飯物

鯵茶漬け


アジ釣りの翌朝はコレで決まり!新鮮な鯵を醤油と酒に一晩漬けてヅケにしておきます。暖かいご飯の上に好きなだけヅケを盛り、お好みで白ゴマ、万能葱を振ります。鯵の中骨で取った熱々のだし汁を注いで掻き込めば、も〜最高!釣ったアジはまったく臭みが無い!お味の調整は醤油でどうぞ。他のお魚でやっても美味いです。(以下、続々掲載してます。)

料理人
子どもの頃によく食べた鯖茶漬けに似ています。いつも茶漬けに回すほど刺身が残らないので、これが食べたいばっかりにわざと刺身を残して作るんです。鯵にはやっぱり万能ねぎが合いますね。三つ葉では上品過ぎるような気がします。


韓国風鯵茶漬け


韓国風と言ってもな〜んてことはない、中骨で取ったスープに長ネギと市販のキムチの素を加えてピリ辛にしただけ。アジの身もヅケにしただけで普通のお茶漬けと一緒です。正統派もいいけど、たまにはこういう変化球も新鮮でいいです。


室鯵のまご茶


ご飯になめろうを乗せてお茶をかけたものを『まご茶』と呼ぶそうですが、地方によって刺身やヅケをご飯に乗せたお茶漬けも『まご茶』と呼ぶ場合があるそうです。今回はなめろうでお茶漬けにしたので『まご茶』と呼んでみました。刺身状に切ったムロアジに少量の味噌、卸し生姜、玉ねぎの微塵切り、醤油数滴を加えて多少粘りが出るまで包丁で叩くとなめろうの出来上がり。熱いご飯になめろうを盛って、ムロアジの中骨で採った熱々の出汁を注いだら、小ネギに白ゴマを振って出来上がり。熱いうちに掻き込めばシアワセ〜!これぞ釣り人の特権!


鯖茶漬け


ゴマサバを釣ってきたら、料理人が「りゅうきゅう」にして食べていたのですが、翌日、残りを使ってこんな美味しそうな茶漬けを食べていましたよ。今回は私の口に入らなかったので、次回は是非私も食べてみたいと思います。


寅ぎす茶漬け


知ってはいたがトラギスの刺身はやっぱり旨かった。それはいいのですが、トラギスでお茶漬けやったことないな〜と、突如管理人と長男はトラギス茶漬けにトライ。やっぱり刺身が旨いから美味しいに決まってるよな!と納得しながらスルスルとご馳走様でした。それを見ていた長女が恨めしそうにしていたので、食べかけのご飯をお茶漬けにしてあげた。やっぱり旨いだろ!と皆で納得。新鮮なお魚って何でもお茶漬けにして美味しいものですね。


甘鯛茶漬け


アマダイの刺身を家族で旨い旨いと残りが少なくなった頃に娘の爆弾発言、「お茶漬けにしてい〜い?」。ちょっと顔が引きつった管理人は「うん?いいに決まってるだろ。よし、お父さんがヅケにしてやる!」と即席で酒と醤油に着けること3分、薬味とお湯で甘鯛茶漬けができあがり。残りのお刺身はお茶漬けとなって、娘のおなかにスルスルと入ったのでした。普段飯をおかわりしない娘が飯を一膳食べた後、「美味しい!」とペロリでした。旨いに決まってるだろ!



上は娘の思い付きで始まった即席アマダイ茶漬けでしたが、こちらは計画的アマダイ茶漬け。釣ってきた当日、良型アマダイ1本を全部刺身にして、わざと残した刺身をヅケにして明朝のお楽しみ。平日の朝からこんなに旨いもの食べてゴメンナサイ!(笑)

料理人
アマダイには三つ葉を使いたかったな〜。


皮剥茶漬け


朝飯には皮剥茶漬け!これも茶漬けシリーズで何ら変り映えしなくてすみません。しかし、これは前夜からの目論見であり、「朝飯は皮剥茶漬けだ!」と茶漬け用にヅケを作っておきました。しかも、料理人の手間で、だし汁はカワハギの中骨と昆布で取り、万能葱と白胡麻を加えました。味は醤油で各自調整すればOK。ヅケには程好く熱が入ってレア状態。一気に掻き込んで、これは旨いぜ!あっという間に馳走様でした。朝からこんな旨いもの食べられるなんて、こりゃ釣り人の特権ですよね。


目鯛茶漬け


お茶漬けシリーズが多くて恐縮ですが、これは前夜の残り物で作ったお茶漬け。食べ切れなくて残ったメダイのお刺身は醤油と酒で一晩ヅケにしておき、翌朝、これも前夜に残ったブリの潮汁を温めてぶっ掛けたら美味しいお茶漬けの完成。小葱と白胡麻を振りかけて、醤油で味を調えればこりゃ〜旨い!とても残り物の組み合わせとは思えないほど完璧な一品に朝から大満足。鍋の残りで雑炊は当たり前ですが、塩焼きの残りで炊き込みご飯とか刺身の残りで炒め物やお茶漬けなど、二次加工の料理でかなり美味しく食べられるものですね。


金目茶漬け


三崎のトロキンメを一晩ヅケにしてお茶漬け。今日は朝っぱらから一日のピークを迎えてしまったようだ。(笑)それ以上のコメントが思いつきませんです、ハイ。


石持茶漬け


冬場に釣ってきたイシモチの刺身が美味しかったので、そこで真っ先に思いつくのは翌朝のお茶漬けに決まってますぜ。ということで、お約束通りお刺身を酒と醤油で一晩ヅケにしておき、翌朝、イシモチの中骨で採った熱々の出汁を注いで、一気にガツガツ食べちゃいました。旨い!それ以上言うこと無し。


