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2018/06/17
ムツ五目 久里浜港 五郎丸
6月17日(日)、定宿、久里浜港の五郎丸から、ムツ五目に出撃してきました。

先週は待望のハナダイツ抜けを達成したので一安心、今週は潮周り大きいので久々ムツ五目に参戦。この釣りも回数やらないといい日に当たらないので、定期的にやってるうちに型くらい見れるかな?そんな乗りが合ってると思います。気合入れ過ぎて仕掛けに殺気が伝わると自分だけ避けられてる?とかもあるしね、気張らず緩〜く入るのが基本的にはいいのかもしれません。とはいっても、ここ2回型見られてないんで、たまには顔くらい拝ませてもらいたいとこです。



いつもの時間に到着すると我がムツ船は片舷4名の8名様で、私は空いてる左舷2番に入れて頂きました。反対右舷2番はよくお会いする地元のTさん、大ドモは右舷が達人Oさん、左舷は指定席のS名人とスゴいメンバー。両隣のお客さんも初めてじゃないんですがお名前思い出せずごめんなさい。お隣、W五目船は6、7名のお客様かな?潮速いかもしないので人数的にはこれくらいがやり易そうですね。



サブちゃん船長気が早いから7時前に離岸して港前で定刻7時15分までプカプカと暇つぶし。定刻を迎えるとエンジンの回転数を上げて本命場所の久里浜真沖を目指します。出船前の情報によると、ここんとこ底潮が冷えちゃってクロムツが食わないそうで、アカムツもこの時期本来180m立ちで食わなきゃダメだそうなんですが、深みの200m超まで下ろさないと顔出さないそうです。なので外道のアタリも少ないとのこと。水深180m前後で大型が食い出すと好機到来なんですが、底の水温がもうちょっとみたいですね。



航程8分でスローダウン、早々に位置取りが決まって、はい!やっていいですよ〜!北東の弱風で曇り、この季節にしてはけっこう寒いです。朝、出掛けに一回短パン履いたんですが、おじけづいて長ズボンに履き替えて正解だったかも。大潮後の中潮2日目で朝から下げて、13時半頃干潮の予報なので、最後上げ潮には間に合わないと思います。水深160〜180m、船はスパンカ上げて北東に立ててるので下げ潮のトモ流し、基本、徐々に深くなりますが、急に3、4m下がったりもあるので、基本手持ちでマメなタナ取りが必要。



開始1時間、3回流して私、生体反応ナッシング。船中、特に何も出なかったと思われます。一応本命場所やってみたけど、やっぱダメっぽいので、すこし南に走って深場に入れることに。8時30分、水深200mちょいから徐々に深くなる流し。流しの終盤で右舷ミヨシのお客さんに船中初モノが上がりました。30cm弱でしょうか。2流し目、ブッ込み早々、右舷トモからOさん、Hさん2名様がダブルヒット、ウヒョ〜!



次の瞬間、お隣左舷ミヨシ、私飛ばして(?)お隣の左舷トモ2番のお客さんが連続でバタバタっと出ましたねぇ。型は30cm前後で揃ってます。左舷ミヨシのお客さんが2本目を当てて右舷とマツってる間に来たよ〜!!10時ジャスト、ゴクン!と食い上げるアタリに巻き込み入れて乗った〜!ガッツリヒット。水深225m。間違い無さそうなんで大事に巻きますがじれったい。やっとこさ仕掛け手繰るとオレンジっぽい魚影、ミヨシのお客さんにタモ入れして頂いたのは32cmのアカムツ。あ〜久々!!一番上の針食ってたのでかなり魚浮いてますね。



下げ潮速くて、最初、上っ側だけだったのが、だんだん中層までぶっ飛びだして、仕掛け投入時はこんな感じです。真ん中、水面下に薄っすら写っているのがお隣さんの道糸です。ですが、このぶっ飛んでいる時の方が底も多少動いてるみたいで、アカムツの活性は高いようです。いい人で4本、5本出たのかなぁ?私はすっかり玉網係りに徹してしまい、自分の竿は1回食い上げで本命ぽいけど掛かんないアタリがあったのみ。10時半を回ると、ようやく雲が晴れて急に暑くなってきました。



