LTアジ、数型ともに好調でクーラー満タン

10月17日(土)、新山下の広島屋からLTアジに行ってきた。
先週の3連休はイカ釣りに2回出撃したので、今週は何か魚を釣ろうと思っていたら、ちょうどいいタイミングでスズキンさんからLTアジのお誘い。今週か来週というお話だったけど、潮周り的に今週の方が堅そうだったので、急遽本日出撃することに。スズキンさんとはだいぶ前から一緒にアジ釣りをするはずが、なかなか実現できなかったので、今日はホント楽しみです。自分は2週間前にやったばかりなんだけど、あまりの品物の良さに10月中にもう一回は出撃しよう!と思っていたのでちょうど良かった。ちなみに、前回は渋いながらも50尾ほどの釣果に恵まれ、お裾分けはせずに16枚開きを作った以外、当日入れて4日間、すべて生で賞味したからウチもホント好きでしょ。で、今回好漁だったら生はもちろんのこと、焼き物やフライなどでも食べたいし、開きをお裾分けして大好評なので、また16枚くらい作ろうかと思う。(16枚なのは、干し網4枚にアジ4枚づつがちょうどいいから!)何はともあれ、この時期の東京湾のアジの旨さは一言で語り尽くせないところであり、今年は例年に増して中毒状態の我が家なのである。新山下は自宅から近いこともあり、私、先に行って場所取って置きますから!ってことで、今朝は気合入れて始発電車に乗って5時半には船宿に到着。だいぶ日の出が遅くなってまだ薄暗い中、店が開いていなかったので、クーラー担いだまま店先で待ち構えていると、まるで居るの分かっていたかのようなタイミングで、お母さんがシャッターを開けて下さり、おはようございます!ちょっと早く来過ぎちゃいました!と照れ笑いしながら、余裕の一番乗りで右舷トモから2席を確保。只今、出船2時間半前?で、早く来たのはいいけど、今日に限ってお客の出足は遅いようで、2人目が来たのが1時間後の6時半だもん、まったく拍子抜けですよ。(笑)すると、程無くスズキンさんのご到着。暇なので、一緒に車に乗って駐車場へ。お買い物をお付き合いして、店に戻ってきて常連さんと談笑しながら受付を済ませてもまだ7時前だし。さすがに7時を回るとポツポツお客が増え始め、右舷6名、左舷4名、出船15分前くらいにあと2名左舷の前に入れてください!と船長。これでちょうど片舷6名づつの12名。アジ釣りをするにはベストな人数が揃い、コマセや付け餌の配給など準備が整ったところで、定刻8時ジャストに出船。このところ連日好調でトップ3桁も珍しくなく、平均サイズも良く30cmオーバーも交ざるそうなので、前半から食い気が上がったら20Lクーラーじゃあっという間に満タンかもしれない。左舷の常連さんも、最近釣れ過ぎるので30Lクーラーを新調してきたそうだ。下手に期待値上げてデカイクーラー持って来たりすると撃沈しそうなので、今日はいつもと同じ装備で来たけど、果たしてそのような心配が必要な状況になるであろうか。船は横浜港を出ると東南東方向に一直線、本日も木更津沖へと向かった。


今日は気合入れて一番乗り/左右6名づつの12名と釣りするにはベスト人数。

航程約35分で減速、今日はいつもより船数が多めに見えるが、船団にはならず、広範囲にバラけている状態。徐行と旋回を繰り返し反応を探す船長、10分ほど回ったところで位置取りが決まったようでアンカーが投入された。船を若干後ろに引っ張って固定、8時45分、開始である。北の微風で曇り、海上はベタ凪、水色はやや澄み。水深は16mで、底から1m巻いたらコマセを振って、そこから竿で1.5〜2mまで誘ってみてください!最近、だいたいこのパターンですね。潮回りは大潮の初日で。干潮が9時50分頃の予報。朝イチ下げ残りの潮があるかな?と思ったが、上っかわだけチョロっと流れている程度で道糸は垂直。開始10分、型だけは出ましたから!と船長。左舷で初物が出たようだ。直後、右舷ではミヨシ2番のお客さんにアジがポツポツアタリ始め、9時ジャスト、来ました!スズキンさんに第1号。22cm級で最近にしては小振りですね。私にも初の生体反応が出たが、なんか引きがおかしいと思ったら正体はサメだし。続く投入、今度こそは紛れも無くアジのアタリ。これも22cm級ですね。良い反応入ってますから・・・とのアナウンスだったが、ご機嫌イマイチと見えてアタリは続かず。アオイソをギザギザに噛まれたりするので、サバフグが居ますね!そうこう言ってたらスズキンさん、アタリがあって巻き上げてみると、ビシにサバフグが噛み付いたまま上がってきたからビックリ。さすがに水面で逃げたけど、ビシに噛み付いて水面まで着いて来るとは貪欲なヤツめ。船中、サバもポツポツ当たって、30cm前後の小振りだがマサバなのでキープしてみる。このサバ、前回、身質良かったので今晩〆てみようか。結局、このまま潮止まりを迎えてしまい、序盤戦は良い人で3、4尾程度?私とスズキンさんは仲良くアジ1、サバ1、イシモチ1。10時、回収指示が出て、本日初の移動となった。15分ほど旋回して、再びアンカー投入。再開早々アタリが出始めたが、何処もかしこもイシモチ君。スズキンさんも2尾ほどゲットして私にも1尾。型はバラバラだけど、大きいのは30cmを超えてチョー立派。そんな中、やはり右舷ミヨシ2番のお客さんがアジを取り込む。前回はトモ4番のお客さんが良かったけど、今日はミヨシ2番のお客さんが手が合っているようだ。全体を見てもスイッチONとまでは行かず、ポツリポツリ程度だが、食えば25cmから30cm近いものまで上がって、こりゃ堪えられませんね。竿を下げたまま1m巻いて、コマセを3、4回鋭く振ったら、一呼吸置いてゆっくりと竿で1mくらい誘いを掛けると、だいたい1.5〜1.8mくらいでクッとモタレが出て、そこから若干テンション掛けてやるとゴッ、ゴン!と竿を叩き付けるように突っ込む。30cm近いアジは引きも強く、最初、底から離すまでは何度も竿を持って行かれ、ある程度のやりとりも必要。ビシを回収したら小刻みに手繰らないで、大きく2手くらいで取り込むのが良い。ドスンと豪快なアタリで針掛かりしたアジは、殆ど針が上顎に貫通しており、振り回しても外れないくらいガッチリ掛かっている。こういう食わせ方ができるとバレが減るのだが、潮の関係もあり、なかなか何時も思い通りに行かないところである。


