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2017/11/04
マダイ 久里浜港 五郎丸
11月4日(土)、定宿、久里浜港の五郎丸からマダイに出撃してきました。

今季、ハナダイも1回ツ抜けしたきり、調子イマイチなんで一発リベンジしたいところなんですが、11月になると気になるのがマダイちゃん。今年は潮が遅れ気味で、まだ裏本命のイシダイの声はあんまり聞かないのですが、思い立ったが吉日、今週は3連休ど真ん中の土曜日にマダイに出撃してみることにしました。前日、新ちゃんに連絡入れてみたらマダイ型出てるけど細かいのが多いそうです。自分的にはあんまデカイヤツよりは食べておいしいサイズが何枚か釣れるのがベストなんで、まぁやってみないと判りませんが、準備万端で頑張ってきましょう。

いつもの時間に到着するとマダイ船は9名だそうで、右舷ミヨシを空けておいて下さいましてありがとうございます。場所空けてコマセや着け餌も釣り座に置いてあって至れり尽くせりでホントに恐縮です。左舷は4名様グループ+1名で5名、我が右舷は4名で3連休中日にこんな好条件で釣りできるなんてウレシイですねぇ。見た感じ慣れないお客さんもいらっしゃるようですが、お互い様、オマツリなど協力し合って楽しい一日にしましょう!お隣はハナダイ船、お客様8名かな?自分が浮気した時に限って釣れそうでイヤだなぁ。



サブちゃん船長、いつも通り少し早めに離岸して、港前で定刻まで待機。そして待つこと7時ジャスト、エンジンの回転数を上げて全船沖のポイントを目指します。この時期、よくイシダイが混ざるアシカ島の少し沖合、笠島のブイ下手は全船無視して通過。どうやら湾奥のマダイ船なども操業する航路寄りの場所に向かっているようです。



7時13分、スローダウンすると浦賀水道航路の1番青ブイの下手一帯に各船散らばって開始となりました。水温が20度程度とまだ少し高めなので、浅めの場所に魚が散らばっている感じですか。もう一段と水温が下がってからだねシマシマ君は。ですが、航路の青ブイにもう少し近い根にはけっこうイシダイも着いてるんですけどね。あぁイシダイ食いたい。北東の微風で曇り、海上ベタナギ。大潮の3日目で朝は下げ潮、干潮が11時前くらいで、後半上げ潮に変わる予報。水深40m前後で手返しも早く大変釣り易いです。



潮はトロトロの下げ潮で着け餌が1分持ちません。海底はフグやカワハギ、ウマヅラなどの餌取り名人がお腹を空かせて待ち構えているようです。船長も餌取りが多いから入れ替え早めにやるようにマイクで指示。しばらくやってみましたが、本命らしきアタリ無し。潮が行かないと船長、8時前に一回、回り直して水深41〜45mで再開。8時10分、お隣右舷ミヨシ2番のお客さんに30cm弱の小振りですが本命がヒット。船中初物かな?このサイズかぁ、なるほど。これだったら数欲しいトコですね。



道具はいつものAグリップサソイ180SSにレオブリッツ300J。仕掛けはクッション50cmの後、ハリス3号6mの2本針。タナはハリス長+1m程度が目安。タナは潮の速さで調整します。続いて8時20分、私の手持ち竿にトトン!と来てクッと穂先が入り、乗ったの見計らってアワセ。初物は30cm弱でしたのでそのまま抜き上げ。続いてもう1枚同級をゲット。食う時は早いです。ハリスが馴染んだかな?と思った瞬間にアタリが出ます。2連荘の後、今度はイナダ。先週のヤツより一回りデカくて旨そう!

