K's Fishing Blog

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2020/09/20
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
9月20日(日)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

このところウィリーシャクってると瞬殺されることも多く、ワラサ船ではトップ2桁という日もちょくちょく、海は青物の季節に入ったようです。そういえば先週はお隣のTさんが4キロ超の良型ワラサを上げましたしね。ワラサ用の太ウイリー仕掛け(先針は豆アジ着けることも可能)作って対策してきましたが、準備がいいと釣れないっていうナントカの法則もあって、今日はどうでしょうか?



いつもの時間に2人で到着するとお客は我々とKさん、Tさんコンビの4名だけ。右舷ミヨシに私、並んでTさん、Kさんと右舷3名、左舷は釣友1人で独占という配置になりました。7時前に離岸して、定刻までしばし港前で待機。7時ジャスト速度を上げてまずは東電前を目指します。先週は上物のアジが釣れたんですが、水が澄んじゃってヤバイ雰囲気満々ですね。あれだったら5、6尾でおかずになるんですけどね。



追い風航程7分で減速。何度か旋回して位置取りが決まると7時10分、第1投のアナウンス。北東の風爽やかで曇り、中潮の2日目で午前中下げ潮でお昼過ぎに上げ潮に変わる予報。海上ナギ。水が先週とまったく違っててかなり済み気味。水深24m前後で定石の底から5m前後を中心に探りますが、案の定まったく生体反応無し。先週は1投目から食いましたが、今日は何度入れ替えても回って来ませんね、もしくは居るけど口使わないのか?



後半、豆アジが回って来てポッツンポッツン。こうなったら豆アジ泳がせちゃおうかな?ですが、ワラサも回ってる気配無いので無駄かぁ。トモのKさんにハリス切れが1回あったのか無かったのか程度ですからね。船中マアジはゼロ、ショウサイフグ数尾とマメアジがちょろっと釣れただけで8時15分回収指示。今日はアジダメかよ〜!!あのアジもう1回食べたかったなぁ。結局、1時間ちょいで豆アジ4つ、Kさんに進呈。



8時半、イサキの部が開始。先週は水が濁っていたのでウィリー仕掛け使いましたが、今日は澄んでて、しかも東電前のアジ場よりワンランク色が綺麗。こういう水だったらカラー針の出番。今日使うのはこんな針です。餌は着けずにこのままシャクリます。4本どれでも釣れますが、特に左から2番目のパールピンクの威力はスゴイっすよ。最初はピンクっぽいですが、だんだん剥げて真っ白になっても食いが落ちないのがスゴイ。もちろんスズメダイも大好物ですが。



指示ダナは海面から10〜5m。3投目くらいからアタリ出始めてポッツンポッツンですが食うには食いますね。下げ潮がちゃんと流れています。開始30分でツ抜けしましたが、その後、アタリパッタリ止んでしまってペース急降下。終盤豆アジとスズメダイがウルサくなってきて、こうなるとイサキが口使わなくなるんですよね。スズメダイは避けようがありませんが、タナ的にはイサキと被るものの平均やや低めで食われます。



10時15分、回収指示が出て、次はハナダイの部。結局イサキは20尾ジャストで第1部は終了。仕掛けを2号のウィリー針に換えます。ハナダイも水が澄んでいればカラー針食うんですけどね。案外、食い渋り時に効果発揮したりすることもあるんですよ。ただ、サバとか裏本命を視野に入れるとウィリーの方が無難かもです。ここ3週連続、極上マサバをゲットしてますが、今日も1本獲りたいっすねぇ。



10時25分、ハナダイの部の始まり。ナント、ブッ込み1投目でトモのKさんに本命。水はイサキ場とほぼ同じかやや済み気味。海面から見るといい色ですが、底潮がどうかはやっていれば分るでしょう。開始10分、低めで食ったし引きが違うと思ったら今季初のカイワリ!10時50分、1回チップがあって、入れ替えるとすぐにアタリ。これが30cm弱のハナダイ。とりあえず顔見てミッション達成。カイワリもアタるから底潮は良い証拠ですね。



左舷の釣友はけっこうアテてるんですけど、バラシが多くて正体が掴めません。ハリス切れたりしてるので青物系が混ざってるのは間違いないでしょう。11時15分、アワセてくださいというような模範的なアタリが出てくれて、2枚目は36cmの良型をゲット。その前と後に2回ハナダイ掛けたんですが途中でハズレ。4回掛けて2枚。11時半頃からカイワリの活性よく連荘もあってナント7枚ゲット。



一発サバか?と思って大事にやったんですが正体はイナダ(ワカシか?)で、脂無さそうなので放流。結局、トモのKさんが2枚、Tさんが1枚、釣友は掛けたかもですが、顔見ることできず。12時50分回収指示で、最後にイサキチャレンジ。13時、同じタナで再開すると1投目から入れ食い状態で、3、2、4、2と4投でツ抜け。潮は上げッ端でスイッチONですね。空振り無しの連荘モード。アタリダナは12mからシャクって9〜8m。



13時25分、桶一杯になって魚〆たら25分で30尾と朝の釣果入れて50尾。もう1回入れたらダブルで52尾、13時半、掛けて巻き上げ中、バレたと思ったらテンビンの腕が折れてしまって、ビシは助かりましたが腕から先をロスト。新しい仕掛けで定刻までやったら80超えそうな勢いなので、残り30分ありますが釣れ過ぎ警報発令で自主早上がりさせて頂きました。船宿さんに12尾引き受けてもらって、自分は40尾の持ち帰り。今週はついにサバが途絶えましたが、カイワリ7枚もあって釣果大満足!!



