午後LTアジ、近場の浅場で食い好調

7月3日(土)、新山下の渡辺釣船店から午後LTアジに行ってきた。
前夜、イサキの仕度をしたのだが、朝、目覚ましに起こされると、お約束の二日酔い&モチベーションイマイチで再びおやすみなさい。7時頃に目を覚ましてPCを起動すると、風は凪だし雨も無し。行っときゃ良かったなぁと後悔するのは毎度のパターン。日曜日にスライドしようかと思ったが、別の予定が入っていることをすっかり忘れていた。しょーがないな、一週お休みになるのもイヤだし・・・すると、何か午後船でも行ってきたら!とかみさんの助言。そっか、そういう手があったか。午後船だったら近場でアジかシロギスだね。情報によると内湾のLTアジもだいぶ脂が乗ってきたような話なので、ここは今季初のLTアジでも行ってくるか!近場と言えば新山下、広島屋は一日船でまだシロギス乗合なので午後船だと黒川本家かな。船宿HPを物色するとナント、渡辺釣船店が前日の金曜日からLTアジを開始!初日から釣果も上々みたいなので、こりゃ行ってみるしかない。荷物をアジ用に作り替えていざ出発。午後船は早く行っても場所取れないので、ゆっくり11時50分頃に船宿に着くと、午前船が帰港していて、シゲ船長のお姿が。お久し振りです!今日は何?アジです・・・。早速、状況をお伺いすると、午前は本牧漁港の前で良型多く交ざってまずまずの食いだったそうだ。小潮の初日で、午後船はちょうど中間の14時半頃に干潮の潮止まりを挟むので一抹の不安はあるが、今季初なので、一通りアジ料理を堪能できるくらいの釣果は欲しいところだが・・・。午前船からの乗り継ぎのお客さんが多いようだが、激混みは無く、右舷大ドモのお客さんにご挨拶してトモ2番に入れて頂いた。着け餌は赤タンと書いてあったので、青イソ買おうかと思ってシゲ船長に聞くと、買うと量が多過ぎるので青イソも適量出してくれるそうだ。入れ食いのスイッチが入ってしまえば赤タンで十分だけど、食いが渋い状態では青イソしか口使わないことがあるので両方出していただけると安心である。さて準備も整い、定刻12時30分、左右6名づつの12名で出船である。横浜港を出て面舵、航程10分で本牧沖に到着。最初ここで様子見てダメなら移動しますとアナウンス。何度か旋回すると、早速、反応に乗ったようで、12時45分、アンカーが投入され、はいやってみましょう!南の風フワフワで曇り、海上基本的に凪なのだが、航路からの曳き波でゴロゴロとローリング。水色は濁り、水深は14〜15mとチョー楽チン。これで食ってくれれば仕事が早くていい。ミリオネアは2台所持しているが、この1.5号を巻いた方は久し振りの使用のため、第1投、いきなり巻き上げ不良で予備のトライオンに交換。やっぱり予備は要るね。特に久し振りに使う場合は、塩ガミで固着してたりするので要注意である。リールを交換し一足遅れて釣り開始。10分ほど経過したが、未だ船中型が出ない様子、ちょっと怪しい雰囲気だけど、頼むぞ〜!反応抜けちゃったのか、回収の指示が出て回り直し。13時、今度はエンジン流しで再開して様子見。すると、程無く左舷で船中初物。型は出ました!と船長。これを機に右舷でもミヨシ寄り、胴の間とポツポツと上がり始めた。


