LTアジ、前半ポチポチ食って数だけは纏め

8月12日(金)、新山下の渡辺釣船店から午後LTアジに行ってきた。
前夜、イサキの準備をしたものの、恒例の飲み過ぎにより、朝、目覚まし止めて二度寝。気付いたら6時だもん、またやっちまったぜ〜。約束してないと途端にこの調子だから、我ながら学習能力の無さには呆れてしまいます。で、どうしたもんだかと悩むまでもなく、そう、こういう時はアレ行って来ましょう!最近、寝坊した時のパターンになってしまった半日LTアジの午後船。ここ3ヶ月、午後船には月イチペースで3回乗っているが、この気合のユルさがいいのか、全釣行40〜60尾の釣果で仕事的には完璧と言っていい内容。だからそろそろ危ないという説もあるが、釣行可能日が1回無駄になってしまうので、とにかく行ってくるしかない。仕掛けを作り足したり、荷物を纏め直したりと時間に余裕があるのが、午後船の有り難いところ。11時半頃に船宿に到着すると、今日は釣れたと見えて、既に帰港してお客が下船し終わったところ。聞くと頭50くらい釣れたそうで、皆さんニコニコ顔、極めて平和な雰囲気であった。早速、乗船すると左舷のオモテっ側にグループと見られる竿が3,4本立っているだけ。南風の上げ潮なので定石通り右舷大ドモに荷物を下ろして、買い物や受付を済ませた。どういう訳かいつも左舷が人気で、今日も左舷が7名様、右舷はオモテ寄りにタレントのエド山口さんが入られ、トモに私の2人だけ。頼むよ〜!またコマセ効かないパターンじゃないの!結局、その後誰も見えずにそのままの態勢で定刻12時30分に出船となった。航程15分、場所はいつもの本牧漁港の前。初っ端からアンカーが投入され、位置取りが決まると12時47分、開始のアナウンス。南の微風で晴れ、海上は超凪で水色は真っ茶色の濁り潮。水深12mから開始である。潮周りは大潮前の中潮最終日で干潮が10時過ぎ、満潮が17時過ぎの予報、この時間、上げ潮ガンガンでもおかしくないところ、この場所は南本牧の影になって潮っ気まったく無し。


場所はいつもの本牧漁港の前。水深12〜13m。

いつものように最初は早めに入れ替えていると、先に型を出したのは左舷のお客さん、やっぱりコマセの効きの違いか?その数投後、ようやくこっちもアタリが出てくれて初物ゲット。20cmちょっとのレギュラーサイズ、食べて間違いの無い品物である。案の定、左舷に押され気味の展開で、どうにもアタリの出が不安定かつ遅い感じが否めない。どうも最近、釣り座で苦戦するパターンが多いような。食い自体も確かに本格的では無いみたいで、左舷の様子を見てもバリ食いまでは至らず、聞くと、ポツポツだね〜!と左舷大ドモのお客さん。エドさんも一荷交じりで順調に取り込まれ、釣りの最中、距離が離れているにも関わらず、声を掛けてくださったり、優しそうで大変気さくな方であった。しかし、今日は反応が遅いしこれと言って嵌ったパターンが無く、調子イマイチの中、あの手この手でアタリを模索。下手に持ってるとアタリ出ないので、コマセ振って置き竿にして、よそ見して魚締めてるとドスンと入ったり、どちらかと言うと置き竿が正解なのかも。置き竿の方が食いますね〜!と私。殺気が伝わっちゃうんじゃないですか!(笑)とエドさん。水温が30度近いので、釣ったらバケツで泳がせないで活きてるうちにクーラーに仕舞ってください!と船長。船はエンジン切ってるので海水循環もストップ、血抜きのためバケツの水は使うがぬるま湯状態。デッキは焼けてしまって、魚落とすと焼けどしてウロコが取れちゃうし、帰宅後、下処理してたら、焼けどで皮が剥けちゃってる魚もけっこう居るような有様。風も弱いし、船上ヤバイほどの暑さで、熱中症予防のため水分は計画的に摂取。14時、クーラーの中、数えてみたら32尾。食いイマイチと言いつつも、納竿までこの調子で食ってくれたら1束近いペースだが、そんなに上手く行かないのが常である。14時を回った頃、横には中山丸が参戦。角刈り船長の操舵でポキール船長は左舷オモテで上乗り兼釣り手。釣れてる〜!と聞かれたので、ちょっと悩んで丸サインを出してみたが・・・。


