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2019/02/02
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
2月2日(土)、定宿、久里浜港の五郎丸から、ウィリー五目に出撃してきました。

しっかし1月は雨が少なかったですねぇ。記憶によると12日、マダイ船に乗ったときパラパラ降ったのと、最終日31日の朝と夕方にバラバラっと降っただけ。例年の1/100の降水量だとか。空気もカラッカラでインフルエンザが大流行。そうこう言ってるうちに花粉も飛び始めそうでイヤな季節です。12月中旬から湾口部の海水が真っ青なのも黒潮の分流が差したのをきっかけに、雨が降らないこともひとつ要因になってるような気がします。さて、今週はいつものW五目でおかず狙いなんですが、アジが食わないのでどうなっちゃうのか読めず出たとこ勝負。2月からメバルが解禁なんですが、この水じゃ型出すだけで精いっぱいってとこでしょうか?



釣友と2人でいつもの時間に到着すると、W五目は3名でほとんど指定席。左右ミヨシに我々2人、右舷トモに常連Oさん。お隣マダイ船も3名かな?今年入って毎回お会いする常連Hさん、今日はマダイ船だそうです。頑張ってください!最近、深場狙いでメダイも交ざって、人数少ないんでいい日に当たるといい思いできそうな気がします。マダイは数こそ出ませんが一時よりは復調気味なのかな。W五目もアジがどっか行っちゃったおかげで、ヒラメやワラサなどのフィッシュイーターもベイトが湧かないからシャクっても望み薄だし。ヒラメ食いたいよ〜!



7時に出船。いつも通り東電防波堤を面舵に回って、航程約8分でスローダウン。何度か旋回して位置取りが決まると7時15分、第1投。ここは深い方の水深47m前後。イシダイを頭に置いてシャクリますが、アタリなんも出ねぇ。あるのはフグの気配だけ。大潮前の中潮最終日で干潮が9時40分頃なので、朝イチ下げ潮でその後、帰りまで上げ潮の予報。北の微風で海上ベタ凪。水は相変わらずの澄み潮。船を下げ潮に立ててトモ方向に流れてます。



50分程粘りましたが、まともなアタリゼロ。トモのOさんがシマシマ2枚上げてましたがミヨシの2人はダメダメっす。8時過ぎ、東電前の24mに移動。ここも生体反応ほぼナッシング。前は良型アジがドカンドカン食いましたがここ最近は完全にお留守。アジが居ないのでヒラメやワラサも居るのか居ないのかウィリーに反応しません。出るとしたらメバルかメジナかな?20分程で見切りをつけて朝イチの少し上手のポイント、水深34、5m。ここもなんもアタんねぇ。朝食わないのは前回と同じパターン、こりゃ上げ潮待ちかな?風が弱いのはいいんですが、北になったり南になったりで船の向きも安定しません。



9時、メバルの場所行ってみようってことで北上することアシカ島と笠島のブイの間で旋回。ちなみにこのラインより上はイワシのミンチ以外のコマセは禁止エリア。ブイのやや下手で場所が決まって再開。水深26m中心に23〜29mと凹凸が激しく、低めのタナはベラの猛攻&たまにウミタナゴ。何投かしてると釣友に本命メバル。9時30分、私にも本日初のまともなアタリで24cmの金メバル。ちょっと魚っ気出始めて、釣友に25、6cmのイシダイ。少し経って私にもいいアタリ出て32cmのイシダイ。30cm超えると引きがひと味違います。メバル用にハリス1.7号に落としてましたが、このサイズまでは難無く獲れます。



その後、良型カワハギを追加して少しおかずになってきました。同じ場所でアタリが続かないので周囲をマメに何度か入れ替えて、少し落ちた水深34mではアタリ出ず。次、水深22mから17mに上がったとこ、底から7mなので海面から10mの浅ダナで再びメバルのアタリ。同じタナで23.5cmと19cmの小振りですが2尾拾えました。この感じだと一日粘ってもツ抜けするかどうかってとこかな?居るには居るけど狙うほど数は多くない感じ。想像はしてましたが、この調子だと解禁もへったくりも無いです。水が濁れば様子がまた変わってくると思うんですが。



11時前、東に大きく移動して航路のど真ん中、入れてみると水深54〜56mくらい。ここは前回ウマヅラの大群に当たったんですが、今日も早々に気配濃厚。前回ほどじゃないですが居ますねぇ。上げ潮がまともに流れて2回できるかできないか。何回目かのアタリでやっと掛けたんですが、針飲まれて糸切れて残念!!その後、シャクリでガツン!これは上手いこと唇貫通。タモ取りしたのは中型のメスで極上品。潮受けして底近くではかなり引きが強い。トモのOさんが潮先好調で3枚目かな?



少し移動して水深47m前後で再開すると、釣友にようやくウマヅラがヒットして、これで全員ウマゲット。私は気配だけ。お昼近く、久里浜沖の93mの深場に入れてみましたが生体反応無し。アジが釣れてる船もあったんですが、こっちまで回って来ず。諦めて13時頃に朝イチの47mに戻ると、朝とは模様が違ってて1投目からシマシマ君。魚っ気けっこうあるんですが半分はフグなんで掛かんなかったり針取られたりでイライラ。良さ気なイシダイのアタリも1回あったんですが、針掛かりせず。終盤、シマシマのアタリが左舷に偏って右舷はフグばっか。13時55分、ラスト10分コールが出て、最後まで粘ってみましたが、ここではフグが邪魔過ぎ!シマシマ2枚の追加のみでギブアップとなりました。



