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2018/01/13
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
1月13日(土)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

今週も釣友と二人で定宿に出撃です。先週の三連休後、火・水・木曜日と風がビュービューよく吹くこと、海も大シケ続きで、ようやく前日金曜日辺りから気圧配置が緩んできたんですが第二金曜日で定休日。直近の様子が全然判りませんが、とりあえず行かないと話が始まらないし、これからの季節、荒天で出撃できない日も増えるんで行ける日には行ってきましょう!木曜の時点で二人で予約確定。いつもの時間に到着するとお客様もう1名で我々がミヨシに入れて頂き、もう1名のお客様は左舷トモに。マダイ船はナント常連Tさん1名?この寒さのせいか港全体が寂しい雰囲気。それもそうと今朝は今シーズン最低の冷え込みで朝は氷点下2度、日中も7度程度までしか上がらない予報。



船に乗り込むとデッキがシャーベット状態、床に立つとそのまま両足で低い方に向かって滑ってく、怖い怖い。だって海水張ったバケツの表面が凍ってますもん。どんだけ〜ですよね。安全確保でバケツで水汲んで自分の足元回りだけは溶かしました。準備も整い7時5分前に離岸、そのまま成り行きで港前で定刻7時を迎え、エンジンの回転数が上がります。東電の防波堤を回って少し走ると航程7分、いつもの場所でスローダウン。風があるのでスパンカ上げてアジの反応を探索、何度か旋回すること7時15分、いいよ〜!第1投は水深33mの定番ポイント。



今朝は内房側が雲に覆われてキレイな朝焼けが見られませんでした。北の風やや強く晴れ、海上は凪ですが、今季一番の寒さ、手がかじかんで鼻水が自然に流れます。若潮後の中潮初日で、干潮が朝8時過ぎ、満潮が14時頃の予報。けっこう大シケ続いたお陰で水の色が良く無いっす。海面だけ澄んでますが塵っぽいゴミが浮遊、下の方はかなり濁ってて底荒れ残り?これは苦戦しそうな潮です。2投目で早くも生体反応出てとりあえず初アジをゲット。23cm級の極上品。釣友にもアタリ出て、これがナント、24、5cm級の良型メバル。もうそんな季節ですねぇ。当海域は2月と3月の2か月間はメバル専門に狙うことができるんですが、近年めっきり数が出なくなりました。上がれば良型が多いんですが。



激渋アジ釣りの中、8時40分、じゃ〜ん!!やりました!今季初ヒラメ。やっぱここんとこ魚運いいのかな。モタ〜っとしたアタリを察知して押したり引いたり完全に入るまで我慢我慢。しばらく経ってようやく確信の重みが胴に乗ってウリャ〜!の割りにあんまデカくなかった。海面スライドさせて釣友にタモ取りして頂いたのは後の計測で54cm、1.5Kgの食べ頃サイズ。この季節コレがあるから、アジ釣りと言ってもお年玉付きアジ釣り!?場所的には灘寄りの24m立ちの方がヒラメはデカイの出るんですが、食べるにはこのサイズが最高なんです。鯛もヒラメも大型上がるとウレシイけど食べて最高なのは2Kg級までかな!?



9時10分、上で言った24m立ちに移動。ここもアジが食わん!!今日は場所換えてすぐパラパラっとアジが型だけ出すんですが、アタリ続かないのよ。なんですぐ抜けちゃんうんでしょ?そんな辛抱の最中、9時50分、左舷のお二人さんが同時にワラサヒット!!オマツリするとあれなんで自分道具上げちゃって玉網係り。先にトモのお客さんのワラサ救って、コレがまずまず4Kgアップかな?続いて釣友のワラサ、こちらは一回り小振りでしたが4Kgに迫るサイズ。自分2週連続良型ワラサ釣ったんで今日は皆さんのお手伝い。お陰様で後ほど自分にはちょっとスリムなイナダ君がヒットしてくれて苦笑。



その後、1時間前後の間隔で場所換え。朝イチの33m、少し下手の47m、再び33mへ。47m立ちで先週キロ近いイシダイ出たんで真剣にシャクリますが今日はソレっぽいアタリはあったものの針掛かりせず。ちょっと重みのあるガガッというアタリ。釣友はピンポイントに道具が入って25cm級と18cm級のシマシマ一荷でゲット。しかし今日は何処行ってもアジがご挨拶程度食ってすぐ抜けちゃう。濁り潮自体はアジには悪くないんですが、潮っ気がまったくないのと、シケ続きで底荒れ&底潮冷えたかな。アタリ出だしたらパパッと仕事決めて辛うじて32尾確保、終盤は生体反応ナンも無く、13時55分、船長からあと10分コールが出たところ、早めにお片付けに入りました。



【本日の釣果】
ヒラメ1枚(54cm、1.5Kg)、イナダ1本(47cm)、アジ32尾(19〜25cm)、以上。イナダは体形スマートだったんで脂無いとみて塩イナダにして冷蔵庫へ。

【船宿釣果情報】
久里浜沖25〜45m、水温=13.0℃、水色=濁 り
21 〜 65 cm ・ 21 〜 34 尾
アジ主体、イシダイ・ヒラメ・ワラサ・イナダ・カワハギ・メバル等・・・魚種多彩
竿頭 = 台東区 ・ I氏 & 横浜市 ・ 小峰俊之氏
時化後でかなり底荒れしている様で、お魚さんの喰いもかなり渋く、数は伸ばせませんでしたが、嬉しいゲストも顔を出して、上記の他にクロムツ・ウマヅラ・カサゴ等も顔を出して魚種は多彩に釣れてくれました。



