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2017/01/28
アジ 新山下 広島屋
1月28日(土)、定宿、新山下の広島屋からアジ釣りに出撃してきました。

7日に初釣り行って以来、毎週、土日になるとイヤがらせのように荒天大シケで3週間振りの釣りになってしまいました。
14日(土)は今季最大の寒波の到来で強烈な冬型気圧配置、15日(日)は唯一出れば出れたんでしょうけど、あまりの寒さと前半風残りで出撃取りやめ、21日(土)はまたまた北強風で大シケ、22(日)は早朝大人しかったものの出船時刻を過ぎた頃から南西暴風、出た船全船早上がり。読めてたんで行かなくて正解。なんやかんやで今年入ってからまともに出船できる日の方が少ないくらい。マジでキビシイ季節です。

さて、久々の釣りなんですが、久里浜以南の湾口部は黒潮分流の影響で温かいコバルトブルーの水が差してきて、カワハギやアマダイが超ご機嫌、一方アジがヘソ曲げて全然食わないとの情報。ちょっとウィリーシャクるには難しい状況みたいで、しかも前日金曜日は20m超の南西暴風シケだったんで、ウネリ残りと底荒れ必至、いろいろ検討した結果、比較的影響が少なそうな横浜側の海でアジ釣りと行きましょう。



ご参考までに27日金曜日の東京湾の水温図、スゴイことになってるでしょ。

いつもの時間、6時過ぎ頃に到着すると珍しく先客が1名、右舷ミヨシに席を取られ、アララ指定席空いてないわ。左舷ミヨシは常連Cさんが来られるんで、自分、一応右舷大ドモに荷物を下して様子を見ることに。



お客さん少なそうなので、後で空いてたら真ん中に移動しましょう。少人数でコマセ撒く距離が離れると効率悪いんで・・・。

その後、お隣シロギス乗合はお客さん4名ほどいらして、本船は誰も現れず、乗客3名とガラガラ。昨日の暴風でみなさん腰が引けちゃったのかな?結局、自分、真ん中の席に移動しました。



定刻、8時いざ出船、新山下から横浜ベイブリッジ潜って、南本牧を目指す。水色は湾口部と違って、けっこう濁りが入ってアジ居れば食いそうな色、あとは水温がどうだか・・・。



8時25分、南本牧の北東面でスローダウン、船長いきなりアンカー投入して自信満々。水深は24、5m中心に船が振られて海底は23〜28mの急斜面。開始3、4投するもアジくんまだスイッチ入らないようでアタリナンモ無し。船長、イイ反応出てるって。ホント?



いつものアジ釣り道具、アジは置き竿釣法が有利なケースが多々あるので、ロッドキーパーなり簡易的な竿掛けでもいいですが、置き竿道具は必携。手で竿持ってると食わないことがよくあるんです。



被覆電線を使った手編みビシ、コマセの抜けが抜群にいいです。ちょうどいい電線見つけて100m巻×2色仕入れたんで、万が一落としても作り放題。

開始15分ほどしてようやくポツポツアタリ出始めて、生体反応あるとホッとしますねぇ。先日まで型がデカかったそうなんですが、今日は16〜18cm級の小振り中心。船長、魚入れ替わっちゃったよだって。ですが、食べたら絶品サイズ、たまに20cm超の極上品も混ざってきます。潮周りは大潮で干潮が11時半頃、ちょうど下げ潮がいい塩梅に流れてて、釣れるうちに釣っちゃいましょう。



ミヨシの常連さん、置き竿のアジの泳がせ竿に大物ヒット!猛烈な引きに応戦中。






船長の玉網に収まったのはナント10Kg級のサメ。種類は聞き忘れましたが、こんなとこにこんなデカイサメいるんだ。スゲェな。

さて、アジの食いはポチポチでアタリは出るけど水温低いせいか針掛かり浅く、途中でバレるのがかなり多くてもったいないです。でもまぁ、ナントカ1時間で20尾確保し、その後、下げ潮が弛んでくるとアタリの間が空き始めてしまい、手で持ってるとまったくアタリが出ない状況に。こうなっちゃうと置き竿にしてコマセポロポロで忘れた頃ダダンッ!というパターン。



これで30尾くらいかな?
その後、10時半で35尾、11時15分、42尾となったとこで完全ストップ。お〜い、気配無くなっちゃったお〜!!
冬はバケツの水も冷たいし、氷の持ちも良いので鮮度管理が楽です。夏場は氷の心配だけで大変ですからね。



アンカー打っちゃってヒマなんで、船長もトモでおかず釣り。自分、気配まったく無くなってから11時半頃でしょうか?船長、トリプル、ダブル、トリプル、ダブル・・・エェ、なにそれ!?魚居るの?自分何やってもかすりもしないんですが、船長ひとりで入れ食い。隣でソレやられると頭が???、ホント判んないもんです。何が違うんでしょうねぇ・・・腕か?

潮っ気が完全になくなってしまい上げ潮待ち。お昼を過ぎても一向に潮が来ません。昼飯食って我慢の時間。13時頃、船長、反応入ってきたって。ですが、朝の反応と違って底にこびり付くような反応なんで活性悪いかもって。そうこうするうちに周りで型が出始めたんで魚居るみたいだねぇ?この時間、朝の釣り方じゃまったくダメ。1mでコマセ振って1m〜1.5mくらいを蟻の歩くような速度で誘い上げると途中でクッと抑えるんだけど、すぐ放しちゃう。居るの判るんだけどぜんぜん針に掛かりません。こりゃ手強いわ。

そうとう難しい釣りになってしまい、あの手この手で攻略を試みますがどの手もハマってくれません。これで手が合えば最高に楽しいパターンなんだけど、参りました、降参!結局、20発以上アタリ出して掛けたの4発で船に上がったのたった1匹。それが14時15分だから3時間振りにやっと1匹追加ですよ。後半戦は思わぬ大苦戦。水温9度だって。上げ潮が上っ側(海面)だけで底潮が動いてません。船長、魚が冷たいって言ってたんで、もしかして、上げ潮で底が冷えちゃったのかもしませんねぇ。食いがそんな感じでした。



14時半、一向に復調する気配がないので諦めて移動。横浜港内でやってみてダメだったら上がりますか?ってことで、ベイブリッジの真下、水深15mで再開、イイ反応出てるそうなんですが、入ったり消えたりするんでアジじゃないかもだって。何回入れ替えても食う気配無いんでダメだこりゃ!!こうなっちゃうと悪足掻きしても無駄、定刻15時、上がりましょう!みなさん道具畳みながら、宿まで近いので徐行しながら帰港となりました。しっかし、蓋を開ければ11時15分以降、15時までたった1尾ですからねぇ。怖くて気軽に半日船とか乗れませんよ。



本日の釣果、マアジ 43尾 16〜24cm、マサバ 4本 23〜28cm(2本はお隣さんからの差し入れ)
まぁ水温10度切って、このキビシイ季節におかず的には十分ですから感謝しなきゃいけませんねぇ。



マサバの刺身
脂乗ってます、アジもいいけどこのサバは最高!!釣って来ないと食べられませんよ〜!!



マアジの刺身
コレも脂乗ってます、細かいのがバカウマ!!当日でこの脂だから翌日はどうなっちゃうのって。甘みもあって味が濃い。



サバのヅケ丼
翌朝はコレですよ。サバは当日刺身で2尾半平らげて、1尾半余ったので前夜からヅケといて朝飯は恒例のヅケ丼。ちなみにかみさんはアジのヅケ丼食べてましたけど。

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