めじな茶漬け


お茶漬けシリーズまだまだ続きますよ〜。(笑)めじなの漬け丼を賞味した後、その上から熱々の出汁を注いでお茶漬け。一度で二度楽しめるとはまさにこのこと。漬けダレと出汁が程好く混ざって、味が薄ければ醤油を加えて調整。めじなの身は表面が薄っすら白くレア状態。海苔、小葱、白胡麻などトッピングはお好みで。とにかく旨い!本当に旨いものには余計な説明は不要ですね。朝飯にもいいけど、飲んだ後の締めにも最高でしょうね〜、是非お試しくだされ。


うまづら茶漬け


お茶漬けシリーズも魚が変るだけで切りが無いのですが、まだまだ続きますよ〜。(笑)これはウマヅラハギのヅケ茶漬けです。もちろん出汁はあらで取ったスープで決まり。おかずは白菜の浅漬けのみですが、無くても十分。猛暑の中、朝からエアコン効かして熱々のお茶漬けで充実朝飯。省エネには貢献してませんが、とにかく旨いのだ!


いなだ茶漬け


釣り魚をお茶漬けにし出したら切りが無いのだ!(笑)これはイナダのヅケ茶漬けです。お湯を注いでもいいですが、あらで取ったスープの方がより良いですね。前の晩にイナダをヅケにしておいて、朝からお茶漬けを堪能。これ最高!も〜解説不要ですよね。


太刀魚茶漬け


ご飯にタチウオのヅケを乗せて、中骨で取った熱々の出汁を注いでお茶漬け。何も言葉はございません。


鰹茶漬け


こちらは本ガツオの刺身を一晩ヅケておいて、翌朝、カツオの中骨と昆布でとった出汁をぶっ掛けてお茶漬け。トッピングは針生姜と小ネギ。マズイわけありません!


平宗太茶漬け


メジマグロの外道で釣れたヒラソーダは半身を刺身で頂き、半身はヅケにして翌朝お茶漬け。ヒラソーダの中骨は中落ちを取って、残りの骨は捨ててしまいましたので、今回は出汁が取れませんでした。なので今日はお湯を掛けてからヅケのタレと醤油少々の味付け。ヒラソーダはやっぱりカツオ系ですね。まるでカツオで出汁を取ったかのような絶妙なお味で、朝から幸せでした。


鯛茶漬け


お茶漬けは新鮮なお魚なら何でもできるので、載せ出したら切りが無いのですが、マダイの茶漬けを除く訳にはいきませんよね。お茶漬け用に刺身を切ることもありますが、たいていは晩飯時に刺身を多めに作って、翌朝にお茶漬けにする分をわざと残して一晩ヅケにしておく感じが多いですね。たまたま三つ葉があったので、上品な仕上がりになりました。この期に及んでお味の方は言うことありません。


花鯛茶漬け




いさき漬け


お茶漬け用に一晩ヅケにしておいたイサキ、朝飯は満を持してのお茶漬け。中骨を煮込んだ出汁は濃厚。これを沸騰させて一気にどんぶりに注げば、半生に煮えたヅケから脂と旨みが溶け出る。箸で飯をほぐせば、どんぶり内のスープの温度はいくらか下がり、全体が馴染んだところがベスト。一気に掻き込んで、ご馳走様!幸せな気分にさせてくれる至高の一杯とは正にこのこと。


河豚茶漬け


これはもう残ったお刺身を漬けておいて云々のお茶漬けではなく、確信犯的お茶漬け。(笑)明日の朝、お茶漬けするから漬けといてくれる?うん、わかった・・・。こんな会話で、今から明朝のお茶漬けがお楽しみ。しかしまぁ、朝っぱらからこんなに旨いもの食べちゃってスミマセン!フグの中骨で取った熱々の出汁を注ぐと、ヅケは半生に火が通って、なんとも言えず贅沢。小葱じゃなくてやっぱ三つ葉でしょうね。あ〜満足満足。(笑)


赤ぼら茶漬け


お茶漬けシリーズも切りが無くって、そろそろイイカゲンにしろ!って感じですけど、アマダイ釣りでアカボラ(ヒメコダイ)が余計に釣れたので、翌朝早速お茶漬けに。身は1時間ほどヅケにしただけ。出汁はいつもこの類の小魚の中骨や腹のすき身をごっちゃにして採っちゃうんですけど、今回はアカボラのあらだけでやったらナントこれがチョー絶品。なんて美味しいんでしょう!上手く表現できません。出汁は塩、白醤油、酒で味付けしていて、お茶漬けの味が薄かったらヅケのタレを少々加えて調整しています。残った出汁、昼飯のスープにして二度舌鼓でした。


真鯛粥


マダイの中骨にお酒を振り、レンジでチンしてから身をほぐし取って鯛飯にしたりしますが、確か料理人が胃の調子が悪いとかで、今回はその先お粥になりました。魚でお粥作って食べてるときはだいたいそういう時なんですよね。病人に限らず普通の人が食べても旨いですよ。


平目粥


ヒラメと玉子で作ったお粥です。料理人がお腹の調子が悪かったもので、小さな土鍋でお粥を作って食べていました。美味しい美味しいとペロッと平らげ、その後、管理人が飲んでいた冷酒を一緒に飲み始める始末。ヒラメパワーでお腹も治ったのかどうか定かではありません。(笑)




金目粥


キンメと玉子で作ったお粥です。料理人が風邪を引いてしまい、キンメの刺身を取った後の切れっぱしでお粥を作って食べていたんですが、どうやら味が分からなかった様子。(笑)


平目のリゾット


ヒラメのあらを使ったリゾットです。中骨に白ワインを振りかけてレンジでチン。身を丁寧に解して別のお皿に取り分けます。残った骨をニンニクと一緒に煮込んで出汁を取ったら、米を硬いまま入れてじっくり煮込みます。味付けは塩と胡椒のみ。米が柔らかく煮上がったら粉チーズを混ぜてコクを出します。いつもこの手の料理をやるときは魚は出汁がメインであまり身が入っていないのですが、今日はヒラメの身がふんだんに入った贅沢なリゾットになりました。これはマジで旨いです。取り分けた後、お好みで粉チーズを追加で加えてもGood!


