ハナダイ、アタリ続かず掴みどころ無いまま終了

10月20日(土)、久里浜港の五郎丸からハナダイに行ってきた。
下浦沖のハナダイがここ1、2週間、だいぶ本調子になってきたかな、な〜んて様子を伺っていたら、今週の月曜日ついに爆モードにスイッチが入り、ナント木曜日は船中6名で43〜78枚、計329枚の大爆釣にて13時早上がり!この日、名人の78枚はともかくスソで43枚というのが驚異的。食わない日はまったく食わないこのお魚、たまに釣行してもどちらかと言えばソレに近い日の方が多いのが現実だが、反対にこんな日もあるから釣りってものは分からない。どういうきっかけでそういうスイッチが入るのか、お魚さんに聞いてみたいところだがそんなことは叶うわけもない。翌金曜日は台風が沖合いを通過するため影響を懸念して出船見合わせ。で、いよいよ土曜日は2杯出しの受け入れ態勢との掲示。そうじゃ無くても近々出撃しようと思っていたので、今週を見送る手は無いのだが、平日大いに盛り上がっておきながら週末となればナントかの法則ってのもよくあるパターンだし、爆釣後の週末なので混雑状況もまったく読めない。前日、船長に電話し、明日なんですけど混みますかね〜?う〜んどうかな、今のところ電話は少ないけどね・・・大丈夫じゃないの?ってことで、1席確保しておいてくださるとのことで釣行決定。今週も単独出撃のため、ひとり京急久里浜駅で野比海岸行きのバスに乗り換え、大浜で下車。電車の中もそうだったけど、今日は何故か釣り客は少な目のようで、港の駐車場もだいぶ空いてますね。早足で歩き進むと遠目に第五勇丸の右舷、アレ?そんな乗ってないじゃん。船着場で船長にお会いし、おはようございます!右の前との指示を受け乗船すると、ナント、片舷4名づつで私の釣り座は右舷ミヨシ1番と夢のよう。コマセやバケツ類も準備しておいてくださり、毎度のことながら船長に感謝。見ると別船五郎丸も片舷4名づつと混雑はなくいい人数。現時点でお魚のご機嫌は分からないが、お天気も最高、一日絶好の条件で釣りができそうでありがたい。準備も整い6時50分に出船、港の前で待機すること7時ジャスト、エンジンの回転数を上げて場所を目指す。右舷トモ2番のお客さんが拙HPをご覧下さっているとのことで、お声を掛けてくださり、ありがとうございます!しばし談笑しながらの航行となった。前回も前に書き込みくださったお客さんと初対面なんてことがあったが、ホント悪いことできませんね。(笑)


別船五郎丸は開始早々からバタバタと上がり始めたが、本船はちょっと苦戦気味の立ち上がり・・・。

航程約15分、場所はいつもの下浦沖、旋回して位置取りが決まると7時17分、早速開始。北東の微風で雲は多め。海上ベタ凪、水色は澄み気味。第1投、水深36mで着底。指示ダナは底上3〜10m、シャクリはゆっくりめとの指示。開始数投、生体反応ゼロで妙に静か。もしや?想像していた展開になりそうで早くも不安な空気。少し遅れて道具を入れ始めた別船五郎丸は左舷胴の間のK名人がまず型を出すと、船中あちらこちらで取り込まれる場面が見え、向こうに魚着いちゃったな。開始10分後、お隣の常連さんが船中初物を取り込まれ、続いて2枚目。こちらシャクってて手応えの無いことったらヤバイくらい何も無い。仕掛け?関係無いとは思うが、こう当たらないと疑心暗鬼に突入。最初、2.5号の太仕掛け繋いだが2号にチェンジするも、やはり何にも変わらない。そうこう言ってるうちに周りでもポツポツ上がり始め、完全においてけぼり状態。開始15分経過、やっとのことで初アタリを出したが、10mほど巻き上げたところ、強烈な突っ込みで針ハズレ。こんなはずじゃなかったのに・・・マズイぞこりゃ!気持ちだけが空回りしてしまい魚がまったく上がらない序盤戦、自然にシャクリも速くなりがちで負のスパイラル。開始20分、ようやく2回目のアタリが出て辛くも初物ゲット。お隣さんも同時ヒットであちらは3枚目か。型だけは出したがなかなか次が来ない。たまに掛かり損ないがあるのと、スレでドスッと重みを受けるのは尽くバレ。今シーズンは如何にスレ掛かりを減らして口に掛けるかが課題なので、スレバラシはまったく悔しくない(はずだったが、今日はスレでもなんでもいいから早く魚上げたい!が正直なところ)。トモ寄りのお客さんもポツポツ型を出し始め焦りも頂点へ。反対側、左舷ミヨシのお客さんはナント一荷もやってのけ、そんなに魚居るの!?(汗)8時半、お隣の常連さんは横のドツボ客を尻目に入れ食いモード。シャクリの幅や速さを合わせてみれども、まったくカスリもしない、なんだろうこの魚っ気の薄さは。別船、五郎丸に目をやると、殆ど巻き上げ中のK名人、今日は文句無しで入れ食いでしょう。どう見ても好機だがひとりドツボ、2枚目が上がったのはあろうことか1時間後の8時40分だもん、朝からイヤな汗が出っぱなし。その頃、お隣の常連さんはツ抜けに達したかどうか?この差は釣り座かシャクリか、やってて何も解からず。