【本日の釣果】
ハナダイ2枚(36cm(830g)、29cm)、カイワリ7枚(26〜20cm)、イサキ52尾(26〜19cm、船宿さんに12尾ほど引き受けてもらって40尾の持ち帰り)、以上。その他、ワカシ1尾、豆アジ多数、スズメイダイほ放流。

【船宿釣果情報】
東電前25m・下浦沖15〜35m、水温=25℃、水色=澄み気味
イサキ = 18 〜 27 cm ・ 30 〜 60 尾
イサキは2番手52尾、ハナダイ=26〜34cm・0〜2枚(船中5枚)、カイワリ=22〜28cm・0〜7枚、他にイナダ・マアジ

竿頭 = 横浜市 ・ 小峰俊之氏(イサキ・52尾、ハナダイ・良型2枚、カイワリ・7枚)

昨日と同じ様な水で東電前から開始しましたが、かなりこの水がお気に召さない様で魚の反応は昨日よりもバッチリで、小一時間ほど待って見ましたが、全く口を使いませんでした。下浦沖に移動して丸コロちゃんチャレンジ。一投目からアタってくれましたが、やはり喰いはイマイチ・・・昨日よりは良かったかなっと云う感じで、40〜50分経過したアタリでやっとツ抜けしたかなっと云う状況で、10時を過ぎてもアタリはポっツリポっツリで、お帰り前の状況好転に期待してハナちゃんに移動。シャクリ再開して5分後にまずはハナちゃんが顔を出してくれましたが、その後はアタリは出るものの、ハリス切れ・スッポ抜けで魚が上がって来ません。多分ですが、この時アタった中に待望のマサバもまじっていたんだと思います。今日は、カイワリが良く掛かってくれたんですが、それだったらハナちゃんももうチョっとアタってくれても良かったんじゃないでしょうか?13時前に丸コロちゃんに戻ったら、殆ど空無しの入れ喰い状態で、14時になる前に片付け始めたので、チョっと早かったんですが仕舞って来ました。



ハナダイの湯引き刺身。当日です。小さい方を湯引きで賞味。いよいよお腹に白子が入ってきて本格シーズンまでもう少しですね。脂ノリノリで相変わらず旨いっすね〜。



イサキのヅケ丼。翌朝です。今週はアジが釣れませんでしたので夫婦そろって朝ご飯はイサキのヅケ丼。翌朝のヅケ丼は我が家の定番中の定番!味噌汁もイサキのあら出汁、脂スゴイっす!



カイワリの塩焼き。翌昼です。枚数釣れたので22cm級の1枚焼いてみました。いつも通り期待を裏切ることなく脂ノリノリでバカ旨!!ちなみにご飯は栗おこわ、汁はイサキ出汁のとき玉汁。刺し身は数日寝かせて脂ギロギロ出てきてから賞味します。



イサキのカルパッチョ。和風が続いたので夜は洋風。単なる間違いで粗挽き黒コショウ振った後にピンクペッパーも撒いてしまって、コレが案外香りが良くて、誤りが元で新たな発見てヤツですね。イサキはもちろん脂あって、味付けが塩、コショウ、オリーブオイル、ライムの絞り汁と爽やかなので、バクバクいけます。



イサキ出汁のリゾット。火曜の朝です。イサキのあらで出汁を採って、ご飯に味付けは塩、粉チーズのみとシンプルですが濃厚で優しい味わい。朝にはピッタリです。



イサキの骨無し干物(干し中)。小さめから15尾30枚干しました。立て塩は水に対して日本酒1割(9:1)+塩7%(500mlだったら35g)の割合は変えずにモノによって漬け時間で調整。今回は50分ちょい。時間が来たら1回真水で良く洗って、水気を拭き取ってから網に並べて、エアコン(ドライ)と扇風機で部屋干し。日によって変わりますがだいだい4、5時間で完成。



イサキの骨無し干物(干し上がり)。朝8時半頃から干し始めたんですが、今日は窓開けて涼しい風が入ってたので、エアコン無しの扇風機のみで、最後ひっくり返して1時間でちょうどお昼、3時間半で完成しちゃいました。早かったです。ベト付きが取れてスベスベ、カラカラになったら出来上がり。