左はあらをチンした状態、右は身を解した後、骨で出汁を取っているところです。


花鯛のリゾット




笠子と眼張の韓国風雑炊


カサゴとメバルのあらを煮込んで出汁を取ったら冷や飯を入れて雑炊に。味付けは醤油と市販のキムチの素。食べる直前に卵を回しかけ少し蒸らしたら、万能葱の小口切りでフィニッシュ。カサゴとメバルの身は入っていないけど、お口に入れた瞬間、キムチの味に負けない魚の存在感があり、これもまた美味。あらの使い方としてはお勧めできる一品です。


笠子と眼張のリゾット


こちらは洋風。カサゴとメバルのあらを煮込んで出汁を取ったら冷や飯を入れてリゾット。ヒラメの外道で釣れたカサゴやメバル、身はお刺身などで賞味しましたが、下ろした後の中骨だけでこんなに美味しい一品ができちゃいます。魚の身はまったく入っていませんが、濃厚な旨みとなって存在感をアピールしているかのようです。中骨はこのような使い方が多いですが、和風にするか洋風にするかは料理人の気分次第。


笠子とあさりのリゾット


「煮物」のコーナーに載せた「笠子のアクアパッツァ」の残ったスープを使ったリゾットです。カサゴ、アサリ、アンチョビ、ニンニク、ドライトマトなどの濃厚な旨みが出たスープは無駄にはできません。そのまま使うとスープが濃過ぎるので、少し薄めてから残り物の冷飯を加え、おじや状になるまで煮込んだだけ。お好みで粉チーズを擦ってもバッチリOK!「笠子のアクアパッツァ」で白ワインを楽しんだ後、こちらで赤ワインも行けますよ〜。結局、飲みっぱなしだし。(笑)


めじなの和風リゾット


和風リゾットって言うとおじやか雑炊になっちゃいそうですが、これは煮汁の再利用シリーズでして、メジナのあら煮の残り汁とあらからほぐした身でご飯を煮込んだものなんです。煮付けがちょっと濃い目の味だったからご飯を入れてちょうどいい味になりましたね。煮汁のほのかな甘さと魚の風味がご飯によく合って、思い付きの割りに旨かったですよ。今度、他の魚でもやってみよう。


鬼笠子のお粥


我が家の料理人は、夏場に冷たいものを摂り過ぎて胃が弱ったか、お腹の調子が良くない様子。オニカサゴのあらで出汁を取って、お粥を作って一人で食べていました。写真は撮りましたが、私の口には入らずお味の方は分かりませんが、美味しい美味しいと言ってました。そりゃ旨いでしょうね〜。


房笠子の雑炊


フサカサゴのあらで出汁を取って雑炊を作ったのですが、出汁に使ったあらに良い身がまだ沢山残っていたので、思わず手でほぐしてトッピングしてみました。蟹の身のような色合いで、出汁を取った後とは言え、プリプリと食感も良く、これだけでちょっと贅沢気分な雑炊になりましたよ。


皮剥雑炊


カワハギの中骨が大量に出たので、これを煮込んで出汁を取り、土鍋で雑炊に。カワハギの身は入っていないのですが、物足りなさは全然感じない、これだけで十分なほど味が良く出ています。カワハギ釣りの翌日、休日の朝からカワハギで雑炊、最高の贅沢かもしれませんね。




皮剥のリゾット


前夜に『カワハギのブイヤベース』を沢山作って余ったので、今朝はそこにご飯を入れて洋風雑炊になりました。これがまた旨いんですわ。お好みで粉チーズやパセリのみじん切りも合いそうです。あっさりヘルシーで消化も良さそうなので朝食には最高のメニューでしょう。沢山作って夜と朝の二度楽しめますので、是非お試しください。今度料理人にレシピを聞いておきます。


いさきの雑炊


お魚が大漁の際、3枚下ろしの処理を終えると大漁の中骨が出ますが、これが美味しいスープの素になるんです。とにかく鍋に水を張ったら魚の中骨を入れ、生姜と昆布で煮込んでしまい出汁を取ります。これはイサキの出汁で煮た雑炊ですが、ある日、料理人が飲み終わった後、勝手に作って食べようとしていたところ、写真だけ撮らせてもらいました。


鯛飯


マダイを三枚に下ろした後の中骨を使って鯛飯にしました。これは魚を使った炊き込みご飯の王道ですよね。他の魚でやっても旨いけど、やっぱりマダイは魚の香りが独特かつ上品、こりゃも〜文句なしの絶品!本当は身を使うのが良いのでしょうが、身を他の料理で使った後、残った中骨だけでこの一品ができちゃいますから、その利用価値は大きいですよ。

【作り方】
@マダイを3枚に下ろした後の中骨(今回は50cm級のマダイ1枚分)に酒と塩を適量振ってレンジでチン。
A火が通った@から身をほぐして別の容器に取り分けます。
B鍋に水を張ってAの残りの中骨と昆布、生姜少々を加えて出汁を作ります。
C米2合にAで取ったマダイの身とBの出汁を加え、さらに塩・砂糖・酒・薄口醤油(それぞれ量は適当)で味を調えて炊きます。
D後は炊飯器のお仕事。炊き上がったら木の芽を添えると香りも良く豪華ですね。


おにぎりや焼きおにぎりにしてもグ〜!


