スルメイカ潮色良好もご機嫌斜めの一日

8月13日(日)、三崎港の角田丸からスルメイカに行ってきた。
お盆休みに一回角田丸に行きましょうよ!とS大さんと日程を調整し、オニカサゴかスルメイカですかね〜と釣り物の相談。オニは一年中できるので、今回は旬のスルメでも如何でしょうか?と言うことで角田船長に聞いてみたら快くOKを頂きレッツゴー。乗合の釣り物として記載されていないのに無理を言ってすみません!その分、頑張りますので!(笑)3時45分、S大さんが迎えに来てくださり港へと向かった。5時前に到着し早速準備開始である。今日は13本に増強したMy投入器も持参、気合で釣りますよ〜!メンバーは5名で、左舷ミヨシから私、胴の間には今年角田丸で7Kgオーバーのマダイを上げた常連T井さん、トモは前回オニカサゴで巨大シイラと4KgメダイのS大さん。右舷ミヨシには昨年以来お久し振りのK俣さん、胴の間には東京湾で69cm7Kgのトラフグを上げられたY田さんとS明丸常連コンビが並んだ。船上干し用のロープも張ってこちらも準備万端。さあ5時25分、出船である。三崎西口に向いかけた船長はUターンで東口へ。たぶん情報収集中で何処から攻めるか検討中と思われる。東口から南東方向にしばらく走ったところでスローダウン。船長は早速反応探しに入り、私はオモリを握って投入待機。


5時25分、いざ出船。さて今日はどうなることか・・・。

ここはかなり沖合いに位置し、城ヶ島沖とも言えるし剣崎沖とも言える場所、GPSでも無いと位置が把握できないです。さて5時50分、投入のアナウンスである。北東の微風で晴れ。海上はベタ凪で潮色は真っ青な夏の潮。水深は93mだが、直結12本角は仕掛けの全長が約20mあるので、電動のカウンターは70mほどで着底。一番下の角が指示ダナの上限を通過するまでシャクるので、底から20mまでと指示が出た場合、カウンターで水深50m程度までシャクり上げれば良い。厳密なタナ取りは必要ないので電動リールのカウンターを目安にすれば十分である。人によって角数や仕掛けの長さが違うかもしれないが、指示ダナ分の幅をシャクるのは同じことである。朝一から船中至る所でズシン!電動ミシミシ〜!水鉄砲で歓喜の声と言いたいところだったが、どういう訳かまったく気配無〜し。(汗)ロープなんか張っちゃって準備良過ぎると得てしてこんなもんか。(苦笑)3流し30分程攻めて型が出ないので、船長は一気に千葉県方向に船を走らせた。こちらはやまはち、山星など小網代の船を始め仕立船と思われる数船で探索が行われているが、船団纏まらずどの船もあっちこっちフラフラしているので、一見して状況芳しくないのが分かる。う〜ん爽やかな夏晴れとは裏腹にこの不穏な空気、早いとこ打開せねば・・・。


そこいら中、ナブラだらけ・・・正体はワカシらしいです。剣崎沖は今日もベタ凪だったが。

海面は至る所でナブラが立ち、ザワザワ、バシャバシャ凄い数の魚の群れ。正体はワカシらしい。こんなに居るんだもん、狙ったら幾らでも釣れそう。それもそのはず相模湾のワカシ乗合は連日釣れ過ぎの早上がりとのこと。ワカシそんなに釣ってどうするのか?せめてイナダくらいになってくれないと煮ても焼いても食えないんじゃない?(笑)今日はイカだから潮時間は見て来なかったけど、確か中潮の3日目くらいで一杯が8時過ぎ?まあどうでもいいや。1時間程探索するも型見れず、また朝一の近辺に戻る。反応は出ているようだが乗りが相当渋いらしいとは僚船からの情報か。船長によると反応がベタ底で、浮いてる反応が少ないらしい。その上にはサバの反応が出るらしく、ブランコ仕掛けでやってるお客さんに時折マサバが掛かるが煩いほどの攻撃はない。潮は幾らか西から東へ動くが、コレって逆潮、魚何にも食わないパターンだね、参ったな〜。しばらくして本日初めての生体反応を捕らえるが、チップと言おうか一瞬で外れた。ちょっとソレっぽかったけどな〜。水深は90〜110mがメイン。開始2時間20分経過した8時10分、10mくらいシャクり上げたところでノシッ!と竿に負荷が掛かった。乗ったよ〜!この引きはスルメの引きに違いない。回収すると上から4番目、薄いブルーの『ピッカピカ針』に1杯乗っててこれが船中初物。とりあえずヤッタぞ〜!

