マルイカまた撃沈!反応少なく釣りにならず

4月18日(日)、久比里の巳之助丸からマルイカに行ってきた。
先週は木曜、金曜と雨模様、気温も6度前後までしか上がらず、肌寒いを通り越して真冬並みの陽気。当初の予報よりも悪化して、冷たい風雨が土曜日のお昼過ぎまで残った。4月も後半に入ったというのにいつまでも冬物の上着が仕舞えない状態だが、来週辺りからだいぶ暖かくなるような話ではある。週の半ばから、すずきんさんとメールを交換しているうちに、マルイカやりたいけど東京湾側はキビシイので相模湾側に行ってみましょうか?そんな話になって、金曜日のお昼頃、西側の某船宿に予約の電話を入れてみるとビックリ!日曜日は混んでてNG。土曜日だったら空いてるんですけどね・・・そりゃ土曜日予報悪いからねぇ!と思わず言い返しちゃった。電話1本で気持ちが挫けてしまい、どこもそんな調子だったら行っても無駄だから、とりあえず今週はマルイカ止めましょう!ということにしたが、日曜に集中するのは他の釣りも同じかもしれないし、日曜は近場で済ませたいし・・・これと言った良案も浮かばぬまま、結局、今週末はお互い単独行動を取ることになった。そうは言っても気持ちが治まらない私、念のため別の船宿にも電話してみたら、やはり状況は似たようなもんで、予約はOKですが混んでますよ〜とのこと。やっぱりダメだぁ。かと言って予約不要の船は行ってみないと分からず、隣と肩がぶつかるような寿司詰めマルイカ船じゃぁ話にならないし、相模湾マルイカ、今週は諦め!で、色々考えた結果、浮気した週に限ってノリノリだったら悔しいので、いつもの定宿から撃沈覚悟の東京湾マルイカに出撃!(結局、マルイカかよ!笑)久し振りに小川丸の貴光船長の船もいいな〜と思ったが、巳之助丸は激混みすると臨機応変に船数増やしてくれるのでその点安心なのと、荷物がかさばらないカサゴの仕掛けを忍ばせておいて、いざとなったら隣のカサゴ船も視野に入れて今週も久比里に向かうことにした。平日から悪天候で様子もさっぱり分からず、いつにも増してリスキーな選択ではあるが、もーどうなってもいいや!(笑)とりあえず家を出発した。最寄の駅では自分以外に釣り人が3名も!?10年以上電車釣行しているけどこんなの初めてだ。横浜駅で京急に乗り換えるとやっぱり多いわ。1車両に8名前後の釣り客である。1/3は八景、そのまた1/3は横須賀中央と堀の内、久里浜で降りた釣り客はいつもの日曜日並みだろうか。船着き場に到着して恐る恐る乗船すると、なんだよガラガラじゃん!右舷トモに3人連れと右舷ミヨシと左舷トモに1名づつ。拍子抜けもいいとこで左舷ミヨシに荷物を下ろした。もしかして今日は釣れちゃったりして!この時点では少々期待感が盛り上がったりもしたのだが。(笑)その後もポツポツで、結局右舷5名、左舷6名の11名と普段の日曜日より空いてる状態。やっぱり釣れてないからかな〜。今日はウネリも無いだろうし、直結3+直ブラ2の直結ブラ仕掛けをセットし準備も万端。アジ船に続き、本船も7時15分に出船となった。


船上、思ったほどの混雑も無く一安心だったが・・・・/やっと作りましたよ、飛び出し防止ネット。サイズもバッチリ!アジ、イサキなど飛び出し系に役立ちます。ですが、今日は用を成さず・・・。

いつものコースで久里浜沖はアシカ島の下手から探索するが、10分経っても20分経っても止まれない。南は野比沖近辺までリサーチ、笠島の下手に戻ってもぜんぜんダメ、お〜い!どこ行った〜?早くも嫌〜な雰囲気が充満。結局、30分以上旋回を繰り返したが一回も止まれず、8時5分、東へ走って金谷沖。移動中、浦賀航路のブイの下手に小川丸を始め数隻操業中だったが模様はどうだろうか。金谷沖は船数パラパラで、釣れてる雰囲気まったく無し。予想はついたが、本船はここでもなかなか止まれず、出船から1時間以上経過した8時30分、ようやくブレーキが掛かって初投入。北北東の風やや強く晴れ、思ったより吹いててややダボダボした海。水色は澄み気味。水深は45m前後で浅くなり掛けてまた深くなってきちゃった?案の定、カスリもせずに回収の合図。早くも3週連続撃沈釣行記のタイトルが頭の中で流れる電光掲示板のように『やめときゃいいのに、どうして乗ってしまったマルイカ船』、『3週連続大撃沈!今週も生きていた週末はダメよの法則』、『止められない止まらない、撃沈マルイカ負のスパイラル』・・・浮かぶのはどれも文字数が多くて不採用。(笑)2投目を入れるのにまた20分以上回って、船長も大変でしょうけど、こっちもどうしていいのか間が持たない。潮周りは中潮の3日目だけど、完全な春の潮型で日中の干満差が大きい。実釣開始から下げ潮ぶっ飛びで午後から上げ潮の予報。ここ金谷沖もPE1号にオモリ50号でギリギリなんとかなるかならないか。この潮じゃ航路の向こうは釣りになるのだろうか?おまけに波っ気もあるので、直結部3本はカンナに掛けた幹糸をイカフックのところに掛け直して簡易直ブラに変更。金谷沖で1時間半ほど探索したが、4回投入して分かったアタリ2回、どれも叩いて止めて、穂先が数ミリ浮くようなアタリだったが掛からず。1投目でお隣さんがブランコで1杯乗せたのを目撃したけど、他、何杯か顔見たのかな?やまてん丸が良い反応捉えるようで、見てるとポツポツ上げてるのだが本船は・・・。10分ほど走って浦賀航路のど真ん中、湾奥勢が入れ替わり立ち代り旋回しているが落ち着きがまったく無い。下げ潮ぶっ飛びでマルイカも剣崎沖まで流されちゃったんじゃないの?本船、またしても20分以上止まれず拷問クルーズが延々と続いたが、10時過ぎにようやくブレーキ。着乗りは無かったが、持ち上げた竿を下ろす段階で違和感、すぐにアワセ直すと本日初ヒット。アベレージサイズだったが、先週のマイクロに比べるとだいぶマシ。水深50m超で潮ぶっ飛びだから、20秒もすると糸が45度になってしまい、オマツリしそうなので全部巻き上げて再投入。それも焼け石に水で着底する頃にはもう斜め45度。この潮で混んでたらと思うとゾッとする。止むを得ずオモリを60号に換えて、多少は時間が稼げるようになったが、感触がガラっと変わってしまってダメ、50号と60号の差は大き過ぎる。ここも1時間ちょっと回って、何回か入れたけど最初の1杯の後は生体反応ゼロ。船中オマツリばかりで堪り兼ねた船長、11時過ぎに再び金谷沖へ走った。


