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2019/01/05
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
1月5日(土)、定宿、久里浜港の五郎丸から、ウィリー五目に出撃してきました。

2019年初釣りは定宿さんから相変わらずのウィリー五目、と言っても週イチペースで通ってるだけなんですが。12月入ってから黒潮分流の影響で真っ青な温い水が入ったまま、本来の冬場の海とは様相が違っちゃってますが、それなりに色々と釣れるので、今年もW五目からスタート。この水だとアジのご機嫌が上がらないので、数的には伸びませんけど、イシダイ、メジナ、ワラサ辺りが食ってくれるので、おかず分目標で行ってきましょう!



いつもの時間に到着すると乗客8名となかなかの盛況。一番遅く到着したのに右舷ミヨシに私、左舷ミヨシに釣友を入れてくださいまして毎度恐縮です。お隣、マダイ船は6名様でちょうどいい人数。本船左舷2番の常連Hさん、本来マダイのはずなんですが、人数合わせでこっちに移動して来られたように想像します。ここんとこの模様だと8名乗って皆さんおかず十分とはなかなか難しそうな感じですが、頑張りましょう!!



7時前に出船、港の前で定刻7時を迎え、いつものコースで東電防波堤を面舵に回ると、おいおい、なんだこの海は!?未明から大島や洲崎方面で西の風が16〜20m吹いてるのは承知してましたが、こっちまでは影響少ないだろうとの読みは大誤算。堤防回った瞬間、前方からの大波に船がまともに進めません。こりゃスゲェ海だ。船上のモノや荷物が一気にぶっ飛んだりすっ飛んだりの破壊力。



ドッタンバッタンで徐行しながらようやく34m立ちのポイントに到着。位置取りが決まって7時15分、第1投のアナウンス。西南西の風やや強く晴れ、海上激ウネリ、水色はスケスケの真っ青。大潮の2日目で朝から下げ潮、10時半頃干潮で後半上げに変わる予報。風が少し南っ気が入ってて、潮は下げぶっ飛びなので船首を西〜北西向きに立てて、ウネリを左舷で受けるので激しいローリング。荷物はぶっ飛ぶわ、桶もどっか飛んでっちゃった。本人もまともに立っているのが困難。

ここで写真1枚挟みたかったんですが、写真撮ってる余裕は無し。1投目、なんとか体勢を作ってシャクるといきなり良さ気なアタリで何かがヒット。浮上したのは待望のウマヅラ。2投目、イシダイっぽいアタリで掛からず入れ直し。3投目、再び同じタナで今度は針掛かり、巻き上げて最後の詰め、潮が左舷側にぶっ飛んでるんで、船下に入ってしまい引っ掛かっちゃったよ。無理やり引っ張るとヤバそう。一旦道糸緩めてビシ落としたら運よく外れてくれて、30cmのイシダイを無事取り込み成功。船がドタバタしてるのが奏功したか。

道具がまともに下りれば海底は魚っ気あるんですが、毎回道糸がどっちにぶっ飛んでいくか判らず、基本左舷側に入ってしまうので、1回もできずに回収も。魚っ気あるので早く入れたいんですが、上手く下りる方が少なく、しかも立ってるのもままならない。右足を船べりに、左足をベンチの裏に掛けてキビシいローリングに耐えるも、格闘してるうちにだんだん魚っ気薄く。後ろの方では船酔いでリタイアの方もちらほら。ウネリと潮が真逆なのも悪い要因。ここ数年、自分史上1番ヒドイかも!?

下げ潮ぶっ飛びなんで8時10分頃から流し気味の操船に切り替わりますが、単発で小振りのアジが上がるくらい。釣友にメジナがヒット。これはイイおかず。メジナは真夏のイサキ釣りの外道で釣れるのが脂乗ってて最高に旨いんですが、先日私も食べましたけど、今のも相当美味しいです。風が西から徐々に回って9時10分、真北に変わってくれ、船を風に立てる操船に切り替えると、仕掛けが後ろにぶっ飛ぶのでまだ潮速いよ〜。でもウネリをトモ側から受けるのでだいぶマシ。



10時頃、北東風で安定し、ようやくウネリが大人しくなってきましたが、底荒れしちゃったのかなナンモ食わない。10時半、少し下手の47m立ちに移動。ここは完全にイシダイ狙い。今年入って操業3日で27、8枚出たそうですが、今日は気配も無し。シケ中は食うけどシケ後はダメなのよ。小振りのアジがポツっと1匹食っただけ、その後アタリ続かず。食わないとなるとテコでも食わない。



