カワハギ爆モード終了か単発拾い釣り

12月16日(土)、三崎港の角田丸からカワハギに行ってきた。
ここ2、3週間、世間はカワハギ爆釣モードに湧いており、頭で連日40〜80枚台の釣れっぷり。私にとっては何だか別世界の話のようで、前回12月7日(木)に釣行したときは、ちょうど釣れ盛っている時期だったにも関わらず、船上で腰痛悪化&南西強風早上がりと悪夢のような一日。結局、ツも抜けない悲しい結果でウルルン釣行記。その後の10日(日)、結果的にはカワハギ船は爆釣だったのに私はマダイ五目に乗っておかず釣り。我ながら本当に噛み合わない釣りをやっている今日この頃。そんなことをやっている内に頼みの城ヶ島沖も場荒れが顕著化してきそうだし、水温も低め一杯の15度にだいぶ近づいてきた。今回ダメだったら爆釣も期待薄かもしれない。本日のメンバーは4名で、右舷ミヨシからS大さん、私。左舷ミヨシからOKAZUさん、地元の漁師さんという配置。6時53分、船長は三崎西口から沖に出ると城ヶ島南西沖に進む。ちょうど出船前まで南南西の風がフワフワ吹いており、たぶん大島の方ではこの時間も吹き止まないと見えて沖からウネリが入る。場所が決まりブレーキが掛かると7時10分、開始のアナウンスとなった。運良く風は北西に回ってくれたが、ウネリの向きと風向きが90度違うので、船はゴロゴロ落ち着かない。天気は晴れ、潮色は極上、流れは城ヶ島にぶつけて東への流れで右舷抱え込み。最初は水深54mから。


6時53分、いざ出船。今日は三崎西口から出る。

10分程経ったところ、OKAZUさんとS大さんが同時に初物ゲット。魚居る?こっち何も当たんないよ。普通にやってアタリが出ないので、さてどうしたものか、パターンが掴めないぞ。OKAZUさんはポンポンと4枚上げてプチ・ロケットスタート?(笑)参考に釣り方をお伺いすると、底でアピールしてから1m程度上まで誘って行くとアタリが出るらしい。私も餌を取られることがあったので、魚浮いてるのかな?という意識はあったが、仕掛けを持ち上げても生体反応が出ないから何かピンと来ないまま。いきなりドツボかよ!釣り方分からないまま開始50分経過の8時になって初物ゲット。しかも15cm級の小型が勝手に引っ掛かってきたから何とも冴えない。この時点でOKAZUさんは6枚、S大さんは3枚ほど上げていて、今日は完全な乗り遅れ状態。釣れないぞ〜。(泣)毎日、爆釣の話ばかり聞いていたけど、実際にやってみると、そんな話は信じられないくらいアタリが渋いし、群れが固まっているとは思えないほどアタリは単発である。今日はダメだなこんな調子じゃ・・・。潮周りは若潮、朝から上げ潮で満潮が13時過ぎの予報。この時間、徐々に潮が止まり加減でOKAZUさんもS大さんもアタリが出なくなったようだ。私はタナは諦めて底オンリーの叩き釣り。アタリ無い、魚居ない!とブツブツ言いながら何故か一荷で食ってきた。しかしアタリ続かず・・・きっと居る場所が超ピンポイントなんだろう。


城ヶ島南西沖50m強から攻めるが・・・何だか様子が変じゃない?

9時、城ヶ島東寄りに移動。1投目で良いアタリが出て1枚追加したが、後が何も無い。ウネリはだいぶ落ち着いてきたが、潮が上っかわだけ西に行ったり東に行ったりの二枚潮のため非常に釣り難い。プチ・ロケットスタートのOKAZUさんもすっかりおとなしめ、S大さんもあれから釣ってないようだ。松輪港や相模湾側の船も近くに居るけど、今日は釣れてんのかね?叩いたり誘ったりしても反応がすぐに出ることは無く、オモリを底に着けたまま張らず緩めずで置きっ放しにしておくとドドドドン!と食ってくる。あっち任せで誘いが利かない、アタリ数が出せないパターンだ。10時10分、やっとツ抜け。その後もシックリ来ないままポツンポツンと何とか型だけは見るけど相変わらず連釣もない。モゾモゾっと怪しい触りを感じ、糸フケで針食ったのが分かったので、そのまま合わせたら、これデカイよ!最初、伸されてなかなか浮いて来なかったが、大事にやり取り。無事OKAZUさんに救って頂いたのは尺まで一歩足らずの29.5cm。けっこうデカく見えたけど測ってみると意外と無いんだよね。11時、また西側に移動。こちらも忘れた頃にポツリポツリのペースで、とてもじゃないけど40枚、50枚釣れる状況ではない。それでも12時10分、やっとのことで20枚。そのすぐ後に1枚追加して21枚、少し続くかな?と思ったけど底潮がまったく無くなりアタリは皆無、トラギス以外生体反応なんも無〜し。


惜しい!あと5mmで尺ハギ!OKAZUさんも今日は順調?

13時、また東寄りに移動。水深50m前後。OKAZUさん、S大さんとポツポツ当たる場面もあったが、こちらはダンマリのまま餌も滅多に取られない。風はほとんど無く船は東向いたり西向いたり、潮は上っかわだけ西に行ってるが二枚潮のため投入ポイントが決まらない。マッタリした時間だけが刻々と過ぎる。13時50分、船長のラスト10分コールの後、急にアタリが出始めた。今頃食い出すかよ!バカモン!カワハギって渋い日はけっこう時間帯で食いが立つことが多くて、それが14時頃から食うことが多いというのが我が経験則。やっぱり遅く出て遅くまでやる船が有利な日もあるだろうな〜。今日はそのパタ−ンなのか、急にバタバタと3、4発当たって、アタリの間隔が短くコレぞ入れ食いの予感。ところが2枚目を取り込んで23枚にしたところで時間切れ。クッソ〜!OKAZUさんは久々のツ抜けで15枚、S大さんは何年か振りのカワハギ釣りだったそうで5枚という結果。しっかし1枚釣ったら次いつ当たるか分からない単発の釣りだから連釣もできないし、最後、やっと食い出したと思ったら納竿時刻だもん、これじゃね〜。23枚という釣果は年間通じて考えれば悪くないけど、このところの状況から考えると凹むしかない。爆釣モードも終わりなのか、それともたまたま今日だけ悪かったのか?モンモンとした気分で撤収(笑)・・・と言うことで皆さまお疲れ様でございました。


本日の釣果、カワハギ 23枚(15〜29.5cm、数は14cm級1枚放流を含む)。その他、ベラ、トラギス類多数。

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