K's Fishing Blog

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2021/12/22
マダイ 久里浜港 五郎丸
12月22日(水)、定宿、久里浜港の五郎丸からマダイに出撃してきました。

今日は冬至だそうで、お風呂は柚子湯ですかね?日が出ている時間が一番短いのだそうですが、今から1月初旬までは日の出と日の入りが並行して遅くなるという不思議な時期でもあり、今しばらく日の出は遅くなるんですよね。さて、先週はムツ五目に参戦も本命のアタリゼロに終わり、一方、下浦のカイワリが一回底潮が悪くなって状況悪化したまま、やる機会がなくなって、なんとなくその後の様子が謎なのが気になります。船宿さんのご都合でしばらくの間、W五目はお休みでムツ五目とマダイの2種目体制となったのもあり、謎が解けないまま今日はマダイに参戦することにしました。



本船、お客様4名で、右舷に常連Oさん親子、左舷トモに1名居られたので、右舷ミヨシに私の席をセットしてくださっていましたが、バランス取って左舷ミヨシに移動しました。ムツ五目船もお客様4名、今日は割り当てが良さそうですねぇ。頑張ってください!マダイもいいのですが、そろそろイシダイ釣らなきゃ!H作丸の五目船ではけっこう上がっている模様。昨シーズンイマイチだったのに比べ、トップ2桁釣果もあって去年よりは良さ気な感じですが、只今ワラサが活性高いので青物の場所に行っちゃうと可能性薄いかな!?手前の根回りをネチネチ探ってると交ざるのでは?と妄想はしますけどねぇ。場所が当たれば今日の人数くらいなら型も全員回りそうな気も!?



港前で成り行き定刻7時を迎えていざ発進。もう数日経ったら、内房方向から顔出す朝陽が船から見えるようになりますね。進路がちょっと北寄りだなと思ったらアシカ島、笠島の上手を通過して10分強、浦賀水道1番緑ブイの南東面で減速。7時15分場所が決まって第1投。底まで下ろさないで35mで止めてビシダナ29mとの指示。北北東の風やや強く晴れ。海上ややドタバタ、風波より航路の大型船の曳波の方が激しいローリングをもたらしてけっこう怖い。大潮後の中潮で満潮が朝7時20分頃、干潮がお昼12時半頃の予報。水色はスケスケではないもののけっこうキレイ。



潮っ気ほとんど無く、最初の1投は餌も残ってきましたが、コマセが効いて第2投からは餌取の猛攻。アタリはプルプル出たり出なかったりですが、ハリスが馴染む頃にはもう餌無いかもという状況。年末でこの海かぁ、なんだか秋の海みたい。誘って餌動かさないと食わないからね〜っ!と船長。この時間、シャクリ入れる前に餌が無いか、シャクって餌盗りにやられるパターンなので、しばし入れ替え早めで我慢。針盗られもかなり多く正体はフグかな?開始1時間の8時15分、本日初のアタリ。引きでイナダだと判りましたが、取り込んだらデップリしてて旨そうなイナダ。コレは文句なしにキープ。後で量ったら50cmで1.5Kgもありました。



航路下、1番緑ブイから中央1番ブイの下手にかけて恐らくワラサ狙いの大船団が形成され、海上保安庁の巡視船が大型船が航路から出られないので場所空けてください!事故も発生しかねません!とひっきりなしにアナウンス。何度も何度も注意されているうちに、今度は船を名指しで〇〇丸の船長さん、もっと東寄りに移動してください!と実名出してのアナウンスになって、けっこう煩くてそのうち怒鳴られそう。コレって命令なのか協力要請なのか、大型船の方がよけて通過してるので、たぶん協力要請なんでしょうね。如何せん下の写真みたいな船の数ですもん。マジメな話、南行き航路の出口を完全に塞いでしまっている状態に間違い無し。



拡大して撮ってますが、この場所からですと、久里浜越しに富士山が見えます。この話はタブーなのかもしれませんが、富士山の手前は急ピッチで建て替え中の発電所。以前は3本煙突があって、洲崎沖からでも方角が確認できましたが、ニューバージョンはなんとなく煙突も遠慮気味!?10時50分、やや西寄りの場所に移動。40mまで下ろして、ビシダナ35mとの指示。自分はイナダ1本追加して、ワラサはやり取り中にクッションから切れちゃった。まぁ3号じゃ無理そうでしたが。周りの皆さんもイナダ、ワラサは行き渡ってる感じですかね。11時半、トモのお客さんにイナダとマダイの一荷。400g級の小振りですが船中初マダイかも!?



