K's Fishing Blog

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2019/10/27
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
10月27日(日)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

今年の10月は台風だの大雨だので天候が安定せず、各地に甚大な被害をもたらしていますが、海の状態も例年より明らかに遅れ気味で、イナダの猛攻が少し落ち着いたかと思ったら、今度はマルアジの猛攻でまともにハナダイ釣りをさせてもらえません。色々釣れるのはいいんですが、例年この時期、ハナダイの最盛期ですから、もう少しまともにハナダイと対峙したいところです。今季はまだ掛け損なってもやり直しが利くような日に1回も当たりません。



さて、今週もいつもの時間に単独到着すると本船はお客様7名で、右舷ミヨシに私、Oさん、Oさん、もう1名、左舷はTさん、Kさんともう1名。お隣サブちゃん船はマダイでお客様3名?、五郎ちゃん丸はムツのスポット出船でお客様6名かな?今日は全船出船となりました。昨日はハナダイ頭8枚で6枚が2名様かな?まずまずだったようですが、今日はどうかな?



7時少し前に離岸して、港前で定刻を迎えていざ発進。東電防波堤を面舵に回って下浦沖を目指します。航程20分弱で減速。先日まで定置網がすべて撤去されていたんですが、今日見ると前より北側に新たに設置されています。何度か旋回して位置取りが決まると第1投のアナウンス。水深34m前後で指示ダナ下から3〜10m。ほぼ無風で曇り、海上ベタ凪、水色は海面は澄んでますが下の方が曇っててよく見えません。大潮の初日で10時過ぎが干潮、その後、帰りまで上げ潮の予報。



先日までより船団が松輪寄りに移動しててあまり干渉する船が居ないので、今日は水色もいいし期待できそう?早くも2投目でアタリ察知しましたがイナダ、直後にお隣Oさんに船中初ハナダイ、3投目もイナダ、ハナダイアタんねぇよ〜!そうこうしてるうちにマルアジが回って来て猛攻状態。ここにハナダイのアタリが混ざるとキツイんだよね。ですが、今日は合間を縫ってカイワリが船中ポツポツ、これはウレシイ。ハナダイはまだチャンスありと思えば、カイワリの方が貴重だったりしてね。



殆どの皆さんがハナダイを上げられて、ボーズ少数派となった8時45分、ようやくまともにアタリ察知して初ハナダイをゲット。31cmのオスでした。ハナダイ釣りモードだと気配アリアリでアタリ続くんですが、前回同様アタリが単発。カイワリがけっこうアタるので底潮はいいはずなんですが、ハナダイのご機嫌はイマイチ。左舷胴の間のKさんが堅実に数を伸ばして居られます。比較すると右舷劣勢かな。潮止まりか9時20分頃から生体反応消えたんですが10時頃からまたアタリが戻ってきました。



お隣Oさんにヒット。この引きはハナダイか!?ドラグビュービューいってるので魚青そうですね。マルアジの猛攻が止まずに26尾まで数えてたんですが、その後、わかんなくなっちゃった。結果30尾いったのかな。帰りが重すぎるので最大の1尾だけキープして後は放流しちゃいました。今の時期、脂スゴイんですけどね。カイワリがとうにツ抜けして、おかず十分過ぎ。その後、カイワリ17尾まで伸びましたが、他はマルアジばっかで一向にハナダイが釣れない!



11時半、イサキの様子見に移動。指示ダナ上から12〜6、7m。1投目で型出ましたが、なんか先週と違う群れみたいで型が20cmそこそこ、でも旨そうな魚体。開始10分で8尾上がりましたが、その後がドツボって、やってもやってもスズメダイが3尾、2尾、パーフェクトで猛攻状態、イサキの気配がすっかり抜けちゃいました。居るには居るんでまだ水温20度以上あるし、ちょっとした潮加減とかで食いそうな気もしますが、1時間やって最初の8尾の後1尾も追加できず。



12時半、再びハナダイ場に戻ると周りの船は殆ど退散してて、昨日も帰りの30分で7、8枚出たそうなんですが、気配薄いなぁ。朝と同じパターンで最初イナダが回って、その後マルアジが回って、その後、ハナダイの気配が出始めて、周りではポツンポツン上がり始めたんですが、自分、掛かり損ないのみで針掛かりまで至らず。カイワリ5枚ほど追加して14時10分に終了。今日はカイワリ特異日か!?掛かんないアタリ多数、バラシ多数(針にタイノエだけ着いてたりも数回)でナント22枚もゲット!!