その後も210〜235mくらいを流して船中ポツポツとアタリ出ますねぇ。左舷大ドモのS名人も今日は周りに先を越されて業を煮やして居られましたが11時15分、ようやく初物が上がると連続して一回り大きめをもゲット。流石の連荘。自分、その後アタリ出ません。今日はアレ使ってる人が圧倒的にアタリ多いです。アレって要はアレのことね。気にならないときは気にならないんですが、今日は完全にアレ効果でアタリの数3、4倍差が出ますね。歴然と違いが出ます。



終盤、更に下浦沖に移動して220m前後を探りますが、左舷トモ2番のお客さんが1、2本追加された程度で、さっきは潮ケツのミヨシ側でもアタリでていたんですが、オモテっ側はすっかり小康状態。最後、あれだけぶっ飛んでいた下げ潮も止まって、潮っ気なんも無くなると魚のアタリも無し。時間無いからと言って最後急いでもう1回入れ替えてくださいましたが、アタリ捉えられず14時15分タイムアップ。全体では右舷が前から4、0、7、2、左舷が前から3、1、4、2で残念ながらゼロの方も出てしまい、私も辛うじてブービー賞。釣り座関係なくアタリ出ていたのでかなりいい日だったんでしょうけど、自分的にはう〜ん、型だけ見たけどどーもスッキリせんのう。



【本日の釣果】
アカムツ1尾(32cm)、シロムツ2尾(22、25cm)、ドンコ1尾(35cm)、赤が入ってるだけマシですが、絵面が寂しいっすね〜!!帰り達人Oさんに駅まで送って頂きましてありがとうございました!!お陰でバスより2本早い電車に乗れました!

【船宿釣果情報】
久里浜沖160〜220m、水温=21.0℃、水色=薄濁り
アカムツ = 24 〜 37 cm ・ 0 〜 7 尾
2番手4尾がお二人で船中24尾、他にシロムツ等
乗合いで出船開始、ムツ五目は7:15出船です
竿頭 = 横浜市 中区 ・ H氏
0の方も出てしまいましたが、全体的に喰い好調だった模様です。



シロムツの炙り刺身。当日2尾炙りました。前回も旨かったけど、今回はサイコーですね。シロムツってこんなに甘くて脂乗ってる時期があるんですね。



ドンコのなめろう、キモ添え。ドンコは玉ねぎと味噌少量で叩いてます。付け合わせのキモはドンコ、アカムツ、シロムツの混合です。それもまた贅沢でしょ。



こんな感じでキモと一緒に口に運べば至福の一時。いや〜唸りますよ。



出汁採り−1。一旦、沸騰させてから最初のお湯は捨てちゃって、あらの汚れを流水で掃除します。その後、改めて本番用の水を注いでいるとこです。



出汁採り−2。昆布を1、2枚入れて沸騰したら昆布を除いて弱火に換えて10分程度煮込みます。まだ煮立ってませんがもう脂浮いてるでしょ。



ムツ出汁の醤油ラーメン。月曜の朝です。醤油ラーメンの素ですが、水の代わりに上のあら出汁を使ってます。何の魚かまったく判りませんがコクとまろやかさがワングレードアップしますよ。



柵のまま炙ると後で切り難いので、刺身状に切ってから元に戻すように皮目を上に揃えて炙るのが定石なんですが、今回は料理人自信満々で柵のまま炙って大丈夫だって。よく意味判んないんですが、言われる通り柵のまま炙ったら、スゲェ脂。皮の上に脂溜まってる!



アカムツの炙り刺身。水曜日の夜です。釣果1匹だけなんで、食べ方コレしか思い浮かびません。お味の方は下手な説明は不要でしょう。これだもん3匹くらい釣れれば最高ですねぇ!



純米大吟醸「紀土」。秘蔵のお酒がついに解禁。「紀土」と書いて「Kid」、「紀州の風土」が由来だそうです。純米大吟醸というと米ジュースみたいなイメージがありますが、けっこう米の香りが残っていて、飲み口しっかり系で美味しく戴きました。やっぱいい魚にはいい酒が合う!



ムツ出汁のうどん。金曜の朝です。アカムツのあら出汁でうどん、いろんなお魚の出汁でうどんやりますが、味の濃さはピカイチ。浮いてる脂の量がスゴイもんね。

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