K's Fishing Blog

      >>> 最近の5件
      2024/04/11   ムツ五目 久里浜港 五郎丸
      2024/03/27   マダイ 久里浜港 五郎丸
      2024/03/19   マダイ 久里浜港 五郎丸
2021/11/14
ハナダイ 久里浜港 五郎丸
11月14日(日)、定宿、久里浜港の五郎丸からハナダイに出撃してきました。

先週の日曜日に出撃して以来、大雨やら南西シケやらで月曜〜金曜まで休船となり、案の定、土曜の結果はかなりイマイチだった模様。コマセ撒き過ぎ週間から一転、コマセ欠乏週間となり、お魚もビックリしたのか活性はかなり悪そうでしたね。気圧配置がここんとこすっと高気圧の裏に入って南西気流は相変わらずですが、日曜は風は一旦収まって後半また吹いてくる予報。釣り場的には風裏ですが、予報が当たって後半あんまり吹いちゃうとキビシイかもしれません。本命はもしかして白い方かな!?出たトコ勝負で今日も行ってきますよ〜!



久々に釣友と2人で到着すると、本船お客様7名で右舷3名のミヨシに私、左舷4名のミヨシに釣友が入らせて頂きました。先週、胴の間でやったけど、やっぱオモテ側は場所が広くて開放感がありますね。潮の流れが後ろに行くケースが多いので不利な事も多いですが、左舷の様子も分かり易くて客観的に釣りができるのも良いトコ。お隣マダイ船は5名様?その隣のムツ五目船は6名様かな?今日も全船出船で盛況。本船は7時前に出船して成り行き定刻となってそのまま発進。



いつも通り東電防波堤を面舵に回りますが、湾口の方ではまだ吹いているようで、結構風波が届いて海悪く久し振りにケツ叩きました。久里浜沖は地形的に波が絞られて特に悪くなるんです。バッコンバッコンしながら航程約20分で減速。流石にここまで来ると海は穏やか。スパンカ揚げるとすぐに場所が決まって7時25分過ぎ、開始のアナウンス。指示ダナ底から3〜10m、ビシは頭1/5くらいに絞って3往復はできるくらいに調整すること!私はちびライトの頭は全閉。底潮が効いているとこれでも出過ぎるほど。



西南西の風で雲多めの晴れ。長潮で干潮が7時半頃、満潮が14時半頃の予報ですが現場は下げ残りの潮がイイ感じに動いてます。水色は海面はかなり澄んでますが、下の方が少し色着いてますかね。第1投、水深34、5m。いきなり10m付近でハナダイのアタリ出たのですが面食らって2.5号アワセ切れ。あ痛たたた〜っ!仕掛け換えて2投目は早くもカイワリをゲット。その後もカイワリの活性高く、アタリの半分は掛かり損なったり巻き上げ中に居なくなったりですが、アタリ多く、7時45分、ナント!ハナダイとカイワリの一荷!



カイワリも視野に入れつつのハナダイ狙いのシャクリ。解りますかねぇ。このビミョーなシャクリ加減。今年はカイワリが多いおかげでハナダイがかなりイマイチなのをカバーしてくれています。これでカイワリがアタらなかったらと思うとマジでキビシイ釣りになりそう。という程ハナダイが数集まっておらず、トップシーズンのはずもアタリ連荘する場面は一度もなく、毎回顔だけは見られるものの全部単発食いですもんね。今年は夏の部もかなりイマイチだったので連荘確変モード今年は一度も無しか。



相変わらず現場は下げ潮で、船を少し南寄りに振って側に風受けてストッパーにして船止めてるような操船。よって右舷は仕掛けが外に出てくれず投入時に引っ掛かったり四苦八苦。珍しくミヨシ潮先なんですがハナダイのアタリが無いっすねぇ。投入の度に何らかのアタリが出て、ほとんどがカイワリの掛からないヤツだと思うのですが、乗ってすぐハズレた中にハナダイも居るのかもしれません。10m前後でもけっこうアタリ出ますからね。カイワリはバレ多くもアタリが多いので1時間でツ抜けして2時間で20枚くらい行っちゃいました。20cm未満の小振りがほとんど居ないのでスゴイっすね。



カイワリ26枚まで行って自己記録タイかな?ですが型は今日の方がぜんぜん良し。10時過ぎた辺りから潮気がなくなってアタリ激減。ついに終わったか?しばらく辛抱の釣りです。前半、ハナダイは船中忘れた頃にあっちでポツン、こっちでポツンと数は伸びませんが殆どのお客さんが型だけは見てる感じですね。如何せん今日はカイワリの活性が良過ぎて10mくらいでもアタるので、ハナダイの食いに影響を与えている可能性は大いにあり得ます。11時前から少し潮気が出てきて、再びカイワリがポッツンポッツン。



