午後LTアジ、食い渋くスイッチ入らず終了

8月1日(日)、新山下の渡辺釣船店から午後LTアジに行ってきた。
今週は都合により日曜日の午後便に乗船。前回は約1ヶ月前、派手な入れ食いは無かったものの、ポツポツと時間まで模様が続いてくれたおかげで、終わってみれば96尾の好釣果。品物的には小振り主体で脂の乗りも最盛期と比べればイマ1、2といった状態だったが、これから秋に掛けてが最盛期なので、食べたくなったら即出漁である。今日は横浜港の花火大会とあって、昼間から少し浮ついた雰囲気の新山下界隈、炎天下、ひとりクーラー背負って汗だくで歩く。11時45分、船宿に到着すると、午前船が帰港したばかりで船長は船の掃除中。右舷大ドモ以外は空いてるので好きな場所にどーぞとのこと。ちょっと迷ったが、無難に左舷大ドモに荷物を下ろした。船長に午前船の結果をお伺いするとナント!絶不調だって。アララ〜、やっちまったかな。別船仕立船の方もアジが食わないのでサバ釣ってお土産稼いで来たそうだ。昨日は午前・午後ともに頭60〜70くらい上がってたのにねぇ。まぁ、こういう日は15時頃からいきなりスイッチ入ることも多いのでソレに期待しましょう。左舷は親子連れ3名様が胴の間に入っただけで私入れて4名、右舷もオモテっかわに親子連れと他ポツポツで5名、総勢9名のお客を乗せて12時27分に出船。横浜港内は茶系の濁り潮でアジには良さそうに見えたが、港を出て南下すると徐々に濁りが薄くなってきた。南西強風の影響で下から明るい潮が入ってきてブレンドされたような感じに見える。12時40分、本牧漁港の真ん前でスローダウン。二度三度旋回を繰り返し反応を探索するとようやく位置取りが決まってアンカー投入。12時45分、開始である。南南東の風そよそよと気持ち良く晴れ、やっぱり陸に居るより格段に体感気温は涼しい。航路からの曳き波と堤防からの返し波で船はゴロンゴロンと揺れっぱなし状態。水色は薄い濁りで、水深は11mとかなり浅め。第1投、いつも通り、最初のタナ取りではアタリが出なかったが、一度底を取り直してもう1回コマセ振って2mで待つと程無く最初のシグナル。ポンポンポンと5連荘でアタリが続いて午前中の不調がまったく嘘のよう。型は当地のレギュラーサイズ、20cm前後級がメインでこの季節一番美味しいサイズ。スイッチONとまでは行かないながらも、そんなに間が空くことも無くポツポツと食ってくれて13時30分、開始45分で20尾に達したところでまさかの赤信号。潮周りは中潮の最終日で実釣時間のど真ん中14時頃に干潮を挟むので一抹の不安はあったが、この時間、完全に潮が止まってしまったようでアタリもパッタリ皆無。反応は出てるから頑張ってみて!と船長。それにしても完全に口を使わなくなってしまったアジ様。良くない日は得てしてこんなもんだよね。手持ちでやっても置き竿にしても何をやってもまったくダメ。午前船が頭12尾とか言ってたんで、それを考えればまだマシかもしれないが、これで終わりってのも悲し過ぎる。


いざ出船/場所は本牧漁港の目の前、水深11mの浅場。

その後、船中たま〜に誰かが上げるけど単発、反応はあるんだろうけどテコでも食わない。結局、次にアタリが出たのは14時20分、まるまる50分もの間、アタリも何もナッシング。そろそろ始まるか?と思いきや、次のアタリがその10分後。カ〜ッ!なんだこの渋さは!10分に1匹ペースで15時を回ると、ややアタリの間が詰まってきた感もあったが、これが不安定極まりない食い方。群れの出入りが激しいのかも?タナ切ってすぐに反応することもあれば、まったく気配も出さなかったり、パターンに嵌らず、おまけにタナも不安定。アタリだけで掛かんなかったり、巻いてて抜けちゃうのも多く、数がぜんぜん伸びません。状況は食いが悪いの一言。左舷は親子連れと私の距離が遠いので、やっててコマセの効きが悪い感じが否めず。どちらかというと右舷の方がアタリが良いようで、右舷大ドモから3名のお客さんはアタリがだいぶ続くようになってきた様子。すっかりペース逆転でこの時間、完全にこちらが劣勢。食って欲しいタイミングでは殆どアタリが出てくれず苦しい戦い。15時45分、28尾となったところで回収指示。回り直すのかと思ったら、船長はエンジンの回転数を上げて南東方向に走った。おお、この時間から走るか。そっか、アジの食いが悪いので、最後、中の瀬でサバ釣りかな?そう言えば、こういう時用にサバの仕掛け作っておこうと思ってすっかり忘れていた。16時、中の瀬Bブイの周りで一週反応を探したが止まらず再び南下。同じ渡辺釣船店のルアータチウオ船が帰り道に立ち止まってお土産のサバ釣り中。本船、その横を通過すると間も無く急停止。アンカーが投入され水深は17m。船長に確認すると案の定のサバ狙い。下から5、6mまで反応が出ているとのこと。1投目で親子連れの竿が絞られたが、モノが良過ぎて水面でハリス切れ。こちらも2、3回入れ替えると、ようやくコマセが効いて来たようで入れ食いモードに突入。2mで振って3mで待つとすぐアタリ。ヨッシャ!40cm級のゴマサバと思ったら水面ですっぽ抜け。その後、ダブルで食って水面でデカイ方が落ちたり、途中で針折られたりで、アタリの割りに船上に魚上がらず。やっぱりハリス2号ムツ針10号じゃ仕事が捗らない。サバ仕掛け作っておくべきだった。結局、取れたの38cmのゴマサバを頭に34、5cmの半端なマサバにマルアジの計6本。脂の乗った大きいゴマサバを尽くバラしてしまってもったいなかった。今日は花火船の準備のためか、いつもより少し早い16時30分に終了となったが、終わってみればアジ28尾+最後の30分でサバ類6本の追加。おかず的には極めて適量で、この程度の釣果だと連荘禁止令が発令されることなく平和そのもの。しかも、日曜日の午後船、帰宅してから魚の下処理に2、3時間!なんてことも無く楽なのだが・・・釣り的にはチョー不完全燃焼、やっぱり後がいくら大変でも入れ食いバリバリ、アジ釣りマシーン化してスッキリ爽快!コレに越したモノは無いというのが本音だが。


本日の釣果、マアジ 28尾(17〜22cm)、他、マルアジ 1本(35cm)、ゴマサバ 2本(35〜38cm)、マサバ 3本(34〜35cm)。

【船宿HPコメント】
<タチウオ船>  60〜100cm 0〜14本 観音崎沖   戸塚区の○○様  潮速い 中サバ多数 サワラ
<午前LTアジ船>17〜28cm  0〜12匹 本牧沖15m 八王子市の○○様 他、大サバ1〜10匹
<午後LTアジ船>16〜28cm  5〜34匹 本牧沖15m 海老名市の○○様 他、サバ2〜7匹

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