K's Fishing Blog

      >>> 最近の5件
      2024/04/11   ムツ五目 久里浜港 五郎丸
      2024/03/27   マダイ 久里浜港 五郎丸
      2024/03/19   マダイ 久里浜港 五郎丸
2019/12/15
マダイ 久里浜港 五郎丸
12月15日(日)、定宿、久里浜港の五郎丸からマダイに出撃してきました。

今年は久里浜沖のマダイが調子上がらず、船長曰く、魚の数が昨年の1/10とのこと。毎日のように操船している船長の感触なので本当にそういうことなんでしょう。そういうワケで釣果も伸びずに良い日でトップが3〜5枚程度で人数乗ると必ずボーズが出てしまうような状況。やりたいけど何時やろうかと様子見ていたんですが、釣友と話が合って今週出撃することになりました。



いつもの時間に到着すると何故か今日はどこもお客様少な目。本船は5名様で、右舷ミヨシに私、トモに達人Tさんの2名、左舷ミヨシに常連Mさん、胴の間に釣友、トモに常連Hさんの3名。別船ハナダイ船はナントお客様居られず今日はお休み。土曜日は3名で12〜21枚と好調だったのにどうしたんでしょうねぇ。昨日ハナダイが好調というのも底の水が良くなったそうで、マダイ場も良い水が差してくれていることを期待したいです。



7時前に離岸して港前でしばらく待機、定刻7時を迎えるといざ発進。今日は手前からやるそうで、東電防波堤を面舵に回ってやや南下。航程10分弱で減速すると魚探睨みながら何度か旋回して位置取りが決まり、はい、やっていいですよ〜!で開始のアナウンス。北北東の風けっこう強く晴れ。海上、それなりに風波がありますが釣りに支障無し。水色は澄んでていい水じゃないですか!?この水だったらハナダイやっても食うでしょう。



中潮の2日目で満潮が7時半頃、干潮が13時前頃の予報。水深48m前後で上げ残りの潮が行ってて、ミヨシ潮先。指示ダナは底から10m。ハリス8mなんで+2mで10mで始めると餌取りが激しいので+3の11mくらいで様子見ながら何度か入れ替え。開始20分、トモのT達人に中型のマダイで船中初物、左舷の釣友にイナダ、左舷ミヨシMさんに小振りですがまたしても本命マダイ。ちょっと置いてけぼり食った感じだったんですが・・・。



少し間が空いて8時頃、トモのT達人にイシダイ。そのすぐ後、私に初アタリで竿がキレイに入りました。アワセを入れて巻き上げるとなかなかの手応えでこれが800gちょいのイシダイ。やったぜ〜!赤いのと白黒の1枚づつ型見るのが目標だったので、片目が明きました。その後、単発で500gのイシダイを1枚。タナはハリス+3〜5mとかなり高め。9時過ぎ、私に3枚目でこれが本日自己最大の850g、周りの皆さんもバタバタアタリが出て一瞬イシダイ祭り。最大でキロちょっとまでかな。私も上げてれば最大だったイシダイかなり巻いたトコで針ハズレ。



早くも今季初の白黒3枚釣ってかなり満足。あとは赤いヤツ食わせなきゃ!写真のは、新調のグラスソリッド総糸巻竿、デビュー戦はまずまずのスタート。マダイがなかなか食ってこないのでイシダイ狙いのシャクリ上げ&待ちの誘い。15m(ハリス分+7m)まで上がったので、そろそろ回収しようかと思った瞬間、トトン!と穂先が持って行かれ、満を持してしっかりアワセをくれるとなかなかの引き込み。上で食ったし、やたら引くので途中イナダかも?と少しぞんざいなやり取りをしてしまいましたが、コレがナント!キロ近いマダイ。これで両目が明いて目標は達成!



この時期のマダイは本当に色が綺麗です。アイシャドウもバッチリ。まさかこんな上ダナで食うとは思わず。イシダイ狙いがこんな結果になるとは思いもよりませんでしたが結果オーライ。しばらく間が空いて、置き竿にしたまま、身辺整理していたら竿先がトトン!これが小振りですが28.5cmのマダイ。最近、これくらいのが多いらしいです。本来最盛期なのに不調を象徴しているのかもしれませんね。10時過ぎて上っ側が下げてきたと思ったら、次第に下げ潮ぶっ飛びになってしまい、タナの調整もナニも通用せずアタリなんも出せず。



依然、北風強く寒いですが、陽が出ているのが救い。こうなっちゃうと打つ手なしで上げ潮待ちなんですが、タイドグラフで底りが12時40分でしょ、北風強いので上げ潮入って来るの遅れそうな気配、帰りまでにもう1回時合いが欲しいところ。辛抱の時間が続きますが、フグの活性が上がって来てしまい、回収すると針が2本とも無くなってたりで下手に忙しい。2本取られてたら仕掛け全交換しちゃいますが、1本だと結び直して、ナント針1袋全部使い果たしました。船中たまに上がるフグが30cm超の良型サバフグ。こりゃ堪らん!