【本日の釣果】
ハナダイ1枚(31cm)、カイワリ22枚(28〜17cm、内16枚が20cm超)、マルアジ30尾前後(36〜27cm、持ち帰りは最大の1尾のみ)、イナダ5本(44〜42cm、最初の2本だけキープ、他はお裾分け)、イサキ8尾(23〜20cm)、その他、スズメダイ多数、サバフグ多数。堂々五目達成!個人的にハナダイは調子出ませんでしたが、カイワリがこんなに釣れたのはウレシイですね〜!もちろん新記録です。

【船宿釣果情報】
下浦沖15〜35m、水温=22℃、水色=澄み気味
ハ ナ ダ イ = 26 〜 37 cm ・ 1 〜 8 枚
ハナダイは2番手7枚で船中25枚、カイワリ・2〜22尾(船中87尾)、他にショゴ・イサキ・カワハギ・ウマヅラ・イナダ・アジ
竿 頭 = 東京都日野市 ・ K氏

下浦沖のハナちゃんから開始して、今日も直ぐにアタリが出てまずはイナダ、続いてサバフグでまたイナダ・・・そして本命ちゃんが顔を出してくれました。その後は、本命ちゃんがポッツリポッツリ・・・その内にアジが廻って来て騒がしくなって、本命ちゃんのアタリは遠のいて、今度はカイワリがポツポツと釣れ始めました。今日は、何でしょうねェ〜(?_?)・・・サイズは小〜良型と色々でしたが、カイワリが良く釣れました・・・!? 途中で小一時間ばかりイサキのポイントも行って見ましたが、状況は昨日と同じで喰いはイマイチでした。



カイワリの塩焼き。これだけあれば食べ放題。焼き物は早いうちがいいですね。料理人がカイワリ焼いてて先日のサンマと同じくらいジュージューいってたそうです。いつ食べても絶品ですわ。



イサキの刺身。適度に脂あってスゴイ食べ易くて、いくらでも入っちゃいますよ。もうそろそろ終わりかと思うと寂しいですね。冬は冬でお楽しみの魚もありますが。今年は海が遅れてるのでどうなるのかなぁ。



マルアジのヅケ丼。翌朝です。ヅケ丼用に1本持って帰ったので予定通りです。いや〜脂スゴイっす。コレだったら持って帰りますよね。ですが、我が家も夫婦2人だし、お裾分けするにも程度があるし、マルアジ自体が足の早いお魚なのもあって、消費する自信が無い分は止む無く放流していました。今一番脂乗ってる時期なんで、干物にするとか、日持ちする処理方法でできるだけ賞味したいトコではあります。



イサキの燻製(燻し上がり)。コレ先週のイサキなんですが、小振りの干物にして余ってたヤツ、燻製にしました。元が一口干物なので最初から味は着いてます。燻すと同時に火が入ればOK!



イサキの燻製(盛り付け)。保存は冷蔵庫でいいですが、食べるときは冷たいと美味しくないので、レンジやトースターで温めて頂くとふっくら、香りも立って美味しいです。レモン汁振っても合います。船長のお墨付き!!



カイワリの一口干物(漬け中)。贅沢にもカイワリの干物。20cm未満の小振り6枚を干すことに。いつもの立て塩(水:酒=9:1、塩7%)に38分。モノによって漬け時間で塩の入り具合を調整するんですが、これはもう勘しかないです。



カイワリの一口干物(干し中)。扇風機のみで部屋干し。当日は湿度が低かったのかな、4時間+ひっくり返して1時間でできちゃいました。



カイワリの一口干物(焼き上がり)。当日、味見に3枚だけ焼いてみました。塩分バッチリ、まだ味が若いので3日ほど寝かすと最高の食べ頃になるでしょう。



イナダの刺身。塩イナダにして1日寝かしてお刺身。丸ごと塩することで余計な水分が抜けて、もちもち食感で大変美味しいです。サイズはそうでもないですが、今年一番の脂の乗りでした。



カイワリの握り寿司。火曜日の朝です。カイワリがこんだけ釣れたら是非やってみたい一品。ということで、料理人自らの発案で握り寿司。も〜言うことありません。あえてノーコメント!!朝から美味しすぎてスミマセン。ちなみに汁もカイワリのあら出汁。



