K's Fishing Blog

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2021/11/21
ムツ五目 久里浜港 五郎丸
11月21日(日)、定宿、久里浜港の五郎丸からムツ五目に出撃してきました。

ここ何回かハナダイに乗船しましたが、主役のハナダイの調子はかなりイマイチ〜イマサン。平均トップで4、5枚くらいとこの時期にしては低調で、下浦の秋の部でこんなに良くないのは自身ハナダイ歴の中で初めてかも。代わりにカイワリが集結してくれているおかげで、シャクってれば何らかのアタリが出るし、カイワリが前回は36枚と自己記録、主役に代わっていい仕事してくれています。これでカイワリが居なかったらと想像するとかなりキビシイシャクリになりそうで怖いですねぇ。まぁ、カイワリが居なければハナダイのアタリがもっと増えるのでしょうけど。先週は美味しいカイワリお腹一杯食べたので、今週は久しぶりにムツに行ってきます!



いつもの時間に単独到着すると今日はハナダイ、マダイ、ムツ五目と3隻全船10名様で満席となりました。季節もいいですし、明日から荒天の予報のせいもあるのでしょうか。今日の夕方以降から雨で明日は大シケになりそうな予報。人数多い中、好みの右舷ミヨシを確保してくださっていてホントにありがとうございます。釣れる釣れないは二の次に釣り座的に好きなんですよね。左舷ミヨシにU達人、左舷トモに常連Oさん、他は右舷トモ2番にいつも一緒のバスで来るKさんくらいかな、知り合いは。マダイ、ハナダイの順で離岸して、定刻が遅い本船が7時回ってから出船となりました。



港前で待機すること定刻7時15分を迎え発進。東電防波堤を大きく面舵方向へ、場所は下浦沖ですね。航程約20分弱で減速、船を風に立てて位置取りが決まると7時半過ぎ第1投のアナウンス。北北東の風で曇り、思ったより寒いっすね。海上平穏で水色は澄み気味。大潮の最終日で前半下げ潮、11時40分頃干潮でその後上げ潮に変わる予報。水深250mくらいとのアナウンスでしたが、着底したら260m超出て徐々に深くなる流し。一流し目は277mまで落ちてアタリ出ず回収。その後、一流し約20分くらいで回り直し。二流し目は250m後半から265mくらい。



三流し目やや浅く220m超から230m台。潮っ気は殆ど無く道具もまっすぐ降りるのですが、やたらオマツリが多く、ちょっと2枚潮掛かっているのかもしれません。一人飛ばしとか二人飛ばしで回収時にマツるんですよ。舷マタギもしょっちゅう。底潮がどうなっちゃてるんだか。そんなこんなの中8時40分、左舷トモのOさんに船中初物が上がりました。その後、潮先のトモのお客さんにしかアタリ出ず、Oさんが2本目、右舷トモのお客さんに30cm超、再びOさんと絶好調。こちら未だ魚のアタリ無し。しっかし外道もナンモ無しのノーピクですからね。



訊くと案の定のことタナがかなり高いようで、Oさん捨て糸5mでやってるそうなので、一か八か、自分潮ケツなので、他のお客さんと同じタナやってても魚抜けて来ないかな?との読みで、捨て糸1.5mの仕掛けに5m追加で捨て糸都合6.5m。すると10時40分、さらに7m上げて待っていた竿が食い上げアタリで穂先が戻っちゃった、こりゃ本命!!すぐフケを巻きとってアワセを入れるとゴゴゴン!乗った〜っ!途中で鋭い叩きが入って本命を確信。五郎ちゃんがタモ取りに来てくださって無事ゲットしたのは35cmのアカムツ、しかも太った良い魚体。オモリの位置が底から12mで上っ針食い上げちゃうんですからね。食いダナ、枝素の位置で底から18m!?信じられない!!