風も無く波もなし、気温も高めで汗ばむほどの陽気。二枚潮気味でオマツリが多いこと意外は最高の釣り日和。

若干、二枚潮っぽくて人数少ない割りにオマツリが多いのがやや難。9時頃だったか、朝お話させて頂いた2つ隣のお客さんとオマツリ。私の仕掛けがあちらの道糸に絡み付いてしまい、これは無理と自分の仕掛け切ったつもりが、あちらの道糸も一緒に切ってしまって唖然。左手放してたらお客さんのビシまで失くすとこだった。本当に申し訳ありません。最近、目が悪くなって注意力も散漫、何時かはLTアジで自分の仕掛け切ろうと思ったのに相手の仕掛け先に切っちゃって大失敗ってのもあったが、今回はついに道糸をやってしまった。非常に寛大なお客さんで、遊びだから!と怒った顔ひとつせず対応くださり頭が上がりません。道糸足りなくなってしまったようで、その後、手巻きリールに換えて釣りを続けて居られ、本当に申し訳無い気持ちで胸が一杯。このことが自分自身ショックで、その後、じわじわと堪えてきて、釣りに集中できる気分ではなくなった。ハナダイの群れは出たり入ったりのようで、隣近所でアタリが出始めたと思ったら、自分にもヒットしたり、バラシてみたり。毎回同じパターンでアタリが続くことはなく、辛抱してシャクってると唐突にアタリが出てといった状態でナントも掴み所が無い。高めで食ったと思い、次は上の方までシャクってみるが何にも無し。食いダナはおよそ6m前後で上下幅は今日は狭い方と思われる。11時半頃、少し間が詰まって9枚まで伸びたがもう一つが来ない。12時、イナダの良型が食って、だいぶやり取りした後、2号仕掛けがプッツン。朝イチに繋いだ2.5号に替えてシャクリ直すと再びヒット。作戦的中で2.4Kgのイナワラをゲット。やっぱ2号と2.5号じゃ大違いだ。同級が水面まで追いかけてきて一瞬一荷かと思ったが!?で、肝心のハナダイは四苦八苦の末12時半にようやくツ抜け。そこから13時半頃までの間、ポツポツアタリが出るようになってくれて、ようやくこのシャクリでこういうアタリが出て・・・と少し手応えを感じ始め16枚まで数えたが、その後がイカン。潮時表よりやや遅めなようで、終盤、少し上げ潮っぽくなってきたら何にも食わなくなりマルアジ1本だけ。そんな状況により別船五郎丸は余裕で少し早上がり。本船は14時10分までやってくださったが、残念ながら追加は無しという結果。しかし、今日は色んな意味で予想していない展開となり、心身ともにドッと堪える釣行になってしまった。ホント疲れました。


本日の釣果、ハナダイ 16枚(22.5〜30cm)、イナワラ (60cm、2.4Kg)、マルアジ、カイワリ。他、ゴマサバ、オキヒイラギ多数は放流。

【船宿HPコメント】
下浦沖35m前後、水温=21.0℃、水色=澄み気味
23 〜 36 cm ・ 6 〜 74 枚 2隻出船で計378枚、外道にカイワリ・カワハギ・クロダイ・イナダ
一桁は初心者で貸し竿の二人を含めて4名、2番手57枚・3番手41枚・・・で計378枚。
20枚以上の上から6名で259枚と絶好調でしたが、バレる魚と掛からない魚が多かったァ〜・・・明日も頑張りましょう!!

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