マルイカ、今日も嵌れずスッキリ行かず

5月24日(土)、久比里の巳之助丸からマルイカに行ってきた。
マルイカ釣りも毎回修行の連続、面白い反面ストレスが溜まる。(笑)ここいら辺で一発スカッと行きたいところだが。インターネットで情報を見ると相変わらずアジが好調、たまには爆釣系の釣りでもやってストレス解消もいいな。そう言えば、去年の今頃、南房の伊戸から出船して、S大さんとイサキ爆釣だったのを思い出す。このところご無沙汰のS大さんだが、新規事業の立ち上げとかで、ここ数ヶ月無休で働いて居られるそう。たまには海の風に当たらなきゃ体に悪いッスよ!南房イサキ爆ってますよ〜!(笑)それはさておき、@先週釣ったイカが昨日で無くなってさびしい(半中毒状態です)、A気が付くと巳之助丸のスタンプカードがあと1回で満タン(^0^)、Bマルイカは季節限定、今のうちにやるしかない!ということで、多少の迷いはあったものの本日は敢えてマルイカに出動。いつもの時間に到着すると先客が6、7名居られたが、何故か左舷大ドモが空席。聞いたら誰も居ないそうなので、入れて頂くことに。こういうこともあるんですね。今日は昼前から降水確率90%の予報なので、たぶんそんなに混まないだろうと予想していたが、やはり全般にお客さんは少なめ。先週に比べると各船余裕のスペースで釣りができそうだ。本船は左舷4名、右舷5名の9名で、私が来てから殆ど増えないまま、定刻7時20分に出船。するとどこかから名前を呼ばれ、ふと振り向くと山下丸のシロギス船にバイオボーズさん。頑張ってくださ〜い!と手を振りながら遠くなる。このところ近場はダメなの?って船長に聞くと、今日も目の前から反応見て行くそうだ。港を出るとザワザワと旋回を繰り返す船団。本船も合流し、アシカ島の下で探索開始。10分くらい回ったところ反応に乗ったようで、7時45分、投入の合図。南風で薄曇り、海上は流れと風が反対のため逆波立ってダボついた海。水深25mで着底するといきなりゴツッというアタック、穂先がフワフワしちゃってるのでギュッとアワセを入れると凄い重量感と引き、いきなり着乗り多点掛け。だましだまし巻き上げるとまあまあサイズのマルイカが上から1、3、4番に3杯、全部良いところに掛かっていて取り込み成功。これはもしかして当たり日か?


雨予報のせいか乗客少な目/朝イチ、アシカ島下で乗り目良く、船団ができるも2時間持たず。

南風だが船首は東向き、風は多少あるけど各船スパンカを畳んでしまい、流れとの関係でこういう体勢で安定することもあるんですね。船が上下+ローリングしてアタリが取り難いし、巻き上げも上下動に合わせて速度調整しないといけないくらいの揺れ幅。反応は続くが何回もやり替えているうちにイカがスレてきてアタリが出なくなる。これがけっこう悩みどころで、前回同様、水深が浅いので、一旦全部巻き上げてから落とし直したり、タナを変えてみたり、アクセント色のスッテを交換してみたりするが、結果が良くない。一流し30分くらい続いても釣れるのは最初の2、3回で、その後はカラッキシ釣れない時間が延々と続いてしまう。ここで釣れ続くと数伸ばせるんだけど難しいところだ。二流し目のぶっ込みもマルイカとムギイカのダブル、これも最初3杯居たけど途中で1杯逃げられた。着乗り多点掛けは数着くことが多いけどバレも多い。最初の1時間、二流しでちょうどツ抜け。潮周りは中潮の3日目、午前中下げ潮で12時20分頃が干潮の予報。開始2時間経過した頃、流れも風も落ち着き、海もだいぶ平らになって釣り易くなったのだが、皮肉なものでイカの活性は急降下。さっきまで一緒だった小川丸は早々に見切りを付けて南に走った。時間が経つに連れて各船、剣崎、金谷、富浦方面へと分散したようで、気が付くとアシカ島近辺で粘っているのは遠出できない半日船と本船くらい。すっかり寂しくなった久里浜沖だが、船数が減ったことを逆手に取って本船は粘り強く反応を探す。10時で14杯とペースダウン。頼むぞ船長!一発デカイ反応に当ててくれ〜!10時〜11時に掛けて、野比寄りに南下した場所で20分くらいできる流しが2回あって、11時を回ったところで22杯まで挽回。この調子で行けば40杯くらいは取れそうだが、それは取らぬ狸のなんとやら、やるきのある反応が見つかるか否かに掛かっている。ところが期待に反してこの後の展開がよろしくない。何度旋回しても止まれなくなってしまい、たまに下ろしても反応ショボイようで即回収。ちなみに今日は、先日仕入れたD社の43mmのスッテをメインに使用。どこに配置するかで乗り方も変わるので断定は難しいが、起毛タイプの青は目立って好調。朝イチは赤も良く乗ってきたが、この時間はさて・・・。