今日は久々にスズキンさんとの釣行です/皆さん良型アジを順調に釣り上げます。

微風ながら風が西に回り、上げ潮がトロ〜っと入ってきて、右舷はやや払い出し気味に糸が入る。一振り目ですぐに食って来ることは殆ど無く、二振り目で竿をキーパーに掛けた途端、ダッ、ダダン!と入ったり、そろそろ入れ替えようかと思いながら、ス〜ッと誘い上げたらクッとモタレが出たりと、食い自体は渋めだが、型がコレだから贅沢は言えない。ここのアジだったら味は保障されているし、ポツリポツリとは言ってもこのサイズが釣れるんだからホント十分ですよね・・・と私もスズキンさんも納得。食いがこんな状況なので、アオイソを少し長めに着けて、コマセワーク+誘い重視でアピールしているが、案の定、スズキンさんアカタン試したそうだけど全然食わないとのこと。反応が落ち着かず、出たり入ったりしているようで、良い反応入ってますから!と船長がアナウンスすると何人かにパタパタ食ったり、妙に間が空いてみたりとペースに波があり、しかも時間とともにやや低迷気味か。振って置き竿にして曳き波で誘いを掛けたり、手持ちで誘ってみたり、四苦八苦しながらもお昼で40尾だから、何だかんだ言いつつも今季一番のペース。型が良いので、既にクーラー半分以上埋まってしまい、これで後半スイッチ入ったら、左舷の常連さんじゃないけど、30Lクーラーでも持って来ないと間に合わないでしょうね。ただし、お店でもやってる人は別でしょうけど、一般家庭で30L分アジ持ち帰ったら、よほど引き取り手でも居ない限り、後が大変なことになりそう。最近、ホント思いますが、釣りで釣れる量と食材としての適量にギャップがあって、例えば、ワラサなんか食べるには1本あれば十分だけど、釣り的には全然物足りないし、シロギスだって調子よければ1束くらいは釣りたいけど、自宅用にそこまでは要りません。アジも釣れないときは釣れないけど、釣れる日はけっこう釣れ過ぎちゃいますよね。その点、イカは冷凍が利くので魚ほど問題じゃありませんけど、うちみたいに一般家庭用の冷蔵庫だったら冷凍室の容量にも限界がありますからね。最近、釣果情報でワラサ頭30本とかカツオ束釣りなんてのも見ますが、漁港で買い取ってくれるとか、実際どうしてるのでしょうか・・・?だいぶ話が逸れましたが、今日はスズキンさんが帰り送ってくださるそうなので、クーラーに入るまでは目一杯釣る覚悟で居ますが。(笑)風が南西に回って上げ潮トロトロと、読み通りトモの潮になったけど、状況はだいぶ渋〜い感じ。12時45分、48尾となったところで本日2度目の回収指示。船長は徐行と旋回を繰り返し、丹念に反応を探すが、なかなか決まらない様子。20分ほど探索の後、13時5分、ようやく場所が決まってアンカー投入。水深は17〜17.5m。先程と同じパターンで再開早々、イシモチが好反応。私に連続2尾がヒットしたところ、やはりミヨシ2番のお客さん、そしてミヨシ1番と前方でアジのアタリが出始め、するとスズキンさんにもヒット。ようやく私にも来たかと思ったら、またしてもイシモチ君で3連荘。型は色々だけど今のは後の計測で31cmの良型。