早速開いて船上干しにするが、ロープに1杯だけぶら下げてたら状況バレバレじゃん!もうちょっと数貯まってから干した方がいいですかね〜?まあいいか!(笑)とりあえず型を見たけど、本当にとりあえず見たきり後が無い。困ったね〜!今日は僚船も船上干しの数が少ないし、たまにすれ違っても数が増えていないのは一目瞭然。厳しいよね〜!潮色良いのに何かが気に入らないんでしょうね。いつもながら烏賊様の気持ちは理解不能なのだ。初物上げてから40分後、乗ったよ〜!これも単発。そしてまた40分後、2杯掛けして船上干しはやっと4枚に。うちで食うにはこれくらいでいいかな・・・全部干してて塩辛用が釣れなかったら困るので、干すのはこの辺で打ち止めにしよう。釣れない日はこの辺の計算も重要なのだ。(笑)トモのS大さんに何か乗った模様。横で見ていて引きが全然無いのでスルメっぽくはないですね。仕掛けを上げてみるとナナナント!マルイカの2杯掛け。よく分からん!浅場でバリバリ乗っているかと思えば水深100mで同じサイズが釣れるし。それよりもガチガチの竿に120号オモリ&水深100mでマルイカの乗りを捕らえたS大さんに拍手を送りたい。なるほど、地底の反応はもしかしたらマルイカだったのかもしれないですね。最近、小ヤリが混ざるようになったとは聞いていたけど、まさかマルイカがこの水深に落ちてるとはね〜イカの生態は謎ばかりなり。


皆さん乗らないよ〜!船上干しもどこか寂しげ・・・。

その後、単発で2杯追加し、10時30分、1杯着いたのでしつこくシャクったらみるみる重さが倍増。やっぱコレですよ!多点掛け間違いなし。スゲ〜重いし引きも強いけど、4000HPはビクともしない安定感でグイグイ巻き上げる。上から1杯取り込むと、潮が澄んでいるのであと2杯の姿が見えた。ヨッシャ!3杯掛けだ!どんどん仕掛けを手繰り込むと一番下のイカは胴にスレてたみたいで、抜き上げようとしたところでサヨーナラ。残念ながら元気良く海底に帰って行った。今日の烏賊様はケイムラと薄いブルーがお好みの様子。これで干物4杯、生4杯となかなかイイ読みしてるでしょ!(笑)しかし、潮が東潮&船が東向きなのでミヨシ突っ込みなのは分かるんだけど、私にしか乗らないっていうのはマズイ展開。普通だったらブッコミで何人か同時に乗ると思うんだけど困ったものだ。他の皆さんにも掛からないかな・・・マジでそれを願う。コレ式の釣果で一人勝ちって言われるのも割りが合わないモンね。(笑)・・・で悲しいかな、船中これが最後の釣果となり、ラスト2時間、炎天下で体育会系シャクリを繰り返すも体を鍛えただけで終了と相成った。今日は困ったことに私8杯(1,1,2,1,1,2)で船中8杯!?他、S大さんのマルイカ2杯にサバがポツポツと現実は厳しかった。皆さんゴメンナサイ!お配りするほど数が釣れた訳でもないし、今日のところはお見逃しくださ〜い!これに懲りずにまたよろしくお願いします!


本日の釣果、スルメイカ 8杯(胴長21〜28cm)。イイ感じに干せたでしょ!また飲み過ぎてしまうではないか!


この4杯で塩辛を作ります!肝は予備で船上干しの分も持ち帰りました。

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