K's Fishing Blog

      >>> 最近の5件
      2024/04/11   ムツ五目 久里浜港 五郎丸
      2024/03/27   マダイ 久里浜港 五郎丸
      2024/03/19   マダイ 久里浜港 五郎丸
2021/10/24
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
10月24日(日)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

火曜日に息子とタチウオに行って、釣り方盗んで来ようと思ったのですが、マネしてもまったくダメ。完全自己流のようですが、アレで釣れるんだもんな。ハナダイ初心者の頃、K名人にオレのシャクリは普通と逆だからマネしたら釣れなくなるぞ!と言われたのを真っ先に思い出しました。名人の釣りも隣でマネしてまったく釣れませんでしたね。10年以上前のことですが。釣りは基本はあれども往々にして自己流っていうのは多かれ少なかれ皆さんあって、結果が出た釣り方で自信をつけて、さらに磨きが掛かって上達するものですよね。で、結局行きつくのは回数やってナンボってこと。さて今週は本職?に戻ってシャクって来ますよ!



いつもの時間に単独到着すると本船はお客様9名、右舷はミヨシ1番に私、お二人連れ、常連さん親子で5名、左舷は男女2名づつの4人グループという配置。お隣サブちゃん船は8名で仕立船、その隣のムツ五目はお客様10名くらいで満船かな?常連さんのお姿も見られます。実釣時間ほぼ下げ潮でお隣さんがFL60号みたいなので、こちらはちびライトの60号でOKでしょう。できるだけ先端に詰めてオマツリ防止。まぁそんなに潮カッ飛ばないとは思うんですけど。7時前に出船して、港前でスパンカを揚げると定刻7時を迎えいざ発進。東電防波堤を面舵に回ってまずはアジ場でしょう。



航程7分程で減速すると何度か旋回して反応を探っているようです。位置取りが決まって7時10分、本日第1投。北東の風で晴れ。久々最高に気持ちのいいスカッとした晴れ模様。海上ややポチャポチャ。水色は薄濁り。中潮の2日目で満潮が朝7時頃、下げ潮となって12時半頃が干潮の予報。水深35m前後、いつものシャクリで開始するとアタリ出ないっすねぇ。3回目くらいの投入でやっと20cmくらいのアジ。そのうち、7、8cmのイサキがゾロゾロ着いてきてお前じゃないんだよ。もっと大きくなってからね!



もう1尾18cm級の小振りアジ追加しましたが、まったく調子上がりません。ここんとこアジが釣れないとは聞いてましたが、ホント釣れませんね。水はスケスケってことはなくアジ的には悪くないんですが。7時30分、回収指示で回り直すのかな?と思ったら、スピード上げて南下するので、もうイサキ行くのかな?10分ちょっと走って、ここはイサキ場ですねぇ。なら仕掛け細くしますか。イサキがそろそろ終わりの気配濃厚だそうで、今日は顔見られるかな?出たら今年最後になる可能性大。減速して何度か旋回して位置取りが決まると7時45分、イサキの部が開始。指示ダナ、海面から12〜6m。



一発目で間違いなくいいアタリ出ましたが針に掛からず。ここもコマセ効いてくるとミニイサキのオンパレード。今年コレがやたら湧いてるので、もしかして来年は当たり年になるのかな?コレこんなに釣れた年は記憶に無いもん。しかも東電前から下浦まで何処にでも居るし。持って帰ったらけっこうな量になりそうですが、ウリンボとも呼べないミニサイズ。なるべくダメージ与えないように大事にリリース。開始30分、やっと本命のアタリで23cm級、次は一荷、少し空いてもう1尾と開始1時間でまずまずサイズ4尾のみ。



ツ抜け目指して頑張りましたが、ホントもう終わりっぽいですね。型だけは見ましたが、アタリが少な過ぎ。船長曰く反応スゴイらしいですが、細かいイサキ、アジ、スズメダイもわんさか居ますからね。イサキは居残り組がピンポイントに着いてるので、着いてる根に上手く仕掛けが入らないとアタリ出ません。9時、回収指示でイサキは諦め。型見られなかったお客さんも居そうな感じでしたね。少し走って今度はハナダイ場。減速すること何度か旋回して位置取りが決まると9時10分、ハナダイの部が開始。水深35m前後で指示ダナ底から3〜10m。