場所は本牧漁港の前、水深14〜15m/本当のバリ食いまで行かずも最後まで食いが続いて好調。

型は20cm前後のレギュラーサイズ。釣るには若干物足りないが、なにせこのサイズが激ウマなのである。早い人は2、3尾取り込んだところ、私には未だアタリ無し。ちょっと焦り気味にコマセの振り方とタナの取り方を模索するとクッククン!やっと来ました!13時10分、20cm弱のアジ様と久し振りのご対面。釣り方は仕掛けを投入し、ビシが底に着いたら道糸のマーカーで1m巻き上げて3、4回コマセを振って、再び1m巻き上げて2回ほど振ってそのまま待ち。食う時はだいたい仕掛けがコマセの煙幕に馴染んだ頃にアタリが出る。本当にバリ食いの時はコマセ振る前に引っ張って行ったり、数も毎回2尾、3尾と着いてくるが、今日はそこまでの食いは無く、タナ取ってから3〜8秒くらいの間に単発で食ってくるパターンが多い。たまに一荷があるが、一荷狙ってもなかなかできずに、最初の1尾が居なくなることの方が多いので、水深も浅いし欲張らずに一尾一尾取った方が確実。13時40分、初物上げてからちょうど30分、17尾となったところで回収の指示。食いが安定してきたので、回り直してアンカーが投入された。さて、ここからが本番、左隣のお客さんも好ペースで上げるが、大ドモのお客さんが調子出ないようなので、1mで振って2m!とアドバイスを差し上げると、ようやくペースが上がってきたようでヨシヨシ。着け餌は途中から赤タンオンリーに。しばらくするとカズヤ船長の中山丸一日船も合流。後で情報見たら、東側が不調で、この時間まで1桁釣果のお客さんが多数居られたそうだが、ここに来てようやくスイッチONで16時まで残業して数伸ばしたそうだ。14時台は好調で途切れなくアタリは続き、15時の時点でちょうど60尾。15時台はちょっと間が空く時間があったり、少し怪しい感じも出始めたが、辛抱しているとまた群れが入ってきたり、また間が空いたりとやや伸び悩み。16時の時点で78尾。16時を回ると再びアタリが活発化し、23、4cmの良型も交ざり始めすこぶる好調。潮なんか何にも動いていないけど食う時は食うもんね、懸念した潮止まりもまったく関係無し。で、80尾までカウントしていたが、その後、分からなくなってしまい90超えたかな?16時30分、船長がコマセと輪っぱを回収しに来て、もう1回やって終わりましょう!最後の投入もすぐにアタリが出て1尾追加で終了。クーラーから全部出して数え直してみたら96尾、束までもうちょっとだったなぁ、こうなると途中だいぶバラシたりしたのが悔やまれるが、まぁ半日船でこれだけ釣れれば十分過ぎるでしょう。久し振りにお裾分けできる釣果となった。心配した雨は途中パラパラッと来てカッパを着込んだが、短時間で収まってくれて助かった。斯くして今季初のLTアジは、午後船で近場の浅場で食い好調!下船と同時に降り始めた雨の中、大満足で帰路に着いたのであった。帰宅後、計ってみると18〜21cmくらいのが主体で最大が24cm。下処理を終えるのに丸々2時間を要したが、内臓脂肪もだいぶ付き始め、手がヌルヌルすような魚体で品質は良好。今夜は小振りを10尾ほど叩いて賞味予定。開きもバッチリ作って、お陰さまでしばらく楽しめそうです。


本日の釣果、マアジ 96尾(15〜24cm)、他、シロギス 1尾(20cm)。

【船宿HPコメント】
<午前LTアジ船>19〜29cm   10〜37匹 横浜沖 中区の○○様
<午後LTアジ船>19〜28cm   15〜96匹 横浜沖 港北区の小峰様
<午前キス船>  16〜27.5cm 15〜46匹 瀬谷区の○○様
<午後キス船>  16〜25cm   30〜50匹 世田谷の○○様


午後LTアジ船の竿頭 港北区の小峰様96匹の爆釣

午前LTアジ船は朝からポツポツでした。午後船も同じポイント狙い、午前船は型が良くも数出ませんが、午後船は型と言うよりも数と言った感じでした。午前船の2番手は36匹、午後船の2番手は65匹と食い活発でした。

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