イサキの骨無し干物(回収)。ジップロックになるべく空気抜いて仕舞って冷蔵庫で3日ほど寝かして熟成させると最高の食べ頃。冷蔵で1、2週間は持ちますが、酸化して脂焼けしてくると味が落ちちゃいますので、食べ切れそうにない分は早めに冷凍するのもよいです。冷凍する際は1枚づつラップに包んでからジップロックに収納するのがオススメ。イサキが釣れない冬場に解凍して食べるのも乙なモンですよ。



イサキの握り寿司。お昼は豪華に握り寿司といきました。20cm超のイサキ半身で2貫、けっこうボリュームあります。味噌汁はイサキのあら出汁。お味は言うまでも無いっす。ご馳走様でした。



イサキの骨無し干物。出来立てですが、お味見に2枚だけ焼いてみました。塩分は50分でバッチリ。表面が脂浮いてスゴイ状態になっております。



カイワリの刺身。小振りの2枚刺身で賞味。歯応えあるのに脂スゴイっていう、毎回食べると唸りますね。流通しないので一般的知名度は低いですが超高級魚ですよ。2枚塩焼きにして今回2枚使ったので、まだ大きい方から3枚残ってます。



ハナダイの味噌漬け。水曜の朝です。ハナダイが1枚デカかったので半身を味噌漬けにしてみました。ご飯、味噌汁、納豆でハナダイの味噌漬け定食といったところ。味噌汁はハナダイのあらとカイワリのあらで合わせ出汁。味噌の漬かり具合がご飯にピッタリ。



カイワリの昆布〆のおぼろ昆布和え。カイワリがあと3枚あったそうで、2枚使って昆布〆にし、さらにおぼろ昆布で和えるというアイディア。このままでもいけますし、ちょっと山葵醤油があってもいいかなという塩梅。対等に盛り付けられているキュウリとミョウガの浅漬けが何気によく合いますね。



ハナダイのソテー。塩、コショウ、ガーリックパウダーで味付けしたハナダイのソテーにフレッシュトマトのソースがたっぷり。ソースの方の味付けにクレイジーソルトを使っているそうです。



イサキのちらし寿司。木曜の昼です。イサキを塩と酢で〆イサキにして、味付けシイタケやレンコンの混ざった酢飯に並べて、トッピングは金糸玉子、刻み海苔、オクラの千切りに新生姜。イサキも釣って4日目ですが、塩と酢のおかげで臭みがまったく無いどころか大変美味しかったです。



カイワリの刺身。2回目になりますが、これが最後の1番大きかったヤツ1枚。もともと歩留まりのいい魚ですし身厚で重量があったので、やっぱ採れますね。このサイズだと4日寝かせて最高の食べ頃。ハナダイ釣りの外道でウレシイ魚の上位クラス。



イサキの炊き込みご飯。金曜の朝です。最近いきなりおにぎりで食べることが多いのですが、今回はタイミングよく、朝に炊き立てにありつけました。イサキのあら出汁ベースに味付けは塩と薄口醤油かな?ほのかに生姜の香りがあって味が締まりますね。味噌汁もイサキのあら出汁。



イサキの燻製(燻し前)。カセットコンロに中華鍋、鍋にホイル1枚敷いて、スモークチップ(種類は何でもOK)を一握り、網の上に骨無し干物を重ならないように並べます。鍋は安物の中華鍋を買ってきて、毎回空焚きして傷むので燻製専用に使っています。わざわざカセットコンロを使うのは、最近のガスコンロは空焚き防止機能が働いて、加熱中に火が止まってしまい燻製作りが不可能だから。あぁそう、干物は冷蔵庫から出して冷たいままではなく、もう1回追い干しするか、容器に並べて放置するかして常温に馴染ませてからやるのがキモ。



イサキの燻製(燻し中)。蓋をして強火でしばらく加熱すると煙が中に充満してきます。蓋にガラス窓があるんですが、中の様子がよく見えないくらい真っ白になります。頻繁に開けてしまうとせっかくの煙が逃げてしまいますのでここでしばらく我慢。1回蓋を開けて実際の色を見極めて、仕上げは火を止めて予熱の煙で2分くらい。



イサキの燻製(燻し終わり)。10分くらいかかるかな?このくらいしっかり色が着くまで燻して、中まで火が通っている状態になれば完成。かなり縮むでしょ?あまり燻し過ぎると苦みが出ますし、燻しが浅いと中が半生だったり、味も中途半端だったりするので、このくらいしっかり目がいいです。塩分は干物の時点で着いているのでそれで充分。



イサキの燻製(引き上げ)。3回やってこんな量になりました。1回終わるごとに燃え切ったチップのカスは外に捨てて新しいチップを撒いてから再開します。鍋が温まっている分2回目以降の方が出来上がり時間は早めになります。船長の晩酌のお供が完成!ウチも食べますけどね。



イサキご飯の焼きおにぎり。土曜の朝です。先日のイサキの炊き込みご飯で焼きおにぎり。海苔巻いて食べると最高ですね。

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