【本日の釣果】
イシダイ3枚(32cm/630g、23cm、20cm)、ウマヅラ1枚(35cm/740g)、カワハギ1枚(27cm)、メバル3尾(24cm、23.5cm、19cm)、その他、ショウサイフグ、コモンフグは釣友に贈呈、ベラ、ウミタナゴ、ネンブツダイ、キタマクラなどは放流、以上。

【船宿釣果情報】
久里浜沖25〜95m、水温=15.0℃、水色=澄み
18 〜 39 cm ・ 8 〜 17 尾
イシダイ・メバル・カワハギ・カサゴ・ウマヅラ・ショウサイフグ・シマシマちゃん
竿 頭 = 東京都台東区 ・ I氏
喰い渋くて、時計の針が9:00を廻る頃には4ヶ所目に移動していました。今日は、7回ほど移動しました (;_;)・・・厳しいですねェ〜!イシダイは30cm前後、メバルは18〜22cm、カワハギは24〜29cm、ウマヅラは27〜39cm・・・どれもポッツ〜ン・ポッツ〜ン・・・と単発でした。アジが廻って来てくれずに、一日を通して四苦八苦でした。



カワハギのキモ添え薄造り。当日食べるモンないじゃん!てことで、カワハギ行っちゃいました。ウマズラの方がデカいんで後回し。当日なんで味は淡白ですが歯応えあってコリコリ、キモの鮮度も良く美味しく戴きました。



イシダイのキモポン。イシダイのキモが美味しんです。生でぜんぜん大丈夫。山葵醤油でもいいですが、今回は小ネギとポン酢で。コリコリしてて甘い。



カワハギの兜煮。ウマヅラの頭も一緒に煮たんですが、今週もケチケチ作戦で、まずはカワハギの頭だけ。まずまずの良型だったのでけっこう身が入ってました。煮物は案外鮮度に敏感なので早い方が旨いです。



ハマグリご飯とメカブの味噌汁。翌朝です。番外編になりますが、お土産物の焼津「はまぐりふっくら煮」を1パックそのまま使って炊き込みご飯。味付けはパックの中身汁ごと全部と塩と酒のみでご飯2合。味噌汁は船宿さんからお土産に戴いたメカブで味噌汁。ヅケ丼ネタが無いので朝飯は頂き物三昧でした。



メカブポン酢。刻んだメカブをポン酢と海苔でシンプルに戴きました。これを食べると季節を感じます。



メバルの刺身。夜は私一人だったので、一番大きかったメバル1尾使って刺身。翌日なのでまだコリコリしてて、甘みも少し出てきて美味しかったです。これも春の味覚ですね。



メカブポン酢。船宿さんから頂戴したメカブ、毎晩食べてますが美味しいです。今日は明太子乗せてみました。



イシダイの酒蒸し。前回、まずまずサイズでやってバカウマだったので、シマシマちゃんでもウマいんじゃね?ってことで、シマシマちゃん2枚使ってやってみました。今回は昆布の上に舞茸と長ネギ敷いて、上にシマシマの切り身。蒸し器で約20分。純和風に日本酒のみです。蒸し上がってから三つ葉をトッピング。今日は娘が留守でこれでかみさんと二人前。



吉乃川 純米吟醸 原酒生詰」。魚がいいので開けてしまいました。新潟長岡のお酒で、米は蔵元が自ら栽培した五百万石。スイスイ吸い込まれてしまってヤバイっす。



こんな感じに取り分けて、自分の定番、ポン酢、白ポン酢、小ネギ、赤柚子胡椒で賞味。思った通りシマシマ君でもぜんぜん美味しいじゃん。旨い魚に旨い酒、釣り師にとって至福の一時。かみさんと食べながら、なんだろね、コレすごいねって。鍋も旨いですけど酒蒸しはイシダイの実力を最大限に引き出します。



ウマヅラの兜煮。初日にカワハギの頭と一緒に煮たんですが、両方じゃ多いのでウマは今日登場。魚が新しいうちに煮ちゃって、あとは自分のゼラチン質で冷蔵庫で固体化してると数日は味が落ちません。日が経ってから煮るよりこっちの方が味も染みて旨いです。



メバルとウマヅラの刺し盛り。上がメバル、下がウマヅラ。3日寝かせたんで両者ともに甘みと脂がでてかなり旨いです。ウマヅラはお腹側の身でまだ透明感が残ってます。



フライ盛り合わせ。お皿手前がウマヅラ。ウマだけだと量が物足りないので、奥は牡蠣とはんぺんのフライ。しかしウマヅラのフライ絶品ですね。



メカブとジャコのサラダ。1回メカブ蕎麦やったんですが写真撮りませんでした。これが茎の一番硬い部分をフードプロセッサーで微塵切り。これで頂いたメカブ完食。有難いですね〜。



イシダイの釜焼き。下処理で頭だけ落としてあったんですが、刺身用に下ろす時にかまがもったいないので塩焼きで賞味。身がプリップリで脂もあって旨い。



イシダイの皮ポン。よくやりますが、今回も皮は湯掻いてポン酢で賞味。コリコリしながら皮岸の脂と旨味がしっかり感じられます。



イシダイの刺身。4日寝かせてそろそろ着手。これで半身です。脂回ってきましたがまだ硬いですもんね。ホントにスゴイ魚です。もったいないので2日に分けて頂きます。



イシダイの刺身。残りの半身、昨夜食べるのかと思ったら、もう1日寝かすから今日は無い!と料理人に一蹴。で、金曜の夜になりました。6日寝かせた最後のイシダイ。いや〜スゴイ脂なのに歯応えがしっかり残っている。改めてイシダイの実力を実感、恐れ入りました。



イシダイの皮の塩焼き。今回、皮は焼いて賞味。カリカリジュワーで、いつもながらこれだけで1杯行けちゃいますよ。

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