水の色は海面は気持ち濁りが入ってますが、底潮はどうでしょう?しばらく入れ替えていると開始15分、カイワリが上がり始めて船中ポツポツ。掛かんないのと途中ハズレが多くもったいないですが、40分で5枚ゲット。サイズは20cm超主体でコレはいいおかずになるので大歓迎。ちょっと高めで食ってバレた中にもしかしてハナダイっぽいのが居たかも!?カイワリの食いは好調で船中全員に行き渡るほどの食い。しかし、ウィリーだと案外バレてくれるので、アタリの半分捕れるかどうか。風も止んで海はベタ凪でポカポカ陽気。インナーのダウンベスト脱ぎました。



周り見るとちゃんとシャクってるお客さんは常連さんだけで、オキアミ餌でやってる方の方がかえって好調かも。数年前に当たり年がありましたが、あれ以来の食いだな。サバフグもちょくちょく顔出すようになったので、役者は揃いましたが主人公の到着が遅れている感じですかね。カイワリとフグが食うから底潮は悪くないはず。10時40分、少し高めの7、8mでアタリ出て、コレは間違い無いでしょ。スゴい引くので慎重に巻き上げて、玉網で救ったのは34cmのハナダイ。やっと来ましたよ。すると直後にお隣りさんにも1枚。よく見ると始めより水がキレイになってきたかも。



アタリ単発で続きませんので、回って来たときにパタパタっと限られた人にアタリ出る感じ。まだ船に着くほど集まってませんね。カイワリは相変わらず元気よく、けっこう上まで追って来て10mくらいでアタることも。最大27cmが釣れて重量感あります。けっこうバレるので、上で掛けたヤツの中にはハナダイも居たかも。乗ってすぐハズレるヤツが怪しいね。今日は人数多めなのもあって、基本的にコマセ撒き過ぎ状態だから、余計口使わなくなっちゃうのはあると思います。ちびライトで3往復はやらないとですよ。1シャクリ5粒出れば十分、総量撒けば撒くほどお魚お腹一杯でごちそう様。



その後、本命は追加ならずのまま、潮気ナンモ無くなってカイワリの食いも落ちてしまったので、13時20分、回収指示。最後30分イサキ場に寄って帰る模様。カイワリは釣った数と同じくらいバレましたが16枚ゲット。ハナダイは船中9名でトップ2枚が右舷トモのOさん、他5名が1枚づつ。3名が型見ずとのこと。13時30分、さっきと同じく上から12m〜6mでイサキの部が再開となりましたが、ミニイサキとミニアジのオンパレード。イサキはまったく気配出ず。13時50分、ラスト10分コール。1回入れてみましたが空回収、諦めてそのままお片付けに入りました。



【本日の釣果】
ハナダイ1枚(34cm)、イサキ4尾(24〜22cm)、マアジ3尾(20〜18cm)、カイワリ16枚(27〜19cm、20cm未満は1枚だけ)。その他、マルアジ30cm超4尾は放流、ミニイサキ、ミニアジ、ネンブツダイ、スズメダイ、ベラなど多数は放流。今季は7、8cmのミニイサキが至る所で湧いているようです。

【船宿釣果情報】
下浦沖・15〜35m、水温=21.0℃、水色=薄濁り
ハ ナ ダ イ = 27 〜 35 cm ・ 0 〜 2 枚
ハナダイは船中7枚、カイワリ・5〜18尾で船中99尾、他にマハタ・イサキ・アジ
竿 頭 = 埼玉県 ・ O氏

下浦沖のイサキも、今シーズンはそろそろ終了の気配ですねェ〜・・・お引越しを終えて居残り組も殆ど居なくなったと云う状況です。 明日以降は、一日〜二日は寄って見ますが、来週末はハナちゃん直行と云う事になりそうです。 今季は、ハナちゃんの集まりが遅れている様なんですが、カイワリが大集合している様で、今日もカイワリ絶好調と云う状況でした。 本命のアタリもまじるんですが、まだ口の使い方が鈍い様でバレます。数を伸ばすのは、まだまだ中々に難しいと云う感じです。



ハナダイの白子焼き。ホイルに乗せてグリルで塩焼き。いろいろ数値が気になるので、普段あんまり食べないのですが、シーズン初期だし、金曜日に採血したばっかなので、たまには食べよっか!



ハナダイの湯引き刺身。半身を湯引きで賞味。前回釣った小振りのヤツが脂ノリノリだったのに比べると脂は淡白ですね。ですが、当日ならではの歯応えと風味が味わえました。



カイワリのヅケ丼。翌朝です。コレは前に沢山釣れた時に1、2回やったことあったかな?カイワリのヅケ丼なんて贅沢過ぎて大漁じゃないとできませんからね。アジで旨いんだからカイワリが旨くないなんて有り得ません。こんなの食べちゃうと朝から幸せになります。味噌汁はカイワリのあら出汁。これも脂浮いてて出汁が濃い!