ひな祭りに鯛飯と鯛の潮汁。


鯛釜めし


昔、長野に出張に行くと途中の横川駅で『おぎのや』の釜めしを買ってよく食べたものです。その器がしっかりした陶器でできていたので、少々重たいしかさばりましたが、そのうち自宅でもやってやろうと思い、マメに持って帰ったものです。ちょうど家族の人数分揃ったのですが、食器棚の奥に仕舞い込んだまま10数年が経過。先日、ひょんなことで急に思い出し、鯛とグリーンピースで釜めし作ったら、初めてやった割りに上出来・・・と言うかかなり旨かった。水の分量とか適当でしたが、思ったより簡単にできました。たまたま一緒に炊いたグリーンピースも鯛の味とけんかすることなく、料理人のナイスアイディア。




黒鯛ご飯


マダイの鯛飯とまったく同じ作り方。魚に臭みがまったく無いので美味しいご飯に仕上がりました。マダイとはまた違った香りで美味しいです。


金目ご飯


キンメの腹の削ぎ身とあらの残り身を利用して炊き込みご飯。炊き上がりに白胡麻を混ぜ込んで風味も豊かにできました。


甘鯛ご飯


アマダイを三枚に下ろした後の中骨を素焼きにします。焼きあがった中骨から身をほぐし、だし汁とともにご飯を炊きます。何もあらでなくても良いのですが、良型のアマダイなら1本、小型でも3本分くらいのあら(3枚に下ろした後の中骨やお腹の削ぎ身)で十分鯛飯ができてしまいますので、我が家の炊き込みご飯は殆どこの方式。アマダイに限らず上品な白身魚で炊き込むご飯はどれも美味しいですし、アジ、ワラサ、サンマなど青物系でも趣が違ってこれまた絶品。是非、お試しあれ。

料理人
正しくは中骨の素焼きでなく酒を振ってレンジでチン!(そうだったんだ〜by管理人。)昔よく作った黒鯛ご飯を思い出しながら作った一品です。私は家族一魚の食べ方が下手なので、当然アラから身を取る作業は苦手です。この手の作業をするとイライラするのですが、アマダイのために頑張りました。白ごま、木の芽なんかあると料亭料理みたいですね。


花鯛ご飯


ハナダイを使った鯛飯なのですが、土鍋で炊いてみましたよ。3枚に下ろした中骨やあらはお酒を振ってレンジでチン、ほぐした身を一緒に炊き込みます。今回は炊き上がりの見た目が良いようにと2枚に割った兜も乗せてみました。土鍋の底にはいい感じでお焦げもできて、これがまた香ばしくて美味しい。


花鯛ご飯の焼きおにぎり



鯵ご飯


鯵を塩焼きにしたら身をほぐして、中骨で取った出汁と合わせて炊き込みご飯にします。味付けは醤油、塩、酒、砂糖少々、それと青魚なので生姜のみじん切りは少し多めとの話でした。そして炊き上がった御飯に白胡麻を混ぜ合わせて完成。これは想像以上の大成功。心配した生臭味はまったく無く、中骨の出汁が効いてアジの旨みが凝縮された御飯になりました。またアジの旨い食べ方をひとつ覚えてしまいました。これははっきり言ってお勧めですよ!


炊き上がったよ、美味しそ〜!


いさきご飯






わらさご飯


ワラサの削ぎ落とした腹骨は酒を振ってレンジでチン。私がきれいに身をほぐして骨を取りよける。そして炊飯器で炊き込みご飯である。サンマでやって美味しかったからワラサでも大丈夫だろうと料理人。確かにね〜。で、出来栄えは想像以上の絶品。家族で入れ食い、も〜無いの〜!って感じでしたね。


炊き込み前後。美味しそ〜に炊けてるよ!


太刀魚ご飯


塩焼きが余ったので、身をほぐして炊き込みご飯。もちろん出汁は中骨で取ったスープを使用。タチウオの風味って卵と相性が良いと思ったので、温泉卵を乗せて混ぜて食べちゃいました。これは子供にもヒットでしたね。是非お試しを。


鬼笠子ご飯


オニカサゴのあらで作った炊き込みご飯。少々淡白過ぎるかと思い、料理人の発想でグリンピースも一緒に炊き込みましたが、これがナイスだったかも。グリンピースご飯も美味しいですが、それにオニカサゴの出汁とあらからほぐした身が入っているんですから美味しいですよね。飲んだ後でも軽く3杯くらい行けそうですが、最近ちょっと減量中なものでして・・・。(笑)


河豚ご飯


これフグの炊き込みご飯なんですが、取材してみると作り方がイイカゲンと言いますか、ちょっと変わってまして・・・フグを3枚に下ろした後の中骨でスープを作ります。このとき生姜は加えるそうです。で、スープを取った後の中骨を引き上げ、身をほぐします。炊飯器に米とさっきのスープ、ほぐしたフグの身を入れ、味付けは白醤油、酒、塩、砂糖だそうで、各々目分量とのこと。料理人曰く、この白醤油ってのがミソだそうで・・・。これで炊き上げれば完成。こんなんですが、チョーマイウ〜!魚を使った炊き込みご飯も、作り方のバリエーションが色々あるようですが、出来上がって実際に旨いんだから、結果オーライ。(笑)


烏賊げそご飯


マルイカのゲソが全部お刺身で頂くには多すぎるので、炒め物や炊き込みご飯に利用してみようと料理人。そして、早速ゲソを使った炊き込み御飯になりました。炒めたマルイカのゲソに出汁と醤油、そしてほのかな生姜で薄味に仕上げられた炊き込みご飯です。ゲソは細かく切ることにより、その食感はほとんどありませんが、そこは料理人の意図するところで、味と香りでマルイカの存在感が十分に生かされた料亭でも味わえない?一品です。たぶんこれは冷めても旨いでしょう。