掛かんないのとバレが過半数で朝程の食い気はありませんが、地道に数は伸びていきます。マジメにカイワリ狙うならもうバレ軽減のためワンランク大きめの針だよな。この潮は上げ潮なのか?ちょっと二枚潮っぽくもあり、人数の割りにオマツリが増えましたね。カイワリが掛かって巻いている途中、海中でキラキラするので途中でイナダが食ってしまってカイワリが居なくなるパターンが3回。イナダは1本水面切れ、1本型良いのをキープ、もう1本一回り小振りのは放流。左舷のトモ寄りではショゴも上がってましたね。



11時過ぎから風がビュービュー強くなりましたが、まだ釣り的には大丈夫。ですが、終盤戦は入れても入れてもフグに捕まって針が3本盗られたりなんだりで、仕掛けがほぼ底をついてしまって消化試合モード。カイワリは36枚も釣れてしまって自己記録。13時過ぎ、フグが多いので一旦場所をズラしてくれたのですが、松輪で15m以上吹いてるので、少し早めに上がります!と船長。と同時に左舷2番のお客さんにハナダイが上がってギリギリ船中ボーズは消え。渡りに船じゃないですが、そのアナウンスを機にすぐさまお片付けモード、13時半に上がって来ました。



【本日の釣果】
ハナダイ1枚(30cm)、イナダ2本(50cm/1.25Kgだけ持ち帰り、もう一回り小振り1本は放流)、カイワリ36枚(26〜18cm、20cm未満は3枚くらいだけ)、以上。その他、サバフグ多数は放流。

【船宿釣果情報】
下浦沖35m前後、水温=20.0℃、水色=澄 み
ハ ナ ダ イ = 31 〜 37 cm ・ 1 〜 4 枚
2番手3枚・船中13枚、外道にカイワリ=18〜31cm・21〜52枚・船中241枚
他にショゴ・イナダ、風が強まって13:30で早上がりでした
竿 頭 = 日野市 ・ I 氏
南西の風が強くなって海も荒れて、13:30で仕舞って来ました。




イナダの刺し身。当日、即席塩イナダ。1本キープしたのは読み通り脂がそこそこあって旨かった。山葵醤油の後、下ろし生姜を加えたらサッパリしててバクバク行けました。



カイワリのヅケ丼。翌朝です。いつものパターンだと残りのイナダ半身でヅケ丼やるのですが、今週はカイワリ使い放題により、翌朝いきなりヅケ丼で使用。先週はケチケチだったので、ヅケ丼やるにはやりましたが、私一人だけで魚の量も控えめ。それに比べて今週は夫婦で二人前、しかもヅケが特盛でかなり食べ進めてやっとご飯が出てくるという、なんとも贅沢なバージョン。お味の方はもちろんバカウマ。味噌汁はカイワリのあら出汁でこちらも脂スゴくて旨いっす。



カイワリの骨無し干物(漬け中)。小さいヤツを骨無し干物にしようと思ったらそんなに小さいのが居なくて、小さい方から6枚選んだら20cm級も入ってしまいました。3枚に下ろしてウチの好きな骨無し干物。立て塩(水:日本酒=9:1、塩7%)にウリンボがだいたい40分なので、45分強着けることにしました。血抜き〆してるから身がキレイでしょ。



カイワリの骨無し干物(干し始め)。時間が来たらザルにあけて流水で塩分をお洗い流し、キッチンペーパーに挟んで水分をよく拭き取ります。まずは身側を上に干し始めます。今日は乾燥注意報も出ているくらい空気が乾いているので、寒いので窓は閉めたまま、エアコン無しで扇風機オンリー。



カイワリの骨無し干物(干し終わり)。ベト付きがなくなって表面がサラサラスベスベになったら裏返してもう1時間が目安。流石に空気が乾燥しているので5時間で完成。



ハナダイの湯引き刺身。半身を湯引きで賞味。先週の魚の方が脂は多かったかな?ですが、適度に乗っていて旨いっすよねぇ。ずっと塩で食べちゃいました。



カイワリの3色和え。今年イサキで何度かやりましたが、今回はカイワリで賞味。左から梅肉和え、とろろ昆布和え、明太子和えの3種。カイワリの身は昆布水で軽く〆てから細切りにしています。それぞれ少し調味料で味を調えているそうです。居酒屋さんにこんなメニューあったら絶対注文しますよね。