後半は食いが立って一荷もちょくちょく/20Lクーラーそろそろ満タンで、終盤はペース抑え気味。

そうこうしているうちに一回目のコマセワークでアタリが出始め、間隔も徐々に詰まり、スズキンさんと顔を見合わせて、これはスイッチONでしょ!振ってる最中に持って行っちゃうアジも居れば、ビシが底に着いた瞬間、引っ張って行っちゃうのも居て、この食いは間違い無い。こうなるとたぶん赤タンでも食うはずとアオイソが取れる度に赤タンに付け替えると、やはり遜色無く食って来る。スズキンさんに赤タンでも食いますよ!食いが立ったらこっちの方が仕事が早いですからね。型は午前中に比べて一回り小振りで、たまに20cm以下も交じりのだいたい22〜24cm級が主体。アジ釣りも一日で色々なサイズが入るのは歓迎すべきで、20cm以下は当日のお刺身用に、23cm級は開きにしても最高のサイズ。今回、30cm近いものは薄切りにしてしゃぶしゃぶでもやってみようかな!私もスズキンさんも一荷交じりで好調。釣り方は渋い時ほど神経質になる必要は無いけど、竿先下げたまま1m巻いて、コマセを3、4回鋭く振ったら、一呼吸置いてゆっくり竿を水平の位置に持ち上げるだけ。早いときは振って待っている時に食っちゃうけど、コマセの煙幕の中をゆっくり付け餌がスライドするようなイメージが良好。ツボに嵌るとトリプルもあって、こういう風にアタリが良い時ほど、ペンチ使わないと外せないくらいガッチリ針掛かりしていて、これは絶対にバレない。いつもこうならいいんだけどねぇ。14時には70尾を超えてしまい、マサバ3本、イシモチ5尾もキープしており、ホントにクーラーがヤバくなってきた。それにしても氷を2個買っておいて今日も大正解。氷は足りなくなると最悪だけど、余る分には困りませんからね。船長曰く反応が落ち着かないそうで、少し食いが落ちたかな?と思わせる間もあったけど、コマセを振り続けているとまたアタリが戻って来たり。ただ、ピークは過ぎてしまった感じで、急に赤タンに反応しなくなったのが興味深い。アオイソに戻すと一発で食ってくるから不思議。アオイソにしたら一発ですね〜!とスズキンさん。終盤はコマセ振ってすぐにキーパーに掛けちゃうんだけど、よそ見していると竿が突き刺さっている状態で、手を洗わせてももらえない。こんな状況で、15時前にはクーラー満タンとなり自主納竿。釣果92尾で、今日は30尾ほど丸でお裾分けしないと飲み始めが何時になるか分かりません。(笑)帰宅したら気合入れて処理しなきゃ!一足お先に片付け中、左舷の常連さんが束超えたそうで、お疲れ様でした!今日は皆さん食べるには十分な量を確保されたと思われ、15時を少し回った頃、それじゃ仕掛け上がった方から片付けに入ってください!今上がってる人はもう1回入れて構いませんので!今日は上げ潮狙いバッチリ決まって、最後までスイッチ切れることも無く、食いっ放しのアジ様でありました。スズキンさんも久し振りのアジ釣りだったそうですが、一発で仕事が決まってホント良かったですね!私は今季、リレー船を入れれば5回目のLTアジ釣行、毎回同じようには行かず、食いの良し悪し、難易度の高低ありますけど、結果的には5釣行ハズレ無しですからね、今日も船長に感謝!


本日の釣果、マアジ 92尾(18〜29cm)。他、マサバ 3本(30cm前後)、イシモチ 5尾(23〜31cm)、シロギス 1尾をキープ。前回同様、アジは25〜29cm級がゴロゴロ、20cm以下は5尾だけ、今日は22〜24cm級が多く入りました。相変わらず内臓脂肪ゴッテリ、身も脂ノリノリ。まだまだ行けます!


〆鯖は魚が小振りでしたが、脂乗ってて旨かったです/キムチ和えはイシモチをキムチの素、酒、醤油少々、ごま油で和えて10分ほど馴染ませ、トッピングに小葱と白胡麻で、これはイケますよ!


開きも完成!どーです、この色艶。部屋で扇風機干ししてちょうど3時間/早速試食。うま〜い!


翌日のお刺身、やっぱりコレですよ!/翌日、〆鯖を炙るとこれまた超マイウ〜!

【船宿HPコメント】
2009年10月17日(土)晴れ
LTアジ乗合で木更津沖へ出船。朝の内は潮が流れず、喰いも今一つでした。昼前頃より上げ潮が流れ始めて来るとダブル、トリプル交じりでポツポツと釣れ始めて来ました。交じりにイシモチ、サバも入り皆様、クーラーボックス満杯でした。
アジ竿頭 横浜市の○○様 102匹 次頭 横浜市の小峰 俊之 様 92匹

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