カイワリの塩焼き。22cm級のコロっとしたヤツを塩焼きで賞味。こりゃ間違いないですよ。脂乗っててジューシーでありながら身がしっかりしていて固有の香りが上品です。どう調理しても旨いし、何より下処理が楽なのがいいですよ。ウロコも金タワシで瞬殺ですから。イサキの5倍くらい楽。



イサキの刺し身。4尾全部使っちゃいました。真夏のギロギロとは一味違ってしっとりした脂の乗り具合で身質もしっかりしてて、いい意味でイサキってこんなだっけ?と思うほど。水温がだいぶ下がってきたせいで寒イサキへと変貌する手前なのでしょうか?残念ながら東京湾ではコレが今年最後になる可能性大です。なんやかんや今年もよく食べました。



ハナダイのヅケ茶漬け。火曜の朝です。ヅケ丼かヅケ茶漬けでヨロシク!と料理人に言っていたのですが、今朝は冷え込み厳しく熱々のヅケ茶漬けで正解でした。何回食べても飽きない。半生状態のヅケを飯と一緒に掻き込む、コレも〜最高!ハナダイの頭も使ってあら出汁がけっこう採れたようで、かみさんはハナダイ出汁のうどんを食べてました。



カイワリの叩き。なめろうにするのもちょっと戸惑って、日もやや早めなこともあって叩きにして賞味しました。脂出てきてネットリ感とコリコリ感が両立してて、固有の旨味がしっかり出てきて旨かったです。ワサビ醤油とカボス醤油の両方で食べ比べ。最初3枚叩いたのですが、旨いのでもう1枚追加で叩きました。



アジとミニトマトのサラダ。アジがちょっとだけだったので、こんな形で賞味。アジの身は昆布水で軽く〆て、ミニトマトに塩・コショウ、オリーブオイル、ケッパー、カボスの絞り汁。トッピングに香草。アジは〆たこともあって食感好く、サッパリ系の味付けで大変美味しく頂きました。



カイワリ出汁の掻き揚げ蕎麦。水曜の朝です。カイワリのいい出汁が沢山採れたので早速蕎麦。掻き揚げは生協かどこかの冷凍モノですが、注目はやはり出汁ですよ。アジやイナダほど魚の存在感は薄いですが、上品で甘みのある(麺つゆの甘みとはまた違う)上質な出汁が効いてます。



カイワリの刺し身。3日寝かせて今日しか無い!という賞味期間。一番デカイの1枚に2番目のも少し使ってお刺身。脂スゴイっすよも〜。カイワリは分類的には青物なので、味もアカムツなどとは違う類ですが、白身のトロと言っていいくらいの脂。この脂だと明日ではもう遅いかもというほど。



カイワリのヅケ茶漬け。火曜に続いて木曜の朝もヅケ茶漬け。昨夜刺身を余計に切っておいて一晩ヅケて、今朝はカイワリバージョン。出汁自体が脂あって身からも脂出て、半生状態のヅケがまたもうザ・カイワリという風味でもう最高っすね。



カイワリの天ぷら。天つゆで頂きました。コレはも〜間違いないヤツ。ふっくらした食感に魚の旨味もしっかり感じられて、いくらでもイケちゃいますよ。付け合わせはマイタケ。多めに揚げて残してあるので、また後日、蕎麦かなにかで出てくると思います。



カイワリ出汁のリゾット。料理人、イサキの出汁使うつもりがカイワリ出汁だったそうです。どっち使っても美味しいのでOK。味付けは塩と粉チーズのみ。粉チーズのコクと出汁の旨味で優しいながらもけっこう濃厚な味わいです。



カイワリの天ぷら蕎麦。土曜の朝です。先日のカイワリの天ぷらと蕎麦用に揚げたカイワリ、タマネギ、大葉の掻き揚げを乗せて天ぷら蕎麦。出汁はもちろんカイワリのあら出汁。出汁は冷蔵庫で個体化しているものをお玉で使う分だけ掬い取ってるので、まだ固まったまま余っているようですが、味が劣化しないまま保存が利きます。残るはカイワリ出汁とイサキ出汁。これにて魚は全部消費しました。カイワリいくらあってもいいですわ。また釣れないかな?



イサキ出汁のリゾット。今度は間違えずにイサキの出汁でやりました。どっちも美味しいのでOKなのですが・・・。

- Topics Board -