ヤリイカで烏賊飯を作ったところ、もち米とゲソが余ってしまったので、急遽、炊き込みご飯になりました。もち米なので、炊き込みご飯と言うよりおこわですね。烏賊飯を煮た汁を加えて炊き込んだので、イカの旨みも濃厚、おこげがまた香ばしくて超マイウ〜でした。



こちらはスルメバージョン。スルメも沢山釣れるとゲソを持て余し気味になるのですが、料理人発案の圧力鍋作戦のお陰で、けっこう使い道が広がって、こんな形で炊き込みご飯にしてもかなり美味しいです。最初に軟らかくしてありますので、炊き上げても硬くなることはありません。




たこ飯


2008年7月、今年も夏ダコが好調、私もにわかに出漁して何とかおかずゲット成功。東京湾の地ダコを色々なお料理で堪能しましたが、タコ飯は外せません。もはや余計な説明は不要でしょう。


飯蛸のたこ飯


イイダコを細かく刻んで炊き込みご飯です。ほんのりお赤飯のように染まって見ただけで旨そう。隠し味の生姜の搾り汁があっさりして、タコの旨みが生きた御飯でした。これは軽く3杯はいけまっせ!イイダコは沢山釣れても処理が簡単ですし、意外と色々なお料理で楽しめますね。


蛸飯のお握り


これは『マダコの柔らか煮』の残り汁と鍋底に溜まった煮ダコの破片で作った残り物炊き込みご飯。料理人のアイディアで、それを一口サイズのお握りにして、お腹が空いた人はご自由にどうぞ!と食卓に置いてあった。試しに1個口に入れてみると、これが満更ではない・・・って言うか、いわゆるひとつのバカうま!煮汁の再利用シリーズはいくつかあったけど、ついに飯になったか。


丸烏賊ご飯のおにぎり










烏賊飯


マルイカ釣りを始めて刺身や焼き物はもちろんですが、何をやってみたかったと言えば、何を隠そうこの烏賊飯なんです。母が北海道出身で、私は小さい頃から烏賊飯を食べる機会があったのですが、昔の烏賊飯は輪切りにして食べるような大きいイカで作っていたんです。これを小さなマルイカで二口サイズの烏賊飯にしたら、さぞかし美味しそうだな〜と想像は膨らむばかり。マルイカ釣りを始めて3回目の釣行で、やっと余裕の釣果が得られたので、我が家では初挑戦、念願の烏賊飯になりました。料理人はレシピを調べたり、私の母親に聞いたりしながら半信半疑での調理。飯を詰める量が多いと後でパンクするので、その辺は私も手伝ってようやく完成です。中身はもち米に炒めたゲソを混ぜてみました。そしてお味の方は?想像を超えるマイウ〜度120%。19杯の烏賊飯ができましたが、今日は長男が留守だったので、家族3人でバクバク12杯を平らげ、もっと食べたいけどお腹一杯!後は長男に取っておこうという話に。料理人も初挑戦ながらご満悦の様子でした。今回は最初に蒸して飯まで火を入れてから煮付けましたが、この方が失敗が無いかもしれませんね。右の写真は蒸篭(セイロ)で蒸している時の様子です。マルイカは煮ても柔らかく、煮汁が適度に染み入って、極上の烏賊飯ができますから、まだの方は是非お試しください!



上でご紹介したマルイカの烏賊飯を作って以来、なかなかイカ系は大漁に恵まれず、これまでやりたくてもできませんでしたが、先日、ヤリイカ釣りにいったら小型中心ながらそこそこの釣果で、烏賊飯作るにはちょうどGoodなサイズ。小さいのから10杯ばかり選んで、烏賊飯にしてみました。北海道の何処かで烏賊飯弁当っていうのが有名で、冷えても美味しいのですが、煮え立ての熱々を頂くのもまた最高ですよ。




洋風烏賊飯墨ソース和え


小型のマルイカで烏賊飯を作ろうと思ったのですが、『烏賊のまるごと煮』を存分に賞味した後で、同じような醤油味の煮物もどうかと思い、烏賊飯は烏賊飯でもこんな烏賊飯を管理人が提案。早速、料理人のチャレンジ。中は餅米ベースのピラフ(生の餅米をイカに詰めて蒸したそうです。)で、ソースは市販のイカ墨ソース(写真)を利用。このソースがなかなか濃厚で、そのままパスタに使っても何に使ってもいい仕事するんです。今回もイカにイカ墨が相性悪いはずも無く予想以上に大成功。口も歯も真っ黒になりますが、これは本当に旨かった!





こちらは2011年5月のムギイカバージョン。今年はマルイカが不漁で乗合船一部しか出てませんが、代わりにムギイカが好調なのが救い。小型は丸焼きがイチオシですが、ちょっと手間を掛けてこんなお料理にしても、素材の良さが生かせて美味しく頂けますね〜。



上の写真はお米を詰めて蒸し上がったところです。ご飯が多くていくつか破裂してるのがありますがご愛嬌。


洋風烏賊飯野菜ソース掛け


これも料理人発案の新作烏賊飯。途中までは上の烏賊墨バージョンと同じですが、スープ仕立ての野菜ソースをふんだんに掛けて、トッピングにイタリアンパセリで彩りも鮮やか。野菜の甘みとブイヨンのコク、生トマトの酸味を生かし、あっさり薄味に仕上げたのは料理人の意図するところ。きっと体にも優しいお料理だと思います。マルイカの甘みも十分生かされていて、中に詰まっているご飯にスープを浸しながら頂くのが絶品。イタリアンパセリの香りも程好いアクセント。


洋風烏賊飯トマトソース掛け


こちらはトマトソースバージョン。蒸したイカ飯に別途作り置きしていた『万能トマトソース』を絡めて出来上がり。この『万能トマトソース』、色々使えて便利だそうで、今度、作り方取材しておきます。イカ飯の方もふっくら、ソースとの相性も良くマイウ〜でした。


眼張と筍の炊き込みご飯


ヒラメ釣りの外道で釣れた良型のメバルと筍で炊き込みご飯にしてみました。メバルは美味しいお魚ですが、城ヶ島沖の魚はとびきり美味しく、春告魚本来の香りと筍のコラボレーションで春を食で満喫って感じでしょうか。ご飯を炊くときにメバルのあらで取った出汁を使ってますので、身の存在感はありませんが、筍に負けないくらいしっかりした魚の旨さがご飯の芯まで染み込んで、これもまた旨いですよ〜!