ハナダイのヅケ茶漬け。残りの半身をヅケにして、塩で味を調えた熱々のあら出汁で頂くウチの定番朝ごはん。色んな魚でできますし超オススメなんですけど、けっこう出汁を採らないお宅も多いようです。かみさんはヅケ少々とハナダイ出汁でうどんにして食べてました。



カイワリの握り寿司。コレが不味いワケが無いという。2日目ですが脂あって歯応えもしっかりで旨いっすね〜。流通しているお魚ではないので、お寿司屋さんでも食べられないかも。釣りってなんて贅沢なんでしょう、釣れればの話ですけどね。



カイワリの骨無し干物。作った翌日になりますが、お味見で2枚炙ってみました。塩分バッチリ、カンペキ!今でも十分旨いけどあと2、3日寝かしたらもっと風味が出てきて美味しくなると思います。



カイワリの刺し身。ここ数週間、カイワリ釣って来て刺身は翌々日がベストというのが判りました。脂スゴイですし、所謂青物系のお魚なので生で食べるにはけっこう食べ頃は厳格。焼いたり揚げたりはそんな神経質になる必要はありませんが、煮る場合は臭いにデリケートなので早い方がいいですね。翌日辺りに煮ちゃってすぐ食べるもよし、冷蔵庫で煮凝り状態になれば、しばらく冷蔵保存が利きます。



キムチ風味イナ大根。ブリ大根ならぬイナ大根。半身お刺身で食べた残りの半身。脂あったので身がホロっと柔らかくとても美味しい。



カイワリの塩焼き。カイワリと言えば塩焼きというほど鉄板中の鉄板ですよね。身離れがよく、ジューシーで固有の香りがなんとも言えず上品。



カイワリのヅケ茶漬け。水曜の朝です。昨日の朝はハナダイでやりましたが今朝はカイワリ。刺し身採った後の切れっ端などもまとめてヅケちゃってとにかく旨い!旨い旨いとバカみたいですが一言で言えば旨いとしか言いようがない!朝ごはん的には最高!



カイワリの骨無し干物。2日目も炙ってみました。変わるんですよね、味が。昨日より塩分がまろやかに感じます。気持ち発酵が進んできたかなという風味で、まだ少し味が若いかな?変化を楽しむのも面白いです。



カイワリのカルパッチョ。一番デカイの含みでカルパッチョ。脂スゴイのであっさり系の味付けがよく合います。



カイワリの酒蒸し。コレは初めてやったかな?もしかしたらやったかもしれませんが、絶対ハズれない料理って何だろう?酒蒸しでしょ?コレは旨いですよ。



イナダ出汁の蕎麦。木曜の朝です。イナダのあら出汁で蕎麦。コレはいつもの食べ慣れた味、鉄壁です。



カイワリ出汁のリゾット。味付けは塩と粉チーズのみ。今回はマッシュルームがあったので微塵切りにして入れましたが、やっぱりリゾットにはマッシュルームの香りがよく合います。



カイワリ出汁のちゃんぽんうどん。かみさんはカイワリ出汁使ってチャンポン風のうどんにして食べてました。味見してませんが旨そうですね。ちなみに私は蕎麦派、かみさんはうどん派なんです。



カイワリの串焼き。長ネギとシイタケを挟んでネギ間の焼き鳥風。味付けは塩だけ。コレ何本でも食えちゃいますよ。



カイワリ出汁の蕎麦。2日連続蕎麦になってしまいました。アジやイナダの出汁も旨いけど、カイワリの出汁も上品で旨いっすよ。主役は出汁!!



カイワリご飯のおにぎり。朝、カイワリご飯を炊いたそうですが、うっかり蕎麦にしてしまったので、お昼はカイワリご飯をおにぎりにして、温めて海苔巻いて食べました。



カイワリの天ぷら。大葉を巻いてある方がお腹側の身。塩でも旨そうですが、天つゆに大根おろし、下ろし生姜が抜群に合いますね。



カイワリご飯の焼きおにぎり茶漬け。土曜の朝です。昨日、カイワリご飯にしたので、残りは全部おにぎりにして今朝は焼きおにぎり茶漬け。今日も替え玉1個付き。



カイワリの天ぷら蕎麦。昨夜の天ぷらを残しておいて、翌日に天ぷら蕎麦もウチの定番。結果3日連続で蕎麦食べてますけど飽きませんよ。出汁はもちろんカイワリのあら出汁。これで干物以外は完食ですかね。カイワリは配らずに全部自宅消費したので今週はホントよく食べました。こんなに釣れることもそうそう無いので贅沢な一週間、ご馳走様でした。

- Topics Board -