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2018/12/22
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
12月22日(土)、定宿、久里浜港の五郎丸から、ウィリー五目に出撃してきました。

早いもので今年も残り1週間ちょい、来週いっぱいで仕事納め。と言ってもすぐに2019年が始まるわけですが。今年は何回釣りやったかなぁ。後で数えてみますかねぇ。今年は秋からずっと好調で、釣果は多少凸凹ありましたが、食材的にはかなり満足できる年だったように思います。ハナダイもそこそこ釣れたし、晩秋からイシダイがけっこう釣れたのが大きかったかな?その分、イナダがダメでしたが、先週ようやくワラサゲットしましたし、マダイも釣れたし・・・。



いつもの時間に到着するとまだ薄暗い港。今日は冬至でしたねぇ。日中雨予報なんで港全体にお客さん少な目でしょうか?お隣マダイ船は常連Tさんはじめ乗客8名様かな。さすがに年末はマダイの人気が上がりますね。本船は右舷3名でミヨシに私、胴の間とトモに1名づつ。左舷2名でミヨシに釣友、トモに常連Kさんと5名の乗客。準備も整い7時少し前に離岸し、港前で定刻7時を迎えいざ出船。



いつものコースで東電防波堤を面舵に回り、航程僅か7分でスローダウン。ここ久里浜、近距離に好漁場が点在するのは東京湾内屈指でしょう。何度か旋回して場所が決まると7時15分、開始のアナウンス。水深24、5mで指示ダナは3〜8m。ほぼ無風から南西の微風で曇り。大潮の3日目で朝から下げ潮、ちょうど中間の10時半頃干潮、後半、上げ潮に変わる予報。水色は暗くてよく判りませんが変な色は着いてないように見えます。



内房側から幻想的な日の出。第1投、左舷の釣友がデカアジ掛けて水面で落としたんで、私はしつこく5往復させるとズドン!!竿先を引っ手繰るようなデカアジのアタリ。迷わず抜き上げたのは37cmの良型アジ。デカアジの群れは一瞬で抜けてしまい早々にアタリ無しの修行シャクリ。開始20分、シャクリに唐突にドスン!と掛かったのは37cmのメジナ。これは旨そう!鉄板蛍光グリーン。釣友にはウマヅラがヒットしてこれもこの時期の裏本命。風が西から北西に回って、船もスパンカ降ろしたまま風と潮流のバランスでグルグル、操船やり難そう。



全体にアタリ遠いので8時10分、アシカ島下の33、4mに移動。ここは1投目でウミタナゴの一荷で仕掛けヨレヨレパーマで閉口。下げ潮ぶっ飛びでダメだこりゃ。早々に8時半、再び朝イチ周辺の24、5mに戻るも相変わらずアタリ遠く、アジの群れが入って来ませんねぇ。メジナが船中3枚出たくらいなんで、底潮キレイ過ぎるのかな?風が北から北東に回って180度変わっちゃいました。



単発で30cm超のアジが食っただけでアタリの数少なく、9時40分、そろそろ下げ潮も大人しくなってるだろうとの見込みで再び沖の33mに移動。すると早々に20cm前後の中〜小振りのアジの活性良く、ここぞと数稼ぎ。タナは5、6m。ダブル、トリプルで掛けても水面でけっこう落ちちゃってもったいない。20cm台前半の食べ頃アジ。後半、シマシマも交じり始めたんでタナ上げ目、するとちょっといいアタリ出て、正体判ったんでアワセから巻きまで慎重にやって取り込んだのは31.5cmのイシダイ。



だいぶ釣りらしくなって、おかずもそこそこ確保したとこ、11時半、再び東電前の24mに移動。低気圧の接近で北東風が強くなってきて雨も本降り。シャクリでお手本のようなアタリ出すのは全部ウミタナゴ。冬の風物詩、これが湧いてくると海は冬ですねぇ。だいぶ水温下がったかな。12時ジャスト、大物がヒットするも2.5号じゃ太刀打ちできず30mくらい出されるだけ出されて魚こっち向かせるまで行かずバツン!ワラサ超えてブリでしょうね、暴力弾丸超特急、半端ねぇ。グレ針6号の蛍光グリーン。



青物がウロウロしてるみたいなんで、特製グレ針8号ハリス4号ウィリーに交換。12時20分、今年6回アタってまだ獲れてない待望のヒラメのアタリ。これは頂き!!ガッツリ乗せて暴れさせずにゆっくり浮かせて海面に焦げ茶色の魚影がボワッ!釣友のタモに収まったのは64cmのヒラメ。7度目の正直で上がったど〜っ!長さの割りに体形細目ですが肉厚はけっこうありそう。この場所はもっとデカイのいくらでも居ますが、食べるにはこれくらいまでがいい。



同じく4号ウィリーでやってた釣友にブリがヒット。ナント80m出されてバイナラ、コレ獲れないよ。推定7、8Kg級かなぁ?この浅いトコでこの魚、ハリス8号くらいないと止められない。仮に獲ってもクーラーに納まんない!その後、私はタナゴだけ、釣友はカワハギ、メバルなど高級魚を追加。風雨が本格化してこの時間、海も悪くなってきちゃった。13時55分、ラスト10分コール。左舷トモで終わり間際ヒラメが出たそうですが、こちらはもうお片付けに入って、14時5分に納竿。



