだが、横を見る度にKOBIさんの腕が大きく持ち上がりアワセが決まる。8時5分、KOBIさんが「ツ抜けツ抜け〜!」と船上を走り回る。(走り回ってはいなかったですね、笑)うっそ〜、この時点で私まだ4枚。餌もほとんど取られないし、気配をあまり感じないんだけど、そんなに魚居るの?9時、城ヶ島南西沖に移動、ここも水深45m前後がメインで、浅いところで35m、深いところで50m弱までの流しである。瀬戸丸では昨日、A葉さんが79枚、★さんが51枚と爆釣、他船も続々好調だったらしい。松輪の船も近辺を流しているが、場所はここいら辺なのだろうか。釣りを続けるが、とてもそんな食いとは思えないけどな〜。


左:OKAZUさんサバタンの準備中でおかずゲット作戦。右:城ヶ島南西沖。

潮止まりのせいか移動直後は全体的にペースは落ちたようだが、それでも少し時間が経つと、KOBIさんは快調にカワハギを掛け続け、シロギスさんもそれを追うようなペースとなった。10時20分、KOBIさんに2時間15分遅れで、私やっとツ抜けである。この時、KOBIさんは22、3枚釣られてたようだから、ペース比率は約2:5といった感じだ。私も普段から考えると悪くはないのだが、横で2倍以上のペースで釣られると、さすがに心中穏やかでは居られない。今日はゆっくり弛ませて、待ち時間長めでアタリが出るパターンが多いようだ。水深が深いのであまり弛ませて這わせてしまうと、アタリが取れずに餌だけやられることも多い。逆にオモリを浮かせたり、幹糸にテンションを掛けている状態では極めてアタリが減るようだ。叩きは餌を目立たせる意味やこちらの釣りのリズムの問題で一応入れはするが、叩いた後の停止ですぐにアタリが出るなんてケースは私にはまったく無い。これといったパターンも見出せず、気が付いたら1時間カワハギ釣って無いじゃん・・・そんな感じの釣りである。


左:手前からあらいさん、K沢さん。初めて見ましたクルマダイ、美味しそ〜。

今日はサバタンも持参して、OKAZUさんと烏賊飯さんはカサゴ狙いも目論んでいたが、潮が澄み過ぎだし、水深が深いからやり易い状況ではないようだ。ちょっと残念だが、もう少し浅ければね〜。水深は45m前後だから、置き竿出すと回収の合図が出てから2セット巻き上げるのも億劫だし、ここはカワハギに専念するしか無さそうだ。皆さんの状況を確認すると、KOBIさんとシロギスさんが突出したペースで、その他の皆さんは似たりよったりのようだ。手が合わないと言ってしまえばそれまでだが、やりようによってはアタリ増やせるのかな〜。お昼でやっと14枚。午後に入るとシロギスさんがさらにペースを上げ始めた。こちらは???である。たまに上の方で気配があって、1.5〜2mくらいのタナで2枚掛けたが、タナはアタリが続かずどれも単発、どうも嵌ることができない。かといって下もアタリがほとんど無いのである。困った・・・。(汗)


調子良い人悪い人、悲喜こもごもの船上。

13時、また西に回って城ヶ島大橋が見える沖に移動。水深はやはり45m前後。移動直後に2枚連続で釣ってスイッチONかと思いきや、それっきり。その後1枚上げて18枚。終了の14時30分まで、最後の1時間20分はカワハギ0で終了。なんてこっちゃ!KOBIさんは納竿の合図と同時に1枚掛けて40枚達成だ。後半アオリをやっていたI藤さんは不発。お楽しみのカサゴもアオリも冴えない結果で終わってしまい、ちょっと残念。カワハギの方は・・・OKAZUさんによると船長が「昨日は良かったんだけど、今日はダメだね〜」と言ったとか言わなかったとか。一日ほとんど潮が流れず、魚も固まっておらずといった感じで、やはり他船も昨日の釣果までは出てなかったようである。そんな中、KOBIさんブッチギリの40枚、シロギスさん33枚、この状況下ではシテヤッタリの好釣果でしょう、おめでとうございます。それに比べてその他全員はトホホな結果である。

私は今日はアタリ自体があまり出なくて苦労してしまった。色々やっても餌も取られず気配も無いっていうのに、並びのKOBIさんとシロギスさんがバカスカ釣るので今日は凹みましたよ。(笑)全体としては水深が深かった分コッパは混じらず、特大も出なかったけど平均20cmより上だったので型はまあまあだったと言えるでしょう。とにかく今日はKOBIさんとシロギスさんが全部釣っちゃったから魚回ってこなかったということであっさり片付けることにさせて頂きますよ。(笑)皆様、今日は本当にお疲れ様でした。たまには仕立船もいいですよね〜。光二丸も道にさえ迷わなければ、とりあえずはOKでしょう。(笑)5人からできるので、また機会がありましたら何か企画しましょうね。それからKOBIさん、OKAZUさんは今日で竿納めですか?今年は色々お世話になりました、また来年も楽しく釣りをしましょう!シロギスさんは今年中にあと200ちょいシロギス釣って、是非とも年間5000尾の偉業を達成してください!最後にあらいさん、K沢さん、本日はお招き頂きましてありがとうございました。機会がありましたらまた是非よろしくお願い致します。


本日の釣果 カワハギ 18〜23cm 18枚、外道にクルマダイ、タマガシラ、オニカナガシラ。トラギス、ベラの類はすべて放流しました。

【船宿HPコメント】
第7 カワハギ8〜40匹(16〜25cm位) 城ヶ島沖35〜48m。
2番手34匹。深場狙いだったので殆ど20cm前後の中型だった。


写真はトップ40匹の船橋市のKOBIさんのカワハギ。

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