平均サイズはなかなかです/気が付くと久里浜沖から船が居なくなった。

反応はすっかり低迷、毎度のことながら旋回中は睡魔に襲われる。昼前から雨の予報で覚悟はしていたが、空は晴れ渡り、今年初めてTシャツ1枚となる。予報が良い方向にズレてくれる分には有り難い。13時、船は北上して、朝やったアシカ島の下。僚船は一郎丸、五郎丸、石川丸の3隻。移動して数回回ると久し振りに勢い良くブレーキが掛かって、少し船を後退させてからの投入。水深23m前後、いきなり着乗りしたが掛け損ない、すぐに巻き落とすとまたアタリが出たが空振り。なんだか密度濃そうな雰囲気だけど、空振りの連続で上がるのは鼻息だけ。周りを見ると2、3人は巻き上げている状態に焦りは隠せない。一回全部巻き上げてから落とし直してようやくヒット。10分を超える長い流しとなるが、如何せん数取れない。乗せる人は乗せているようだけど、コレって釣り座の関係とかあるのかなぁ。やってて謎である。午後から南風が出てきてスパンカを上げると船は南向きで安定し、上げ潮に船を止めると道糸が船尾に大きく流れてしまう。午前中、調子出なかったお隣さん、この時間は手が合ってきたようでポツポツ伸ばす。方や私は?これって手が合わないって言うのか何て言うのか、船の上下動が大きくなってきてアタリ出すのに四苦八苦、たまに乗せてもタイミング外しているようで、バラシ病が再発。これじゃまた自滅パターンだ。その後も回し直すと反応は割とすぐに見つかり、一回入れると10分以上続くので、ここで上手く回数乗せられれば伸ばせるのだろうけど、そこが自分でやっていながら歯痒い。これは今後の大きな課題である。右舷の状況はここから見えないが、左舷側は皆さん似たり寄ったりで、連荘で乗せている人もそうそう居られない様子。結局、そのままペース上げることはできず、アシカ島に戻ってからは4杯だけで取らぬ狸は現実に。15時10分、釣果26杯にて終了。お隣さんが後半ペース上げて20杯まで巻き返したそうで、笑顔が印象的だった。竿頭は70杯超だそうで、そんなに釣れてる様子はなかったので、後で聞いてビックリ。右舷大ドモのお客さんかな?そんなだったら釣り方勉強させてもらえばよかった!納竿時刻になってようやく雨がポツポツ。今日は条件かなり良好、内容かなりイマイチ。(涙)


本日の釣果、マルイカ 21杯(胴長10〜19cm)、ムギイカ 5杯で計26杯。

【船宿HPコメント】
丸いか(24日)・・久里浜沖、潮;濁り、水温;21度
今日の丸いかは朝から久里浜沖20−30mラインを流しました。朝から反応もあり乗り目も良かったです。今日のトップは地元の○○さんがダントツ大漁の76杯でした。 (功一)

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