墨烏賊のピラフ


私がスミイカを釣ってきたら、娘がご飯にして食べたいとリクエスト。今回は料理人のアイディアでスミイカのゲソを使った洋風炊き込みご飯、いわゆるピラフになりました。お味の程は相当なもので、余裕で2杯ペロリでした。

料理人
粉チーズをかけても美味しいです。ピーマンは後で入れると色が鮮やかですよ。

【材料】
いかゲソ4杯分、米3カップ、玉葱1/2個、ブラウンマッシュルーム5個(1パック)、ピーマン2個、にんにく1かけ、トマトジュース1缶。
【作り方】
@鍋に湯を沸かし、いかゲソをさっと茹でたら氷水で締る。水気をよく切ったら細かく刻んでおく。
A玉葱、ブラウンマッシュルーム、にんにくをみじん切りにする。
BAとは別にピーマンをみじん切りにして、さっと茹でておく。
C米を洗って30分ほど水に漬けたら水気をよく切る。
D炊飯器にCの米を入れ、@のいかゲソとAの玉葱、ブラウンマッシュルーム、にんにくのみじん切り、それにトマトジュースと調味料(顆粒コンソメ、塩、コショウ)を加え、3合のラインより少し下まで水を足したらご飯を炊く。
E炊き上がったらBのピーマンを混ぜる。


鯖そぼろチャーハン


『鯖そぼろご飯』のコーナーでチャーハンにしても美味しいと書きましたが、これがそのチャーハン。サバを釣ってきてからだいぶ日が経ち、忘れた頃、朝飯にこれが出てくると何とも有り難いことやら。アジ釣りで「またサバかよ〜」なんて言ってはいけませんよ。サバはクーラーに空きがあれば全部持って帰るべし。(笑)


サバカレー四種


写真左:LTアジでサバが大漁。ゴマサバを団子にしてカレーになりました。出汁はもちろんサバのあらで取った出汁でじっくり煮込み、サバの旨みがカレーに溶け込んで超マイウ〜。団子はどうやって作ったか、臭味が全然無く、柔らかくてとても美味しい。サバはカレー風味でソテーにしたり、カレーとの相性は保障済みなので、カレーそのものに使ってもやっぱり旨いですよ。昔、銚子の缶詰工場が舞台になって、サバカレーをヒットさせ経営を立て直すというテレビドラマがありましたね。懐かしいな〜。その後、実際にサバカレーが缶詰で売られていましたが、最近は見なくなったかな〜。うちも購入して食べた記憶がありますが、こっちのサバカレーの方がやっぱ旨いな〜。
写真右:これはアマダイ釣りの外道で釣れた30cm無いような中途半端なゴマサバ。サバは利用価値が高いのでそんなサイズでも大事に締めて持ち帰りました。7本あったのですが、『サバそぼろ』と『サバカレー』半々で使いました。今回はサバを鮮度の良いうちに唐揚げにしておき冷蔵庫で保存、5日後にそれをカレーに使ったようです。鮮度の良いうちにある程度調理してしまってから保存すると日持ちするようですね。お味の方はもちろんGoodでしたよ。



LT五目で釣れたゴマサバ。サバも釣れ過ぎた時には色々手を変え品を変え食卓に上るわけですが、今回はカレーの具で登場。上記二種は『サバ団子のカレー』、『サバの唐揚げカレー』でしたが、こちらはサバの身をほぐしてそのまま炒めて使用しています。もちろんお味の方はGoodですよ。沢山作って3日くらい食べたかな。サバカレーも同じで、作った当日より数日経って無くなり掛けた頃が一番旨かったです。



LTアジで釣れた40cm級のマサバでしたが、残念ながら時期的にノンオイル。そぼろでも何にでもして!と下処理だけして料理人にバトンタッチ。結果、今回はカレーになった訳ですが、ドライカレー風に作られていて、家族全員マイウ〜!の大合唱。サバ3本分で鍋に大量に作られたカレーは、飯に掛けず単体のおかずになったりもして、2、3日のうちに完食。まったくよく食べたね〜!


烏賊と夏野菜のカレー


スルメイカの胴とナス、トマト、インゲンなどの野菜で作ったカレーです。市販のルーを数種類混ぜていると思いますが、イカの出汁がよく出ていて、言われなくてもそれと分かるほど。これは旨い!鍋に大量にこしらえて、数日の間、飽きずに食べていました。ルーだけレンジでチンして、酒の肴にもなっちゃう。不思議なことに煮込んでもスルメが硬くならず、むしろ日が経つに連れて軟らかくなってきたかも。スルメ大漁で持て余している皆さんにはお勧めですよ。


烏賊ゲソカレー炒飯


圧力鍋作戦で柔らかく煮込んでおいたスルメのゲソを使ってカレー味のチャーハン。野菜は冷蔵庫の余り物を刻めば十分。味付けはカレールーを使ってもカレー粉を使ってもいいですし、カレー味にしなくたって全然OK。全体に火が通ったら塩、コショウで適当に味を調えてください。特段感心するようなシロモノではありませんが、スルメを釣ってくるとゲソが絶対に余ると思いますので、日常の昼ご飯にこんな使い方をしても美味しく頂けますよ・・・という一例。