12時回ったところで回収指示。西寄りに進路を取って地元の場所に戻るのかな?12時15分、アシカ島の南、東電沖で減速すること、何度か旋回して位置取りが決まると12時20分再開。指示ダナ30mまで下ろして25m。入れ替えていると航路下よりは餌盗りがマシな状況。タイ食わないかな!干潮で潮っ気ナンモ無かったんですが、12時40分、シャクって止めた竿にトト〜ンとマダイのアタリが出たものの、タイミングが合わずにすっぽ抜け。あ〜っ!本日初のマダイのアタリを逃してしまった!すると次投で同じようにアタリが出て今度は乗った〜!でも大した引きも無く上がったのは600g前後のマダイでコレが初物。



潮っ気ほとんど無いんですが、時間的には上げっ端。魚は何かを感じているのだろうか。不思議とツボにハマって空回収を挟みながら投入の半分はタイがアタるという本日のゴールデンタイム。800g級交じりで3枚連荘。右舷でもタイが出た模様。ここで集中しなくていつ集中するんだよ!マダイなんてそもそも一日食いっ放しなんてあるはずも無く、潮の変わり目とかにアタリ集中したりがほとんどですからね。アタるのはコマセ振ってタナ切ってハリスが馴染んだ瞬間の数秒。ここでアタリが出なければ3、4mほど下ろして弛んだハリスが馴染んだ頃合いを見て、ゆっくりシャクっては止めで、食いダナ付近に仕掛けが入って止めた瞬間トト〜ン!のパターン。



餌動かさないと食わないと、朝、船長も言ってましたが、先週、アカムツ撃沈した日にマダイ船に乗船のT達人も言ってました。ただ置いといても釣れないって。シャクんないとアタリ出ないよって。それが最初から頭にあったので、イメージ通りの釣りができました。達人の助言のおかげです。しかし、ただ置いといても釣れないというのは分かるんですが、もう12月下旬、例年だとこの季節、水深50〜70mくらいに落ちるはずが、船長の指示ダナが+10mだとすると想定水深35mですからかなり浅いですよね。それもそのはず、左右トモのお客さんに40cm級のメジが釣れてましたので秋の海かよ!!って感じ。シャクリでまたアタリ出ましたが、コレモノが違うわ!



スゴイトルクで何度も糸出されながら、ようやくビシ取ってハリス手繰って、船長にタモ入れして頂いたのはナントワラサ。そんなに走らなかったのでサメかな?と思ったら違った。手で測って65cmくらい。あんま太っていなかったので3〜3.5Kgの間といったサイズ。クーラー入んないので右舷Oさんのお父さんに引き受けて頂きました。親子でワラサ4本ほど釣って居られたのにどうもスミマセン。コレ放流するのも申し訳ないので助かりました。次投で再びマダイがヒット。7、800g級中心の食べ頃サイズ。13時55分、ラスト10分コールとなり、最後のアタリは最初と同じくすっぽ抜け!マダイのアタリ7回出て5枚確保。裏本命イシダイは見られませんでしたが、小振りながら表本命のマダイが釣れたので満足満足!



【本日の釣果】
マダイ5枚(39cm/820g、39cm/810g、37cm/700g、36cm/590g、32cm/490g)、ワラサ1本(目測で約65cm、3Kg台前半くらい?)、イナダ2本(50cm/1.5kg、49cm/1.2Kg)、以上。

【船宿釣果情報】
久里浜沖35〜45m、水温=15.0℃、水色=澄み気味
0.4 〜 1.2 kg ・ 1 〜 5 枚
外道にワラサ・クロダイ・カワハギ・イナダ
竿頭 = 横浜市 ・ 小峰俊之氏

当分の間は、管理人さんで出船になります m(u_u)m今日は、ワラサもイナダもタイも全般的に喰いが渋かった感じですが、ポっツ〜ン・ポっツ〜ンとアタリが出て久々に0が消えました。オキアミコマセの規定の使用量は3kgです。 持ち込みでの使用はご遠慮願います。



イナダの刺し身。当日は太った方を即席塩イナダで賞味。確かに脂乗って旨いっすね〜。下手なワラサよりこっちの方がいいわ。ここんとこ食べたイナダでナンバーワン!



イナダのキムチ味ヅケ丼。翌朝です。ヅケは小さい方のイナダ使いましたが、こっちもけっこう脂乗っていて品物は良かったですよ。なにしろもう1本がデブだったので、影が薄くなりましたがぜんぜん悪くないです。市販のキムチの素を使いますが、足りなかったので本物のキムチを刻んで混ぜたら、やっぱこっちの方が旨いわ。本物があったら入れた方がいいですねぇ。味噌汁はイナダのあら出汁、濃厚で脂浮いてて旨いっす。



イナダの塩焼き。塩焼きにしたいと思えるほどのイナダがそうは釣れないものですが、今回のデブは満を持して塩焼きで賞味。一口食べて合格!脂乗ってて旨か〜っ!マジで下手なワラサより旨いっすよ。