11時40分〜12時40分まで下手の42m〜36mくらいを探索しましたがアタリ出ず、再び朝の場所に。ここもこの時間ダメでいよいよ北上して真沖は笠島の黄色ブイの右下手、水深48〜53m。13時半、ここで一発手持ちにアタリが出て同じく28.5cmを1枚追加、これで3枚目。これも+3m。ですがアタリは続いてくれません。船中、ポツポツと釣友が良型アマダイ2本、メジナ、イナダなど上がってましたが、上げ潮に入ってからはフグの活性が猛攻化し、仕掛け修理・交換に追われてしまい、14時20分までやってくださいましたが、追加ならずに納竿。



【本日の釣果】
マダイ3枚(40cm/980g、28.5cm×2)、イシダイ3枚(36cm/850g、34cm/810g、29cm/500g)、以上。今年は調子上がらず、久しぶりなので1枚づつ型見るのがとりあえず目標だったので、この結果にはかなり満足です。上げてれば1番だったイシダイ、ハズレたのがちょっと悔しいですが、贅沢言っちゃいかんですね。

【船宿釣果情報】
久里浜沖48m前後、水温=16.0℃、水色=薄濁り
0.4 〜 1.0 kg ・ 0 〜 4 枚
0はお一人、外道にイシダイ・ワラサ・イナダ
竿頭 = 横浜市 ・ T氏
マ ダ イ = 0〜4枚、0はお一人で船中11枚、外道にイシダイ・1〜3枚、ワラサ・イナダ



マダイの兜煮。当日です。キロ弱のマダイの頭、マダイ、イシダイの肝も一緒に煮付け。脂乗っててサイコー!肝も新鮮で臭みも皆無で美味しかった。



マダイの湯引き刺身。小振りの1枚使って湯引き。端切れひとつ摘まんだだけで、ウワ!コレがマダイでしょ。申し訳ないけどこの時点でハナダイの上行っちゃってますから。流石魚の大様。エッジの立ちもよく、小振りなので皮目も口に当たらず、脂、甘み、旨味が堪能できます。



マダイの刺身。もう1枚の小さい方、普通だと湯引きやったら、次は炙りとなるところ、あえて何もせず、皮付きのお刺身。魚が小振りならでは皮が薄く噛めますので、お魚そのものの味が堪能できます。湯引きも旨いですけど皮岸の脂と旨味がダイレクトに味わえてサイコーっすねぇ。



タイ出汁のキムチ豆腐。マダイのあら出汁をベースに湯豆腐。味付けはキムチ入れただけですって。キムチの甘みと出汁の甘みが相まって非常に上品な仕上がりとなっています。



マダイ出汁のリゾット。火曜の朝です。マダイのあらとイシダイの頭で採ったトロトロ出汁でリゾット。味付けは塩・コショウと粉チーズ。具はマッシュルームだけ。シンプルなんですが、チーズのコクと出汁の旨味がよく合ってて、朝からご馳走様でした。



マダイの皮ポン。大きい方のマダイ、お刺身は皮を剥いたので、皮は湯掻いて皮ポンで賞味。脂スゴくて甘みがあります。変な臭みなど一切無くマダイ皮岸の旨味が凝縮。



マダイの刺身。大きい方の3/4くらい。脂スゴイ!脂の乗りは先日のクロダイといい勝負。3日寝かせて脂も回って甘みも出て最高に旨いっす。似てるとは言っても最後、鼻に抜ける香りがクロダイじゃなくてマダイなんだよな、流石ですわ。



鯛飯。木曜の朝です。残り1/4の身とあら出汁で鯛飯。味噌汁もタイのあら出汁で、朝からまいう〜!ご馳走様でした。まだ残ってるそうなので焼きおにぎりとかできるかな?さ〜て、次はそろそろイシダイに着手ですね。



イシダイの刺身。4日寝かせてまずは一番小さいのから着手。500gの魚でこの量採れますからね、イシダイはかなり歩止まりのいい魚。しっかし、料理人が下ろしている時点で脂スゴイって言ってましたが、マジでスゴイ脂。ですが、身が適度に硬くて、久しぶりのイシダイの実力に舌鼓。