朝の金谷沖は船数も少ないが、反応も少な〜い!(涙)/後半、船団ができる場面もあったが、本船は良い反応に乗らず止まれない。

速潮避けて戻ったはいいが、相変わらず肝心の反応が見つからずグルグル。11時半頃ようやく投入となったが、水深70m超だよ!そう言えば、上げ潮に掛かってスケスケの明るい潮が入ってきてしまって、沖の方で濃淡の境目ができている状態。参ったね〜。12時5分前、巻き落とし後の誘いに変化が出てそのままクッと乗せると足1本で危なかったが、約2時間振りにゲット。水深は60m前後。結局、午前中はアタリ4、5回分かって2杯だけ。その後も反応探しに苦労して、釣り座に横になって転寝しながらブレーキが掛かると起き上がって投入。空振り回収してまた転寝の繰り返しで、あれから2時間アタリゼロ。カ〜ッ!14時、西に走って、ここは航路緑ブイの下手でマダイの場所だが、マダイ船は時間的に大半が沖上がりを迎え、マダイ船団が居なくなった後をマルイカ船がグルグル探索。反応に乗るインターバルが幾分短くなってきたようだが、マダイのコマセがマルイカに効いてるのかな。ただし、乗り目は渋くて投入しても容易くアタリは出せない。水深は60m弱でちょっと深過ぎるのに加えて、上げ潮が次第にぶっ飛び状態となり釣り難さの極致。風はほぼ無風、船首が東を向いて、我が左舷は道糸が正面に向かって一直線、あっという間に75mくらい出ちゃう状態。まともに釣りができないまま、そろそろ納竿時刻となったが、一郎丸が良い反応に乗っているようで、船中至る所でパラパラと取り込まれているのが目に入る。本船も一郎丸の際を二度、三度とスルーしてみるが上手く反応に乗らず再旋回。15時ジャスト、ようやく反応を捉え一郎丸のピッタリ横でブレーキ。潮で船首が左に振られるので、サイドスラスターで右に振って立て直す。それに伴い道糸はどんどん出てしまい、一郎丸とオマツリするんじゃないかと思うほど出るわ出るわ。80m以上出てしまって止む無く回収。すると左舷トモ寄りで1杯、2杯、連続で2杯目を取り込むお客さんも出始め、真ん中のお客さんも巻き上げ始めたが、回収すると着いておらずバレた?右舷でもオモリぶつける音が聞こえるので、回収している人が居るようだ。真正面に伸びた道糸を30mくらい巻き上げて落とし直すと、オモリが着底した状態からグイグイと引っ張るアタリ。アタリというか勝手に乗っちゃって引っ張ってる状態。激流に逆らっての巻き上げは相当な水の抵抗で、普通なら3、4杯着いてるんじゃないかと思うほどの重量感だったが、60m超の長旅を終えて遥か前方に浮上したのは、本日最大の胴長19cm。上から2番目のケイムラハダカだったが、その下の泡入り緑ハダカも墨と粘液だらけ。ようやく船中何人か巻けるような反応に乗ったところだったが、15時10分、あえなく時間切れ。今日もいいとこ無しで、殆ど釣りした気がしないまま終了。情報ではトップで20〜35杯上げてた船も居るので、少ない反応を上手く捉えた船とそうは行かなかった船、それと悪条件の中、如何にアタリを出せたかで釣果に大きく差が出たものと思われる。想定内とは言え、これで3週連続撃沈、今回はさすがに釣行記書くのが難儀だったけど、なんとか終了〜!(笑)


本日の釣果、マルイカ 3杯(胴長12〜19cm)。(涙)

【船宿HPコメント】
丸いか(18日)・・久里浜沖、潮;薄濁り、水温;14度   
今日の丸いかは、久里浜沖を中心に35〜50mラインを狙いました。今日は朝から反応少なく、乗り目も悪い状態でした。おまけ潮の流れも速く大苦戦でした。広く反応を探しながら型を拾って行きました。又、明日に期待しながら頑張ります。今日のトップは北区の○○さんが9杯でした。(功一)

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