アジ刺し。当日ですが硬いんですけど程よく脂あってうんまい!明日がピークでしょうね。楽しみです。



アジのプチなめろう。当日尻尾の方が硬いんで刺身にした分の尻尾の部分集めて叩いてなめろう。居酒屋とかで「アジの叩き」って定番ですが、コレがホントの必要性があって叩いてるっていう叩き。



鰭酒のヒレ。ヒラメの尾びれです。最近、自分はやらないんですが、お客様からリクエストがあったので今回は干してます。ヒラメのヒレは鰭酒用にバッチリ。ちなみに以前やって旨かったのはカワハギ、ウマヅラ、オニカサゴ、カチカチに堅干ししたピンギスetc。コレデカイから3等分に切って各3杯づつはイケるのでほぼほぼ一升分ありますね。しっかり乾燥させておけば日持ちします。鰭酒やる時は干したヒレをコンロで少し焦げ目が着くくらい炙って、グラスに入れて日本酒約1合注いで熱燗になるまでレンジでチン。酒は辛口の安酒で十分。1杯目が冷めかけるくらいからトロみが出てきて2杯目は色も出て絶好調、1枚で3杯は軽く飲めます。旨過ぎて飲み過ぎちゃうんだよなぁ。なので自分は自粛なんですが・・・。一時、日本酒に飽き足らず熱燗の鰭焼酎にハマった時はヤバかったっけなぁ。



アジのヅケ丼。翌日の朝は前ページに載せましたが「イシダイうどん」、で昼飯がアジのヅケ丼。ちょうど長男が探し物で帰って来てたので2人でヅケ丼爆食い。鼻が利く長男、ヒラメを食べたがってましたが、まだ解禁前!最短でも今晩だからね。かみさんはイシダイ出汁の雑炊を食べておりました。ちなみにヅケ丼の横の味噌汁はアジ出汁です。



ヒラメの兜煮。ヒラメは頭割らないでそのまま使っちゃいます。ヒラメもけっこうゼラチン、コラーゲン質多くプルンプルン、ほじると身もけっこうあって旨いっす。一緒にキモと玉子も煮てみました。煮物はやっぱ魚が新しいウチが美味しいですね。



ヒラメの刺身。翌日なんで、まだちょい早いかな?と思いつつ表側の背中側のカマ下。刺し身が冷たいと味がしません。だいぶ置いといて常温に馴染んだ頃、本来の旨味とコクが出てきましたよ。やっぱ味が濃い、地物のヒラメの味はコレですよ。



イナダの刺身。予想通り脂乗ってないんで塩イナダにして大正解。ギュッと身が締まって臭みも無し。歯応えあってうんまい。ここんとこワラサ続きでしたが、コレはコレで別モノ。アジも刺身にしましたが旨かった!!写真は続くんで割愛します。



イナダのヅケ丼。月曜の朝です。今朝は家族全員コレ。塩イナダをヅケてるんで間違い無し。朝から食欲爆裂、ワシワシ一瞬で完食。味噌汁はアジとイナダの混合出汁だそうです。



アジのカルパッチョ。刺し身2日続いたんで、今晩は洋風にカルパッチョ。緑の香草はリルですね。岩塩とライムでシンプル味付け。



ヒマラヤピンク岩塩。今こんなのあるんですね。ヒマラヤピンク岩塩の粗粒が入ってて、蓋開けるとミルになっててその都度挽くことができるんです。たぶん中身は色んな種類があるんでしょう。



五目煮。魚入ってねぇじゃん!!て言ったら、出汁がヒラメなんですって。ちなみに具は厚揚げ、ナス、コンニャク、インゲンだから五目じゃなくて四目ね。そう言われれば何となくヒラメっぽい味がしますけど、気のせい!?



ヒラメの刺身。火曜日の夜ですが、まだぜんぜん大丈夫。表側のお腹側ですが、脂乗っててサイコーですわ。とにかく魚の味が濃いんです。



ヒラメの皮ポン。表側の皮を湯がいてポン酢、小ネギ、赤柚子コショウ(紅葉おろしでもよい)。良く和えてから戴きます。皮岸の旨味と脂があってうんまい!



アジのパン粉焼き。三枚に下ろしたアジをクレイジーソルトで下味付けて、パン粉、セージ、粉チーズまぶしてカラッとオリーブオイルでソテー。本能に任せたら爆食いしちゃいそうです、チーズがヤバイ。



アジの梅紫蘇ご飯。水曜の朝です。温かいご飯に焼いたアジと梅肉(南高梅)、白ゴマを混ぜ込んで、刻み海苔、大葉をトッピング。梅紫蘇のあっさり爽やかな風味の中にアジの旨味がコクになって旨いっす。お代わり!っと言いたいとこでしたが・・・。



湯豆腐。何てこと無いんですが、出汁がヒラメのあら出汁ってだけ。塩ポン酢でお美味しく戴きました。



ヒラメの昆布〆。裏側(白い方)は2枚とも昆布〆に。朝から〆たんで当日の夜、尻尾の方だけ少し味見。う〜うまい!!あと1、2日で本物の昆布〆になりそうですが、今の時点で十分旨い。



ヒラメの昆布〆。上側半分と下側の尻尾のとこ、昨夜味見で取った分減ってます。



ちょっと気が早いけど我慢できずに全部食べちゃおう!娘の分別途取り分けて、これで夫婦二人前。締まりが浅い分、かえって昆布の味が前面に出過ぎず魚本来の味とのバランスがちょうどいいと思います。魚の味が濃いから多少〆過ぎても負けないかもしれません。



ヒラメ出汁のうどん。金曜の朝です。ヒラメのあら出汁でうどん。お味はお墨付き、寒い朝、身体が温まります。これにて今回の食材完食!!さぁまた釣って来ないと!

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