イシダイの皮ポン。先日、マダイの皮でもやりましたが、イシダイの皮はコリコリした歯応え。皮岸の旨味を感じるには湯掻くのが一番かな。焼き皮ポンも旨いので、後日やりますかね。



鯛飯の焼きおにぎり茶漬け。金曜の朝です。先日の鯛飯を焼きおにぎりにして、マダイの出汁は無くなってしまったので、昨夜のイシダイのあら出汁で茶漬け。おにぎり壊しながら出汁と一緒にすする、もう堪りませんわ。朝から飲みの締めみたいなメニューでご馳走様でした。



イシダイの刺身。2日連続でお刺身。コレは真ん中サイズの半身。しっかし5日寝かせて超食べ頃。脂は当然ながら歯応えがしっかり、イシダイスゴイわ。イシダイって刺身で飽きないのでカルパッチョにしたり変化球無用、毎日山葵醤油でも食えるのはやっぱ実力なのかな。



イシダイの焼き皮ポン。先日言った通り焼きで皮ポンにしてみました。久しぶりなのもありますが、焼くのもいいねぇ。「皮岸の旨味を感じるには湯掻くのが一番」とか言いましたけど、焼くのも脂が出てかなり旨い、結局モノが良いのでどっちにしても旨いのよ!!



イシダイの酒蒸し。半身は酒蒸しで賞味。切り身を酒に潜らせてから蒸すのだそうです。普通に鍋同様、塩ポン酢、ポン酢、小ねぎ、赤柚子胡椒の自分の定番鍋味付けで美味しいです。コレ一切れ残しておいて朝にうどんとかやってもよさそう。とか言いながら、今週は明日、土曜に出撃予定。日曜が後半雨予報なのもあり、本業のWシャクリでおかず確保頑張ってきます!



イシダイの刺身。土曜の夜です。今日は釣りに行きましたが、先週のイシダイ最後の1枚を賞味。3日連続でイシダイの刺身。コレは一番大きかったヤツの半身の2/3くらい。しっかし、今回は3枚釣れましたが、脂の乗りほぼ個体差無く満点。小さい順に食べたので、1日づつ後にズレるワケですが、コレがバッチリ食べ頃。これでもまだ2、3日は余裕を感じる実力。お腹側がまだゴリゴリいってますから。



イシダイの皮焼き。刺し身で引いた皮を焼いて塩振っただけ。皮岸の脂がスゴくて、自分で唐揚げ状態になってます。やっぱイシダイの皮旨いね〜。これだけで1杯イケちゃいます。



イシダイ鍋。大ドリはイシダイ鍋。細かいシマシマ君を数使ってもできますし、このサイズを使ってもほぼお味は一緒。身の食べ応えはサイズ大きい方がいいに決まってますが、とりわけ鍋にしたイシダイは実力の神髄を発揮します。取り分けた鉢が少し温度下がってくるともう汁がトロトロになってくる。若干独自の風味があるイシダイですが、鍋にするとソレがまったく無くなるのも特徴でしょうか。幸せを感じる鍋、ベスト1、2、3を争いますね。締めは明日かな!?



鯛飯の焼きおにぎり茶漬け。日曜の昼です。今回2回目になっちゃいましたね。冷蔵庫に小振りの鯛飯おにぎりがまだ3個残ってたので、これを焼きおにぎりにして、昨晩のイシダイ鍋の汁だけだと濃過ぎるので、イシダイの二番出汁で割った汁をぶっ掛けて一食出来上がり。飯良し汁良しでコレ混ぜて食べたら旨いに決まってますよね。



イシダイ鍋の雑炊。日曜の昼、かみさんは鍋の汁で雑炊にしてました。こう撮っちゃうと見た目イマイチですが、味は間違い無し。鍋の汁は冷蔵庫で固体化しててブルンブルン、夫婦で昼からコラーゲンたっぷり、ヘタにサプリメント飲むより良かったりしてね。さて、夜は昨日釣ってきた魚を食べましょ。



イシダイ鍋の味噌汁。日曜の夜です。まだ身が残ってたような気がしたんですよ。そしたら味噌仕立てで残りの鍋が再構築?されて出てきました。これでホントに最後と思います。あぁまた食べたい!ハナダイ場はまだ寒クロちゃんが釣れるのでやるみたいですが、手前のアジ場にはまだ魚がお留守のようです。アジが出てきてくれないとイシダイも一日中狙うほどでもないし、アジと場所も被ってたりするので、1月からどうするのかなぁ?年末〜年始はちょっと苦戦しそうな感じかな。久しぶりに美味しいアジが食べたいけど、湾奥行くと拷問のように釣れ過ぎるし!?

- Topics Board -