イナダのマリネサラダ。塩〆したイナダの尾身の部分を使ってマリネ。ライムの汁が全体を引き締めて爽やかな香り。イナダの身も脂あるんですが、あっさりした食感に変わって旨いっすよ。



マダイ出汁の水炊き。なんとも名前の付けようがない一品。マダイはまだ下ろしてませんが、4枚分の頭だけで出汁を採ったので、ソレ使って野菜の水炊き。イナダの出汁も旨いですが、やっぱマダイは白身の代表選手だけあって上品。



イナダ出汁の蕎麦。翌朝です。イナダの出汁なんですが、頭も割って使っているのでかなり濃厚。蕎麦汁を一口吸っただけで味が違います。これに慣れちゃうと普通の蕎麦が物足りなく感じるから良いのやら悪いのやら。



マダイ出汁のうどん。かみさんはマダイ出汁でうどんにしてました。相性的には青物系の出汁は蕎麦、白身系の出汁はうどんってトコでしょう。味見してませんが、想像はつきますよね。



イナダの山椒煮。切れっ端のイナダの身を集めて山椒と一緒に煮漬けました。山椒は香りが少々キツイですが、臭みを完全に消してくれて美味しく仕上がっていました。居酒屋の突き出しでこんなのが出てきたらいいでしょうね。



マダイのヅケ茶漬け。昨夜はクリスマスイブで、この歳の夫婦二人でクリスマスもへったくりもありませんが、焼き鳥やらフライドチキンやら食べていたらお腹一杯になってしまって、マダイまで行くつかなかったのは誤算。よって朝ご飯から着手となって、これはこれでかなり贅沢。ヅケ丼でも良かったのですが、いい出汁が採れたので茶漬けにしました。お味はいつも通りで言うこと無し!



マダイの湯引き刺身。この季節のこの場所のマダイは間違いありません。歯応えもありつつ、脂が乗ってて、甘みが濃い。改めて最上級のお味ですね。



マダイのキッシュ。クリスマスっぽいと言えばぽいですね。具はマダイの切身600g級1枚分とタマネギの炒めたモノ。パイ生地で作った器に敷き詰めて、ホワイトソース、チーズでカバー、彩の香草トッピングしてオーブン焼き。



切り分けてコレで一人前ですが、重量感あるのでけっこう食べ応えありますよ。もちろんお味もグー。



イナダ出汁の蕎麦。今週2回目ですが、まだイナダの出汁が残ってたのでもう1回蕎麦。今回は玉子の代わりにミニ掻き揚げ。何度食べても美味しい。



マダイのカルパッチョ。我が家の定番、シンプル系の味付けでカルパッチョ。日曜の夜ですが身がスケスケの透明感。岩塩、粗挽きコショウをして約10分経ってから、ライムの絞り汁、オリーブオイル、ピンクペッパー、中心にディルの葉っぱでフィニッシュ。カルパッチョとは名前からして元々はイタリア料理なのでしょうか?マダイのカルパッチョとかメニューにありそうであんま見たことないですが、久里浜沖の脂乗った鯛で熟成の時期を見計らって食するというのはたぶん有り得ないのかな?と想像しますけどね。ホント釣ってくるってスゴイっすよね。



マダイのしゃぶしゃぶ。身は縦に割らずに渡りで薄切りにするのがキモ。しかも皮付きだと難易度さらに高。少し冷凍気味にして硬くしてから切ったほうが上手くできるそうです。あと包丁が切れないとね。30年以上使い続けたカセットコンロが急に故障して、代わりにホットプレートでやりました。カセットコンロは燻製作るのに必需品なので直りそうなければ新しいの買わなきゃですよ。つけ汁は好みでなんでもいいのですが、今回は塩ポンズ、ポンズ、小ネギ、赤柚子胡椒、大根おろし自分の定番。お味の方は説明不要でしょう。口に入れた瞬間溶けますよ。



マダイ出汁のうどん。先日、かみさんが食べてましたが、今回はしゃぶしゃぶの後の残り汁ですから、ただの出汁より濃厚になっていて、コレは旨いっすよ!



マダイの炙り刺身。しゃぶしゃぶで切れなかった尻尾に近い身は2枚あって、どうやって食べようか?身質がまったく劣化していなかったので、そのまま炙ってお刺身で頂きました。釣って6日目、まったく大丈夫って何だんでしょうかね?硬さも残っていながら脂もあって1週間とは思えない味わいでしたよ。やっぱ、血抜き〆って魚が持ちますねぇ、特に白身は。



マダイ出汁のポトフ風。マダイの出汁に野菜だけで煮込んだポトフ。肉類は入ってませんが、そうは思えないほどの味とコクがあってコレだけでけっこう旨いですよ。

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