【本日の釣果】】
ヒラメ1枚(64cm、2.58Kg)、イシダイ4枚(31.5cm、650g、その他シマシマ君3枚)、メジナ1枚(37cm、840g)、マアジ29尾(16〜37cm)以上。

【船宿釣果情報】
久里浜沖25〜35m、水温=16.0℃、水色=澄み気味
20 〜 64 cm ・ 10 〜 35 尾
2番手32尾、イシダイ・ヒラメ(64cm)・カワハギ・マアジ・メジナ・ウマヅラ・マトウダイ・メバル・シマシマちゃん・・・別物でヒラメが2枚
竿 頭 = 横浜市港北区 ・ 小峰俊之氏

喰い渋っ・・・(T_T)、朝一で良型のマアジがチョコチョコっとアタって、アタリは遠のいて場所を移動。 35mポイントでは、小〜中サイズのアジがポツポツ・・・、そこにまじって、イシダイとシマシマちゃん・・・あとはマトウダイが釣れました。
再度、東電前25mに戻ってから暫くシャクって、一発デッカいアタリが・・・途中でプッツ〜ンでしたが、太いハリスに替えてシャクっていると再びデッカいアタリ・・・今度は64cmのヒラメをゲット。 その後は、たま〜にタナゴがポッツン・・・アジがポッツ〜ン・・・カワハギ・ウマヅラ・メバル等がポッツ〜ン・・・(;_;)
あまりのアタリの無さに置き竿でイタズラをしていた方が、帰り間際にヒラメちゃんをゲットしましたが・・・ふゥ〜・・・アジは小・中・大と釣れましたが、どれも美味しいアジですよ〜 f^_^;



メジナの刺身。当日だからまだ早いんじゃね?って言ったんですが、料理人がどうしてもということで、半身のお腹側だけお味見。うわ、当日でこの脂、もちろん歯応えコリコリ。2日くらい置いたらスゲェ脂出そう。キモ刺しはメジナとイシダイの交ざりです。このキモがまたコリコリしてて噛めば甘みが出てウンマイ!!



アジ刺し。今回は小振りのが釣れたので当日からお刺身。脂っ気あんま無いですが、味は一流品。やっぱ小振りの方がアジの味がありますよ。最近、大型が多くて、それはそれで旨いんですが、20cm台前半のアジが風味的にはコレゾ、The・アジです。



アジのヅケ丼。日曜の朝です。アジが釣れたら翌朝は自動的にコレ。我が家というか自分の定番中の定番。ワシワシ爆食い。かみさんに食うの速過ぎと怒られましたが、こんなもんチビチビ食べてたら旨くねぇんだよ!汁は前ページの最後に出てる「ワラサ出汁のピリ辛味噌汁」の残り。何度も煮詰めてるうちにドロドロとスゴイことになってきました。あ〜朝から満足満足。



メジナのカルパッチョ。左右の背中側の身を薄切りにしてカルパッチョ。サイコーっすねぇ、夏場のイサキ場で交ざるメジナも脂乗ってて旨いですが、冬場の寒メジナも脂乗ってて身の締まりも良好。お腹側の身は楽しみに少し残してあります。



アジの唐揚げ。料理人が漬け込み料理用にアジを沢山唐揚げにしてたんですが、ちょっと多過ぎるというので余りを拝借。岩塩振って口に運べばコレがもーサイコー。その他の分は漬け込んでおかずを日にち稼ぎするそうです。



写真のお皿真ん中が釣友特製の完熟オリーブ、左の小瓶が釣友特製の熟成アンチョビ。ナント原料は夏場に剣崎沖でウジャウジャ湧いたあのシコイワシですよ。もったいないので少しだけ味見させて頂きましたが、これがまた自然な味わいで塩辛いながら、ちゃんとイワシの味が生きてます。有難いですね〜、今年もいろいろお世話になりました。



アンチョビとクレソンとチーズのスパゲティ。月曜の朝です。自分はカレンダー通りの三連休。昨日、外出しましたので、本日は北風も強いし、完全インドアで仕掛け作ったり釣道具メンテしたりの一日。朝ごはんは、まぁ番外編になりますが、釣友特製の熟成アンチョビを使わせて頂いてスパゲティ。混ざりモノ無しの超天然なイイ味でてますよ。ご馳走様です。



アジのなめろう茶漬け。月曜の昼です。午前中で仕掛け作りは終了。こんなの一日やっていられません、腰が痛てぇのなんの。昼は料理人にお願いしておいたアジのなめろう茶漬け。デカアジをなめろうにして、なめろうでは食べずにいきなり茶漬けにしちゃいました。これマジ旨いっすよ。さ〜て、昼飯食ったら包丁全部砥ぐぞ〜!



