今週は激渋マイクロマルイカにお手上げ状態

4月11日(日)、久比里の巳之助丸からマルイカに行ってきた。
先週の日曜日は乗り目悪過ぎのお手上げ状態。この調子じゃしばらく復調しないか?と思わせる程の激渋マルイカだったが、月曜日からいきなり状況一変、結局、月曜〜金曜まで、平日の間は連日トップ30〜80杯台と蓋を開ければ絶好調!なんだかな〜。で、今週末はこの春希に見る緩んだ気圧配置となり、土日ともマルイカ日和は間違い無いところ。平日の好調と相まって混雑必至かもしれないけど、今のところマルイカ以上にやりたい釣りも特に無いので、この時期はデフォルトマルイカ釣行である。都合により今週も日曜日となったが、さてさて、気になる土曜日の結果は?早速、情報を見てみると、なんだよも〜!半分予想はしていたけど、各船釣果ガタ落ち、平日の勢いは何処へ行ったもんだか。当然、週末は船数多いわ人数多いわの影響もあるだろうけど、まさに『土日はダメよの法則』である。かと言って行かない時に限ってノリノリだったりすると後で悔しいので(笑)、ここは余計なことを考えず予定通り出発することにした。今日は暖かく穏やかな予報もあって、京急の車内も一際釣り人の数が多いように感じる。いつもの時間に到着すると、案の定、先客が10名以上居られて、釣り座を選ぶ余地はほとんど無し。それでも比較的空いている左舷の前から3番目に荷物を下ろすことにした。ミヨシ1番、2番はお二人連れで、ご挨拶しようと思ったら、込み根さんですよね!いつも見てますよ!とのことで恐縮です。内房がメインで本船は初めてとのこと、色々お話させて頂いて、出船までの待ち時間、退屈せずに済みました。ありがとうございます。結局、左右8名づつの16名で確定。船デカイし、まぁ良いほうでしょう。ただ、私の左隣から4名様、皆さん電動リールで糸も太そう、ちょっと心配だけど後ろだから大丈夫かな。準備も整い、定刻7時20分に出船。先週は水深40〜55mくらいだったが、その後、平日好調だった日には30m前後でも見られたそうなので、ここはひとつ期待したいところである。航程10分足らずでアシカ島の下手から探索開始。僚船共々入れ替わり立ち替わり反応を探す中、狼煙を上げてオモリをブッ込む船がある一方、本船はなかなか反応に乗らない様子。何度も旋回が続いて7時40分、ようやく第1投目となったが空振り即回収。水深は40m前後。海上はほぼ無風だが、沖で吹いてるのか?メラメラとウネリが押し寄せ船体はグラングランと不安定。風が無いしこのくらいだったらオモリを切った釣りができるだろうか。船首は東向きで空は薄曇り、水色はやや濁り。大津〜久里浜までの10数隻で慌しく旋回を繰り広げるが、どうにも船団が落ち着かないところを見ると、反応が小さく乗り目も渋いに違いない。8時15分、3回目の投入で初の生体反応。着乗りは無く、オモリを50cmくらい浮かした状態で叩いて停止。直後、穂先が数ミリ動くかどうか、半分気配みたいなアタリにアワセると何か着いたけど、小さいぞ〜!回収すると下から2番目のスッテにマルイカ!と言っても極小のヒイカ級!?後で計ってみたら胴長7cm!?頼むよ〜。回収の合図が出ないので、まだ反応に乗っているのだろう。すると、同じパターンでこれも小さっ!同級ゲットで一応2杯目。今日はコレかぁ?バケツに入れようとしたら、最初の1杯が行方不明。飛び出ちゃったのかな?ふと隣のお客さんの足元に目をやると、流されて今にも排水口に吸い込まれそうなマルちゃん。あ〜っ!手を伸ばしたが一瞬間に合わずそのまま放流。(笑)マイクロマルイカとはよく言うけど、今日のはホントに小さいわ。このサイズのマルイカの反応が所々にやっと見つかる程度じゃキビシイ。