槍烏賊のガーリックカレー炒飯


8月に冷凍庫の整理をしてたら3月に釣った大ヤリの3枚入りパックが出てきたので、早速、解凍して調理することに。品質的には生でも十分行ける状態なのですが、もともとが筋入りの大型だったので、こんな感じで利用してみました。こんな料理にスルメを使うと大概硬くなってしまうのですが、さすがヤリですね。食感もちょうど良く、ニンニクとカレーの風味が食欲をそそり、具はシンプルにイカと玉ねぎだけ、これがまたいい。オリーブオイルのみを使いましたが、仕上げにバターを少々足してコクをプラスしても抜群でしょう。


サバライス


2005年夏、LT五目でお約束のサバの猛攻。適度に釣れる分には大歓迎のサバもここまで煩いともう閉口。良型だけ吟味して4、5本持ち帰り、色々な料理で賞味しました。これはサバタン用に皮を厚めに引いて(皮をカサゴやオニカサゴの餌に使いたく・・・)、残った身の部分をフレークにしてニンニク、トマト、タマネギ、ピーマンなどの野菜と一緒に煮込み、キャロットライス(にんじんの微塵切りで炊いたご飯)に掛けて頂くお料理。料理人の思い付きでしょうが、サバにニンニクとトマトの相性は外れませんよね、最高に旨かったです。今度、作り方を取材しておきます。


鯵のヅケ丼


あえて大き目の切り身が食感トロっと食べ応えあります。小葱と生姜は必需品、大葉があればなお香りも良し。アジが大漁の折は、毎朝、茶漬けとヅケ丼を繰り返すのがもはや習慣。



トッピングはお好みで、こんなのもありです。



今日釣れた鯵はたったの6匹。家族で貴重なアジ刺を賞味していたら、娘が「丼にしてい〜い?」とまたも丼娘の始まりだ。「よし、お父さんがつくってやる!」と言ったら「ヤダ!自分でやる!」と来たもんだ。自分でさっさと刺身に醤油を染ませ、ご飯に乗せてバクバク食べたのでありました。醤油と味醂でヅケにしてやったら美味しいと聞いてましたが、これは娘作の即席鯵丼です。旨いに決まってますよね。



釣行翌朝、大漁の際はこんなにてんこ盛り。



翌々朝、今朝は小葱、大葉、山葵をトッピング。潮汁とお土産で頂いたメカブの叩きを添えて朝からシアワセ気分。



そして極め付けはコレ。前日から企んでいたんですが、メカブの叩きと玉子のコラボ。お味の方はご想像にお任せします。


室鯵丼


新鮮なムロアジを1cmくらいの角切りにして、酒、醤油、ミリン、卸し生姜、唐辛子をお好みで適量を混ぜた漬け汁に約30分。熱いご飯をよそったらムロアジのヅケを好きなだけ載せて、大葉の千切り、小ネギ、白ゴマ、真ん中に卸し生姜を盛って完成。釣ってきた翌朝、どうしてもこれをやりたくて、まだ家族が寝ている時間にサクッと自分の分だけこしらえてひとり爆食い!大満足。毎朝食べても飽きないでしょうね。


丸鯵丼


釣った翌朝のお楽しみは即席ヅケ丼。良型のマルアジを三枚に下ろしたら腹骨を削ぎ、血合い骨の部分を避けて縦に2つ切りしたら皮を剥きます。さらに縦切りにした棒状の身を今度は横切りにしてサイコロ状にします。ボールに移し、醤油、酒、ミリン、卸し生姜、島とうがらし(液状を少々)、分量は適当に味見しながら、少し甘めでもいいかもしれません。揉み込んで馴染ませたら常温で10分〜20分。暖かいご飯に刻み海苔、即席ヅケを好きなだけ盛り付けたら白ゴマ、大葉の千切り、卸し生姜をトッピング。一気に掻き込んで、あ〜シアワセ。


わらさのヅケ丼


脂の乗ったワラサのヅケをこれでもかとご飯が見えなくなるほどに盛り付け、一気に書き込めばこの上ないシアワセ。余計な解説は不要でしょう。


韓国風わらさ丼


ワラサ釣りの後、数日間、朝飯はヅケ丼を食べ続けるほどヅケ丼好きの私ですが、キムチ和えにしたワラサに白髪ネギをトッピング、韓国海苔を添えてたまには変化球の朝もあり。このままお茶漬けにしても旨そう。


わらさのあんかけ丼


ヅケ丼を4、5日は食べ続け、最後の最後も丼で締める私。こちらはワラサのあんかけ丼。焼き色を付けたワラサの切り身を牛蒡やシメジなどの野菜と一緒に炒め、トロ味を付けたあんかけが優しい味で白飯と絡み合って実にウマイ。茹でインゲンの千切りが色も鮮やか。これにお新香と味噌汁かスープでも付ければお店の定食メニューにでもなりそう。和風中華丼てのも変ですが、そんな感じですかね。




ショゴのヅケ丼


2011年の秋から冬に掛けて2回ほどショゴ(カンパチの若魚)が口に入る機会がありまして、うち1回はやっぱりコレをやらなきゃ!ってことで、夜のお刺身は爆食いせずほどほどにセーブ、それは翌朝のヅケ丼を計算に入れた確信犯。刺身であれだけ美味しいんですからヅケ丼フリークの私は翌朝のソレが最高に楽しみな訳です。


花鯛のヅケ丼


2011年、秋から冬にかけてハナダイ釣りにハマったものの、まだまだ修行が足りずに釣れ過ぎるほど釣れた例が無いのですが、おかず分程度は安定的に持ち帰れたおかげで、料理人も手を変え品を変え色々なお料理で消費する我が家。そんな中、ヅケ丼フリークとしてはコレをやらないはずがありません。月曜日の朝からこんなにウマイもの頂いちゃってスミマセン。




眼張丼


管理人と料理人が白ワインを片手にメバルのお刺身を堪能していたら、娘の爆弾発言、「丼にしてい〜い?」。まだ残りが余計にあったので、管理人は快く「よし、お父さんがつくってやる!」。メバルの刺身の両面に醤油を染ませ、娘の小さい御飯茶碗の上に重なるように並べます。きざみ海苔と万能ネギを振りかけて出来上がり。娘はメバルの煮付けとメバルの刺身、そしてメバル丼をペロリと完食。旨いに決まってるだろ!