ヒラメの刺身。2日寝かせてそろそろ着手。まずは表側のお腹側。やっぱ旨いね〜ヒラメ、ほんのり脂乗ってて味もある。普通に考えたらこれでも十二分に美味しいはずなんですが、そのサイズが故かな、1〜1.5Kgクラスの肌理細やかな身質と味の濃さを脳が憶えてるんで、どうしてもワンランク下がります。血抜き〆は完ペキ。



ヒラメの皮ポン。ヒラメの皮を湯掻いて小ネギと赤柚子コショウにポン酢少々。ヒラメは皮が旨い!皮岸の脂と旨味が口一杯に広がります。



ヒラメの兜煮。頭は真子と一緒に煮付けで賞味。大きさがまぁまぁあるので、頭だけでも身がゴッソリ。薄味に仕上げてますが、ヒラメ本来の上品な味が損なわれず、大変美味しく戴きました。



アジ出汁の蕎麦。火曜の朝です。コレももはや定番ですが、アジが釣れれば出汁も採れる、他の魚の出汁もあるんで、アジ出汁は蕎麦で使いましょう。青物出汁の蕎麦はアジから始まって、カイワリ、ワラサなどで試しましたが、アジが一番旨いような気がします。麺つゆのカツオ出汁に負けず勝ち過ぎず、融合して旨味の相乗効果という意味でアジが今んとこNO.1かな。



ヒラメの皮の塩焼き。ヒラメの皮もほとんどイシダイの皮と同じ扱いで、大変美味です。先日、湯引きにしたんで今日は塩焼き。最初、パリパリした食感で香ばしい、噛んでると皮岸の脂と旨味が口に広がります。



ヒラメの縁側。これ全部縁側。まず刺し身として食べて、後でしゃぶしゃぶするんで、これもしゃぶってみるつもりです。縁側はコリコリ噛み応えのある食感で、ヒラメ特有の脂と旨味が濃縮されてます。



メジナの刺身。メジナは3回目の登場ですが、これで最後。結局、全部生で行っちゃいました。これも一緒にしゃぶってもいいかも。3日寝かせて脂がかなり出てきましたが、歯応えがくたばらないトコがイシダイに通じるものがあります。



ヒラメのしゃぶしゃぶ。背身の薄切りと縁側、両方主役。セットは毎回ほぼ同じなんで説明割愛します。出汁はもちろんヒラメのあら出汁。



ゆっくり一往復で半生。ヒラメはワラサと違って、口に入れた瞬間に溶けずに、まだ歯応えが残っている。う〜ん、これはこれでまたヒラメの実力、生もいいけどしゃぶしゃぶも旨いっすねぇ。



ヒラメの握り寿司。水曜の朝です。切れっ端とか半端に残った部分を一晩昆布〆にして翌朝握り寿司。シャリはもちろん酢飯。少し昆布〆にしたことで、舌触りがしっとりなめらかになって、これは旨いぞ!!ヒラメはまだ残ってますが、さ〜てそろそろ、イシダイに着手しますかねぇ。シマシマちゃん3枚で鍋でもするか。しゃぶしゃぶの翌日鍋ってのもアレか!?



ヒラメのムニエル。塩・コショウで下味をつけたヒラメの身に小麦粉を叩いて、オリーブオイルに刻みニンニク少々を加え、こんがり焼き目が着くまでフライパンで焼き上げ、最後にバターで風味付け。魚を取り出したら、フライパンの炒め汁にバルサミコ酢と赤ワインを加えて少々煮詰めてソース作り。お皿に盛ってソースを回しかけたら完成。たぶんそんな感じだと思います。お味の方はもう説明不要でしょう。



イシダイの刺身。木曜の夜です。5日寝かせてイシダイの登場。これで一番大きかったヤツの半身。脂スゲェ!硬い!旨い!イシダイは生で1週間は余裕なので あと半身は明日のお楽しみ。



イシダイの皮ポン。ヒラメでもやりましたが、イシダイも皮が美味しいのよ。だいたい湯掻くか焼くかの2パターンになってしまうんですが、他にいい食べ方あるかな?揚げてもいいけど量が少ないからメンドくさいもんね。



イシダイ鍋。イシダイの刺身食べながら鍋も堪能。あぁなんと贅沢。シマシマちゃん3枚で切り身は12切れ。案外バカになんないんですよ。出汁はもちろんシマシマちゃんのあら出汁オンリー。



表面脂の層ができちゃって、トロットロな食感。イシダイの身は脂スゴイんで口に入れた瞬間ホロホロっと溶けます。うまか〜っ!



イシダイ鍋のうどん。金曜の朝です。イシダイ鍋の〆は翌朝うどんで!ここんとこ雑炊率が高かったので、久々のうどん。ナント身が2切れ残っててラッキー。寒波の襲来で今季一番の冷え込みを迎えた朝、身体が温まったところでゴミ捨てに行ってきます。



アジのエスカベージュ。後回しにしたい分のアジを早めに唐揚げにしておいて、イタリアンドレッシングに漬けて冷蔵庫で寝かしておきます。これで臭みはまったく出ないまま1週間以上は日持ちします。味は洋風の南蛮漬けってとこでしょうか。

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