前回、竿新調したって言いましたが、もしかしてまた違う竿使ってませんか?高めのタナで食ってるようなので、5m以上上げちゃってください!と船長。前回もかなり浮いたんですが、その後、ムツの常連さんから状況モニターしたりの中、けっこう浮いてるという話が多かったので、連結用の捨て糸5m作ってきて結果出ました。こんなタナじゃドンコもシロムツも食わないし、アカムツ1本釣れるかボーズかの賭けですよ。11時、再び左舷トモのOさんにヒットしてこれが本日最大の42cmで4本目!?流石!絶好調ですね〜!捨て糸5mで1m上げた辺りで食ったようでした。こちらはあれからアタリナンモナッシングの世界。今日は上ダナで心中だ〜っ!!



達人Uさんも今日は魚のアタリ1回のみでシロムツ1尾。達人がコレだもん、無理っすよ。しばらくして3人オマツリの中、左舷ミヨシ2番さんの針に本命。その後、左舷トモ2番さんにも本命。忘れた頃に何方かがアテるんですけど、11時過ぎてからは潮がなんも無くなって、おかげでオマツリもだいぶ収まりましたが、まるで水深230mの水たまり状態で魚釣れる潮じゃないっしょ。再びヒドイオマツリで連結していた5mの捨て糸も回収できず。オマツリ多過ぎで気分的に下がってしまってダメだね、ここまでヒドイと。仕掛け4組と予備枝素2本、予備幹糸半分使って、おまけに落下中タチウオに食い付かれ幹糸半分とオモリ落として閉口。



午後から上げ潮のはずもぜんぜん潮が来てくれず、ミヨシ潮先の時間は今日はありませんでしたね。帰り際、上げっぽくなってバタバタっと釣れる日もあるんですけど。今日は終盤、左舷で1尾、オーラス14時、お隣りさんに初物上がって胸を撫で下ろし。潮は行かずとも上げの時間に入ってからはオマツリほぼ無し。ただし魚もアタんないというナンモ無しよの状態。14時回ったとこでラスト10分コールが出ると、少し待ってみましたが諦め〜っ!少し早めに回収してお片付けに入りました。14時15分、船長のアナウンスで納竿。トップOさんの4尾で数えただけで船中9本?たぶん10名中ゼロが4名。居なくは無いんだけどこの人数で潮ケツじゃ釣るのは困難。

【本日の釣果】
アカムツ1尾(35cm)のみ。一日やって魚のアタリ1回。かなりキビシイ一日でした。

【船宿釣果情報】
下浦沖220〜250m、水温=18.0℃、水色=薄濁り
アカムツ = 24 〜 42 cm ・ 0 〜 4 尾
船中9尾、他にシロムツ・ドンコ
竿頭 = 横浜市 ・ O氏



アカムツのキモポン。良質なキモが入っていましたので、生でポン酢。キモも脂乗っていながら崩れないという、如何せん1匹、もうちょっと食べたいところでした。チョー珍味!!



アカムツのお造り。3日寝かせて食べ頃、炙って尾頭付きに造ってみました。夫婦二人で半分じゃ足りなそうだし、全部じゃ多そうだし。全部やっちゃって、娘を呼んで3人で食べて十分な量でした。料理人けっこう大胆に厚切りにしましたねぇ。炙っている時から脂ジュクジュク湧き出してきてこりゃスゲェと思いましたが、食べてまたスゲェ!脂スゴイんですけど、嫌味が無く何切れも行けちゃうトコが流石アカムツ。山葵醤油と塩で食べて、後半、山葵醤油に柚子を少し絞ってみたら少しサッパリしてこれまた旨い!



アカムツのあらの塩焼き。お造りの残りの残骸はいつも出汁にしてしまうのですが、焼いたらけっこう食べられるかも?と思って塩焼きにしてもらいました。目はもちろん骨ごとしゃぶりながら全部食べ尽くしました。けっこう身が着いてて、細かいの1尾に近いくらいの食べ応えはありましたよ。今週はコレにて終了。せめて3匹くらい釣れればねぇ・・・。欲を言えば切りがありませんが、たま〜にやる割にボーズ率は低いですよ。型はともかく。

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