12時、東電前の24、5mに移動するも案の定、底荒れのせいかフグっぽいアタリを捉えた他、タナゴすら食わず生体反応ゼロ。20分くらいやって諦め、12時半、そろそろ上げ潮期待でさっきの47mに戻るも本命のアタリ出ず。船中2名ほどソレっぽい魚ヒットさせましたが、全部バレて顔見れず、残念。自分、アジのトリプルがありましたが、次投はもうアタリ出ず、アジが落ち着かず群れの移動が速いのよ。



上げ潮はトロトロあるんですが、ちょっと午前中より下の方が色着いた水になって、底荒れと潮が気に食わないのダブル要因で激渋。13時50分、朝イチの34mに移動するもアジがパラパラっと出ただけで魚の活性極めて低く今日はも〜降参!13時55分、船長のラスト10分コールが出たので1回入れてみましたが、案の定、ノーピクのため、早めにお片付けに入りました。ということでなかなかシンドイ初釣りでしたが、条件劣悪の中、最低限のおかずは確保かな。



【本日の釣果】】
イシダイ1枚(30cm)、ウマヅラ1枚(40cm)、マアジ15尾(17〜23cm)、以上。朝イチ大シケ中の3投が勝負でした。他、ショウサイフグ、チビカサゴなど。

【船宿釣果情報】
久里浜沖25〜45m、水温=16.0℃、水色=澄み
20 〜 36 cm ・ 5 〜 17 尾
小〜中アジ主体にイシダイ・ウマヅラ・メジナ
竿 頭 = ****** ・ ****氏
港を出て、東電の防波堤を廻った所で、もう帰ろうかなっと思ったぐらい海は大荒れでした。 西の風で潮は速くて・・・波はまともに横からで、立っていられずシャクリにならずで、船酔いの方も何名か出て最悪の状況でした。 10:00頃になって、徐々に落ち着いて来たんですが、潮は真っ青だし底荒れしたみたいで全くアタらず・・・ドン底の一日でした・・・ハァ〜(;_;)



イシダイの肝ポン。イシダイのキモが旨いんですよ。1匹分なので少量ですが、今日はポン酢と小ネギで頂きました。歯応えコリコリで甘くてウンマイ!!



アジ刺し。当日、小さい方から5尾、お刺身で賞味。この前の品物より脂ありますねぇ。脂の乗りは個差がありますが、味的にはやっぱこのサイズがハズレません。十分美味しいです。



アジのヅケ丼。翌朝です。数が少なかったので、特別に私だけヅケ丼。とりあえず、これ食わしておけば文句言わないからねぇ。あ〜何回食べても旨い!!



ウマヅラの兜煮。まずまずのサイズだったので、頭もったいないから煮て食べました。けっこう身が入ってて食べ応えありましたよ。



アジのカルパッチョ。残りのアジはカルパッチョにして今回は終了。食べなれちゃって感動はしないですがもちろん美味しいです。刺身のとこでも書きましたが、前回の品物より脂乗ってますね〜。全体的にそう感じるので個体差というより群れの差なのかもね。



ウマヅラの唐揚げ。今回のウマヅラが変な個体で、キモはドス黒くてぜんぜんダメ、身は骨に近い部分がほとんど血合いで、全体にブヨブヨ。超ハズレ品だったので、血合い削ぎ落して、残った白身は唐揚げにしてクレイジーソルトまぶして食べました。幸い美味しくなりましたが、こうやって不味い魚はもう処分するしかありませんから。待望の1枚だっただけに残念でした。薄造り用の皿まで出してたのに・・・。



イシダイの刺身。火曜の夜です。貧果だったものでお魚は1日お休みして、イシダイ3日寝かせてそろそろ着手。ケチケチ作戦でこれで半身です。いや〜相変わらずスゲェ。脂ノリノリなのに硬い。イシダイ固有の風味も良くサイコーです。



イシダイの皮ポン。刺し身で出た皮を湯掻いて皮ポン。皮だけで一品できちゃうくらいの実力。



イシダイの刺身。コレ、上の写真のもう半身なんですが、魚の表裏間違えて盛り付けると見た目ここまで変わるか!という失敗編。味は変わらず美味しいのですが、見た目が残念なモノになってしまいました。



イシダイの皮の塩焼き。先日は皮ポンにしたので、今日は塩焼き。脂スゴくて自分で唐揚げ状態になってます。あと残るはイシダイの出汁くらいですか。



イシダイ出汁の湯豆腐。残った出汁で湯豆腐。身は入ってませんが、優しくて上品な旨味が出てます。今週は節約週間でしたがこれにて完食。

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