イナダのヅケ丼。かみさんはこっちを食べてました。塩イナダにしてからヅケてるので、身が締まっててこっちも旨そうですね。カイワリの握り食べたヤツが旨そうとか言うのもなんですが・・・。



ハナダイの湯引きと炙り。今回は湯引きと炙りのハーフ&ハーフ。お皿上段が湯引き、下段が炙りです。見ればわかるか!?時期が旬なだけに身質も良く、数日経っても身がへたらないのがスゴイ。いや〜上質な脂がいい感じの乗り具合で、どっちも甲乙つけ難い。甲乙つける必要も無いので両方旨い!でいいでしょ。



カイワリのちらし寿司。カイワリは身を20分塩〆、水洗い&拭き取り後、酢に潜らせて再び拭き取りという手順で浅めの〆カイワリ。酢飯との相性は抜群で、脂の乗ったカイワリの旨味を殺さない程度の絶妙な〆加減。さっぱりバクバク行けちゃいますよ。汁はハナダイの潮汁、コレも旨い!毎日朝からスミマセン。



カイワリの刺身。3日寝かせて大きい方から2枚半。脂すげぇ乗ってるんですが、身がしっかりコリコリ感が残っててこれぞカイワリの真骨頂。香りに薄っすらアジ感があって、昔から言ってますが例えるなら超高級アジってとこですかね。



カイワリのなめろう茶漬け。ご飯の上にカイワリのなめろうをたっぷり乗せて、塩のみで味付けしたカイワリの熱々出汁を注いで、そのまま掻き込む。うまか〜っ!毎日朝からスミマセン。前夜採ったカイワリの出汁は冷蔵庫でゼラチン状に固まっていましたよ。



カイワリのカルパッチョ。先日は普通のお刺身で頂いたので、今晩はカルパッチョ。塩、コショウ、ライム、オリーブオイルだけのシンプルな味付けで魚の旨味を堪能。



カイワリのなめろう。昨日の朝、カイワリのなめろう茶漬け食べたんですが、かみさんは他の物食べてたんで、改めてなめろうが食べたいとのことでもう一回作ってました。味見させてもらいましたが、不味いワケがないですよね。



イサキのソテー。超シンプルに洋風にソテー。コレが好きでねぇ、ホント旨いんですよ。



イサキのパエリア。金曜の朝です。サフラン使ってるのでパエリアと書きましたが、要はイサキの洋風炊き込みご飯。サフランの香り+アサリも入ってて薄味なんですけどいい味出てます。



カイワリの一口干物(熟成後)。干してから4日目になります。焼き上がりの色も若干飴色が増し、風味も良い意味での臭みが増して、干物ならではの味わいが深まってきました。当日も美味しいと言えば美味しいんですがまだ味が馴染んでおらずに若い印象、数日熟成させるとコクと旨味が増して更に美味しさアップ。ピークを越えると劣化してしまいますので、長期保存したい場合は美味しくなった時点での冷凍がオススメ。まだありますので、数日小出しに楽しみましょうか。



カイワリの酒蒸し。カイワリの身を酒と塩を溶いたモノに潜らせて野菜やキノコを敷いた上に盛り付けて蒸し器で約20分。塩ポン酢がよく合います。腹身なんて口に入れた瞬間ホロホロと溶けてしまって、舌の上に脂と旨味が広がって余韻がまた上品この上無い。イシモチなどで味噌やゴマ油使った中華風酒蒸しをやりますが、カイワリだったらなるべく手を加えずに持ち味を生かすにはどうやって調理すると個性を生かせるのか?沢山釣れたなりの贅沢な悩みも今夜でようやく終了かな。しかし、今週はかなりの贅沢週間でしたよ。もう1回、ツ抜けでもしないかな。コレだったら手を変え品を変えやればいくら食べても飽きないモンね。



イサキパエリアのオムライス。土曜の朝です。先日、イサキのパエリア沢山作ったので、今朝はそれを使ったオムライス。玉子の内側にチーズが仕込んであってコレがヤバイ。そろそろイサキ釣りは終わりかな?今年はカイワリが前代未聞の当たり年で、今だハナダイ場に相当数入っているようなので、潮次第ではハナダイ釣りながらけっこう期待できそうな気もしますが・・・。今日仕掛け作りまくって明日出撃予定です。

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