マダコ、小型多くも一応リベンジ成功?

7月14日(月)、金沢八景の一之瀬丸からマダコに行ってきた。
この土日、剣崎沖は祭礼のため船止め、月曜は松輪港の定休日、そして火曜は漁業船全国一斉休漁に伴い神奈川県では遊漁船も休業。なので、この月曜日、横浜出船のイサキが狙い目?とその気になったが、朝起きたら剣崎で南西10m。吹き始めたらしばらく止まないかな?実は前日の日曜日、タコ行こうと思って朝起きたけど、お腹の調子が戻らず中止しちゃったこともあり、やっぱ今日はタコだ!急に気が変わって釣り物変更。いつもの電車に乗って金沢八景で下車、A屋を通り過ぎようとしたところトコヤさんにバッタリ。たぶん初めましてのはずですが、落ち着かずに失礼しました!さて本日お邪魔するのはA屋のお隣、業界大手の一之瀬丸。こちらは常時6、7隻、多数の釣り物で出船しているが、平日とは言え、どの船もパラパラお客が居られ、マダコ船は先客が6名、私は左舷トモ3番の札を抜いた。受付はまだのようなので、先に買い出しに出掛けたが、そうだった忘れてた!

州崎町交差点を左に行ったところのセブンイレブンが改装中のため閉店だ。ガクッ〜!店の前で呆然と立ち尽くしていたら、自転車で通り掛かったおばちゃんが18日からよ!って教えてくれたのはいいけど、さてどうしよう、近くにコンビニ無かったもんね、駅前まで行くしかないかぁ。朝イチから散々歩き回って、再びA屋の前で今度はH頭さん、ぎんぎすさんにもお目に掛かり、お久し振りです!二言三言交わして早々に店に戻ると、すでに受付は始まっていた。我がマダコ船は右5名、左4名の9名で確定、私は左舷の前から2番目、後から3番目。船長が餌の入ったクーラーボックスを運んできて、各自、好きなカニを選んでテンヤに装着。タコ釣りは今後もやりそうな感じなので、先日、自前の手釣り糸とテンヤを揃えてみたが、マダコ乗合を出している船宿は、大抵貸し道具完備なので、竿も要らず下手すればクーラー、カッパ、飲食物程度の気軽な装備でも釣行可能。ここ一之瀬丸でも貸し道具は完備されており、道具や餌の心配はまったく無用である。


餌はイシガニ/朝イチは富岡三菱重工護岸前から攻めるが・・・。

さて準備も整い、定刻7時30分に出船。現役リタイヤされてからは平日専門というミヨシの常連さんと色々お話ししながら、7時55分、まずは本日の第一ポイント、富岡沖の護岸周りに到着。南西の微風で薄曇り、海上はベタ凪、水色は強い濁り、水深は13m。風も流れも無く、ブン流しでも船が殆ど動かない。ここは二流し15分やって船中不発。続いて八景真沖のこちらも水深13m。開始40分、ようやく乗りを捕らえて、小型ながら船中初物を取り込んだ。今日は若潮後の中潮初日、実釣時間一杯ダラダラ上げ潮の予報。こちらも潮が何にも動かない中、1時間ちょっとで3杯の顔を見たが、他はミヨシでミニサイズが1杯上がったきり、殆ど釣れていない様子。10時20分、見切りを付けた船長、竹岡沖まで2、30分走ります!と告げて一気にエンジンの回転数を上げた。この船、見た目は年季が入っているけど、流石、エンジンはかなり速い。夏だね〜!移動中の風は爽やかで気分は最高。街中の茹だる暑さを考えたら、海上は意外と湿気も無く、風さえあれば熱中症になることはまず無いだろう。

ちょうど30分のクルージングで竹岡沖のやや上手に到着。何度か旋回して根に乗せると水深11mで再開。風は殆ど無いが、1m前後のウネリが入っているので、沖ではけっこう吹いてると思われる。再開早々ポツンポツンと型を出すものの何故か右舷ばかり。上っかわだけトロトロ下げ潮が流れていて、左舷は抱え込み。テンヤが船下に入ったら、極力糸は出さず入れ替えをマメに行うことによって広い範囲を探る。船の動きで道具が引っ張られたら、余計に糸を出さないで、5、6手手繰り上げて落とし直すよう船長からアナウンス。左舷は全員ダンマリ状態が続いていたが、午後から潮向きが変わり、抱え込みがだいぶ治まってきたと思ったら、12時半からの1時間、急に上り調子。一流しで700g級、800g級を含む4杯をゲット。平均サイズはピンキリでミニは150g級の苦笑サイズから。これで1杯くらいキロオーバーが混ざるとボリューム感としては嬉しいところだが・・・。


序盤、八景真沖でポツポツ/竹岡沖に移動中、風が最高に気持ちイイ。

その後、14時過ぎに1杯追加で8杯とし、ツ抜けが見えてきたと思った途端バラシの連続。終盤の14時20分、確信を持って合わせたのだが、これも手繰り中に逃げられた。上げていれば本日自己最大だったのに〜!船長の顔見て悔しそうにしていたら、アワセが早いか弱いかどっちかだねぇと。完全に重量が乗っていたので、迷わず合わせちゃったけど、もう少し抱かせた方が良かったのかなぁ?こういうのバラすと、次こそは!って嵌ってしまいそうなので、まぁまぁそこは熱くならずに!(笑)前回の釣行もそうだったが、アワセが効いていないと針に引っ掛からないでカニを抱いたまま上がってくることも多く、抜き上げた瞬間、ビックリして空中でサヨナラ。しかも小型ほど掛かりが悪いし抜け易い。小型が多い場合は孫針付きテンヤなんてどうでしょうね?今度作ってみようかな。それと、今日は午後まで同じテンヤを使っていたのだが、気が付いたら針先が丸くなっていた。これじゃダメだわ。気が付いて新しいテンヤに交換したが、道具入れにダイヤモンドヤスリを1本忍ばせておくと針先を研ぐのに便利かも。

最後まで諦めずに頑張ってみたけど追加はならず、バラシの余韻が抜けぬまま14時45分に納竿。今日は潮も行かないし、タコのご機嫌も特に良さそうじゃ無かったので、色々と誘い方を試したけど、ゆっくりした小突きよりは細かい小突き、と言うより叩きとかシェイクと言った方がイメージは近いかもしれませんが、叩いては停止、叩いては停止で、ウネリで船が持ち上がるときには少し送ってやって底から離れないようテンヤの位置と動きに気を使ってメリハリ付けた誘い。実際は何が功を奏したのか分かりませんが、後半なかなか頻繁な生体反応で、12杯掛けて8杯ゲット。他、左舷は見た限り4杯、2杯、0杯、全体成績は0〜8杯とのこと。終盤、バラシが多くなってしまい少々悔やまれるところだが、そこそこ数にはなったし、あまり嵌ってもいられないので、今日のところは一応リベンジ成功ということにしておきましょうか。また一週間美味しいタコが食べられるぞ!


本日の釣果、マダコ 8杯(820g、726g、464g、372g、300g、270g、216g、150g)。12杯掛けて8杯、ちょっとバラシが多過ぎました。

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