左舷は7名、右舷は私とエド山口さんだけ。コマセ効かないぞ〜!

黒川本家、一之瀬丸、中山丸、本船と並んでの操業となったが、ここから食いが急降下。丸サイン出した途端、食わなくなっちゃった。ゴメンナサイ!反応は入ってるようだが、潮が何にも無いし、水温も高過ぎなのかな?僚船も魚上がってる光景ほとんど見えないもんね。後で釣果情報みたらこの日はどの船もアジは苦戦した模様。僚船が撤収してそろそろ15時、この1時間は6尾だけ追加して計38尾。しかも、16cm級の細かいのが5尾。ずいぶん細かくなっちゃいましたね〜!とエドさん。そうですね〜。明らかに最初に食ってた群れとは別モノ。その後、船数減って何らかの状況変化を期待したが、相変わらずの低迷状態が続く。業を煮やして、何やっても食わない!船長に降参しに行ったら、左舷のオモテはポツポツ食わしてるそうで、それは恐れ入りました!この1時間、辛抱が続いて16時、7尾追加の計45尾。ここで道具回収の指示、コマセのバケツを内側に入れるようアナウンス、こりゃ走るな。海釣り桟橋の横で1回旋回したが良い反応に乗らず、再び回転数を上げ、向かったのは大黒ふ頭の内側の岸壁の際。水深11mで再開すると左舷でデカイカサゴが上がり、私には21cmのシロギス。反応はスゴイらしいが、ここも口使わない群れのようで2、3投やって回収。16時25分、そろそろ大詰めとなったところ、今度はベイブリッジの真下、赤灯とハナレの間の水路は水深約10m。何回か入れ替えていると左舷でバタバタと魚の音が聞こえ始めたが、右舷のエドさんと私はシ〜ン。この場所は既に下げ潮トロトロ、船の向きとの関係で理論的に左舷が有利なのは分かるがマジでアタリが遠い。粘り強く入れ替えを続けていると待ちに待ったアタリ。その後、苦しみながらポッツンポッツン、何とかアタリを引き出し、食ってくれれば25cm前後の一回り良型。結果、16時55分まで延長してくださり8尾追加の計53尾。食い上がらずキビシイ展開も終わってみればそこそこ数だけは纏まり、本日も辛うじてミッションは達成!


本日の釣果、マアジ 53尾(16〜26cm)、シロギス 3尾(18〜21cm)、イシモチ 3尾(19〜22cm)。他、ヒイラギ少々は放流。マアジは抱卵魚は1尾も居らず、すべてお腹ラードの極上品です!


脂スゴイので当日夜はあえて叩かずお刺身で賞味。当日ならではのコリコリ感に脂もありで抜群。翌朝は定番のコレで決まり。

【船宿HPコメント】
<午前LTアジ船>18−34cm 18−49匹 本牧沖 新宿区の○○様 良型混じり好調
<午後LTアジ船>18−28cm 15−65匹 本牧沖 横浜市の○○様 終日絶好調 
アジ船、本日も活発でした。ここのところ安定しています。たまにアジのご機嫌が悪い時もありますが、幾つかのポイントで良い群れに当たれば食い切れない程釣れる時もあります〜。脂のノリもいいので、食味も最高!釣り立ては釣り人に特権ですね。


一荷で好調!エド山口さん。(船宿HPから借用)

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