平日良かっただけになかなか盛況です/久里浜沖から探索を始めるが・・・様子がおかしい。

その後もアシカ島〜笠島の黄色ブイの下手一帯を探索するが、相変わらず旋回時間は長く、たまに入れても殆ど空振り。9時台は船団から離れて野比沖方面まで探ってみたがダメ。再び笠島の下手に戻ったところ、水深35mでようやく3杯目。これも普段なら小型だが今日の中では最大級。ミヨシのお二人さんも苦戦中だが、1番のお客さんにムギイカが2連続で乗ったかと思ったら、私にもアタリが出て4杯目。今日はまったく着乗りしないもんねぇ。その後、何とかもう1杯乗せて5杯としたが、時間が経つに連れて、何をやろうがやるまいが、アタリも気配も何にも無しの生体反応ゼロ状態。潮周りは若潮後の中潮初日で干潮が9時半頃、その後、実釣時間一杯は上げ潮の予報。潮変わりで状況変わってくれないかな。ウネリがちょっと邪魔だけど、今日は潮が速過ぎず比較的釣り易い方。このコンディションでアタリすら出ないんだから困っちゃったねぇ。10時20分、反応に乗れず30分以上旋回が続いたがようやく投入。不覚にもオモリ着底と同時にリールがバックラッシュしてしまい、そのまま復旧に手こづって数十秒、ようやく糸フケを取ると、ナント、重いじゃないの!コレって着乗りって言うのか?(笑)回収するとミニと超ミニのダブルで7杯目。ミヨシのお二人さんもここで型が出て、左隣の電動リールのお父さんにもようやくマイクロが1杯。だがしかし、その後は再び反応に乗れなくなり、ポカポカ陽気に探索中は睡魔との闘い。天気が良いのでまだ先週よりマシかもしれないが、毎週こんな釣りやってたら身も心もどうにかなりそうだ。気が付くと船数が半分近くまで減って、見切りを付けた船は何処かへ移動したものと思われる。朝からミヨシ1番のお客さんは完全直結、2番のお客さんは3+2の直結ブラで、私がアタリがまったく出せなくなって以来、ポツリポツリと拾って居られるので、私も直結に換えてみようかな?とも考えたが、そこまでもないか。この時間、やや上げ潮が速めとなったが、バランスがいいのかオマツリがまったく無い。一方、トモ2番と3番がよくオマツリしているので、何か問題があるのだろう。最後に釣ってからかれこれ2時間20分経過の12時40分、久し振りに乗りを捉えたが、水面間近でサヨナラ、これもマイクロだった。ダメだこりゃ!次の瞬間、ついに本船もエンジンの回転数を上げて移動となった。航程15分、金谷沖に到着すると湾奥勢+久里浜沖から移動した船で慌しく探索が繰り広げられているが、朝と同じ状況で止まって釣りをしている船が少ない。本船も来たのはいいが、何時まで経っても止まれず、こっちもダメじゃん!13時5分、やっと入れたが空振り。水深は40m強。ところが、何投目かの流しでミヨシ2番のお客さんに1杯、そして1番のお客さんにも1杯と、やはり直結有利か!道具立ては完全な『マルイカ最前線』でD社で統一。オモリはトップガンの40号でしょうか?私の50号と着底時間ほぼ一緒だもん、いいなぁ、たまに繋げないで投げちゃうので(笑)、今まで怖くて使えなかったんだけど、今度見つけたら買っちゃおうかなぁ。大詰め14時45分の流しでは1番のお客さん、連荘で掛けてツ抜けはご立派。2番のお客さんは3杯?私7杯、以降、1杯、1杯、?杯・・・。右舷もミヨシ1番さんが13杯?以降、どう見てもパッとせず。結局、私は10時20分以降、4時間40分の間まさかのゼロ、金谷沖に来てからアタリ2回分かっただけ。今週も『土日はダメよの法則』、残ったのはズッシリ疲労感だけであった。


本日の釣果、マルイカ 6杯(胴長7〜12cm)、ムギイカ 1杯で計7杯。マイクロマルイカ1杯、排出口から帰還。(笑)

【船宿HPコメント】
丸いか(11日)・・久里浜沖、潮;薄濁り、水温;14度   
今日の丸いかは、久里浜沖を中心に30〜45mラインを狙いました。今日は反応小さく乗り目もかなり悪い状態でした。潮が変わっても乗り目変わらずで、一日通してイマイチでした。水深も浅くなって来たので、ライトタックルを、お勧めします。今日のトップは地元の○○さんが13杯でした。(功一)重りは道糸の基本でPE2号までは40〜60号、PE3号以上は80号でお願いします。

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