案の定、小振り主体ですが、ポツポツアタってくれて数枚追加。しっかしおかしいですねぇ、下げ潮で潮トモに流れてるんですが、食うのミヨシばっか。左舷ミヨシのお客さんも数枚ゲット。そして9時10分、いいアタリが出た瞬間、ものスゴイ突っ込みを見せ、慌ててドラグ調整して応戦しますが、走りを止められないまま水深より20m以上道糸が出てしまい、そこから押したり引いたりの攻防。ワラサなんですがデカ過ぎるよ。5、6Kgあるんじゃね?後30mくらいまで寄せたんですがそれまで。3号ハリス飛ばされて完敗。



気を取り直して8時30分、マダイのアタリだね。ちょっと良さ気な重みと引き込みを見せるんで手巻きで大事に回収すると、これが今日イチの38cm。塩焼き級多い中、これくらいあると俄然立派に見えます。開始3時間の10時10分までにマダイ6枚とイナダ2本ゲットとなかなか好調でしたが、10時半を回ると潮が止まってしまい外道も活性低下。餌取りは居るには居ますが、着け餌そのまま残ってくることも多く。こうなると上げ潮待ちですねぇ。

しばらくノーアタリで待たされましたが、お昼前頃になるとようやく潮が上げに変わってきました。さて何時始まるかな?と、12時15分、久々にマダイのアタリで30cm級をゲット、連荘でもう1枚、ヨッシャ!!続いて本日最大のイナダ。バタバタっとアタリが続いて始まったかと思いきや、上げの本流が入ってくるなりアタリが遠くなってしまい、しかも船が東向いて流れが北に行ってるので我が右舷は時間の問題で糸が船下に入ってしまいかなり釣り辛い状況に。タナ取れねぇよ。

潮が速過ぎるってことで回り直しますが、ほとんど同じかちょっとマシかな。速潮対策でハリス2.5号に落として8mに伸ばします。タナはハリス分〜+1mの間。13時、久々にアタリが出てくれて、これはまともだよ!自らタモ取りしたのは本日最大の41cmのマダイ。自分はこれが最後。一日通して、1回マダイのすっぽ抜けとワラサのハリス切れがありましたが、まともなアタリは殆ど獲りました。結局、午後から3枚追加でマダイ小振り主体でしたが9枚、イナダ4本、ヒラソーダ3本。定刻14時、お片付けモードに入ると14時15分、終了アナウンスが出て上がってきました。



【本日の釣果】
マダイ9枚(41cm/970g、38cm/830g、33cm/500g、31cm/450g、29、28、28、27、25cm)・・・



イナダ4本(48cm/1.3Kg〜46cm)、ヒラソーダ3本(38〜30cm)。マダイ1枚とイナダ2本は知人にお裾分けしました。

【船宿釣果情報】
久里浜沖40m前後、水温=20.0℃、水色=薄濁り
0.3 〜 1.2 kg ・ 0 〜 9 枚
0の方が2名、外道にワラサ・イナダ・ヒラソウダ
竿頭 = 横浜市港北区 ・ 小峰俊之氏
0の方が2名出てしましたが0〜9枚、2番手5枚で船中21枚、外道にワラサ・イナダ



マダイの塩焼き。一番小さいの当日塩焼きで賞味。説明不要、旨いっす!!



ヒラソーダの刺身。一番デカイやつ脂あってうんまい!!今年は珍しくこの時期までヒラが回ってるので、毎回お土産程度釣れてウレシイです。居ない年はまったく居ないんですけどね。



ヒラソーダの叩き。ヒラソーダを叩いてセルクルで固めて上面バーナーで炙って、横の特性ソース(練り胡麻、マヨネーズ、ポン酢、赤柚子こしょう)で頂く、かみさんの創作(思いつき?)料理。



皿に取り分けてソース絡めるとこんな感じ。コレは旨いよ、っつうかヤバイよ!このソース他にも流用できんじゃね?



イナダの刺身。塩イナダにして一日寝かせてお刺し身。だいぶ脂乗ってきて品物が良くなってきました。



マダイのお刺し身3種。小振りのマダイ2枚分、写真じゃ判り難いですが、左から炙り、湯引き、生で3種類。う〜ん、唸ってしまいました。どれも甲乙付け難い。



マダイの出汁。マダイの頭5、6個?だけで出汁採ったらこんな濃厚なのができました。これは使えるでしょ。



早速、マダイの頭出汁で澄まし汁。味付けは塩のみ。旨み甘みを感じます。臭みゼロ。



イナダのヅケ丼。朝はやっぱお約束のコレで決まり。イナダ、塩イナダにしてからヅケるとバカウマっす。



マダイの塩釜焼き。卵白1個分に対して塩200〜250gの割合でペーストを作り、容器に土台を作った上に小振りのマダイ1枚をリードで包んで、更にペーストで完全に隠れるまで覆います。それをオーブンで焼き色が着くまで焼いたら完成。時間はモノの大きさに寄るので焼き色で見ればOK。上の写真程度、全体に軽くキツネ色になれば中も大丈夫なはず。