甘鯛のヅケ丼


翌朝のヅケ丼用にお刺身を余計に切ってもはや確信犯。一晩漬けたアマダイの身は見事な飴色に染まり、食感と皮岸の旨みはそのままに贅沢なヅケ丼の出来上がり。余計なコメントは不要でしょう。


喉黒笠子のヅケ丼


別船アカムツ乗合にご乗船のI澤さんからノドグロカサゴ(ユメカサゴ)をお土産で沢山頂きまして、今回はお得意のヅケ丼のネタにも回りました。ノドグロカサゴは小さくても旨みがあってコリコリした食感も楽しく、あ〜、朝から満足満足。


赤いさきのヅケ丼




めじなのヅケ丼


マダイ釣りの外道で釣れたメジナ。半身はお刺身で頂き、残りの半身は醤油、酒、味醂で一晩漬け込み、翌朝はお楽しみの漬け丼、そしてお代わりはお茶漬け。なんと贅沢な朝ご飯なんだろうと感動しながらバクバク食べる食欲旺盛な我が家でした。漬けるとき味醂はお好みで良いのですが、丼にする場合の漬けダレは少し味醂を加えて、甘みと照りを出すのもお勧めですよ。


いさきのヅケ丼


とにかく生で食べられるお魚はすべてコレをやりますね。剣崎沖の脂の乗ったイサキもヅケ丼ネタとしては一級品、ウマ過ぎて堪りませんよ。数値を気にしなくて良いのであれば、器一杯にご飯を盛った上に飯が見えなくなるほどヅケを乗せて1杯目は爆食い。続く2杯目は中骨で採った熱々の出汁を注いでお茶漬けで再び爆食い。想像しただけで活性が上がってきます。(笑)




太刀魚のヅケ丼


タチウオのヅケ丼。脂の乗ったタチウオでヅケ丼も最高ですな。小ネギを切らしていたので長ネギを微塵切りにしましたが、コレもなかなかいい。健康上の理由により、これ1杯と汁物だけで朝ごはんを済ませますが、欲を言えば、2杯目は中骨で採った熱々の出汁で満たし、茶漬けと行きたいところ!


鯖そぼろ丼


やっと写真に収めることができました。こちらは我が家の定番中の定番、鯖そぼろ丼です。サバを釣ってこない時期には魚屋さんで買ってきて作ってますし、冷えても美味しいので、私のお弁当にもよく登場します。マサバでもゴマサバでもどっちでもOK。釣れ過ぎた時でも沢山作って保存できるので、これはお勧めです。卵と相性が良く、ご飯の上に鯖そぼろと煎り卵を乗せて豪快に掻き込んでくださいませ。これは絶対にお勧めです!

料理人
鯖を釣ってこないときは安い鯖を買ってきてせっせと作ってました。お弁当にも最適!残ったときはチャーハンにしても美味しく食べられますし、そのままでおかずにも酒のつまみにもなりますよ!これは料理研究家の栗原はるみさんのレシピを参考に、味付けをうち流にアレンジしたものです。

【材料】
大き目の鯖1尾に対して、にんじん1/3本、玉葱1/2個、干し椎茸小4枚、生姜少々、万能葱少々。
【作り方】
@サバを3枚に下ろし、身をスプーンで掻き取る。(写真右)血合いは避けた方がベターです。
Aにんじん、玉葱、椎茸を粗みじん切りにする。
B鍋にサラダ油を熱して、生姜を炒める。香りが出たら、@のサバの身を入れ、色が変ったらAの野菜を入れ炒める。
C調味料(醤油大4、酒大2、砂糖大1、味噌大1/2)を入れ、汁気が無くなるまで煮る。味は適当、その家の好みで。みりん大1を足してもOK。
D煎り卵を作る。
Eご飯の上に鯖そぼろと煎り卵、万能葱を好きなだけ乗せて出来上がり。海苔を振ってもいいですね。
ちなみにチャーハンはご飯と鯖そぼろと卵で炒めて、最後に醤油を回し掛けて味を調整するだけです。どうぞお試しあれ。


そぼろ用にサバの身を掻き取る料理人。


鯵カツ丼


余ってもいいつもりで多めにアジフライを作っておいて、予定通り余った分は翌日の昼にこのような形で登場。味付けはカツ丼のカツがアジフライになっただけのようですが、実は私の口には入らずでした。何気にうまそ〜。


白ぎすの掻き揚げ煮込み天丼


『天ざる蕎麦』の残りの掻き揚げを、翌日に天つゆで煮込んで天丼にしてみました。この料理は余り物対策なんですが、天麩羅が余った翌日にやるとホントに美味しいんですよ。天つゆだけで煮込むと味が濃すぎるので、少し水で割ったつゆで、余った天麩羅をグツグツ味が染み渡るまで煮込んで、ご飯に乗せるだけ。ほとんど手間要らずで、絶品料理の完成です。今日は天麩羅が一食分しか無かったので、食欲旺盛の長男に進呈、当然のことながら「美味しい!」とペロリでした。(笑)


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