焼き上がりました。ナイフで塩釜を崩してリードをめくると鯛が姿を現しました。コレちょっとめんどくさいので、そんなにしょっちゅうはやらないんですが、塩焼きをぶっちぎります。塩焼きだと水分が飛んで、表面がパサパサしてしまいますが、コレだと水分や香りが封じ込まれて鯛の旨味が100%生かされるような感じがします。とにかくジューシーで旨味満点。



イナダのキムチヅケ丼。昨日の朝は普通にヅケ丼でしたが、今朝はキムチ味。ヅケダレに市販のキムチの素(瓶入り)を混ぜてヅケて、丼のトッピングに本物のキムチと白髪ネギ。コレがうまいのよ、イナダ3切れに飯1回の割合くらいですかね。一気食いでご馳走様。



マダイの炙り。かみさんがカルパッチョにしようか炙るか迷ってたんですが、せっかくマダイなんでもう1回炙るか!で2回目の炙り。



マダイうどん。朝飯、2日連続ヅケ丼が続きましたが、今朝はマダイうどん。うどんはいつもの細めの乾麺。マダイ出汁100%にマダイの炙り5枚乗せ。うどんすすって、炙り1切れ食べて、汁すすって、うまか〜っ!!



マダイのしゃぶしゃぶ。今晩はしゃぶるぞ〜!これがしゃぶしゃぶセット。出汁はもちろんマダイのあら出汁。着けダレは、私は塩ポン酢、小ねぎ、大根おろし、赤柚子こしょう、各自お好みで。



半身を柵に割らずに大きく薄く切るのがポイント。半凍り状態にして切るとやり易いそうです。



国士無双。頂き物の秘蔵の純米酒を空けてしまいました。北海道は高砂酒造の名酒です。純米の割りに米臭さが無くフルーティなんですが、さすが純米、飲み口はガッツリきます。旨い!!



しゃぶしゃぶじゃなくて、しゃぶでいいくらい。半生をタレに絡めて口に入れたら至福の瞬間。やっぱマダイ旨いわ。



お代わりでもう一皿。これで一番デカかったやつ1枚全部となります。



またまたイイ出汁が採れました。



マダイの昆布締め乗せ散らし寿司。翌朝です。散らし寿司の上にマダイの昆布締めを敷き詰め。酢飯には白ゴマと刻んだレンコン煮が交ざってます。あとは刻み海苔、金糸玉子、大葉の千切りですか。昆布締めになってますので醤油とか要りません。酢飯がマダイ本来の旨みを引き立てますね。



マダイの紫蘇巻き天ぷら&掻き揚げ。マダイでコレやるのかなりもったいない気がするんですが、間違いなく旨いわね。大葉巻けない細かい部分は掻き揚げに。



マダイの天ぷらうどん。かみさんいきなり天ぷらうどんにしてました。揚げ立てでうどんはかなり贅沢。



マダイの天ぷらそば。翌朝、私は残しておいた天ぷらでそば。フライとか天ぷらやった日には翌朝流用するのが我が家の常套手段。もちろん旨いに決まってます。もう1品イナダ料理味見したんですが、明日が本番だそうなので今回は割愛します。確かに明日の方が旨いかも。



イナ大根。ブリ大根ならぬイナ大根。仕込んで2日、冷やして煮詰めて冷やして煮詰めて。おかげで大根の色がいいでしょ。イナダは品物的にはそんなに脂はないんですが、煮込んだことでホロっと柔らかく、皮も食べられ、臭みもありません。料理人曰く柚子皮が欲しかったそうですが。無くても十分。



マダイ出汁のリゾット。土曜の朝です。今日は寒冷前線の通過で海は大シケにより釣りはお休み。先日のしゃぶしゃぶの濃厚マダイ出汁をベースに白ワイン、岩塩、粉チーズでご飯を煮込んで濃厚リゾットの完成。朝からヤバウマ!!先週の釣果、これにて完食かな?

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